※notes and movies(1996.5~ part1)からの転記。
「おでかけスポットリスト」カテゴリーの「小さな旅」に追加しました。
朝4時に目が覚めたら、道路が濡れてた
6:30起床
7:40に家を出た。
8時過ぎ、田端でNさんと落ち合って、東京駅へ。
いろんな行き方があったけど、9:10「新幹線こだま」で「熱海」まで、
「伊東線」で伊東を過ぎて、そのまま「伊豆高原」まで、着いたのは11時頃かな。
地図をもらって、割引券を買って、歩いて行ける2ヶ所へ。
「人形の美術館 それいゆ」
徒歩15分くらいかな。700円。
いかにも外国人ていうハッキリした顔立ちで、表情が豊か。
ニット使いも豊富な衣装に、あらゆる少し大きめの小物。
家族や恋人たち、いろんな人を表した人形たち。
「ひと言言わないと気がすまない人」などタイトルも面白い。
「孤独な人」には、なぜか日本紙幣がベッドにバラまかれていた。
1Fは他にグッズ売り場、2Fには、ウチにあるのと同じ星座を模した鉄のオブジェを発見!
人形コレクションは主に一般からの寄贈。
フランス人形、菊人形はじめ、個性豊かな、あらゆる国を代表する民族人形。
石で作られたカウボーイ(テキサス)は、とっても渋い。
「不思議の国のアリス」のコレクションもあった。
「伊豆オルゴール館」
また歩いて15分くらいにある。小樽のとまったく趣が異なり、
1階建ての近代的で平面的な建物の中には、コレクションというより、
生演奏の音楽を録音、再生させる装置の歴史が展示されている。
図らずも、今回の小さな旅でもっとも感動したところ。
入るとガイドさんが説明の途中で、「ロールペーパー」と呼ばれる、紙に穴が開いたところに
電流が流れて、それぞれの楽器の音に空気を送る指示が伝わって音が出る仕組みを説明していた。
当時は人が回して動かしていたが、今は電動。
あれだけの大きなものを回すのは相当力が必要だったことだろう/驚
19Cはじめの名ピアニストの名演奏が、今でもそのまま生の感覚で聴けるのだから素晴らしい
微妙な指遣いによる生きた演奏。シンセサイザーなんて比較にならない感動。
この躍動感は当時に完全にトリップさせる。
曲名は♪スワニー(あら、リンクした/驚
これがチャップリンをはじめとする1920年代のサイレントムーヴィーで使われ、西欧で流行った。
22種類の違った楽器をいっぺんに操作できる「オーケストリオン」。
箱の中にいろんな打楽器が詰まっている。
一気に時代を引き戻される軽快なラグタイムのジャズピアノ。
禁酒法時代、もぐりの酒場が流行り、人をおおっぴらに雇えなかった店は、
みんなこの「オーケストリオン」を置き、それに合わせてお客が踊った。
ラジオが普及すると、1つで好きな曲がずっと流せるため、これらは廃れていったとのこと。
その隣りのは、美しい彫刻、スピーカーがついていて、自然と中世の人々の美しい絵が描かれている。
お祭り用の大音量で、これだけの音じゃないと辺り一面に届かなかったそう。
いかにも街のサーカスや、ストリートパフォーマー、家族、恋人たちで混雑する中、
笑いと活気に満ちた通りが目の前に広がるよう。
そしてラストはひと際大きな「オーケストリオン」。
主にベルギー、オランダ製の「モンティール・フェアグランドオルガン」。
モーターの音も勢いよく、フルート、オカリナ?、トランペット、パイプオルガン、
そして手前左右の美しい女性の手が鈴を叩いて、中央の色男は単調な指揮をとっている。
これかな?→here
これはダンスホールに置いて、音楽に合わせてみんなで踊った。
この前で中世の美しいドレスに身を包み、クルクル回って踊る人々が目の裏に浮かんだ。
これは今でも広いホールに置くべきだ。
どれをとっても涙が出そうなほど感動の連続。
オルゴールというより調度品、家宝という感じ
レコードの起源「エジソン」が蓄音機を発明し、
円形のペーパーや、ドイツ製の見慣れた鉄のロールに棘がついたものもあった。
ほかはオルゴール売り場。
(意外とオルゴールは好きで、これは地元で買ったオルゴール。曲は♪ボレロ
*
いったん駅に戻って、ランチに14時までラーメンを食べた。
八宝菜たっぷり、とろとろスープの広東スープ。
「ねこの博物館」
お腹いっぱいで、今度はバスに乗って、「シャボテン公園行」、「大室高原7丁目」で下車。
本当はここがメインのはずだったけど、期待ハズレだった。
1Fはとにかく「剥製」と、骨の模型。
今では絶滅したといわれる「ベンガルトラ」やらネコ科のあらゆる動物、
チーター、ジャガー、ヤマネコ、ピューマ、これがまたこの世のものとは思えないデカさ!
