■プレミアムトーク ディーン・フジオカ@あさイチ
ディーン・フジオカ@スタジオパークからこんにちは
最近、朝ドラも「あさイチ」も予録して、ジムに通っているんだけど、
“五代がまさに死ぬ日に”てHPの紹介文で、今日死ぬことが分かってしまった・・・
土曜だと思っていたんだけど。どこもネタばれ早いよ
[金曜の朝ドラ]
東京で療養生活に入るのは半年も前から決まっていたのに、大阪を走り回っていた五代。
執事に言われて初めて重い病のことを知ったあさは、会いに行く。
銃を落として怒られた時の出会い、大坂知事になって「明治維新なんてクソ食らえだす!」と怒られた思い出が蘇る。
「最後まで大坂に命をかけたい!」
あさは、子どもの教本にペングインが載ってた話をするととても喜ぶ五代。
東京に行った1ヵ月後に五代は亡くなった。明治18年。
*
いつものように泣き腫らしながら、ディーンさんへのたくさんのFAXを抱える有働アナ
D「ヘヴンでもおにぎりを有働さんから頂いてありがとうございます」
自分でこのシーンを見るのは初めてで「五代さんありがとうという気持ちですね」
550通のFAXでは「五代さまを見るために有休をとりました。明日から生きていけるか心配です」て
(おや? 今日は国会中継じゃなくて、錦織圭の試合中継で短縮版だったのか!
てか、直前になって決めるのやめてえええええ!
昨日、録画放送されたのはヒューイット戦だったのに!
自分のシーンを真剣に見つめるディーンさん。
イ「五代さんて方をどう思われました?」
D:
最初知らなかったんですけど、知るうちになんて偉業を成し遂げた人だったんだと分かって、
後世に何を残せるかということに自分の時間を使っていて、役だけではなく、自分の人生も豊かにしてもらった。
FAX:2人の共通点は感じられましたか?
D:
僕はキャリアを海外で過ごした時間が多いが、当時はパスポートもないから、脱藩して、密航して、
船で何ヶ月も揺られて、自分の国のために吸収して、自己犠牲したものを、自分は享受している側なので、
巨人の肩に乗ってる小人みたい、有り難いなと。
イノッチの後ろにいるペンギンのぬいぐるみのもっと小さいヴァージョン、ウチにもいますw
イ「その勇気ははかり知れないですよね」
D:
興味とか好奇心だけでは絶対できないこと。大きな愛に、僕も触れられてよかった。
有働「印象に残るシーンで、このファーストペングウィンをあげてくださったのはどういう意味で?」
D:
物語の長い伏線でもあり、五代とあさの関係でペングウィンが象徴的に使われていた。
子どもの教本に載るってことは、五代さんも“人生良かった”と思えたと思う。
産業などの革新とともに教育も大事だと思ってたはずだから、胸にきた。
イ「彼の生き様はどう思いました?」
D:
当時、あれだけ世の中に大きな影響を与えながら、莫大な借金を残した。
今の関西は、五代がプロデュースした。適材適所に手渡した。そこは侍だと思う。
商人とは違う、根底が違う分、変化が生まれる。
有働「あささんと抱き合うシーンは、映像ではあれだけですが、あの後は何もない?」
D:
五代は武士で、女性の前で涙を見せるのは特殊な状況。
有働「五代さんは、本当に好きだったんですね、あささんのこと」
D:
可能性を感じていたんだと思う。男性社会で女性がそろばんをしたり、改善できるのは女性自身しかないから。
FAX:ディーンさんは、おてんばなあさ、おしとやかなはつ、どちらが好みですか?
どっちも好き。僕はおてんばなほうが好きかな。突っ込み入れるのが楽しい。
FAX:朝ドラ演って変わったことはありますか?
D:
NHKって、日本大使館やホテルの中で唯一見れる放送だったので、別世界な感じ。出させていただいたのは奇跡。
自分の祖母が、僕が日本語で演じているのを見るのは嬉しいと思う。やっとおばあちゃん孝行ができました。
[プライベート]
向かったのは都内某所のボクシングジム。
ボクシングはアメリカに行ってからやるようになった。
危ない体験が多くて、自分の身を守るため。
仕事でアクションをやるようになって、武術など趣味と実益も兼ねている。
元日本チャンピオンに指導を受けている。
「ボクシング楽しいっすねえ!」
D:
自分と戦ってる感。集中力を養えて、頭も使うし、プロの人たちはそれで生きているっていうのは尊敬しますね。
リフレッシュになります。なかなか運動できないんで。
[友人にインタビュー]
大坂ラジオ局のDJ。大坂の音楽好きで知らない人はいないそう。
朝ドラの撮影で大坂にいた時に知り合い、音楽好き同士意気投合。
2、3日おきに集まってジャムセッション! 路上でボイパ!
