■狙われているのはアナタ!~イマドキのクレジットカード不正利用~@あさイチ
見に覚えのない支払いが、明細書に記載されていたケース
例1:
1.たまたまクレカの明細書をよく見たら、見覚えのない支払いがあった。
引き落とした会社は、いつも使うネットショッピングの会社名。
2.クレカの会社に問い合わせると・・・
「ご家族の誰かが使ったのでは?」「ネットショッピング会社にも問い合わせてください」と言われた。
3.ネットショッピングに問い合わせると、たしかに暗証番号もすべて、ゆみさんの情報と一致していると言われ、不正に気づいた
4.警察に連絡したら「被害者になれない」と言われた
「この場合、直接の被害者はカード会社と、ネット会社で、私は被害者という立場ではない」という説明を受けた。
何度もやりとりしているうち、5000円は取り戻せたが、1400円は取り戻せず、
疲れてしまって、泣き寝入り状態になった。
<対策例>
1.カードを停止させる
2.番号をかえる
3.補償内容を確認。60日以内ならお金が取り戻せるなど、それぞれルールが違うので注意
※全国にカードが使える加盟店は無数にあるので、カード会社のセキュリティがしっかりしていても、
加盟店のセキュリティが弱ければそこから洩れると、全体に洩れてしまう。
クレカ情報をネットで売る「闇の世界」
※注意!闇サイトを検索しただけでも、PCが特定され、詐欺の対象にされる場合があるので、厳禁。
「キーワードを検索してみてください」
カード情報を購入できるサイトをまとめて紹介するウェブサイトが出てきて、
三輪:
「ほぼ使えて新しいものがあります」「買ってくれたらお金持ちになれます」など堂々と広告を出しています。
国別で「JAPAN」を押すと、日本人リストも出てくる。
カード会社、ランク
三輪:
一度、もっていかれた情報は、一生ネット上から消えません。
すべての情報が売買の対象にされている。
普通のネット通販と同じように簡単に買える仕組み。
これまでの手口
ガソリンスタンド、コンビニでは、ポケットにICレコーダーなどを隠しもち、
預かったクレカの番号を録音して悪用した事件などがある。
ハッキングなどは、PC自体がウイルスに感染するので、情報がすべて盗まれる。
カード会社では、すでに不正カード利用をチェックしている
監視システムが年間数兆円の取り引きすべてをチェックしている
不審な高額の買い物のデータをコンピュータが拾う「不正検知システム」
最近の傾向は、少額を何度も引き落とすケース(気づきにくい
社員:
オンラインゲームの課金の取り引きなど、
1日に2~3件ずつ、日を挟んで続けるパターンですね。
利用状況から不正の可能性があると疑われる場合、利用者に直接電話で確認している。
社員:
普段の傾向では、ガソリンスタンドでしかご利用していないようですが、
突然、コンビニでの買い回りでしたので、本当にご本人さまのご利用かどうか・・・
社員2:
ネット上で海外、おそらくイギリスのサイトでの取り引きが急増していまして、
第三者に利用された可能性が非常に高いと思われます。だいたい合計10万円ほどになります。
(カードの持ち主の利用ではなかったため、いったんカード利用を停止した
セキュリティ部門責任者:
万一、見に覚えがない請求がありましたら、すぐカード会社に連絡いただくのがいちばん。
(でも、最初のゆみさんは、ネットショッピング会社に回されちゃってたよね?
こまめに明細書をチェックしていただきたいです。
ネット通販会社での対策
定期的に会議を開き、オンラインショップのデータを分析して、不正をチェックし、対策を練っている。
担当者:
先週1週間で、我々が検知した不正注文のフィードバックをもらい、
ここから新たな対策の指示を出すのが趣旨です。
空き部屋を利用して悪用していることも多く、実際、空き部屋に行ってみたら組織を突き止めたこともあるという
担当者:
今週、いちばん多かったのは粉ミルクと、スキンケアがダントツに多い
<変遷>
高額なものの取り引きから、近年は日用品に傾向が変わってきているという
粉ミルクは、人気があるため、高額で海外に大量に売られている
担当者:
何百個と買わずに散らしているが、件数と合計金額を合計すると多額となる。
昨年発見した不正利用額は、72億円。
クレカ収集が趣味の菊地崇仁さん(カードの達人)に聞く上手な使い方
ポイント1:パスワードの作り方を工夫する
同じパスワードの使い回しは危険。
例:
seta(名前)123(数字)+サイト名などなら、自分も覚えやすく、相手にも悪用されにくい
悪用する組織は、とりあえず同一人物の別のカードを同じパスワードで試してみるため
ポイント2:パソに記憶させずに、面倒でも毎回手で情報を入力する
1回ずつ入力するほうが安全。パソに登録すると、ウイルスが入ると盗まれる恐れがある。
ポイント3:スマホでの買い物は避ける
画面がパソより小さく、アドレスも短縮表示になるため、偽サイトの見分けが難しい
ポイント4:補償内容をネットで詳しくチェックする
例:「mufg 不正利用」などと検索すると、そのカードにどんな補償がついているかが分かる
補償内容はカード会社により千差万別
クレカに関するQ&A
Q:サインと暗証番号どっちが安全?
