2015 WIMBLEDON　女子決勝　セリーナ・ウィリアムズ×ガルビニェ・ムグルーサ（スペイン）

■2015 WIMBLEDON


　

ムグルーサは初のグランドスラム決勝進出。去年の全米でセリーナに１勝している/驚
その時のセリーナのコメントは、「ハッと目が覚めた。自分ももっと頑張らなければと思った」
もし、今回優勝すれば、マルチネス以来となる。

セリーナも「生涯グランドスラム」を達成している（他には、マーガレット・コート、グラフで歴代３位
「セリーナスラム」なんていうのも達成。
（2002全仏～2003全豪まで４大大会を連続優勝した記録。20～21歳の時。今回２度目ってこと？！

あとは「年間グランドスラム」だが「その話はしないで」と言っているそう。
（こちらは、モーリーン・コノリー、マーガレット・コート、グラフ。グラフもスゴイなあ！

解説・辻野さん
「今、女子はセリーナの１強。セリーナに誰が勝つか、誰がライバルになるかがポイント」
「作戦としては、セリーナを左右に振ること」

第１セット第１ゲームからダブルフォルト連発のセリーナ。
両者ともハードヒッターだが、セリーナの調子はいいとは言えないように思えた。
セカンドサーヴを叩くムグルーサ。最初からデュース合戦で、いきなりムグルーサがブレイク。

ムグルーサ「一番好きなショットはサーヴィス」メッシュのフレアみたいなスカートが可愛い２１歳。

　
対するセリーナは黒光りする筋肉が隆々として美しい！　今回もゴッドマザーが威圧してる

凡ミスが多くても５－１と引き離したセリーナ。
５－３まで粘るムグルーサ。彼女の見事なパッシングショットにラケットを叩いて讃えるセリーナ。

ダブルフォルトや、ムグルーサのリターンエースに悲鳴を上げるシーンもあったが、
ここぞという時にサーヴィスエースを入れてくるのはさすがの集中力。

再びデュースが続き、ムグルーサのチャレンジはギリすぎ！


ラリー中の観客のどよめきも大きすぎて主審から注意されてた。
ブレイクポイント５回目にして５－４に追いついたムグルーサに、スタンディングオベーションの観客席。

しかし、結果はストレートの６―４、６―４。

最後のポイントに呆然としていたセリーナだったが、歓喜のジャンプは恒例なんだｗ

　

ムグルーサは対照的に涙、涙。


　


【セレモニー】


ワオ、ケント公もご健在！　ボールパーソンに声をかける

その後「ローズ・ウォーター・ディッシュ」が渡された。

　
ナブラチロワがいる！


【インタビュー】

ムグルーサ：
　

今の気持ちをなかなか言葉に出来ませんが、自分のプレーを誇りに思います。
素晴らしいお客さんでした。

Ｑ：芝の準備をどうしたらいいか分からないと言っていましたね


あまり慣れていませんが、これから変えていきたい。私は大きいコートでプレーするのが大好きです。
グランドスラムの決勝戦は夢でした。セリーナに感謝します。世界ＮＯ．１だと証明してくれました。




セリーナ：
　

とてもいい気分です。久しぶりに優勝できて神に感謝します。
ムグルーサは、本当に素晴らしいプレーでした。最後終わったことを感じなかったくらいです。
どうか悲しまないでください。あなたは近い将来、このトロフィを手に持つことになると多います。

チームに感謝します。母、姉妹、友だちのサポートなしに達成できませんでした。

Ｑ：「セリーナスラム」ですよね？


信じられません。皆さんの“I love you”が聞こえました。私はあなたがたをもっと愛しています。

Ｑ：年間グランドスラムについては・・・聞かないことにしましょうｗ

（笑ってから）こんなに長く楽しくプレーできるとは思っていませんでした。毎日が楽しいです。

彼女はとっても表情豊かで、人情味があって、ユーモアのある女王だなあ！


辻野「今のほうが充実して、強いんじゃないでしょうか？　次の２人の対戦が楽しみ」