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『ブッダ 1 カピラヴァストウ』(潮出版社)

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『ブッダ 1 カピラヴァストウ』(潮出版社)
手塚治虫/著 初版1987年(1990年 21刷) 1000円

※2001.8~のノートよりメモを抜粋しました。
「マンガ感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。


▼あらすじ(ネタバレ注意
約3500年の昔、アリアン人がインダス河に築いたインド。
血統正しい者は「バラモン」と名乗り、階級制度が始まる。

師ゴシャラのウサギが自らを焼いて捧げたという話を信じる聖者アシタは、
弟子・ナラダッタに神の超能力を持つ人を探しに行かせる。

白うさぎの教え

それは「バリア」(スードラ(奴隷)より低い身分)のタッタという少年で、
動物に魂を移すことが出来る。

スードラの母と、息子チャプラは、タッタに救われ、
攻め込んできた隣国コーサラの将軍ブダイの命を救ったチャプラは養子になり、
いつか母を楽させてあげたい一心で武芸の達人となる。

コーサラ軍の狙うカピラヴァストウ城は、仲の良いシャカ族とコーリヤ族の住む都で
王女マーヤは、白い象の夢を見て、身ごもる。

マーヤは、シッダルタを産んでまもなく亡くなり、
アシタは、その子の運命を見届けるには、自分が老い過ぎていると嘆く。

コーリアの弓自慢バンダカとの決闘で、重傷のチャプラを救うため、アシタのもとへ動物になって走るタッタ。
途中で力尽きて死ぬと、また別の動物にのりうつり、
アシタはナラダッタに生物の命はみな等しいことを教えるために獣の心を与える。

スードラと知られたチャプラは国外追放を言い渡されるが、母と処刑される道を選ぶ。
2人を殺されたタッタは、1人コーサラに復讐を誓って旅に出る。



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