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イマドキのオソウシキ@あさイチ

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イマドキのオソウシキ@あさイチ

ドライブスルー型のお葬式
 

 

 
お焼香ボタンを押すと、祭壇の機械の花が点灯するって・・・これは要らないんじゃない?

このシステムを経営する建設業社長:
これからは、高齢者、障害者も参列できるような方法を考えなければいけないと思い考えた。


その他にも、たくさんの異業種が参入してきている。
 


イマドキのお葬式の傾向は“シンプル”

葬儀社社長:
従来と比べて、ひと言で言えば、葬儀が「シンプル」になってきている。
家族を中心にして、火葬だけをする「直葬」も増えて、利用者の3割が「直葬」。

本人、家族が価値を感じないものを、何も分からないまま、ただ慣習で行うよりも、
1つ1つ吟味して、葬儀を選ぼうという思いが強い方が増えている。


「直葬」
 
「通夜」「告別式」を省いて、「火葬場」へ。約3時間で終わる式

「1日葬」:「告別式」「火葬」

父親の葬儀に「1日葬」を選んだ37歳喪主の男性:
父は「子どもにできるだけ負担をかけたくない」という思いがあった。
私は、本人の意志を聞いた上で、「できるだけのことはしてあげたいな」と思って選んだ。

きっかけは祖母の葬儀で、親戚らが大勢集まる中、接待や準備で家族が悲しむ間もない様子を見た子どもの頃の記憶から。

大きく盛大にやればいいってものじゃない。
逆にこうした時間のゆとりを作ることで、父に対する気持ちを深められる。これも大事な時間。
通夜をなくした分、家族で思いを込められるような行動をとりたい。

生前の頃の写真を見て、話す時間がもてた


「忙しさに紛れて悲しみをいっとき忘れる効果もあるのでは」という声もあった。


こうした葬儀スタイルが増えた背景
自宅で葬儀をすることが減った
葬儀自体やらない人が増えた など


シンプル=ラクではない
葬儀は、本人の供養だけでなく残された人たちのためにもあるため、
「家族葬」+「お別れ会」など、多様化している。
「家族葬」だけだと、友人・知人がバラバラに訪ねてお焼香するたびにもてなす負担も生じる。


亡くなってから3日目までの流れ

普段慣れないことを、すべて同時進行するのは大変な負担がかかる

※「24時間以内に火葬してはいない」という法律があるため、安置場所が必要。

ラブホテルを改装して安置所にした専門業者も増えた



低価格のお葬式プランや早割サービスが登場


お葬式プランをネット販売するIT企業

コールセンター

お客からの依頼の多い3つのプラン
 

※追加料金とは?


部長:
葬儀屋さんでは、距離が10kmまでしか金額に含んでいない場合があり、
もし病院が20km先にあったら、10km分の追加料金がかかる。


お葬式の費用の内訳

低価格の工夫1:備品の仕入れ価格を極力抑える。

「私たちの目安でいうと、この2つで約500円」



高い木材を使った祭壇はやめて、花を飾る
 


低価格の工夫2:葬儀場の使用料を抑える。

全国3000箇所の葬儀社と提携しているため、急遽予約を入れて「満杯」と断られても、近くの葬儀社を探してくれる

部長:
全国の葬儀社の稼働率は、実はあまり高くない。10~20%くらい。
空いていたら、ゼロになる機会を私たちのほうで埋めることで、こちらも価格を安く葬儀社に提案できる。


「早割」プラン
 
生前から早めに予約すれば割引となるサービス。利用者は2万人いる

「早割」プランを申し込んだ女性:
母親は健在だが、自分は年金暮らしで、自分の葬式も出さないといけないのに、母親に多額の費用をかける余裕がない。
1日でも母より長く生きないと。先に逝くと親不孝と言われるから。

これを選んだ主な理由は、母親のお葬式を事前にしっかりと考えたいから。


「当日に葬儀の値段を選ぶと、故人とのお別れもゆっくりできない。
 最期くらいは自分の心も落ち着かせて、ゆっくりとお別れしたい。
 (このカードは)最後のパスポートです。
 最後の仕上げが、ここに電話すればできるという安心感がある。
 割引で浮いたお金で、母と旅行にでも行きたい」

と言ってカードを大事にお財布にしまっていた。

いざという時に、カードに書かれた電話番号に電話するだけでいいそう。3年で更新される。
最初は後ろめたさから本人に言えずにいたが、後に話したら納得してくれた。

有働アナ「私も母親の葬式の時、バタバタして、ゆっくりお別れする余裕がなかった」

他にも、「親の交友関係を知らないので、誰に連絡したらいいか、しないほうがいいかも分からない」という声。

専門家:
普段から話し合い、それぞれの意向を聞いておく。年賀状だけでは決められない。
葬儀は、見得と世間体の部分もある。


【FAX】


FAXで怒ってる人もいたけど、抵抗を感じるのは、私たちの親世代より上が多いんだろうな。
世代間の価値観の違いは大きい。




地方の葬式と言えば、昔は本当に大変だった
私の父は長男だから、なにかあるたびに大勢が実家に集まり、中には家族で泊まる人もいる。

なにより負担がかかるのは女性。
大勢にご飯を用意して、次はお茶、またご飯、夜はお酒
その間に挨拶したり、葬儀社と打ち合わせして、いろんなことを決めたり。。。エンドレス

男性陣は、食べて、喋って、笑って、お酒を飲んで、寝るだけ
とても理不尽さを感じたし、自分には真似できないと思った。

最近は、実家の周りも若い人が減り、親戚も高齢者ばかり。
葬儀も法事なども、会場を決めて、そこですべて済ませる簡易な方法へ時代とともに変わった。
何周忌、何回忌と延々続いていたのも、1回にまとめるとか。

葬儀だけでなく、その後のお寺への寄付は強制的に回ってくるし、
毎年、お盆には坊主、小坊主さんが各家を回りに来て、お経をあげて、お金を渡す風習も残っているし、
離れて暮らす子ども世代には馴染みのない、意味の分からない風習も多いのが現実。

私も親もお金のかからない方法がいいと話したことがあった。



私に関しては式も墓も要らない。
土に還って、そこから野花でも咲けばいいんだけど。

魂になれば自由の身。
わざわざ陰気臭い墓場にずっといたいと思う人なんているのかなぁ。

ご先祖様、亡くなった家族を思う気持ちは、墓のあるなしなどとは関係ないと思う。
たとえ遠くに住んでいても、思い出すことで本人に通じると信じている

「葬儀」も「宗教」も「お金」と結びつくから、おかしなことになるんだ。


追。
この回で、近藤アナが「あさイチ」を卒業するという突然の知らせに驚くFAXも多く寄せられ、
それが読まれると、急に泣き出し、「最後に例の奥さまスマイルが見たい」という無茶ぶりには
しっかりと最高の笑顔で応えていたのが素晴らしかった!
Yahoo!ニュースにこの笑顔の写真付きで出てたし/驚



 


追2。
そういえば思い出したけど、今通っているジムの食事スペースの窓からは葬儀屋がどーーーーーーんて見える。
あれは何か悪意があるのか??? どっちが先に建てたのかなあ、といつも気になるんだ。


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