■熊本地震から2か月 住まいの不安と心のケア@あさイチ
くまモンがスタジオに来てくれて、とっても和んだけど、有働アナはなんだか泣いてなかった?
被害認定の差
専門家:
「一部損壊」は外見だけの判断で下される。「半壊」は内部を見る。
現在は「一部損壊」と認定されてしまうと、給付金は0円なので、ポイントによって配分するシステムに変えるのも1つの案。
点数制なので、一度「一部損壊」と認定されても、納得できない場合は諦めずに、再度、調査してもらうことをすすめる。
その際は、高齢者だけでなく、ご家族も同行して、1つ1つのチェックポイントを一緒に見て、納得するまで相談する。
ココロのケアを必要とする被災した子どもたち
ある小学校で、今思っていることをアンケート調査して、子どもたちに今の気持ちを書いてもらったら、
不安を訴える声がとても多かった(そりゃそうだ。大人でもコワイもの。また震度5あったし・・・涙
例:
ゴトウくんは、以前は学校が終わると1人で自宅(徒歩15分)に帰っていたが、
今は、1時間もゲタ箱の所でお兄ちゃんを待って、いっしょじゃないと不安で帰れない。
家は「半壊」状態。
(自宅の状態を見ていたら、不安になっちゃうよね・・・
母:
暗い部屋には一人で絶対に行かないですし、トイレに行くのも。
家では明るくしてますけど、どこかになにかもっているんでしょうね。
それをそばで聞いているゴトウくんは、笑顔だけれども、本当はコワイんだよね。
子どもは、なかなか恐怖や不安を言葉で表現できない
校長:
書けないのか、思い出そうとしていないのか、心理的にフタをする部分もあったり、
思い出しすぎることがたくさんあって、まだ整理がついていない子もいるだろうし。
怖さを感じるのは、逆に記述欄が空白の子どもたちですね(ほんとうだねえ・・・
専門家:
明るくふるまっていても、周囲に言葉で伝えられない場合がある。
学校のさまざまな取り組み例
みんなで教師とともに通学路周辺を歩き、実際の被害状況を見ながら、
危ないところは赤いシールを貼り、避難場所になりそうなところは緑のシールを貼ることで、
頭の中もココロも整理していく作業。
専門家:
コワイのは自分だけじゃないという「不安の共有」は効果があると思う。
ちょっとした余震でも怖がる子は、まだ焦らず、ゆっくり時間をかけていったほうがよい。
アナ:
地域によっても、まだ危険な場所が多いため、この学校でも事前に教師が回って、
マップ作りの時も親に許可をとり、教師が同行し、安全性を考慮してやっていました。
妊婦さんのその後を取材
避難所で産気づいたら心配と、車中泊をしていた妊婦さん家族は、まだ壁が剥がれた状態の家に戻った。
無事、第二子を出産後、不安を訴えていた上の女の子は、少し落ち着いたそう。
父:1日泣かずに保育園の友だちと元気に過ごしていたと連絡帳に書いてあった
音楽を聴くと不安が落ち着くそう。“お姉ちゃんになった”という自覚も落ち着いた理由かもしれないという母
専門家:
言葉で表現できないので、おねしょをしたり、泣いたり、親に甘えたがったりすることで伝えている。
出産直後は、女性がもっとも不安になる時期なので、家族の協力、周囲の配慮が必要。
<FAX>
Q:「スクールカウンセラーに相談すべきかどうか?」
A:
不安な状態がどう変わっているか、よく観察する。
時間の経過とともに落ち着く子もいれば、ホッとしてから不安が強くなる子もいて、さまざま。
病院に行くのに抵抗があるなら、スクールカウンセラーに相談すれば、
病院に行ったほうがいいか、様子を見ていても大丈夫かも教えてくれる。
家族で不安のままの状態でいるよりは、早めに相談することをおすすめする。
児童相談所などには「臨床心理士」もいるので、相談してほしい。
Q:絵本など送ったり、ボランティアに行きたいが、今の状況は?
A:
地域によってさまざまなので、まずは各ボランティア団体に相談してほしい。
「義捐金は誰でも出来るので、たとえ少額でも有り難い」というFAXもあった。
【熊本県・大分県の相談先】
「熊本県中央児童相談所」
住所:熊本県熊本市東区長嶺南2丁目3番3号
電話:096-381-4451
「大分県中央児童相談所」
住所:大分県大分市荏隈5丁目
電話:097-544-2016
「別府市総合教育センター」
住所:大分県別府市野口元町12番43号 野口ふれあい交流センター南館3階
電話:0977-26-0812
人気!熊本発 “もっこ”
おぶる人との密着度が高くて子どもが安心するのと、
両手があくから、おんぶや抱っこしながら、いろんな仕事ができちゃうのが便利。
おんぶ紐と比べると、子どもの目線が親と同じになるので、コミュニケーションがとりやすいのも利点。
ネット通販でも、いろんな柄、タイプが売られている
おんぶ以外の使い方もいろいろ
【おんぶもっこプロジェクト(熊本県熊本市)】
※被災地での無料貸し出しや寄附金についても紹介されています。
アートシーン
東日本大震災で津波に遭い、ガレキの中から発見され、修復された銅像、絵画などを展示
ガレキのモノでつくったオブジェ
このギャラリーも初めて知った
くまモンがスタジオに来てくれて、とっても和んだけど、有働アナはなんだか泣いてなかった?