大阪に来て、お好み焼きとたこ焼き食べてないってあり得ないだろう!ということで、
玄米粉や米粉を溶いたりして食べさせたら、これはイケるってことで、作った曲が♪グルテンフリー
ぐるぐるグルテンフリー~ 美味しいな 美味しいな てすぐ曲作るんですよ!
あっという間にケータイを使って。
ジャカルタから奥さんが来た時に、どうしてもお好み焼きを食べさせたいと、
お店に入って、見よう見まねで焼いたらグチャグチャになってしまって、
みんなで助けに行って、でもグッときますよ。
なんとか食べさせてあげようというその気持ちがね。
“今、3000円拾っちゃいまして、それを派出所に届けていて、遅れちゃいますけどすいません”て電話で謝ってきたり、
当たり前のことだけど、求められていることに対して一生懸命に応えようとか、
どの瞬間もエネルギーが向いているのが素晴らしい。
D:
マーキーさんの年代でお友だちって呼べる人がいなかったんで、一緒に遊んで、
友だちって呼んでも失礼にならないというか、仲間、帰るところみたいな、大阪を感じさせてくれる。
♪グルテンフリー を歌ってみせるw
疲れたココロにグルテンフリー ストレスフリー 小麦粉じゃなくて米粉 みたいなww
スタジオに流れて、なんだ本格的なラップじゃないか/驚
それに踊りはじめるディーンさん。
D:
ビートミュージックに歌詞、ラップとかのっけています。
イ「ところで3000円拾うってどういう状況だったんですか?」そっちか!爆
D:
宗右衛門町をパトロールしてた、困った人いないかなみたいにしてたら、現金3000円がポンて落ちてて、
誰も気にしてないから交番持っていった。パトロールは時間があればやってます。
有働「すいません、パトロールの意味が分からない・・・」
D:
役作りでもあるし、音楽やれる場所を探したり、ケンカしてる人がいたら止めたり、寒そうな人がいたらジャケットかけてあげたりw
(天使?! ラッパー精神?
D:
家と仕事場の往復ばかりの人生になるとよくないなと思う。
自分はストリートからサヴァイヴして這い上がってきた感じなので、忘れちゃいけないなみたいな。
イ「もう朝ドラ出ちゃったら、顔が知れて大変じゃないですか?」
D:
そうです。“あんた、あれやろ?”て言われて“そやで、おおきに”みたいな。
“LINE教えて”て言われたり(これは『スタジオパークからこんにちは』でも話してた
イ「奥さんとどんな感じで大阪楽しんだんですか?」
D:
普通に美味しいもの食べたり、買い物したり。
イ「日ごろ家族と離れて暮らしてて、大阪も生まれた街じゃないから、家族と会えばパワーもらえます?」
D:
もらいながら、そがれながらみたいな。動物園連れていったり。
有働「聞きたいような、聞きたくないような、奥さんてやっぱ美人で優しい方なんですか?」
D:
んーと、人によります。美的感覚は。時に優しく、時に厳しく。
イ「奥さん1人でお子さん育てて、その償いはどうしてるんですか?」
D:
美味しいものつれていったりして。
FAX:インドネシア出身の奥さまとの会話は英語ですか?
D:
基本そうです。
[ここまでのプロフィールをディーンさん作の曲を流して紹介]
自分の曲にも目を瞑って踊ってた。
父はIT関係の会社員、母はピアノ教師
IT分野での起業家を目指す
有働「そもそもIT企業家を目指して留学された」
D:
表の理由はそうですね。本当は花粉症が酷くて逃れるために。
有働「今年は早めだって!」
D:
でも今ってクスリがすごい進歩してるから、まだ大丈夫。
芸能の仕事をしようと思ったのは台湾。香港では挫折の連続だった。努力もしたけど、いろんな状況があって、
アメリカを離れなくてはならなくなって、ネクストレヴェルに行こうと思って。
9.11でビザがすごい厳しくなった。永住したいなと思ってはいたけど、ワークビザがとれなくて、
アジアを周って、香港でスカウトされてモデルになって。
有働「福島で生まれて、東京や千葉で育って、アメリカに行ったのは憧れがあったんですか?」
D:
父が中国の生まれで、仕事の関係だったり、日本以外のものが家の中にたくさんあったので距離を感じなかった。
FAX:いろんな国で活躍されていますが、感覚的にはどこが合っていると思いますか?
