『山岸凉子全集　日出処の天子　６』（角川書店）

■『山岸凉子全集　日出処の天子　６』（角川書店）
山岸凉子／著

※2001.8～のノートよりメモを抜粋しました。
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▼あらすじ（ネタバレ注意
大王から言われるままに再婚した間人媛。
夫は、豊日前大王の落とし種、義理の息子にあたる田目王子で、
厩戸王子の生まれを汚す計画が、かえって亡き夫にソックリな、財力も人柄も備えた人で家庭が戻る。

布都姫を思う侍女は、いったん大王の仮宿を離れて石上に戻り、
参拝と偽り、毛人と一夜を過ごす計画を立てる。

厩戸王子に嫁いだ大姫は、初夜に厩戸王子が現れずショック。
厩戸王子は、毛人と夢の中で交わる。

布都姫との逢瀬を知った厩戸王子は、東の叔父にまやかしをかけ、
布都姫を迎えに来るよう大王に使いを出せと言うが、
毛人と抱き合ったのは、文を頼まれて地図を差し替えた刀自古郎女！

東は布都姫を狙って捕まり、布都姫は大王の元に送られる。

馬子は、刀自古郎女を厩戸王子に嫁がせると決め、厩戸王子も承知する。
が、刀自古郎女が毛人の子を宿し、厩戸王子の子として育てるという。

大王は、大伴と新羅出兵に蘇我系の者を選び、不在中に蘇我を滅ぼそうと画策する。