■ウィンブルドンテニス2016 1回戦 錦織圭(26歳)×サム・グロス(28歳 オーストラリア)
さて、始まりました2週間の芝の戦い。
CMのないNHKで、他の番組とかぶらない深夜帯、錦織がどこまで進めるかじっくり堪能できそう。
雨の中断が少ないことを祈るのみ
薄いピンクのバラがキレイに咲いている様子が印象的。
初日から入場制限がかかる大盛況ぶりだったそうな。
マレーマウント(会場の外にモニターがあり、リラックスして各試合の観戦ができる
解説は坂井利彰さん、森上さん。実況中継の解説は辻野さん。
錦織は、現在世界ランキング6位、第5シードで出場。
安定してシードを守り続けていることがすでに奇跡!
初日はNO.1コート。
前哨戦のドイツの芝の試合で左脇腹を痛めたのか。試合数が増えると、怪我も増えるなあ・・・
練習中のチャンコーチもかっちょいい!
サムは124位(最高53位)だが、去年はフェデラー相手に3回戦まで勝ちあがった/驚
192cmの長身から、最高263km/hというビッグサーバー。
今はどうしてもパワー&ビッグサーバーが多いねえ。
過去の対戦成績は錦織の2-0なら分がイイぞv
2015年のワシントンでのハードコートの試合で1-0のストレート勝ち。
錦織:
芝は得意ではないが、ヒューイット、アガシなど、自分に近いスタイルの選手が優勝しているので、なんとかここで結果を出したい。
(アガシの優勝シーンは今でも目に焼きついているよ/涙
今日はハチマキも全部白で統一。ルールもあるしね。
コイントスはまた錦織が勝って、レシーヴを選んだ。
錦織はまだ4大大会の中で唯一ウィンブルドンでベスト8以上の進出がない。
2014年の4回戦が最高。去年は怪我で棄権。
オーストラリアファンは黄色いTシャツで統一したりして陽気だねw
【第1セット】
●第1ゲーム
Sのクイックサーヴが食い込んでくる。ダブルフォルトもあり、エースもあり。
サーヴ&ボレーの練習をしていたというS。リターンエースきた! いきなりデュース
2本目のサーヴィスエースも200km/h台。ロブはアウト。足元に沈める作戦が効いてる。
深いショットでAd。ファーストサーヴ入らないS。フレームショットで3回目のデュース。
ワイドのサーヴィスエース3本目。4本目のサーヴィスエースで0-1
Sのコーチ、ヒューイットは、選手としてもエントリーしてるってスゴイ。
デビスカップのコーチ、ストルテンバーグ、兄弟も同行。
●第2ゲーム
スライスの打ち合いでデュース。Sはバックのスライスが得意。
錦織はいつもの早いストローク戦にもちこむ。芝はバウンドが変わるからねえ。
3回目のデュース。最初から拮抗。1-1
●第3ゲーム
「リターンに集中」が今日のテーマの錦織。サーヴが決まりだして2-1
Sは両腕にタトゥー。これはOKなんだね。
●第4ゲーム
錦織のゲームはストローク。普段も入りの悪いサーヴだけど、怪我のせいで、サーヴ、ストロークにも少し影響あり。
0ー40でラケットをかえる錦織。サーヴ&ボレーは錦織。やっぱ芝の魅力だよね
デュースに戻したv 前に出たSを抜いた。前に出てキープはすごい! 2-2
●第5ゲーム
足元に沈める錦織。果敢に前に出るS。ラリーを嫌っている。
前に出た錦織。今度は0-40錦織チャンス。よし、ブレイク。3-2
陽が出ると真夏のような暑さ、陽が翳ると肌寒い天気。毎年ややこしいイギリスの天気
11敗中のS。ベンチで首をかしげる
●第6ゲーム
サーヴは150km/hの錦織。錦織陣営はみんな白。チャンは乗り出している。若く見えるなあ/驚
左右に振って40-15 「試合が長引くこと」に唯一不安を示していた錦織。キープして4-2
●第7ゲーム
サーヴで40-0のS。ラブゲームキープ 4-3錦織
●第8ゲーム
錦織「攻撃的にならないといけない」辻野「なにか1つきっかけがあると優勝につながると思う」
ニューボール。
ダブルフォルト1回目。スピードなさすぎて、逆にタイミングが合わせずらいのかイライラして大声を出すS。
スピードはないけど、入る率は高い。ラリーになるとやはり錦織。5-3、イイね、早く勝ちたい
●第9ゲーム
Sはサーヴが決まればエースだが、確率はそう高くない。Sが先にドロップショット。
7本目のサーヴィスエースで5-4
●第10ゲーム
ベンチでゼリー系を飲む錦織。サーヴィングフォーザセット。
すぐに40-0でセットポイント。強打で6-4錦織。いい感じにとれた割りにうつむいてるね、脇腹平気?