被害認定の差
専門家:
「一部損壊」は外見だけの判断で下される。「半壊」は内部を見る。
現在は「一部損壊」と認定されてしまうと、給付金は0円なので、ポイントによって配分するシステムに変えるのも1つの案。
点数制なので、一度「一部損壊」と認定されても、納得できない場合は諦めずに、再度、調査してもらうことをすすめる。
その際は、高齢者だけでなく、ご家族も同行して、1つ1つのチェックポイントを一緒に見て、納得するまで相談する。
ココロのケアを必要とする被災した子どもたち
ある小学校で、今思っていることをアンケート調査して、子どもたちに今の気持ちを書いてもらったら、
不安を訴える声がとても多かった(そりゃそうだ。大人でもコワイもの。また震度5あったし・・・涙
例:
ゴトウくんは、以前は学校が終わると1人で自宅(徒歩15分)に帰っていたが、
今は、1時間もゲタ箱の所でお兄ちゃんを待って、いっしょじゃないと不安で帰れない。
家は「半壊」状態。
(自宅の状態を見ていたら、不安になっちゃうよね・・・
母:
暗い部屋には一人で絶対に行かないですし、トイレに行くのも。
家では明るくしてますけど、どこかになにかもっているんでしょうね。
それをそばで聞いているゴトウくんは、笑顔だけれども、本当はコワイんだよね。
子どもは、なかなか恐怖や不安を言葉で表現できない
校長:
書けないのか、思い出そうとしていないのか、心理的にフタをする部分もあったり、
思い出しすぎることがたくさんあって、まだ整理がついていない子もいるだろうし。
怖さを感じるのは、逆に記述欄が空白の子どもたちですね(ほんとうだねえ・・・
専門家:
明るくふるまっていても、周囲に言葉で伝えられない場合がある。
学校のさまざまな取り組み例
みんなで教師とともに通学路周辺を歩き、実際の被害状況を見ながら、
危ないところは赤いシールを貼り、避難場所になりそうなところは緑のシールを貼ることで、
頭の中もココロも整理していく作業。
専門家:
コワイのは自分だけじゃないという「不安の共有」は効果があると思う。
ちょっとした余震でも怖がる子は、まだ焦らず、ゆっくり時間をかけていったほうがよい。
アナ:
地域によっても、まだ危険な場所が多いため、この学校でも事前に教師が回って、
マップ作りの時も親に許可をとり、教師が同行し、安全性を考慮してやっていました。
妊婦さんのその後を取材
避難所で産気づいたら心配と、車中泊をしていた妊婦さん家族は、まだ壁が剥がれた状態の家に戻った。
無事、第二子を出産後、不安を訴えていた上の女の子は、少し落ち着いたそう。
父:1日泣かずに保育園の友だちと元気に過ごしていたと連絡帳に書いてあった
音楽を聴くと不安が落ち着くそう。“お姉ちゃんになった”という自覚も落ち着いた理由かもしれないという母
専門家:
言葉で表現できないので、おねしょをしたり、泣いたり、親に甘えたがったりすることで伝えている。
出産直後は、女性がもっとも不安になる時期なので、家族の協力、周囲の配慮が必要。
<FAX>
Q:「スクールカウンセラーに相談すべきかどうか?」
A:
不安な状態がどう変わっているか、よく観察する。
時間の経過とともに落ち着く子もいれば、ホッとしてから不安が強くなる子もいて、さまざま。
病院に行くのに抵抗があるなら、スクールカウンセラーに相談すれば、
病院に行ったほうがいいか、様子を見ていても大丈夫かも教えてくれる。
家族で不安のままの状態でいるよりは、早めに相談することをおすすめする。
児童相談所などには「臨床心理士」もいるので、相談してほしい。
Q:絵本など送ったり、ボランティアに行きたいが、今の状況は?
A:
地域によってさまざまなので、まずは各ボランティア団体に相談してほしい。
「義捐金は誰でも出来るので、たとえ少額でも有り難い」というFAXもあった。
【熊本県・大分県の相談先】
「熊本県中央児童相談所」
住所:熊本県熊本市東区長嶺南2丁目3番3号
電話:096-381-4451
「大分県中央児童相談所」
住所:大分県大分市荏隈5丁目
電話:097-544-2016
「別府市総合教育センター」
住所:大分県別府市野口元町12番43号 野口ふれあい交流センター南館3階
電話:0977-26-0812
人気!熊本発 “もっこ”
おぶる人との密着度が高くて子どもが安心するのと、
両手があくから、おんぶや抱っこしながら、いろんな仕事ができちゃうのが便利。
おんぶ紐と比べると、子どもの目線が親と同じになるので、コミュニケーションがとりやすいのも利点。
ネット通販でも、いろんな柄、タイプが売られている
おんぶ以外の使い方もいろいろ
【おんぶもっこプロジェクト(熊本県熊本市)】
※被災地での無料貸し出しや寄附金についても紹介されています。
アートシーン
東日本大震災で津波に遭い、ガレキの中から発見され、修復された銅像、絵画などを展示
ガレキのモノでつくったオブジェ
このギャラリーも初めて知った