ネコの祖先といわれる恐竜みたいなモンスターもいて、迫力はある。
そしてなぜか、セイウチ、キツネ、タヌキなんかの骨の模型まであって???
2Fに行ったら、高くて見えないところに説明文や写真が貼ってあって呆れた。
で、突然グッズコーナーになってる。
売店では、やたら散財しちゃったけど、デカい顔のブキミなネコの結婚式の人形や、
招き猫のコレクション、張子のコレクション、ネコ版「不思議の国のアリス」etc...
これだけかと思いきや、外を巡るように小屋があって(イスタンブールのような白と青の建物)、
中の狭い所に眠っている本物ネコたち。知人さんはしきりに同情していた。
せっかく楽しみにしていた「ふれあい広場」は、拡張工事のために閉鎖中。
思えば、不幸はここから始まったのかしら?
15:50くらいで次の「蝋人形館」にすぐ着けると思って、
「大室山」沿いに1kmだって駐車場のオヤジの言うことを聞いて、
延々1時間近く歩いたのに、結局たどり着けず、きっと16:30閉館と思い、
途中でへとへとで戻ってきた
クルマの排気ガスで肺真っ黒だよ、きっと
やっとバス停まで戻って、グラングラン揺れて駅まで戻った
「やまもプラザ」でNさんは日本酒のお土産を買って、ワンちゃんが宣伝していたアイス屋さんで
Nさんのラムレーズンはgood、私のアップルパイはあんまり・・・を食べて、
17:45の「特急 踊り子号」で約2時間で東京→最寄駅まで戻った。
けっこう2万円くらいは使ったかな。
途中ぽつぽつ雨が降ったり、暑いほど日が射したり、でも大体曇っていたけど、
大室山はどこからでもくっきりと見えた。
*
それぞれの博物館、今はどうなっているかなあ? 展示物とか、建物とか変わったかも?
「世界のオートマタ展」(1996.12~ part7)(メモなし)も良かったなあ!
「オルゴールの小さな博物館」もよかった。
レジーナ コンチェルト ”ボヘミアン・ガール” オルゴールの小さな博物館
けっこう動画もあるんだv
ピエロ・エクリヴァン(小樽オルゴール堂)
これは見たことある!
ギターを弾くピエロ オルゴールの小さな博物館
ネジを巻くところからもうステキすぎる・・・
フルートプレーヤー
なんだろう、この半音感・・・吹き終わった後のドヤ顔も可愛いww
「おでかけスポットリスト」カテゴリーの「小さな旅」に追加しました。
朝4時に目が覚めたら、道路が濡れてた
6:30起床
7:40に家を出た。
8時過ぎ、田端でNさんと落ち合って、東京駅へ。
いろんな行き方があったけど、9:10「新幹線こだま」で「熱海」まで、
「伊東線」で伊東を過ぎて、そのまま「伊豆高原」まで、着いたのは11時頃かな。
地図をもらって、割引券を買って、歩いて行ける2ヶ所へ。
「人形の美術館 それいゆ」
徒歩15分くらいかな。700円。
いかにも外国人ていうハッキリした顔立ちで、表情が豊か。
ニット使いも豊富な衣装に、あらゆる少し大きめの小物。
家族や恋人たち、いろんな人を表した人形たち。
「ひと言言わないと気がすまない人」などタイトルも面白い。
「孤独な人」には、なぜか日本紙幣がベッドにバラまかれていた。
1Fは他にグッズ売り場、2Fには、ウチにあるのと同じ星座を模した鉄のオブジェを発見!
