2015 WIMBLEDON　男子決勝　ノバク・ジョコビッチ（セルビア）×ロジャー・フェデラー（スイス）

■2015 WIMBLEDON

去年と同じ顔合わせとなった男子決勝戦。対戦成績はＪ１９×Ｆ２０とほぼ五分五分。
予録が４時間あったため、スキップしながら観ようと思っていたけど、
あまりに内容が素晴らしくて、つい全部見切ってしまった！
近い将来、この４強に錦織圭も入るだろうしねｖ


選手入場
　


ロイヤルボックスなどにいた著名人の顔ぶれにも注目大。あげればキリがないほど。

クリス・エバート・ロイド！！　隣りはスタン・スミス氏。後ろはトレイシー・オースティン
　

往年のプレイヤーもいた。ビヨン・ボルグ、ロッド・レーバー（サングラス
　

ベネディクト・カンバーバッチ／ヒュー・グラント
　

ケイト・ウィンスレット／ジョン・ハートが一番ビックリした！！ＧＥＥＥＥＥＥＥＥＥ！！
　

それぞれの奥さんも、しばしば映された
　


てか、今ごろ気づいたけど、2013年からエドベリがフェデラーのコーチなのね/驚×5000
そりゃあネットプレーも上手いわけだよ。変わってないなあ
てことは、ボリス×エドベリ対決でもあるわけだ！　２人の試合をもう１度観たい。こんな縁もあるんだなあ。しみじみ・・・

　

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▼第１セット
第１セット第１ゲームから速いキープ！
フェデラーのサーヴィスキープ率が、９０ゲーム中８９回の９９％て、ワケ分かんないｗ

最初から鮮やかなダウン・ザ・ラインをキメて、前へ出る。短いポイントで速い展開に持ち込む作戦のフェデラー。
展開が速すぎて、よそ見してるうちに数ポイント進んでる。ラリー戦は早送りしてるみたい

フェデラー「（準決勝のマレー戦は）キャリアでベストに入るマッチだった」（放送は短かったね

スマッシュもサーヴ＆ボレーも自由自在のフェデラー。
「今まで一番練習したのはセカンドサーヴ」だって。

４－２でフェデラーが先にブレイク。
４－３でジョコビッチがブレイクバック。

「ジョコビッチはコートカヴァリング、フットワークが素晴らしい」（解説・福井さん

マレーマウントもお客さんでびっしり！　その向こうは住宅街？　うるさくないですか？


フェデラーは、エドベリがコーチになってからサーヴ＆ボレーが上達した。そりゃそーだよ。
ネットスレスレのスライス、ドロップショットも自在。
フェデラーのグランドスラム１７勝は歴代１位とか。

ジョコビッチはサーヴィスエースでしのぐ。
なんだか、ボリス×エドベリ戦を観ているようです。

「コーチもライバル関係にあります」（アナ

タイブレイクに突入して、第１セットとったのは７－６ジョコビッチ。


▼第２セット
当日券を求めて、テントを張って徹夜して並ぶのも風物詩なんだそう。

フェデラーのバックを狙う作戦のジョコビッチ。
２－２での長いデュース合戦はジョコビッチが取った。



セットポイントを握られつつしのいだフェデラー。５－５
どちらも冷静で、追い詰められても攻める姿勢なのがさすが。

フェデラー得意の片手バックハンド。コート見てないんだね/驚　回りこんでのフォアも強烈。
　

ジョコビッチがよく滑るのはコーチ譲り？ｗ　それでも怪我しないのは、長身のわりに足腰が柔らかいのかねえ。
ボリスは仁王立ちしていてコワイですよｗｗ

　

また長いデュース戦があってのタイブレイク。
セットポイント３回しのいで６－６！　からの８－８、９－９、１１－１０！！
タイブレイクではチャレンジが２つ増えるんだ。



第２セットは、６－７でフェデラーが取った。


▼第３セット
ここで試合開始から２時間経過。

「ジョコビッチのカバリングがイイので、フェデラーはあれだけ速く返さないとダメなんですよね」

「ハイボレーもちゃんとジョコビッチの位置を見ながら、あのコースに入れるのは本当に難しいです」

ジョコビッチのネットプレーもいい。

　
ジョコビッチのローボレー／芝はとにかく滑る！　滑りを利用したショットも有効

　

ここでコートカバリング要員の皆さんが待機。出たよ、雨
天気予報では降水確率２０％でも、なにせイギリス
３－２ジョコビッチリードで雨による中断が２０分入った。
選手としては、コーチと話せるし、少し休めるからよかったかも。



