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認知症事故、最高裁、家族の責任認めず@週刊ニュース深読み

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家族の介護努力


 
妻がまどろんだ間に、親は別の出入口から外に出てしまっていた

 


鉄道事故での多額の賠償請求の実態
鉄道の人身事故で、去年1年間に14件の賠償請求を手がけた専門家に聞いた。

今回の事故の賠償請求総額は、400万円あまり!


 
都会の場合、乗客が多いため、振り替え輸送金額も大きくなる傾向にある

(酔っ払いが線路に入ったとかいうなら自己責任だけど、認知症でこんな多額は酷いよ。
 それでなくても介護費用がかさんだり、定職に就けない問題があるし、
 肉親を失った上に弁償しろっていうのは酷な話だ・・・




弁護士:
上は1000万円から下は100万円くらい。
線路に入ってしまい、亡くなった責任を家族に課すのは、
これから高齢化が進むし、家族に負荷を強いることになりかねない。
今回の最高裁の判断は社会情勢に極めて合致していると思う。


対策例
 


「羽洩野市見守りネットワーク」


 

このシールを認知症の方の胸元などに貼り、徘徊しているところを見かけた人は、
QRコードをケータイで読み取ると、地域包括支援センターの電話番号が出てくる。

四角の中に番号が振り当てられ、役所にあるデータベースと照合されるため、
本人の氏名、住所、電話番号等のプライバシーが守られるという利点もある。
羽洩野市は、来月からシールを配布し、データベースへの登録を働きかける予定。

 



「行政も含めて、地域のみんなで認知症の高齢者を見守っていきたい」



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