人形コレクションは主に一般からの寄贈。
フランス人形、菊人形はじめ、個性豊かな、あらゆる国を代表する民族人形。
石で作られたカウボーイ(テキサス)は、とっても渋い。
「不思議の国のアリス」のコレクションもあった。
「伊豆オルゴール館」
また歩いて15分くらいにある。小樽のとまったく趣が異なり、
1階建ての近代的で平面的な建物の中には、コレクションというより、
生演奏の音楽を録音、再生させる装置の歴史が展示されている。
図らずも、今回の小さな旅でもっとも感動したところ。
入るとガイドさんが説明の途中で、「ロールペーパー」と呼ばれる、紙に穴が開いたところに
電流が流れて、それぞれの楽器の音に空気を送る指示が伝わって音が出る仕組みを説明していた。
当時は人が回して動かしていたが、今は電動。
あれだけの大きなものを回すのは相当力が必要だったことだろう/驚
19Cはじめの名ピアニストの名演奏が、今でもそのまま生の感覚で聴けるのだから素晴らしい
微妙な指遣いによる生きた演奏。シンセサイザーなんて比較にならない感動。
この躍動感は当時に完全にトリップさせる。
曲名は♪スワニー(あら、リンクした/驚
これがチャップリンをはじめとする1920年代のサイレントムーヴィーで使われ、西欧で流行った。
22種類の違った楽器をいっぺんに操作できる「オーケストリオン」。
箱の中にいろんな打楽器が詰まっている。
一気に時代を引き戻される軽快なラグタイムのジャズピアノ。
禁酒法時代、もぐりの酒場が流行り、人をおおっぴらに雇えなかった店は、
みんなこの「オーケストリオン」を置き、それに合わせてお客が踊った。
ラジオが普及すると、1つで好きな曲がずっと流せるため、これらは廃れていったとのこと。
その隣りのは、美しい彫刻、スピーカーがついていて、自然と中世の人々の美しい絵が描かれている。
お祭り用の大音量で、これだけの音じゃないと辺り一面に届かなかったそう。
いかにも街のサーカスや、ストリートパフォーマー、家族、恋人たちで混雑する中、
笑いと活気に満ちた通りが目の前に広がるよう。
そしてラストはひと際大きな「オーケストリオン」。
主にベルギー、オランダ製の「モンティール・フェアグランドオルガン」。
モーターの音も勢いよく、フルート、オカリナ?、トランペット、パイプオルガン、
そして手前左右の美しい女性の手が鈴を叩いて、中央の色男は単調な指揮をとっている。
これかな?→here
これはダンスホールに置いて、音楽に合わせてみんなで踊った。
この前で中世の美しいドレスに身を包み、クルクル回って踊る人々が目の裏に浮かんだ。
これは今でも広いホールに置くべきだ。
どれをとっても涙が出そうなほど感動の連続。
オルゴールというより調度品、家宝という感じ
レコードの起源「エジソン」が蓄音機を発明し、
円形のペーパーや、ドイツ製の見慣れた鉄のロールに棘がついたものもあった。
ほかはオルゴール売り場。
(意外とオルゴールは好きで、これは地元で買ったオルゴール。曲は♪ボレロ
*
いったん駅に戻って、ランチに14時までラーメンを食べた。
八宝菜たっぷり、とろとろスープの広東スープ。
「ねこの博物館」
お腹いっぱいで、今度はバスに乗って、「シャボテン公園行」、「大室高原7丁目」で下車。
本当はここがメインのはずだったけど、期待ハズレだった。
1Fはとにかく「剥製」と、骨の模型。
今では絶滅したといわれる「ベンガルトラ」やらネコ科のあらゆる動物、
チーター、ジャガー、ヤマネコ、ピューマ、これがまたこの世のものとは思えないデカさ!
ネコの祖先といわれる恐竜みたいなモンスターもいて、迫力はある。
そしてなぜか、セイウチ、キツネ、タヌキなんかの骨の模型まであって???
2Fに行ったら、高くて見えないところに説明文や写真が貼ってあって呆れた。
で、突然グッズコーナーになってる。
売店では、やたら散財しちゃったけど、デカい顔のブキミなネコの結婚式の人形や、
招き猫のコレクション、張子のコレクション、ネコ版「不思議の国のアリス」etc...
これだけかと思いきや、外を巡るように小屋があって(イスタンブールのような白と青の建物)、
中の狭い所に眠っている本物ネコたち。知人さんはしきりに同情していた。
せっかく楽しみにしていた「ふれあい広場」は、拡張工事のために閉鎖中。
思えば、不幸はここから始まったのかしら?
15:50くらいで次の「蝋人形館」にすぐ着けると思って、
「大室山」沿いに1kmだって駐車場のオヤジの言うことを聞いて、
延々1時間近く歩いたのに、結局たどり着けず、きっと16:30閉館と思い、
途中でへとへとで戻ってきた
クルマの排気ガスで肺真っ黒だよ、きっと
やっとバス停まで戻って、グラングラン揺れて駅まで戻った
「やまもプラザ」でNさんは日本酒のお土産を買って、ワンちゃんが宣伝していたアイス屋さんで
Nさんのラムレーズンはgood、私のアップルパイはあんまり・・・を食べて、
17:45の「特急 踊り子号」で約2時間で東京→最寄駅まで戻った。
けっこう2万円くらいは使ったかな。
途中ぽつぽつ雨が降ったり、暑いほど日が射したり、でも大体曇っていたけど、
大室山はどこからでもくっきりと見えた。
*
それぞれの博物館、今はどうなっているかなあ? 展示物とか、建物とか変わったかも?
「世界のオートマタ展」(1996.12~ part7)(メモなし)も良かったなあ!
「オルゴールの小さな博物館」もよかった。
レジーナ コンチェルト ”ボヘミアン・ガール” オルゴールの小さな博物館
けっこう動画もあるんだv
ピエロ・エクリヴァン(小樽オルゴール堂)
これは見たことある!
ギターを弾くピエロ オルゴールの小さな博物館
ネジを巻くところからもうステキすぎる・・・
フルートプレーヤー
なんだろう、この半音感・・・吹き終わった後のドヤ顔も可愛いww