■大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、原田泰造、優香、高良健吾、劇団ひとり、佐藤隆太、檀ふみ、北大路欣也 ほか
出世するたびに着物も派手になっていくのね。
●第36回「高杉晋作の遺言」あらすじ(ネタバレあり
守り役の美和は、興丸の野菜嫌いを克服させようとして、自分で育てることから試させると、
また奥内は「お世継ぎに百姓のマネなど!」と大騒ぎとなる。
だが、銀姫は「面白い! 食べられるようになるか賭けよう」と言い出し、殿まで土仕事に参加する。
「さすがは松陰の妹よ。ええと思ったことは何でもそうせよ」とお墨付きが出る。
都美姫「美和は人一倍情が深い。守り役であっても、母親ではない。難しいこともあろう。
元徳は養子であった。実の母とはどういうものかと思うてのう・・・」
下関では、奇兵隊が勝利を祝って酒盛りをしていた。
「このまま江戸へ攻め上げましょう!」
高杉から美和に手紙を届ける伊之助。
「話したい事があるので、下関まで来て欲しい」と書いてあった。
宿下がりし、高杉の療養の手伝いをする。その際、雅、梅之進も連れて行った。
高杉「父にはいろいろと迷惑をかけた。戦は必ず終わる。我らの勝ちでな。
家を建て、みなで暮らしたいと思う」
高杉が美和に話したい事とは、辰路の息子のことだった。
高杉「京に子がおる。久坂の忘れ形見よ。どうする? 引き取る気はないか?
母となり育てることを考えてみてくれ」
京では戦の噂が広まり、騒がしく、逃げる者も多いが、辰路は芸奴に戻って生計を立てていた。
諸藩との講和を成功させて戻った伊之助に、殿は
「これを機に名を改めては? 幕府に命を狙われると一番困るのはこのわしじゃ」
その後、伊之助は、「楫取素彦」と名を改める。
(命を狙われる、なんて理由で改名することもあったのか/驚
今と違って、名前を変えるって別に抵抗がなかったんだな。
楫取は、高杉を訪ねる。
「軍勢では叶わん」
「気合いでは勝ってます」
「それにはお前がおらんと」
楫取を見送る際、美和はつぶやく。
「家族ともに暮らすのはええもんです。私もああいう時を持ちたかった。久坂の子が産めればよかった」
高杉「来年の桜は見られんじゃろうな。つまらん、つまらんとゆうとったオレが、この命使い切った。
いつも浮かぶのは久坂の顔じゃ。久坂が死んだ時、幕府を倒そうと誓った。無念を晴らそうと」
美和「久坂も喜んでくれています」
高杉「答えは出たか?」
美和「やはり引き取ることなどできません。その子の母となる自信はありません。実母に育ててもらうのが一番かと」
高杉「徳川は潰れる。誰かが新しい世を作らねばならん。
そのためには松陰先生の教えを伝える必要がある。
お前には皆を育ててもらいたい。新しい日本人を。お前なら出来る。それが天命じゃ。
「梅之進を立派に育ててくれ。最期の頼みじゃ。
病で死ぬとはのう。なんともあっけない。
あともう少しで新しい日本が見られるちゅうのに」
高杉晋作、享年29歳(早いなぁ・・・
墓参りをする美和。
「みんな行ってしまわれました。寂しいです。皆さんのあの笑顔がもう見れぬのは」
美和が奥に戻ると、興丸は野菜が食べられるようになっていた。
そこに京で戦が始まるというしらせが来る。
元徳のクスリを京に届けるという話を聞いて、「私に行かせてください。その後、探したき者がいます」
誰かと問い詰められ、久坂の子だというと、よそに生ませた子など放っておけと銀姫は反対するが、都美姫は許す。
都美姫は自分の身を重ねてつぶやく。
「悔しかろう。よほどのことなのであろう。母となれなかった女の気持ちは」
毎回歩いてって! 昔の人は健脚だなあ。奥の者ともなれば籠でも使えばいいのに。
高杉の発案によって、墓には800人がまつられている。
高杉の遺言により、吉田村(奇兵隊の本拠地)に葬られた(どんどん死んじゃうなぁ・・・