D:
どこにも長所と短所がある。どっちがというより常にアダプト(適応)してきたので、だからなかなか定住できない。
イ「最終的にどこでやっていくんですか?」
D:
いやあ分かんない。1人の時はそれがちょうどよかったけど、子どもができて考えが変わって、
定住しないといけないな。今はジャカルタと考えてるけれども、お仕事いただけてるのは有り難いので、
仕事を継続できる形で家族とも住みたい。
FAX:すべて完璧ですが、ディーンさんのダメなところ教えてください。
D:
(だいぶ悩んでから)花粉症と、グルテンアレルギー。
昔はけっこう毎日思ってた、自分てダメだなあって。
ネガティヴだなあとか、人のせいにしたり、20代は思ってたけど、
いろんなことがどうでもいいってなっちゃって。あんまり気にしなくなりました。
台湾で1回休止して、音楽活動をしていた時に考えを改めて、、、
ここであと30秒になって、
「どんな香りがするか?」
イ「ジャスミンの香り」
「朝の挨拶を英語でゆってください」
“Good Morning Everyone, aaaah...”で切れちゃったw
*
なんだか誠実さが服着て歩いているような部分と、
自由に放浪して仕事と趣味を楽しむ部分が混在してるんだな。
容姿はもちろんだけど、この方の最大の魅力は、
ルーツは日本人でありながら、キャリアや考え方が自然にグローバルなところだと思う。
朝ドラに出て、全国の女性ファンを射止めたことで、これまでの欧米のハーフばかりじゃなく、
香港、台湾と、日本に身近なアジアで活躍していることが、一般的に肯定されたことじゃないかなあ。
どこか1ヵ所に偏らず、国の境も関係なく活躍する姿をこれからも期待していますよ~!
ディーン・フジオカ@スタジオパークからこんにちは
最近、朝ドラも「あさイチ」も予録して、ジムに通っているんだけど、
“五代がまさに死ぬ日に”てHPの紹介文で、今日死ぬことが分かってしまった・・・
土曜だと思っていたんだけど。どこもネタばれ早いよ
[金曜の朝ドラ]
東京で療養生活に入るのは半年も前から決まっていたのに、大阪を走り回っていた五代。
執事に言われて初めて重い病のことを知ったあさは、会いに行く。
銃を落として怒られた時の出会い、大坂知事になって「明治維新なんてクソ食らえだす!」と怒られた思い出が蘇る。
「最後まで大坂に命をかけたい!」
あさは、子どもの教本にペングインが載ってた話をするととても喜ぶ五代。
東京に行った1ヵ月後に五代は亡くなった。明治18年。
*
いつものように泣き腫らしながら、ディーンさんへのたくさんのFAXを抱える有働アナ
D「ヘヴンでもおにぎりを有働さんから頂いてありがとうございます」
自分でこのシーンを見るのは初めてで「五代さんありがとうという気持ちですね」
550通のFAXでは「五代さまを見るために有休をとりました。明日から生きていけるか心配です」て
(おや? 今日は国会中継じゃなくて、錦織圭の試合中継で短縮版だったのか!
てか、直前になって決めるのやめてえええええ!
昨日、録画放送されたのはヒューイット戦だったのに!
自分のシーンを真剣に見つめるディーンさん。
イ「五代さんて方をどう思われました?」
D:
最初知らなかったんですけど、知るうちになんて偉業を成し遂げた人だったんだと分かって、
後世に何を残せるかということに自分の時間を使っていて、役だけではなく、自分の人生も豊かにしてもらった。
FAX:2人の共通点は感じられましたか?