A:暗証番号がオススメ
ICカード
Q:ウェブ明細は面倒だから紙でいい?
A:ウェブ明細が毎日のお金の動きが見れるのでおすすめ
Q:カードはステイタス。限度額を上げるのはいいこと?
A:限度額を上げると、被害額が大きくなる。目安は利用額の2ヶ月分。
下げてもらっても、一時的に上げることも可能。再審査なし。
Q:夫のカードを使っても大丈夫?
A:本人以外は、たとえ家族でも使えば不正利用となるので注意
「家族カード」の場合はOK
Q:カードの数は少ないほうがいい?
A:少ないほうがいい(と、53枚も持っている菊地さんが答えて苦笑w
1~2枚がイイ。
でも、菊地さんは、それぞれのパスも変え、補償内容をチェックしているため、
これまで不正利用には遭ったことがないそう^^
<FAX>
留守電に入れてくれる。それでもコンタクトがとれない場合は郵送で連絡がくる
1度盗まれると、また不正利用される確率が高いので、番号をかえる
犯人がサインをしてしまえば堂々と使える。その場合の補償は出来ない。
1000円未満は連絡なし。
<その他の注意点>
レストラン、海外でも、カードを渡す支払い形態の場合は、レジに直行しているかさり気なく確認する。
見えない奥に行ってしまうなど、少しでも、不審な動きがあれば確認する。
カード会社、ネット通販、加盟店、その間にもたくさんの会社が入るので、どこで情報が洩れたか特定するのは困難。
とにかくこまめに明細書をチェックして、補償内容をよく読み、早く気づいて、早く連絡することがよい。
見に覚えのない支払いが、明細書に記載されていたケース
例1:
1.たまたまクレカの明細書をよく見たら、見覚えのない支払いがあった。
引き落とした会社は、いつも使うネットショッピングの会社名。
2.クレカの会社に問い合わせると・・・
「ご家族の誰かが使ったのでは?」「ネットショッピング会社にも問い合わせてください」と言われた。
3.ネットショッピングに問い合わせると、たしかに暗証番号もすべて、ゆみさんの情報と一致していると言われ、不正に気づいた
4.警察に連絡したら「被害者になれない」と言われた
「この場合、直接の被害者はカード会社と、ネット会社で、私は被害者という立場ではない」という説明を受けた。
何度もやりとりしているうち、5000円は取り戻せたが、1400円は取り戻せず、
疲れてしまって、泣き寝入り状態になった。
<対策例>
1.カードを停止させる
2.番号をかえる
3.補償内容を確認。60日以内ならお金が取り戻せるなど、それぞれルールが違うので注意
※全国にカードが使える加盟店は無数にあるので、カード会社のセキュリティがしっかりしていても、
加盟店のセキュリティが弱ければそこから洩れると、全体に洩れてしまう。
クレカ情報をネットで売る「闇の世界」
※注意!闇サイトを検索しただけでも、PCが特定され、詐欺の対象にされる場合があるので、厳禁。
「キーワードを検索してみてください」
カード情報を購入できるサイトをまとめて紹介するウェブサイトが出てきて、
三輪:
「ほぼ使えて新しいものがあります」「買ってくれたらお金持ちになれます」など堂々と広告を出しています。
国別で「JAPAN」を押すと、日本人リストも出てくる。
カード会社、ランク
三輪:
一度、もっていかれた情報は、一生ネット上から消えません。
すべての情報が売買の対象にされている。
普通のネット通販と同じように簡単に買える仕組み。
これまでの手口
ガソリンスタンド、コンビニでは、ポケットにICレコーダーなどを隠しもち、
預かったクレカの番号を録音して悪用した事件などがある。
ハッキングなどは、PC自体がウイルスに感染するので、情報がすべて盗まれる。
カード会社では、すでに不正カード利用をチェックしている
監視システムが年間数兆円の取り引きすべてをチェックしている
不審な高額の買い物のデータをコンピュータが拾う「不正検知システム」
最近の傾向は、少額を何度も引き落とすケース(気づきにくい
社員:
オンラインゲームの課金の取り引きなど、
1日に2~3件ずつ、日を挟んで続けるパターンですね。
利用状況から不正の可能性があると疑われる場合、利用者に直接電話で確認している。
社員:
普段の傾向では、ガソリンスタンドでしかご利用していないようですが、
突然、コンビニでの買い回りでしたので、本当にご本人さまのご利用かどうか・・・
社員2:
ネット上で海外、おそらくイギリスのサイトでの取り引きが急増していまして、
第三者に利用された可能性が非常に高いと思われます。だいたい合計10万円ほどになります。
(カードの持ち主の利用ではなかったため、いったんカード利用を停止した
セキュリティ部門責任者:
万一、見に覚えがない請求がありましたら、すぐカード会社に連絡いただくのがいちばん。
(でも、最初のゆみさんは、ネットショッピング会社に回されちゃってたよね?