【第2セット】
●第1ゲーム
サーヴ&ボレーに出たSも封じるリターン! 8本目のサーヴィスエース。
素晴らしいパッシングショット、口笛を吹きたくなる。ダブルフォルトでいきなりブレイク。
また大声を出すS。1-0
●第2ゲーム
Sがチャレンジしてアウト。ネットでポイント。ちゃんと形を作ってとれてる。
ネットにかけてブレイクバックされて1-1
●第3ゲーム
サーヴ&ボレーでポイントのS。せっかくのネットプレーで、ロブが決まらない!
バックのダウン・ザ・ラインは決まった。今度は錦織がチャレンジ。INで失敗。目の前だったのにね。1-2
●第4ゲーム
ダブルフォルトから。Sのイージーミスに助けられる。ラリーは錦織。40-15
大きくアウトで声が出る錦織。デュース2回目。アナの「にぎれてない」で『LIFE』思い出した
デュース3度目。なんとかキープ。2-2 190km/h超えるサーヴもあった。
●第5ゲーム
錦織のクセで、ミスってラケットを床に打ち付けても手に戻るのもスゴイよね。
サーヴ&ボレーを足元に落として抜いた錦織。下がると前に出るS。
果敢にネットで攻めるS。おお!すげーリターンエース!外側から入った。
デュース。もう1本リターン決まって、ブレイクチャンス。集中した顔。
また足元に落として、ガッツポーズ出た3-2v このセットも早く欲しいところ
ベンチではどことなく痛みがありそうな感じに見える
●第6ゲーム
攻める錦織。40-30 左右に振られたが見事なパッシングショット!! 4-2
●第7ゲーム
センターとワイドを使い分けて9本目のサーヴィスエース。15-40
ダブルフォルト3つ目。キープして4-3
「下位の選手に敗れなくなった」とも言われる錦織
カメラマンまでw ウィンブルドンにも日本人ファン多いね
地元のカメラマンが撮った映像をOAしているのか、
黒髪の観客を映すことが多いけど、日本人じゃない人も多いんだよねw
●第8ゲーム
初めてドロップショット見せた。初めてのサーヴィスエース。
アウトして40-30ブレイクピンチ。ワイドに出してウィナー。デュースからAd。キープして5-3
●第9ゲーム
リターンエースv 落ち着いたプレー。相手の動きもよく見えてる。
サーヴィスエースに頼るS。ネットインで30-40 今度は錦織のネットインでSが見逃したのがIN
セットポイント。ドロップショットに追いついたがロブが決まって笑顔が出たS
セットポイント2回目。何回かトスが乱れるS。セカンドサーヴ。ハンパなドロップショットで6-3錦織。39分
よし、このままストレートで取りたいねえ
メディカルタイムアウト
錦織はトレーナーを呼んだ。この状態で2週間闘えるかも心配。
マッサージ中、笑顔も出た。最後はひねりを加えて仕上げてた。痛みに関しては一切口にしていない。
錦織「芝だとサーヴィスで強く打つ」
去年は、ウィンブルドン前に左のふくらはぎを痛めて棄権。
辻野「クレーから芝は大きく変わるから体に大きな負担がかかる」
「がんばれ~」という声もかかる。
【第3セット】
●第1ゲーム
絶妙なコースに入れる。このセットで取りたいもんねえ。40-0 難なくキープして1-0
風の音がマイクに入る
●第2ゲーム
リターンで低く構えて集中している表情がいつもいい顔してる
リターンエースきた! 逆をついて40-15 ブレイクチャンス
サーヴィスエース11本目。フリーポイントでデュース。早いリターン。面が合ってきてる。
Sのアンフォーストエラーでブレイク。2-0
●第3ゲーム
セカンドサーヴでもポイントを積み上げる。辻野「脇腹のことを考えて、サーヴを打つ回数自体減らしたい」
ブレイクピンチ。15-40 アウトでブレイクを許した。2-1
辻野「毎回言うけれども、トーナメントは1つずつ。錦織も次の対戦相手は知りませんてコメントが返ることが多い
目の前の試合の積み重ねが大事。僕らはフェデラーとかとの試合を観たいですけれどもねw」
●第4ゲーム
サーヴィスエースで40-0 ダブルフォルトは4つ目。錦織パッシングショット決まるも、
サーヴィスエース14本目でキープ 2-2
●第5ゲーム
ここでドロップショットかあ。全然予想してない時に来るねえ
サーヴィスの入りがよくて3-2
チャンコーチもスマホを見てるけど、SNSじゃないよねw
ネットで試合を観てるほかのサポーターとのやりとりも出来ちゃうね
●第6ゲーム
Sのボレーがやっと決まった。サーヴのポイントでキープ 3-3 確率は38%と低い
●第7ゲーム
ニューボール。強いサーヴ後の絶妙なドロップショット。アンフォーストエラーの多いS。
思わず股ショットになってミス。キープして4-3 あと2ゲーム!