D:
僕はキャリアを海外で過ごした時間が多いが、当時はパスポートもないから、脱藩して、密航して、
船で何ヶ月も揺られて、自分の国のために吸収して、自己犠牲したものを、自分は享受している側なので、
巨人の肩に乗ってる小人みたい、有り難いなと。
イノッチの後ろにいるペンギンのぬいぐるみのもっと小さいヴァージョン、ウチにもいますw
イ「その勇気ははかり知れないですよね」
D:
興味とか好奇心だけでは絶対できないこと。大きな愛に、僕も触れられてよかった。
有働「印象に残るシーンで、このファーストペングウィンをあげてくださったのはどういう意味で?」
D:
物語の長い伏線でもあり、五代とあさの関係でペングウィンが象徴的に使われていた。
子どもの教本に載るってことは、五代さんも“人生良かった”と思えたと思う。
産業などの革新とともに教育も大事だと思ってたはずだから、胸にきた。
イ「彼の生き様はどう思いました?」
D:
当時、あれだけ世の中に大きな影響を与えながら、莫大な借金を残した。
今の関西は、五代がプロデュースした。適材適所に手渡した。そこは侍だと思う。
商人とは違う、根底が違う分、変化が生まれる。
有働「あささんと抱き合うシーンは、映像ではあれだけですが、あの後は何もない?」
D:
五代は武士で、女性の前で涙を見せるのは特殊な状況。
有働「五代さんは、本当に好きだったんですね、あささんのこと」
D:
可能性を感じていたんだと思う。男性社会で女性がそろばんをしたり、改善できるのは女性自身しかないから。
FAX:ディーンさんは、おてんばなあさ、おしとやかなはつ、どちらが好みですか?
どっちも好き。僕はおてんばなほうが好きかな。突っ込み入れるのが楽しい。
FAX:朝ドラ演って変わったことはありますか?
D:
NHKって、日本大使館やホテルの中で唯一見れる放送だったので、別世界な感じ。出させていただいたのは奇跡。
自分の祖母が、僕が日本語で演じているのを見るのは嬉しいと思う。やっとおばあちゃん孝行ができました。
[プライベート]
向かったのは都内某所のボクシングジム。
ボクシングはアメリカに行ってからやるようになった。
危ない体験が多くて、自分の身を守るため。
仕事でアクションをやるようになって、武術など趣味と実益も兼ねている。
元日本チャンピオンに指導を受けている。
「ボクシング楽しいっすねえ!」
D:
自分と戦ってる感。集中力を養えて、頭も使うし、プロの人たちはそれで生きているっていうのは尊敬しますね。
リフレッシュになります。なかなか運動できないんで。
[友人にインタビュー]
大坂ラジオ局のDJ。大坂の音楽好きで知らない人はいないそう。
朝ドラの撮影で大坂にいた時に知り合い、音楽好き同士意気投合。
2、3日おきに集まってジャムセッション! 路上でボイパ!
大阪に来て、お好み焼きとたこ焼き食べてないってあり得ないだろう!ということで、
玄米粉や米粉を溶いたりして食べさせたら、これはイケるってことで、作った曲が♪グルテンフリー
ぐるぐるグルテンフリー~ 美味しいな 美味しいな てすぐ曲作るんですよ!
あっという間にケータイを使って。
ジャカルタから奥さんが来た時に、どうしてもお好み焼きを食べさせたいと、
お店に入って、見よう見まねで焼いたらグチャグチャになってしまって、
みんなで助けに行って、でもグッときますよ。
なんとか食べさせてあげようというその気持ちがね。
“今、3000円拾っちゃいまして、それを派出所に届けていて、遅れちゃいますけどすいません”て電話で謝ってきたり、
当たり前のことだけど、求められていることに対して一生懸命に応えようとか、
どの瞬間もエネルギーが向いているのが素晴らしい。
D:
マーキーさんの年代でお友だちって呼べる人がいなかったんで、一緒に遊んで、
友だちって呼んでも失礼にならないというか、仲間、帰るところみたいな、大阪を感じさせてくれる。
♪グルテンフリー を歌ってみせるw
疲れたココロにグルテンフリー ストレスフリー 小麦粉じゃなくて米粉 みたいなww
スタジオに流れて、なんだ本格的なラップじゃないか/驚
それに踊りはじめるディーンさん。
D:
ビートミュージックに歌詞、ラップとかのっけています。
イ「ところで3000円拾うってどういう状況だったんですか?」そっちか!爆
D:
宗右衛門町をパトロールしてた、困った人いないかなみたいにしてたら、現金3000円がポンて落ちてて、
誰も気にしてないから交番持っていった。パトロールは時間があればやってます。
有働「すいません、パトロールの意味が分からない・・・」
D:
役作りでもあるし、音楽やれる場所を探したり、ケンカしてる人がいたら止めたり、寒そうな人がいたらジャケットかけてあげたりw
(天使?! ラッパー精神?
