■『夏のルール』(河出書房新社)
ショーン・タン/著 岸本佐知子/訳
私の好きな油絵具をたっぷり使った、これは児童書というより1枚ずつ額に入れて飾りたいほどの絵画。
こういう本物に小さいうちから触れることが大切なんだ。
「ルール」はキライな言葉の1つだけど、
ここに書かれているルールは、子ども同士が、夏休みを一瞬一瞬楽しむためのもの。
今の勉強漬け、スマホ漬けの日本の子どもたちには望むべくもない世界。
大型本いっぱい使って描かれる心象風景。
文字のほうにも、壁のような色がついている。
1ページ開くごとに、次は何が出てくるかドキドキする1冊だった。
【ブログ内関連記事】
『ロスト・シング』(河出書房新社)
『レッドツリー』(今人舎)
『エリック』(河出書房新社)
『アライバル』(河出書房新社)
【内容抜粋メモ】
小さい人と 大きい人に
去年の夏、ぼくが学んだこと。
ガラスびんを落っことさないこと。
知らない人に鍵を渡さないこと。
いつまでも意地を張らないこと。
夏の最後の一日を見のがさないこと。
ショーン・タン/著 岸本佐知子/訳
私の好きな油絵具をたっぷり使った、これは児童書というより1枚ずつ額に入れて飾りたいほどの絵画。
こういう本物に小さいうちから触れることが大切なんだ。
「ルール」はキライな言葉の1つだけど、
ここに書かれているルールは、子ども同士が、夏休みを一瞬一瞬楽しむためのもの。
今の勉強漬け、スマホ漬けの日本の子どもたちには望むべくもない世界。
大型本いっぱい使って描かれる心象風景。
文字のほうにも、壁のような色がついている。
1ページ開くごとに、次は何が出てくるかドキドキする1冊だった。
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『レッドツリー』(今人舎)
『エリック』(河出書房新社)
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小さい人と 大きい人に
去年の夏、ぼくが学んだこと。
ガラスびんを落っことさないこと。
知らない人に鍵を渡さないこと。
いつまでも意地を張らないこと。
夏の最後の一日を見のがさないこと。