●第8ゲーム
相変わらずパワーとサーヴ&ボレーを頑張るS。ダブルスにもエントリーしているそう。フリーポイントで4-4
●第9ゲーム
OH, BOY! サーヴしたら、ラケットがすっぽ抜けて飛んでった/驚 でもポイントは錦織でSもこの表情
ラケットをかえた錦織。手の汗で飛んだのかな?
バックボレー決まってキープ 5-4
●第10ゲーム
サーヴで左右に振るS。15-40 ギリ入って1本返した。攻めてアウト。5-5
●第11ゲーム
タイブレイクにはしたくない。2時間経過。強烈なフォア逆クロスのS。
15-40 ブレイクピンチ。1本助かった。ネットで1本。デュース
Sのチャレンジは失敗。キープして6-5 詰まってきた
●第12ゲーム
ダブルフォルト5本ずつ。逆に返して1ポイント、体浮いてた!
ダブルフォルト6本目で、マッチポイント。40-15 1本返された。サーヴでデュース
Sがネットにかけてマッチポイント3回目。足元に落として、7-5で取った。よーーーーーし!
5年連続初戦突破
【試合直後インタビュー】
Q:試合内容はどうだった?
まずはストレートで勝ててホッとしている。
彼もタフなプレイヤーなので、とくにサーヴが入った時になかなか取れなかったので
その相手にタイブレイクまでいかずに取れたのはよかった
Q:脇腹の影響は?
まだ少し痛みがあるので、痛みと戦いながらのウィンブルドンになると思うが
明日、どうなるかみて、たぶん大丈夫だと思います(心配だ・・・
Q:この後の戦いどうするか?
しっかり体調を戻して、いいテニスはしっかりできているので、
この芝でいいテニスをして、いけるところまでいきたいです。
ハイライトで冷静に見ると、落ち着いてコート全体が見えてて、攻守のバランスがとても良いことが分かる。
2回戦までは中1日。
次の対戦相手は、547位のフランス人、ベネトー、34歳のベテラン選手。オールラウンダー。
昨年6月以降、半年間、怪我があって、少しツアーから離れていた。
対戦成績は3-1錦織。これもイケる!!
<大会前のいきごみインタビュー>
Q:1年の中でウィンブルドンの位置づけは?
やっぱりまだ結果がそこまで出ていないので、ベスト8にもまだ入れてないので、
正直そこまで期待してないというかw(おいおいチャン怒るよw
自分の中で芝は難しい大会なので、いつかは8、4に入りたい
これからもうちょっと経験を積んで、試合に勝っていくことで自信をつけていくことが重要かなと思います
Q:芝でプレーする難しさは?
自分のプレースタイルの場合、基本的にリターンから組み立てていくことが多いので、
それが芝では難しかったり(ちゃんと出来てたよ)、もっとフットワークもなかなか粘ってプレーも出来ないので、
なるべく攻撃的なスタイルのほうを7~8割ぐらい、精神的にもっておかないといけないので、
うまくいろんな球も混ぜながら、でも基本的にはどんどん打っていくのが芝でいいテニスをする秘訣かなと思います
Q:アクリル板にちょっと書いていただきたいんですが、ウィンブルドンへのいきごみをしたためていただければと
頭をかきながら、考えつつ、ブツブツ言いながら書いてたw
Q:読んでいただけますでしょうか?
Q:そこに込めた想いというのは?