D:
家と仕事場の往復ばかりの人生になるとよくないなと思う。
自分はストリートからサヴァイヴして這い上がってきた感じなので、忘れちゃいけないなみたいな。
イ「もう朝ドラ出ちゃったら、顔が知れて大変じゃないですか?」
D:
そうです。“あんた、あれやろ?”て言われて“そやで、おおきに”みたいな。
“LINE教えて”て言われたり(これは『スタジオパークからこんにちは』でも話してた
イ「奥さんとどんな感じで大阪楽しんだんですか?」
D:
普通に美味しいもの食べたり、買い物したり。
イ「日ごろ家族と離れて暮らしてて、大阪も生まれた街じゃないから、家族と会えばパワーもらえます?」
D:
もらいながら、そがれながらみたいな。動物園連れていったり。
有働「聞きたいような、聞きたくないような、奥さんてやっぱ美人で優しい方なんですか?」
D:
んーと、人によります。美的感覚は。時に優しく、時に厳しく。
イ「奥さん1人でお子さん育てて、その償いはどうしてるんですか?」
D:
美味しいものつれていったりして。
FAX:インドネシア出身の奥さまとの会話は英語ですか?
D:
基本そうです。
[ここまでのプロフィールをディーンさん作の曲を流して紹介]
自分の曲にも目を瞑って踊ってた。
父はIT関係の会社員、母はピアノ教師
IT分野での起業家を目指す
有働「そもそもIT企業家を目指して留学された」
D:
表の理由はそうですね。本当は花粉症が酷くて逃れるために。
有働「今年は早めだって!」
D:
でも今ってクスリがすごい進歩してるから、まだ大丈夫。
芸能の仕事をしようと思ったのは台湾。香港では挫折の連続だった。努力もしたけど、いろんな状況があって、
アメリカを離れなくてはならなくなって、ネクストレヴェルに行こうと思って。
9.11でビザがすごい厳しくなった。永住したいなと思ってはいたけど、ワークビザがとれなくて、
アジアを周って、香港でスカウトされてモデルになって。
有働「福島で生まれて、東京や千葉で育って、アメリカに行ったのは憧れがあったんですか?」
D:
父が中国の生まれで、仕事の関係だったり、日本以外のものが家の中にたくさんあったので距離を感じなかった。
FAX:いろんな国で活躍されていますが、感覚的にはどこが合っていると思いますか?
D:
どこにも長所と短所がある。どっちがというより常にアダプト(適応)してきたので、だからなかなか定住できない。
イ「最終的にどこでやっていくんですか?」
D:
いやあ分かんない。1人の時はそれがちょうどよかったけど、子どもができて考えが変わって、
定住しないといけないな。今はジャカルタと考えてるけれども、お仕事いただけてるのは有り難いので、
仕事を継続できる形で家族とも住みたい。
FAX:すべて完璧ですが、ディーンさんのダメなところ教えてください。
D:
(だいぶ悩んでから)花粉症と、グルテンアレルギー。
昔はけっこう毎日思ってた、自分てダメだなあって。
ネガティヴだなあとか、人のせいにしたり、20代は思ってたけど、
いろんなことがどうでもいいってなっちゃって。あんまり気にしなくなりました。
台湾で1回休止して、音楽活動をしていた時に考えを改めて、、、
ここであと30秒になって、
「どんな香りがするか?」
イ「ジャスミンの香り」
「朝の挨拶を英語でゆってください」
“Good Morning Everyone, aaaah...”で切れちゃったw
*
なんだか誠実さが服着て歩いているような部分と、
自由に放浪して仕事と趣味を楽しむ部分が混在してるんだな。
容姿はもちろんだけど、この方の最大の魅力は、
ルーツは日本人でありながら、キャリアや考え方が自然にグローバルなところだと思う。
朝ドラに出て、全国の女性ファンを射止めたことで、これまでの欧米のハーフばかりじゃなく、
香港、台湾と、日本に身近なアジアで活躍していることが、一般的に肯定されたことじゃないかなあ。
どこか1ヵ所に偏らず、国の境も関係なく活躍する姿をこれからも期待していますよ~!