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美輪明宏 ~戦後70年 今届けたい歌~@SONGS

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美輪明宏 ~戦後70年 今届けたい歌~@SONGS

美輪さん(80)×瀬戸内寂聴(93)

この2人の対談は最強タッグ! 美輪さんが若く思えるw
2人とも過酷で波乱万丈な人生を送ったからこその、寛容さ、ユーモアたっぷりの対談だった。

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出会い


♪ヨイトマケの唄 が大ヒットした時に、雑誌の対談で、美輪さんの新宿の自宅を訪ねたことを
こと細かく覚えているのに美輪さんは驚いていた。


瀬「どうぞ観音様お出ましください。私たちとっても仲が良いんです。フシギでしょ?」

美「私は、ただいまご紹介にあずかりました仲間由紀恵でございます」w



 
映画『夏の終わり』(2013)の配役は最高だったなあ!


人の表と裏を見た美輪さん


「うちがカフェをやってて、普段行い澄ましている偉い人たちが、お酒とともに正体現して、
 女給さんの裾に手を入れたり、頭入れたりして、引っ叩かれて、酒かけられてヘラヘラしてるのを見て、
 私は、人を見る時は、着ているもの、容姿容貌、年齢、性別、肩書きなどは一切見ないで、
 その人の心の純度がどれだけ高いか低いかだけを見る。
 だから、人にも“見えるものは見なさんな。見えないものを見なさい。それは心ですよ”と言っている」



♪愛の贈り物(1989) 詞・曲:美輪明宏


“美輪の主演映画『黒蜥蜴』が高評価を得た80年代、
 ブロードウェーから依頼を受けて、自ら創ったミュージカルナンバー。
 生まれた時から障害のある女が、同じ境遇の男に出会い、
 真実の“与える愛・無償の愛”に目覚める物語り”

美輪さんが20代の頃、障害者施設で歌った曲。



『瀬戸内寂聴展』
 

美「寂聴さんはロマンのあるいい時代を生きてらしたんだなと思いました。
  でも、戦争が始まって、どんどんそういうものがなくなっていきましたでしょう?
  どう思いになります? あの知性のなさ加減。
  “バイオリン”は敵性語だから使っちゃいけないって言われて、
  じゃあ、何て言ったらいいんです?って軍人に聞いたら、“ひょうたん型糸こすり機”だって」爆

美「美人画という美人画は全部禁止でしょう」



瀬「今、だんだんとあの時代に似てきてるんですよ。
  あの作家には書かすなとか、この作家には、こういうものを書けとか。
  私は本当に怖いと思います」


 



終戦の翌年、新聞にある投稿記事が載った。
生きるために夜の商売についた女性の悲しみが綴られていた。
この記事に心を動かされた詩人が曲を書いた(戸川純ちゃんもカバーしてるね

 


♪星の流れに(1947)詞:清水みのる 曲:利根一郎


美輪さんは、19歳でこの曲をカバー。その後、60年間歌い続けている。
その背景には、有楽町で彼女たちと交流をもったキッカケがある。

美「歌うたびに1つ1つの顔が浮かぶ。その後、幸せであればいいなと思います」



 

 

瀬「戦争ていうのは、いい戦争とか、何かのための戦争なんていうのはないんですよ。
  これは集団人殺しですから。そんなことをしちゃいけない。
  私はこれまであらゆる経験をしてきましたが、まだしてないのは牢屋に入ったことがないんです。
  でも、戦争反対と言って、牢屋に入ってもいいと思っています」





美輪さんがよくする話。

「兵隊になる息子を駅に見送りに来た母親が、憲兵に突き飛ばされて頭から血を流した姿が
 息子が見た母親の最後の姿かと思うと、いまだに涙が出ます。その息子さんは戦死しました」

 

 


 

瀬「私はほとんど後悔なんてしないんですけど、1つだけ後悔していることがあるんです」

 


♪ヨイトマケの唄(1965) 詞・曲:美輪明宏
 



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