芝なので、基本的にはアグレッシヴにプレーしながらも、攻めすぎてミスしてもあれなので、
冷静に球をしっかり見極めて、その中で攻撃的にプレーできればいいかなと思います
全豪の前は「強気のプレーで!」と書いていた
坂井:
このコメントの中に錦織選手の進化を感じる。
昨年は攻めを主体としていたが、クレーコートシーズンに入ってからは、受けの中からの攻めの切り替えが光っている。
冷静という言葉からプレースタイルの変化が込められているのではないかと思う。
横でこのインタビューを聞いていた森上さん:
ほんとにいろんなことを感じ、考えながら、日々過ごしているんだなと感じた。
*
4時間枠でだいぶ時間が余っちゃったから、センターコートのオープニングマッチも放送。
生涯グランドスラムを達成したジョコビッチが、次は年間グランドスラムなるか(次々いろんな記録があるもんだねえ
ウィンブルドンは3連覇を狙う。
■N.ジョコビッチ×ジェームズ・ウォード(イギリス) 初の対戦
芝生がまっさらに生え揃った初日は気持ちがいい!
連続サーヴィスエースで相変わらず調子のいいディフェンディングチャンピオン。1分でラブゲームキープ。
地元の大声援を浴びるウォード。1回戦でセンターコートで、相手がジョコビッチって分かった時、どう思ったかねえ
緊張で全然サーヴが入らないウォード。可哀相になっちゃうよ。
デュースまで持ち込んだが、ブレイク。ぶっちゃけ、観客、本人も含めて、みんなジョコビッチが勝つと思ってるよね。
ちょい飛ばして、第1セットはジョコビッチ。
このままズルズルかと思ったら、第2セットはタイブレイクまで粘ったウォードだが、第2セットもジョコビッチ。
また飛ばして、第3セットもジョコビッチのサーヴィスエースで勝ち。
6-0 7-6 6-4 同じ2時間の試合でも、錦織のゲームと比べたら、全然面白くないんだよね・・・
最後に四方に向かって両手で感謝を送るパフォーマンスはずっとやり続けているのかな?
ジョコビッチはウィンブルドン15連勝という記録を作った。
坂井「ベッカーコーチの献身的なサポートが光ってた」
アナ「鮮やかなセンターコートいかがですか?」
森上「あれはディフェンディングチャンピオンの特権。
まだ誰も足を踏み入れていませんから、あすこでやるのは気持ちいいだろうなあと思いますねえ」
そいや、コーチになったマッケンローがファミリーボックスに映るのを早く見てみたいなあ!
<他の選手の結果>
ラオニッチ、女子はヴィーナスが勝った。あれ?ヴィーナスは第8シードなの?!
錦織が登場してから、女子をまったく放送しなくなったね。今、誰が女王なんだろ?
盛り上がったのは772位のイギリス選手ウィリズだったそう。
坂井:
先週までコーチをしていて、選手人生を諦めようとしていたが、
予選から勝ち上がって、1回戦に勝ったため、もしフェデラーが勝てば、
センターコートでフェデラーとあたるかもしれないという、すごいストーリー。
マレーマウントがすごい盛り上がっていました。
<日本人選手>
ダニエル、日比野選手はウィンブルドン初出場。錦織だけでなく、土居、奈良選手が勝った/祝
■奈良くるみ×M.ブレングル
もうすでにベースラインの芝が剥げてる/驚 脚の怪我を気にする場面もあった。
試合後インタビュー:
Q:3年連続の2回戦進出はどうですか?
今日はほんとにタフな試合でしたが、勝ててすごく嬉しいです
Q:ランキングが上の選手にどういう狙いでのぞんだ?
彼女もミスが少なく、フィジカルが強い選手なので、ロングラリーになるのを覚悟していました。
Q:ファイナルセットのブレイク合戦はどうでした?
あんまり気負うことなく、勝ちを意識せず、今自分がやらなきゃいけないことを頭の中で整理してできていた
Q:脚の痙攣で、試合後倒れこむシーンがありましたが、次の試合への影響は?
今日、しっかり回復させて、明日1日レストがあるので、万全の準備をして2回戦にのぞみたい
Q:次の試合は、シード選手をやぶったビット選手との対戦ですが
まだプレースタイルが分かっていない部分があるので、考えて、まずは自分のベストなプレーができるよう頑張りたい
■土居美咲×L.チリコ(アメリカ)
女子はハードコートみたいなラリー戦が多いな。51分での勝利って圧倒的/驚
試合後インタビュー:
Q:50分余りの見事な試合でした
最初から自分のプレーに徹して、それが最後まで継続できてよかったと思います(早口で自信に満ち溢れた受け答え
Q:いきなりの5ゲーム連取、入り方になにか意識することはあった?
緊張することは分かっていたので、それを受け入れてリラックスして、プレーできたらいいなと思っていました
Q:具体的によかったプレーは?
フォアがしっかりとコートの中に打てていたので、相手を動かすことができた
Q:表情も大変集中していましたが?
試合の最初から最後まで集中力を保って、戦い抜くことができました(男気感じる!
