■大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、三田佳子、江守徹、鈴木杏、田中麗奈、原田泰造、檀ふみ ほか
●最終回「いざ、鹿鳴館へ」あらすじ(ネタバレあり
毛利元徳は、楫取と美和を鹿鳴館に招待。かつての塾仲間、伊藤博文らと再会する。
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安子は取り巻きと話して退屈していたところに美和が来て、喜んで紹介する。
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最終回でふせえりさんが!
「皆様方と群馬の女たちは思わぬところでつながっとるんです。
今お召しのドレスは群馬の女たちが紡いだ生糸でできとるかもしれん」
群馬の生糸がフランスやイギリスに輸出されていることを信じずに笑う華族の婦人ら。
そこに津田梅子が現れ、流暢な英語で近くの外国人に聞くと、「その通りだ」と言う。
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「母親の教育にも力を入れていて、英語も取り入れるつもりだ」と話すと、
「なぜ下々の母親まで学ばないといけないのです?」とまったく理解されない。
梅子「女性の教育こそ、日本のこれからの大きな課題です」
美和「その学びこそ、生きる力となるのです。誰でも生まれて初めての教育は母から受けるのですから。
この国の未来がかかっとるんです!」
(いまだに母親の教育は十分じゃないな。日本も海外も。
楫取は、前橋までの鉄道建設費用に寄付してくれと頼むが、出し惜しむ夫を説得する妻たち。
「またやったな」(女性のほうが先見の眼があって、考えが柔軟なんだ
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安子が前日教えたダンスを、楫取と踊る美和。
張り切りすぎたため、翌日は、風邪で寝込んでしまう。
そこに、群馬の就学率が全国1位になったというニュースが入る。
鉄道の敷設も決定し、皆が沸く中、楫取だけは考えがあった。
*
「一等工女」となって地元に戻るという塾生の3人。
鉄道は、上野→熊谷→前橋への工事が始まり、「迎賓館」の完成も間近に迫る。
*
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楫取は、美和に
「県令を辞めようと思う。群馬での仕事は終わった。あとはこの土地の人間でやっていくのがいい。
お前の考えが聞きたい。考えてみてくれ」
美和は、せいに相談する。
「本当は迷うとるんです。この場は姉との約束でもある。皆さんにも申し訳ない」
せいは、別れを惜しむ心をグッと抑えて、
「みんな自分で考えて、行動できるようになったんだよ。
県令さまは、美和さんに託された。責任重大だ。
あんたは、どこに行ったって、あんただよ!」
*
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美和は楫取に学びの場に植えた花の種を見せて
「学びの花の種。どうか1粒のモミとして、次の春の種となれますよう。
次はどげな場所に植えるんか、楽しみです。
旦那様と一緒にこの種を新しい場所に植えたいと思います。世話ぁない」
「これまでの1つの命もムダにせぬよう、仲間の命が私を生かしてくれた。
じゃから、これからも信じて託し、想いをつなげていかねばならん」
楫取は、明治政府に辞表を出す。
*
塾の学生も、役所の人々も騒ぎ出すが、阿久沢とせいの説得のお陰で、2人は萩に帰ることを決断する。
「臨江閣」(迎賓館)に招かれ、行ってみると、皆が送別会を用意してくれていた。
船津は、東京で新しい農業について教える予定。
船津は美和に「あんたがつなげてくれたんだ」と礼を言う。
阿久沢が涙ながらに謝辞を述べて、最後に楫取にひと言欲しいと頼む。
楫取は、美和にも前へ出てきてもらう。
「私たちは、この群馬で教わりました。みなさんの未来を想う力が、この国を新しく作っていくのだと」
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工女たちは、シルクの布に、教えてもらった字で寄せ書きを書いて、美和に渡す
*
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(汽車に乗るところとか、やっぱり朝ドラと連動してる
せい「馬車でやってきて、汽車で帰るんだね。2人で次の新しい人生に行ぐんだねえ」
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*
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汽車の中で、楫取は美和に箱を渡す。そこには「涙袖帖(るいしゅうちょう)」と書かれた巻物が3本。
それは、久坂からの手紙を綺麗に装丁したものだった。
楫取「大事にすればええ」
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母・滝は、また2人のためにお風呂を沸かす
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*
2人は山口県防府市に居を構え、幼稚園の創設を支援した。
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後に楫取は、明治天皇の第十皇女・貞宮の教育係に任じられ、夫婦で務めたが、
貞宮は幼くして亡くなり、遺品は防府天満宮に収められた。
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貞宮御殿での楫取と美和子/楫取と美和の墓は、防府にある
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、三田佳子、江守徹、鈴木杏、田中麗奈、原田泰造、檀ふみ ほか
●最終回「いざ、鹿鳴館へ」あらすじ(ネタバレあり
毛利元徳は、楫取と美和を鹿鳴館に招待。かつての塾仲間、伊藤博文らと再会する。
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安子は取り巻きと話して退屈していたところに美和が来て、喜んで紹介する。
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最終回でふせえりさんが!
