■大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、田中麗奈、東山紀之、原田泰造、優香、鈴木杏、檀ふみ、北大路欣也、松坂慶子 ほか
●第38回「届かぬ言葉」あらすじ(ネタバレあり
明治2年。藩主の妻・銀姫が奥御殿を仕切り、美和は興丸と姫を支えてきた功績から、潮の隣りの席に座るよう命じられる。
敬親の容態は悪く、一緒に育てた野菜だけはよく食べると、美和は都美姫から頼まれて野菜を運び、兄らの話を聞かせる。
美和は、奥御殿を閉じるよう銀姫に進言するも、興丸の行く末を心配する姫は聞く耳持たず。
知藩事となった元徳は、財政を圧迫する兵力を縮小するため、「各隊を解体すればいい」という部下の声を聞く。
主要な部下らは、中央政府に引き抜かれ、残されたのは血の気の多い青二才ばかりと心配する声もある。
楫取は「百姓とて、みなで長州を守るため、命を賭けて戦った。早急な決断は待って下さい」と頼む。
楫取の意見を聞かず、元徳は2000人あまりの兵をいきなり解雇するという決断を下す。
「早く成果をあげて、大殿に安心してもらいたいのじゃ」
次男、三男は家もなく、戻る場所もないため、皆、反対して集結したとしらせが届く。
楫取は、リーダー格の雲仙ほか元奇兵隊に会って事情を話して詫び、「必ず善処する」と約束する。
そこに萩から援軍が来たとしらせが来る。たしかめに行く楫取。
部下「百姓は大人しく畑仕事に戻ればいいのじゃ!」
楫取「彼らは戦いが目的ではない!」
元徳「秩序を乱した者を、このままにしておけない」
とうとう謀反が起こり、美和らは大殿に逃げてくれと頼むが「わしは動かぬ」
それに続いて、都美姫、銀姫、興丸も残ると言い、覚悟を決めた美和は「この美和、命にかえてもお守り申し上げます」
山口藩を包囲した反乱軍。
奥では食料やクスリの備蓄、見張りを立てるなどする。
木戸は、そのしらせを聞いて、全国への同じことの飛び火を防ぐため、鎮圧軍を送る準備をする。
「指揮は私がとる」
お腹を減らした若者が奥に入ってきて、美和はおにぎりを食べさせる。
彼は百姓から奇兵隊に入り、兄は戦死。
「兄は侍になりたいと言っていた。オレはアメリカに行ってみたい。そこには身分がないという。夢のような国じゃ」
木戸は大殿にかけあい、大殿は病身ながら元徳を訪ねると、
「楫取を呼べ。もっと早く聞き入れればよかった」と言うのを聞き、安心し、「若くしてすべて任せたわしが悪かった」と詫びる。
大殿は反乱軍に会い、ねぎらって礼を言う。
「皆のお陰で、長州、日本国は生まれ変われる。元徳も皆の声を聞くと約束した」
そこに、カラスの鳴き声で驚いた兵が銃で撃ったため、木戸が攻撃する合図のきっかけとなってしまう。
(銃とは、なんとバカな道具だろう・・・
鎮圧軍が勝利し、反乱軍は大勢の死傷者を出し、生き残りの100人以上も全員処刑となる。
その中には、いつかの若者もいて「夢なんぞ見なきゃよかった」とつぶやく。
木戸「私は楫取を信じていた!」
彼もまた傷ついていることを知ると、楫取は自分の責任だと責める。
「私のせいじゃ。あの者らの声を生かせんで、何が政、何が国作りじゃ!」(今も昔も政治屋は同じだけどね
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、田中麗奈、東山紀之、原田泰造、優香、鈴木杏、檀ふみ、北大路欣也、松坂慶子 ほか
●第38回「届かぬ言葉」あらすじ(ネタバレあり
明治2年。藩主の妻・銀姫が奥御殿を仕切り、美和は興丸と姫を支えてきた功績から、潮の隣りの席に座るよう命じられる。
敬親の容態は悪く、一緒に育てた野菜だけはよく食べると、美和は都美姫から頼まれて野菜を運び、兄らの話を聞かせる。
美和は、奥御殿を閉じるよう銀姫に進言するも、興丸の行く末を心配する姫は聞く耳持たず。
知藩事となった元徳は、財政を圧迫する兵力を縮小するため、「各隊を解体すればいい」という部下の声を聞く。
主要な部下らは、中央政府に引き抜かれ、残されたのは血の気の多い青二才ばかりと心配する声もある。
楫取は「百姓とて、みなで長州を守るため、命を賭けて戦った。早急な決断は待って下さい」と頼む。
楫取の意見を聞かず、元徳は2000人あまりの兵をいきなり解雇するという決断を下す。
「早く成果をあげて、大殿に安心してもらいたいのじゃ」
次男、三男は家もなく、戻る場所もないため、皆、反対して集結したとしらせが届く。
楫取は、リーダー格の雲仙ほか元奇兵隊に会って事情を話して詫び、「必ず善処する」と約束する。
そこに萩から援軍が来たとしらせが来る。たしかめに行く楫取。
部下「百姓は大人しく畑仕事に戻ればいいのじゃ!」
楫取「彼らは戦いが目的ではない!」
元徳「秩序を乱した者を、このままにしておけない」
とうとう謀反が起こり、美和らは大殿に逃げてくれと頼むが「わしは動かぬ」
それに続いて、都美姫、銀姫、興丸も残ると言い、覚悟を決めた美和は「この美和、命にかえてもお守り申し上げます」
山口藩を包囲した反乱軍。
奥では食料やクスリの備蓄、見張りを立てるなどする。
木戸は、そのしらせを聞いて、全国への同じことの飛び火を防ぐため、鎮圧軍を送る準備をする。
「指揮は私がとる」
お腹を減らした若者が奥に入ってきて、美和はおにぎりを食べさせる。
彼は百姓から奇兵隊に入り、兄は戦死。
「兄は侍になりたいと言っていた。オレはアメリカに行ってみたい。そこには身分がないという。夢のような国じゃ」
木戸は大殿にかけあい、大殿は病身ながら元徳を訪ねると、
「楫取を呼べ。もっと早く聞き入れればよかった」と言うのを聞き、安心し、「若くしてすべて任せたわしが悪かった」と詫びる。
大殿は反乱軍に会い、ねぎらって礼を言う。
「皆のお陰で、長州、日本国は生まれ変われる。元徳も皆の声を聞くと約束した」
そこに、カラスの鳴き声で驚いた兵が銃で撃ったため、木戸が攻撃する合図のきっかけとなってしまう。
(銃とは、なんとバカな道具だろう・・・
鎮圧軍が勝利し、反乱軍は大勢の死傷者を出し、生き残りの100人以上も全員処刑となる。
その中には、いつかの若者もいて「夢なんぞ見なきゃよかった」とつぶやく。
木戸「私は楫取を信じていた!」
彼もまた傷ついていることを知ると、楫取は自分の責任だと責める。
「私のせいじゃ。あの者らの声を生かせんで、何が政、何が国作りじゃ!」(今も昔も政治屋は同じだけどね