■大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、原田泰造、優香、長塚京三、檀ふみ、内藤剛志、北大路欣也、
高良健吾、東出昌大、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤 ほか
●第27回「妻のたたかい」あらすじ(ネタバレあり
「禁門の変」
蛤御門に着いた来島又兵衛は、会津藩と戦となり、西郷どんが出てきて撃たれる(銃と刀じゃねぇ・・・
境町御門に着いた久坂らも、とうとう刀を抜く。
久坂は撃たれた状態で鷹司邸に着き、朝廷への嘆願書を取り次いでくれと頼むが、
「ならん! なにゆえ御所を戦場にしたのじゃ!」と一蹴される。
久坂は腹を決め、入江らに元徳が京に入らぬよう止めてくれと頼む。
「殿にお詫びを。オレは腹を切る。(一緒にと言う入江に)お前は高杉を支えてくれ」
大砲をバンバン撃ち込まれているのに、髪を切ったりして、当時の戦はスローペース。。。
入江「高杉と志を果たします。猛々しく! ごめん!」
ところが門のところで、入江は品川を守って銃で撃たれ、弟に託す。
久坂「オレは自分の命を十分に使えたんじゃろうか?」
寺島「無念」
久坂「無念じゃない。あとは皆が志をつないでくれる。お文、お前も生きろ」
久坂と寺島は切り合って自害。久坂享年25歳。
その知らせは、杉家、高杉にも伝わる。
高杉「ここのところ、毎晩、あの朴念仁が夢に出て困っとるんじゃ。噂は間違いじゃと言うてくれ。
そげなつまらん戦であいつらが死ぬもんか! 前原、ウソじゃと言わんか!」
考えた末、高杉「久坂、オレは狂うぞ」
夫の髪をもらう文。入江の妹すみも聞く。
山口では、長州が朝敵となったことに愕然とする。
藩主の毛利敬親と子の毛利定広は国許へ謹慎を命じられる。
久坂家は断絶。久米次郎の養子縁組も解除。
家に戻るという文に父は「お前はこの家におれ」と止める。
久坂家に藩士が来て荒していき、呆然とする文に孟子を論じる久米次郎/涙
「聞いてもらいます。お父上が帰ってきたら」
文は椋梨の妻に「ご重役にお取次を! 夫と約束しました、3人で暮らすと」
椋梨「久坂の妻か、憐れじゃのう。夫も兄も志を声高にゆったところで何を成した?」
文「あなた様、あの人をこげな目に遭わせたのは?」
椋梨「おなごの分際で何ができる。出来ることはただ1つ、己の無力を泣け」
雨の中、悔しくて号泣する文。
(女は生まれた時からずっと差別を受け続けてきたんだ。自覚、無自覚に。
その後、台場づくりの時の縁を頼って、奥御殿総取締役・園山のもとに行く文。
伊之助は文に謝るが、家に戻った文は決心を伝える。
「お城で働かせてください。分からんからです。なぜあの人が死んだのか。
分からんままに弔いなど出来ません。なぜ死んだんです。寅兄も、稔麿も、亀太郎、久坂は・・・
あの人を殺した者を絶対許さん。それが分かるまで、弔わん。涙も流さん」
父「奥に入れば家に帰れないぞ」
文「いつかのし上がって、殿様の御前に出られたら、じかに聞きます」
久米次郎に謝り、「きちんと、またあなたの前に立てるように行かせてください」
文「皆様、お別れ申し上げます」
“旦那様、これまでの私はもうおりません。文という無力な女の名も捨てます”
久坂と文が結婚して一緒に過ごせたのはわずか1年だった
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、原田泰造、優香、長塚京三、檀ふみ、内藤剛志、北大路欣也、
高良健吾、東出昌大、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤 ほか
●第27回「妻のたたかい」あらすじ(ネタバレあり
「禁門の変」
蛤御門に着いた来島又兵衛は、会津藩と戦となり、西郷どんが出てきて撃たれる(銃と刀じゃねぇ・・・
境町御門に着いた久坂らも、とうとう刀を抜く。
久坂は撃たれた状態で鷹司邸に着き、朝廷への嘆願書を取り次いでくれと頼むが、
「ならん! なにゆえ御所を戦場にしたのじゃ!」と一蹴される。
久坂は腹を決め、入江らに元徳が京に入らぬよう止めてくれと頼む。
「殿にお詫びを。オレは腹を切る。(一緒にと言う入江に)お前は高杉を支えてくれ」
大砲をバンバン撃ち込まれているのに、髪を切ったりして、当時の戦はスローペース。。。
入江「高杉と志を果たします。猛々しく! ごめん!」
ところが門のところで、入江は品川を守って銃で撃たれ、弟に託す。
久坂「オレは自分の命を十分に使えたんじゃろうか?」
寺島「無念」
久坂「無念じゃない。あとは皆が志をつないでくれる。お文、お前も生きろ」
久坂と寺島は切り合って自害。久坂享年25歳。
その知らせは、杉家、高杉にも伝わる。
高杉「ここのところ、毎晩、あの朴念仁が夢に出て困っとるんじゃ。噂は間違いじゃと言うてくれ。
そげなつまらん戦であいつらが死ぬもんか! 前原、ウソじゃと言わんか!」
考えた末、高杉「久坂、オレは狂うぞ」
夫の髪をもらう文。入江の妹すみも聞く。
山口では、長州が朝敵となったことに愕然とする。
藩主の毛利敬親と子の毛利定広は国許へ謹慎を命じられる。
久坂家は断絶。久米次郎の養子縁組も解除。
家に戻るという文に父は「お前はこの家におれ」と止める。
久坂家に藩士が来て荒していき、呆然とする文に孟子を論じる久米次郎/涙
「聞いてもらいます。お父上が帰ってきたら」
文は椋梨の妻に「ご重役にお取次を! 夫と約束しました、3人で暮らすと」
椋梨「久坂の妻か、憐れじゃのう。夫も兄も志を声高にゆったところで何を成した?」
文「あなた様、あの人をこげな目に遭わせたのは?」
椋梨「おなごの分際で何ができる。出来ることはただ1つ、己の無力を泣け」
雨の中、悔しくて号泣する文。
(女は生まれた時からずっと差別を受け続けてきたんだ。自覚、無自覚に。
その後、台場づくりの時の縁を頼って、奥御殿総取締役・園山のもとに行く文。
伊之助は文に謝るが、家に戻った文は決心を伝える。
「お城で働かせてください。分からんからです。なぜあの人が死んだのか。
分からんままに弔いなど出来ません。なぜ死んだんです。寅兄も、稔麿も、亀太郎、久坂は・・・
あの人を殺した者を絶対許さん。それが分かるまで、弔わん。涙も流さん」
父「奥に入れば家に帰れないぞ」
文「いつかのし上がって、殿様の御前に出られたら、じかに聞きます」
久米次郎に謝り、「きちんと、またあなたの前に立てるように行かせてください」
文「皆様、お別れ申し上げます」
“旦那様、これまでの私はもうおりません。文という無力な女の名も捨てます”
久坂と文が結婚して一緒に過ごせたのはわずか1年だった