「皆様方と群馬の女たちは思わぬところでつながっとるんです。
今お召しのドレスは群馬の女たちが紡いだ生糸でできとるかもしれん」
群馬の生糸がフランスやイギリスに輸出されていることを信じずに笑う華族の婦人ら。
そこに津田梅子が現れ、流暢な英語で近くの外国人に聞くと、「その通りだ」と言う。
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「母親の教育にも力を入れていて、英語も取り入れるつもりだ」と話すと、
「なぜ下々の母親まで学ばないといけないのです?」とまったく理解されない。
梅子「女性の教育こそ、日本のこれからの大きな課題です」
美和「その学びこそ、生きる力となるのです。誰でも生まれて初めての教育は母から受けるのですから。
この国の未来がかかっとるんです!」
(いまだに母親の教育は十分じゃないな。日本も海外も。
楫取は、前橋までの鉄道建設費用に寄付してくれと頼むが、出し惜しむ夫を説得する妻たち。
「またやったな」(女性のほうが先見の眼があって、考えが柔軟なんだ
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安子が前日教えたダンスを、楫取と踊る美和。
張り切りすぎたため、翌日は、風邪で寝込んでしまう。
そこに、群馬の就学率が全国1位になったというニュースが入る。
鉄道の敷設も決定し、皆が沸く中、楫取だけは考えがあった。
*
「一等工女」となって地元に戻るという塾生の3人。
鉄道は、上野→熊谷→前橋への工事が始まり、「迎賓館」の完成も間近に迫る。
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楫取は、美和に
「県令を辞めようと思う。群馬での仕事は終わった。あとはこの土地の人間でやっていくのがいい。
お前の考えが聞きたい。考えてみてくれ」
美和は、せいに相談する。
「本当は迷うとるんです。この場は姉との約束でもある。皆さんにも申し訳ない」
せいは、別れを惜しむ心をグッと抑えて、
「みんな自分で考えて、行動できるようになったんだよ。
県令さまは、美和さんに託された。責任重大だ。
あんたは、どこに行ったって、あんただよ!」
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美和は楫取に学びの場に植えた花の種を見せて
「学びの花の種。どうか1粒のモミとして、次の春の種となれますよう。
次はどげな場所に植えるんか、楽しみです。
旦那様と一緒にこの種を新しい場所に植えたいと思います。世話ぁない」
「これまでの1つの命もムダにせぬよう、仲間の命が私を生かしてくれた。
じゃから、これからも信じて託し、想いをつなげていかねばならん」
楫取は、明治政府に辞表を出す。
*
塾の学生も、役所の人々も騒ぎ出すが、阿久沢とせいの説得のお陰で、2人は萩に帰ることを決断する。
「臨江閣」(迎賓館)に招かれ、行ってみると、皆が送別会を用意してくれていた。
船津は、東京で新しい農業について教える予定。
船津は美和に「あんたがつなげてくれたんだ」と礼を言う。
阿久沢が涙ながらに謝辞を述べて、最後に楫取にひと言欲しいと頼む。
楫取は、美和にも前へ出てきてもらう。
「私たちは、この群馬で教わりました。みなさんの未来を想う力が、この国を新しく作っていくのだと」
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工女たちは、シルクの布に、教えてもらった字で寄せ書きを書いて、美和に渡す
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(汽車に乗るところとか、やっぱり朝ドラと連動してる
せい「馬車でやってきて、汽車で帰るんだね。2人で次の新しい人生に行ぐんだねえ」
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汽車の中で、楫取は美和に箱を渡す。そこには「涙袖帖(るいしゅうちょう)」と書かれた巻物が3本。
それは、久坂からの手紙を綺麗に装丁したものだった。
楫取「大事にすればええ」
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母・滝は、また2人のためにお風呂を沸かす
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2人は山口県防府市に居を構え、幼稚園の創設を支援した。
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後に楫取は、明治天皇の第十皇女・貞宮の教育係に任じられ、夫婦で務めたが、
貞宮は幼くして亡くなり、遺品は防府天満宮に収められた。
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貞宮御殿での楫取と美和子/楫取と美和の墓は、防府にある