■『ホタル』(2001)
監督:降旗康男 出演:高倉健、田中裕子、水橋貴己、奈良岡朋子、井川比佐志、小澤征悦、田中哲司 ほか
以前観た『俺は、君のためにこそ死ににいく』にも特攻隊員がホタルになって帰ってくるという逸話が出てきたっけ。
健さんと、田中裕子さんの共演で、感動しないわけがない。健さんは実際にハモニカ吹いてるんだな/驚
▼story
元特攻隊員だった山岡秀治は、妻・知子が人工透析に通うようになってから沖合漁業をやめ、養殖をしている。
昭和天皇が崩御し、同じく元特攻隊員だった藤枝が雪山で遭難したことを知る。殉職か?
山岡のもとに藤枝の孫娘・真実が訪ねてきて、山岡に出すつもりだったと思われる手紙の草稿が書かれたノートを見せる。
そこには遺書ともとれる言葉が書かれていた。
戦時中、かあさんと呼んでいた旅館の女将から、山岡の上司・金山の遺品を韓国まで届けて欲しいと頼まれる。
知子は金山の許婚で、金山が帰らぬ人となり、自暴自棄になっていた時期を支えたのが山岡だった。。
♪故郷の空
聴き覚えのあるこの曲が流れて、スコットランドの代表的な民謡のひとつなんだね。
柿の木や、庭で焚き火を燃やしてる風景がとっても懐かしい。
周辺の盆地といい、長野を思い出した。
「私は大日本帝国のために死ぬんじゃない。祖国とトモさんのために死ぬんだ。勝手な自分を許してください」
目黒区の祐天寺には、まだ身元が分からない遺骨がたくさん残っているっていうのも驚いた。
知覧から沖縄の戦地まで軍機で約2時間。
死ぬつもりで乗っても、これまで20年足らずの人生が走馬灯のように思い出されて迷い、
それでも祖国や家族のために死ぬしかないと思ったと話す山岡。
田中さんは、朝日新聞社の記者・鈴木役。健さんと共演なんて貴重!
悲しい思い出ばかりで、最初はなにも話さなかった山岡だが、
戦争で無念に死んでいった若者のためにも重い口を開いてくれる。
監督:降旗康男 出演:高倉健、田中裕子、水橋貴己、奈良岡朋子、井川比佐志、小澤征悦、田中哲司 ほか
以前観た『俺は、君のためにこそ死ににいく』にも特攻隊員がホタルになって帰ってくるという逸話が出てきたっけ。
健さんと、田中裕子さんの共演で、感動しないわけがない。健さんは実際にハモニカ吹いてるんだな/驚
▼story
元特攻隊員だった山岡秀治は、妻・知子が人工透析に通うようになってから沖合漁業をやめ、養殖をしている。
昭和天皇が崩御し、同じく元特攻隊員だった藤枝が雪山で遭難したことを知る。殉職か?
山岡のもとに藤枝の孫娘・真実が訪ねてきて、山岡に出すつもりだったと思われる手紙の草稿が書かれたノートを見せる。
そこには遺書ともとれる言葉が書かれていた。
戦時中、かあさんと呼んでいた旅館の女将から、山岡の上司・金山の遺品を韓国まで届けて欲しいと頼まれる。
知子は金山の許婚で、金山が帰らぬ人となり、自暴自棄になっていた時期を支えたのが山岡だった。。
♪故郷の空
聴き覚えのあるこの曲が流れて、スコットランドの代表的な民謡のひとつなんだね。
柿の木や、庭で焚き火を燃やしてる風景がとっても懐かしい。
周辺の盆地といい、長野を思い出した。
「私は大日本帝国のために死ぬんじゃない。祖国とトモさんのために死ぬんだ。勝手な自分を許してください」
目黒区の祐天寺には、まだ身元が分からない遺骨がたくさん残っているっていうのも驚いた。
知覧から沖縄の戦地まで軍機で約2時間。
死ぬつもりで乗っても、これまで20年足らずの人生が走馬灯のように思い出されて迷い、
それでも祖国や家族のために死ぬしかないと思ったと話す山岡。
田中さんは、朝日新聞社の記者・鈴木役。健さんと共演なんて貴重!
悲しい思い出ばかりで、最初はなにも話さなかった山岡だが、
戦争で無念に死んでいった若者のためにも重い口を開いてくれる。