■大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、三田佳子、江守徹、鈴木杏、田中麗奈、原田泰造、檀ふみ ほか
●第48回「富岡製糸場の危機」あらすじ(ネタバレあり
リチャードから再注文が入り、楫取らは、群馬を世界一の生糸生産所にしようと目指す。
美和は、母親のための学びの場をようやく作り、女工らは暇を見つけて字を習ったり、
安子が教えてくれたアイスクリームの作り方などを学ぶ。
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富岡製糸場からも「学びたい」と女工たちがくる。
14~15歳の少女らが働いていることに心を痛める美和。
楫取「彼女たちは、生糸の技術を学んで里に帰り、地元に広める使命をもっている」
楫取「女子の就学率はまだまだだ。生活に関する知識を学ばせれば、母親も通わせるのでは?」
と美和に女児のための学校を作るよう勧める。「力を貸してくれ」
美和は、実技に裁縫、料理、野菜の育て方、手紙の書き方などを加えたらどうかと提案する。
阿久沢もせいも協力し、楫取と美和がお似合いだと思っている。
阿久沢「2人は馬車の両輪、おれたちみたいなもんだ」
せいは、美和が姉と交わした約束「旦那様をそばで支えてやってくれ」とは、
夫婦になれという意味では?と思う(鋭い!
美和の兄は、萩で松下村塾を再開した。
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船津は、農業だけでなく、美味しく、効率的にご飯を炊く方法なども教える。
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明治政府は、財政再建のため、赤字続きの官営工場を民間に払い下げ始める。
富岡製糸場も赤字の元だが、買い手がつかず困っている。
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秀次郎が美和を訪ねてくる。
今では、美和の仕送りで京都で学び、手紙のやりとりもしている。
楫取「楫取家は久米次郎に継がせる。秀次郎は久坂家を継いでくれ」
秀次郎の夢は医者になることだというのを聞き、感慨深くなる2人。
美和「もう秀次郎は大丈夫です。やっと安心しました」
楫取「女中を雇うことを考えてくれ。これから美和も忙しくなるから、いつでもこの家を出ていけるように」
美和は動揺する。
*
富岡製糸場閉鎖の通達が政府から来る。
楫取「富岡製糸場を閉鎖させるわけにはいかん! いずれは民営にする必要はあるだろうが。
その試しに民間工場にも機械を導入したいと思う」
阿久沢「一番にウチに機械を入れましょう。政治とは先の未来を見ることなんですな」
美和「私たちもできることをしましょう!」と嘆願書を集め始め、大量の数が集まる。
*
楫取は、西郷従道を訪ね、意見書と嘆願書を渡して検討してくれと頼む。
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楫取「これは女性たちの声です。現場の声をどうか聞いてください」
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女児のための学校が開校。
その開校式に、富岡製糸場が存続するかどうかの通達が来る。
美和はそれを持って、真っ直ぐ楫取のもとへと走る。
楫取のスピーチ:
女子に学問が備わるのは、まさに花に色と香りがあるのと同じです。色と香りは、花が生きる力です。
美和は、富岡製糸場の存続が政府に認められたと伝える。
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*
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阿久沢は、初めて打ち解けて楫取と酒を飲む。
楫取「あなたは、わざと負けを認めてくれたおかげで、古い考えの人もついてきてくれました」
阿久沢「それは違う。私は初めて見た。たった1人でも、未来をこんなにも信じて、とことんやろうという人間を。
いや、1人じゃねえか。強い味方がいらっしゃる。特別なお人が」
せいも美和に言う。
「楫取さまのことをどう思ってるの。正直な気持ちが聞きたくて。
一緒になったらどうです? 今なら誰も文句は言いませんよ。
怖いんだね。本心を知るのが。でも、大事なのは自分の気持ちだ」
*
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ブリュナ館では、読み書き、算術などを教えた/初代所長の速水氏
工女らは、生糸の技術を学んで地元に戻り、地域の生糸産業の発展に貢献した。
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富岡製糸場は、115年も稼動した。