原則、屋外試合のウィンブルドンだが、2009年に屋根が設置された。
天気情報によって、降り続くようなら閉めるし、止みそうなら開けたまま。
閉めるには１０分かかる。除湿もするため時間がかかる。
歴史があるだけに、同じ条件にしないとフェアな記録にならないから悩ましいね。

意外と早く雨が止んで、その後は陽射しも出てきた
中断からの練習は３分間。


アメリカ放送席にはマッケンロー。饒舌に喋りまくってるんだろうな
　

ジョコビッチは勝てなかった時期にボリスをコーチに迎えた。
「ボリスにはメンタル面で支えられている。何かを変えるより、加えたいと思った」


ジョコビッチのサーヴから試合再開。フェデラーのトップスピンロブは見事！
キープが続いて５－３ジョコビッチ。
そのままジョコビッチが第３セットを６－４で取った。


▼第４セット
両者とも凡ミスが少なく、全力を出し切ったスーパーショットの連続が途切れない。

　
何度も見返したくなるようなネットプレーの連続に、私は終始口が開けっぱだった

「惚れ惚れするボレーですね。ジョコビッチがフェアなのは、相手のいいプレーを讃えるところ」

サーヴィスエースで白い粉があがるとカッケー！
サーヴィスエースの数は両者ともに１３本ずつ。

３－２でジョコビッチがブレイク。


　

「本当に観ていて楽しい選手です、フェデラーは」（アナ

辛くもキープしたフェデラー。４－３でジョコビッチ。

ジョコビッチキープで吠える！
５－３から６－３で、2015年は昨年に続いてジョコビッチが優勝した。
優勝記録はコーチのボリスと並んだんだねｖ

７―６、６―７、６―４、６―３　２時間５６分

　

　
芝を食べちゃってるし/爆　恒例らしい



【セレモニー】
選手はいったんコートから出て、屋根を閉めて、準備。

　

　

記録ボードに書かれるのって速っ！　フェデラーの優勝数ハンパないなあ。


フェデラーは来月３４歳。男女ともに３０代でバリバリ活躍してるのは頼もしい。
そのフェデラーは勝てなかった時期があって、2013年からエドベリにコーチを頼んだそう。

　

コートカバリング要員、チェアアンパイア、ラインアンパイアが揃って、
ボールパーソンもキチンと並び、ケント公がねぎらう。

ボールパーソンの数は、今年は２５３人。２月からトレーニングを積んで、選ばれた子がファイナルで活躍できる。
選手によっていろんなクセがあるから大変だよね。お疲れさまでした。


トロフィには歴代チャンピオンの名前が刻印されている。優勝賞金は日本円で約３億６０００万円。



【インタビュー】（元テニスプレイヤーのスー・バーカーさんが質問

フェデラー：
ノバクは今日も、その前も素晴らしいプレーをした。彼が優勝にふさわしい。おめでとう。
結果がどうなるか分からないから試合を観るんですよね（そーなんだよ、メディアのみなさん！

自分のプレーもそんなに悪くはなかった。結果に満足しています。
私は努力していますが、みんな同じ。そこに有利不利はない。

私はいいチームに恵まれています。ありがとう。
まだハングリーで、モチベーションも高い。また戻ってきたいです」（なかなか饒舌なヒトなのね

　


ジョコビッチ：
ロジャーとプレーするのはいつも光栄です。素晴らしいチャンピオンです。
コートの外でも、彼は素晴らしい人間です。私たちは皆彼を尊敬していました。

彼はいつもベストを尽くして、私を極限に追い詰める。
どのポイントも楽に取らせてくれないので、プレッシャーをかけなければいけないと思っていました。
そのために毎日繰り返し練習をするんです。

Ｑ：ボリスと記録が並びましたね
ここまで長い道のりでした。２人で組んで、互いが分かるまでは時間がかかった。彼は特別で、私たちは相性がいいと思います。



Ｑ：なぜいつも芝を食べるの？ｗ
今年の芝はとても美味しかった（ｗ
グラスキーパーが何をしてるか知りませんが、とてもいい仕事をしています。

私の迷信なんです。子どもの頃、ウィンブルドンで勝つことを夢見ていた。
夢が達成した時、クレイジーなことをするのが子どもでしょ？

その後、アナからもジョコビッチのコメントあり。
「フェデラーがいたから自分は強くなった。彼が強すぎてポイントが取れない。その繰り返しで強くなれたんだ」と繰り返して言っていたそう。