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、原田泰造、優香、高良健吾、劇団ひとり、佐藤隆太、檀ふみ、北大路欣也 ほか
出世するたびに着物も派手になっていくのね。
●第36回「高杉晋作の遺言」あらすじ(ネタバレあり
守り役の美和は、興丸の野菜嫌いを克服させようとして、自分で育てることから試させると、
また奥内は「お世継ぎに百姓のマネなど!」と大騒ぎとなる。
だが、銀姫は「面白い! 食べられるようになるか賭けよう」と言い出し、殿まで土仕事に参加する。
「さすがは松陰の妹よ。ええと思ったことは何でもそうせよ」とお墨付きが出る。
都美姫「美和は人一倍情が深い。守り役であっても、母親ではない。難しいこともあろう。
元徳は養子であった。実の母とはどういうものかと思うてのう・・・」
下関では、奇兵隊が勝利を祝って酒盛りをしていた。
「このまま江戸へ攻め上げましょう!」
高杉から美和に手紙を届ける伊之助。
「話したい事があるので、下関まで来て欲しい」と書いてあった。
宿下がりし、高杉の療養の手伝いをする。その際、雅、梅之進も連れて行った。
高杉「父にはいろいろと迷惑をかけた。戦は必ず終わる。我らの勝ちでな。
家を建て、みなで暮らしたいと思う」
高杉が美和に話したい事とは、辰路の息子のことだった。
高杉「京に子がおる。久坂の忘れ形見よ。どうする? 引き取る気はないか?
母となり育てることを考えてみてくれ」
京では戦の噂が広まり、騒がしく、逃げる者も多いが、辰路は芸奴に戻って生計を立てていた。
諸藩との講和を成功させて戻った伊之助に、殿は
「これを機に名を改めては? 幕府に命を狙われると一番困るのはこのわしじゃ」
その後、伊之助は、「楫取素彦」と名を改める。
(命を狙われる、なんて理由で改名することもあったのか/驚
今と違って、名前を変えるって別に抵抗がなかったんだな。
楫取は、高杉を訪ねる。
「軍勢では叶わん」
「気合いでは勝ってます」
「それにはお前がおらんと」
楫取を見送る際、美和はつぶやく。
「家族ともに暮らすのはええもんです。私もああいう時を持ちたかった。久坂の子が産めればよかった」
高杉「来年の桜は見られんじゃろうな。つまらん、つまらんとゆうとったオレが、この命使い切った。
いつも浮かぶのは久坂の顔じゃ。久坂が死んだ時、幕府を倒そうと誓った。無念を晴らそうと」
美和「久坂も喜んでくれています」
高杉「答えは出たか?」
美和「やはり引き取ることなどできません。その子の母となる自信はありません。実母に育ててもらうのが一番かと」
高杉「徳川は潰れる。誰かが新しい世を作らねばならん。
そのためには松陰先生の教えを伝える必要がある。
お前には皆を育ててもらいたい。新しい日本人を。お前なら出来る。それが天命じゃ。
「梅之進を立派に育ててくれ。最期の頼みじゃ。
病で死ぬとはのう。なんともあっけない。
あともう少しで新しい日本が見られるちゅうのに」
高杉晋作、享年29歳(早いなぁ・・・
墓参りをする美和。
「みんな行ってしまわれました。寂しいです。皆さんのあの笑顔がもう見れぬのは」
美和が奥に戻ると、興丸は野菜が食べられるようになっていた。
そこに京で戦が始まるというしらせが来る。
元徳のクスリを京に届けるという話を聞いて、「私に行かせてください。その後、探したき者がいます」
誰かと問い詰められ、久坂の子だというと、よそに生ませた子など放っておけと銀姫は反対するが、都美姫は許す。
都美姫は自分の身を重ねてつぶやく。
「悔しかろう。よほどのことなのであろう。母となれなかった女の気持ちは」
毎回歩いてって! 昔の人は健脚だなあ。奥の者ともなれば籠でも使えばいいのに。
高杉の発案によって、墓には800人がまつられている。
高杉の遺言により、吉田村(奇兵隊の本拠地)に葬られた(どんどん死んじゃうなぁ・・・