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脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、三田佳子、江守徹、鈴木杏、田中麗奈、原田泰造、檀ふみ ほか
●第48回「富岡製糸場の危機」あらすじ(ネタバレあり
リチャードから再注文が入り、楫取らは、群馬を世界一の生糸生産所にしようと目指す。
美和は、母親のための学びの場をようやく作り、女工らは暇を見つけて字を習ったり、
安子が教えてくれたアイスクリームの作り方などを学ぶ。
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富岡製糸場からも「学びたい」と女工たちがくる。
14~15歳の少女らが働いていることに心を痛める美和。
楫取「彼女たちは、生糸の技術を学んで里に帰り、地元に広める使命をもっている」
楫取「女子の就学率はまだまだだ。生活に関する知識を学ばせれば、母親も通わせるのでは?」
と美和に女児のための学校を作るよう勧める。「力を貸してくれ」
美和は、実技に裁縫、料理、野菜の育て方、手紙の書き方などを加えたらどうかと提案する。
阿久沢もせいも協力し、楫取と美和がお似合いだと思っている。
阿久沢「2人は馬車の両輪、おれたちみたいなもんだ」
せいは、美和が姉と交わした約束「旦那様をそばで支えてやってくれ」とは、
夫婦になれという意味では?と思う(鋭い!
美和の兄は、萩で松下村塾を再開した。
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船津は、農業だけでなく、美味しく、効率的にご飯を炊く方法なども教える。
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明治政府は、財政再建のため、赤字続きの官営工場を民間に払い下げ始める。
富岡製糸場も赤字の元だが、買い手がつかず困っている。
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秀次郎が美和を訪ねてくる。
今では、美和の仕送りで京都で学び、手紙のやりとりもしている。
楫取「楫取家は久米次郎に継がせる。秀次郎は久坂家を継いでくれ」
秀次郎の夢は医者になることだというのを聞き、感慨深くなる2人。
美和「もう秀次郎は大丈夫です。やっと安心しました」
楫取「女中を雇うことを考えてくれ。これから美和も忙しくなるから、いつでもこの家を出ていけるように」
美和は動揺する。
*
富岡製糸場閉鎖の通達が政府から来る。
楫取「富岡製糸場を閉鎖させるわけにはいかん! いずれは民営にする必要はあるだろうが。
その試しに民間工場にも機械を導入したいと思う」
阿久沢「一番にウチに機械を入れましょう。政治とは先の未来を見ることなんですな」
美和「私たちもできることをしましょう!」と嘆願書を集め始め、大量の数が集まる。
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楫取は、西郷従道を訪ね、意見書と嘆願書を渡して検討してくれと頼む。
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楫取「これは女性たちの声です。現場の声をどうか聞いてください」
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女児のための学校が開校。
その開校式に、富岡製糸場が存続するかどうかの通達が来る。
美和はそれを持って、真っ直ぐ楫取のもとへと走る。
楫取のスピーチ:
女子に学問が備わるのは、まさに花に色と香りがあるのと同じです。色と香りは、花が生きる力です。
美和は、富岡製糸場の存続が政府に認められたと伝える。
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阿久沢は、初めて打ち解けて楫取と酒を飲む。
楫取「あなたは、わざと負けを認めてくれたおかげで、古い考えの人もついてきてくれました」
阿久沢「それは違う。私は初めて見た。たった1人でも、未来をこんなにも信じて、とことんやろうという人間を。
いや、1人じゃねえか。強い味方がいらっしゃる。特別なお人が」
せいも美和に言う。
「楫取さまのことをどう思ってるの。正直な気持ちが聞きたくて。
一緒になったらどうです? 今なら誰も文句は言いませんよ。
怖いんだね。本心を知るのが。でも、大事なのは自分の気持ちだ」
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ブリュナ館では、読み書き、算術などを教えた/初代所長の速水氏
工女らは、生糸の技術を学んで地元に戻り、地域の生糸産業の発展に貢献した。
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富岡製糸場は、115年も稼動した。
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