こまめに明細書をチェックしていただきたいです。
ネット通販会社での対策
定期的に会議を開き、オンラインショップのデータを分析して、不正をチェックし、対策を練っている。
担当者:
先週1週間で、我々が検知した不正注文のフィードバックをもらい、
ここから新たな対策の指示を出すのが趣旨です。
空き部屋を利用して悪用していることも多く、実際、空き部屋に行ってみたら組織を突き止めたこともあるという
担当者:
今週、いちばん多かったのは粉ミルクと、スキンケアがダントツに多い
<変遷>
高額なものの取り引きから、近年は日用品に傾向が変わってきているという
粉ミルクは、人気があるため、高額で海外に大量に売られている
担当者:
何百個と買わずに散らしているが、件数と合計金額を合計すると多額となる。
昨年発見した不正利用額は、72億円。
クレカ収集が趣味の菊地崇仁さん(カードの達人)に聞く上手な使い方
ポイント1:パスワードの作り方を工夫する
同じパスワードの使い回しは危険。
例:
seta(名前)123(数字)+サイト名などなら、自分も覚えやすく、相手にも悪用されにくい
悪用する組織は、とりあえず同一人物の別のカードを同じパスワードで試してみるため
ポイント2:パソに記憶させずに、面倒でも毎回手で情報を入力する
1回ずつ入力するほうが安全。パソに登録すると、ウイルスが入ると盗まれる恐れがある。
ポイント3:スマホでの買い物は避ける
画面がパソより小さく、アドレスも短縮表示になるため、偽サイトの見分けが難しい
ポイント4:補償内容をネットで詳しくチェックする
例:「mufg 不正利用」などと検索すると、そのカードにどんな補償がついているかが分かる
補償内容はカード会社により千差万別
クレカに関するQ&A
Q:サインと暗証番号どっちが安全?
A:暗証番号がオススメ
ICカード
Q:ウェブ明細は面倒だから紙でいい?
A:ウェブ明細が毎日のお金の動きが見れるのでおすすめ
Q:カードはステイタス。限度額を上げるのはいいこと?
A:限度額を上げると、被害額が大きくなる。目安は利用額の2ヶ月分。
下げてもらっても、一時的に上げることも可能。再審査なし。
Q:夫のカードを使っても大丈夫?
A:本人以外は、たとえ家族でも使えば不正利用となるので注意
「家族カード」の場合はOK
Q:カードの数は少ないほうがいい?
A:少ないほうがいい(と、53枚も持っている菊地さんが答えて苦笑w
1~2枚がイイ。
でも、菊地さんは、それぞれのパスも変え、補償内容をチェックしているため、
これまで不正利用には遭ったことがないそう^^
<FAX>
留守電に入れてくれる。それでもコンタクトがとれない場合は郵送で連絡がくる
1度盗まれると、また不正利用される確率が高いので、番号をかえる
犯人がサインをしてしまえば堂々と使える。その場合の補償は出来ない。
1000円未満は連絡なし。
<その他の注意点>
レストラン、海外でも、カードを渡す支払い形態の場合は、レジに直行しているかさり気なく確認する。
見えない奥に行ってしまうなど、少しでも、不審な動きがあれば確認する。
カード会社、ネット通販、加盟店、その間にもたくさんの会社が入るので、どこで情報が洩れたか特定するのは困難。
とにかくこまめに明細書をチェックして、補償内容をよく読み、早く気づいて、早く連絡することがよい。