Q:ウィンブルドンは一番好きな大会と聞きましたが、いいスタートがきれたのでは?
芝のコートが好きで、ウィンブルドンも大好きなので、いい形で1回戦を終えてよかったです
Q:2回戦に向けては?
タフな戦いになると思いますが、チャレンジャーの気持ちで戦いたい
<ニュース>
錦織 左脇腹に不安「約束は出来ないです」
錦織 芝は「好きではない(笑)」
「自分の中でしっくりくるテニスが100パーセントは見えていない。まだモヤっとしたものがあります」
“もし今大会で8強入りすると、日本男子では1995年に準々決勝へ進出した松岡修造(日本)以来21年ぶりとなる。
(おお!先輩スゴイ記録保持者じゃないですか!
芝は他のサーフェスに比べて好きではないと話す錦織だが
「歴代の優勝を見てもA・アガシ(アメリカ)だったりL・ヒューイット(オーストラリア) だったり、
自分のスタイルに近い選手もいる」とコメントした。”
テニス365 / tennis365.net
さて、始まりました2週間の芝の戦い。
CMのないNHKで、他の番組とかぶらない深夜帯、錦織がどこまで進めるかじっくり堪能できそう。
雨の中断が少ないことを祈るのみ
薄いピンクのバラがキレイに咲いている様子が印象的。
初日から入場制限がかかる大盛況ぶりだったそうな。
マレーマウント(会場の外にモニターがあり、リラックスして各試合の観戦ができる
解説は坂井利彰さん、森上さん。実況中継の解説は辻野さん。
錦織は、現在世界ランキング6位、第5シードで出場。
安定してシードを守り続けていることがすでに奇跡!
初日はNO.1コート。
前哨戦のドイツの芝の試合で左脇腹を痛めたのか。試合数が増えると、怪我も増えるなあ・・・
練習中のチャンコーチもかっちょいい!
サムは124位(最高53位)だが、去年はフェデラー相手に3回戦まで勝ちあがった/驚
192cmの長身から、最高263km/hというビッグサーバー。
今はどうしてもパワー&ビッグサーバーが多いねえ。
過去の対戦成績は錦織の2-0なら分がイイぞv
2015年のワシントンでのハードコートの試合で1-0のストレート勝ち。
錦織:
芝は得意ではないが、ヒューイット、アガシなど、自分に近いスタイルの選手が優勝しているので、なんとかここで結果を出したい。
(アガシの優勝シーンは今でも目に焼きついているよ/涙
今日はハチマキも全部白で統一。ルールもあるしね。
コイントスはまた錦織が勝って、レシーヴを選んだ。
錦織はまだ4大大会の中で唯一ウィンブルドンでベスト8以上の進出がない。
2014年の4回戦が最高。去年は怪我で棄権。
オーストラリアファンは黄色いTシャツで統一したりして陽気だねw
【第1セット】
●第1ゲーム
Sのクイックサーヴが食い込んでくる。ダブルフォルトもあり、エースもあり。
サーヴ&ボレーの練習をしていたというS。リターンエースきた! いきなりデュース
2本目のサーヴィスエースも200km/h台。ロブはアウト。足元に沈める作戦が効いてる。
深いショットでAd。ファーストサーヴ入らないS。フレームショットで3回目のデュース。
ワイドのサーヴィスエース3本目。4本目のサーヴィスエースで0-1
Sのコーチ、ヒューイットは、選手としてもエントリーしてるってスゴイ。
デビスカップのコーチ、ストルテンバーグ、兄弟も同行。
●第2ゲーム
スライスの打ち合いでデュース。Sはバックのスライスが得意。
錦織はいつもの早いストローク戦にもちこむ。芝はバウンドが変わるからねえ。
3回目のデュース。最初から拮抗。1-1
●第3ゲーム
「リターンに集中」が今日のテーマの錦織。サーヴが決まりだして2-1
Sは両腕にタトゥー。これはOKなんだね。
●第4ゲーム
錦織のゲームはストローク。普段も入りの悪いサーヴだけど、怪我のせいで、サーヴ、ストロークにも少し影響あり。
0ー40でラケットをかえる錦織。サーヴ&ボレーは錦織。やっぱ芝の魅力だよね
デュースに戻したv 前に出たSを抜いた。前に出てキープはすごい! 2-2
●第5ゲーム
足元に沈める錦織。果敢に前に出るS。ラリーを嫌っている。
前に出た錦織。今度は0-40錦織チャンス。よし、ブレイク。3-2
陽が出ると真夏のような暑さ、陽が翳ると肌寒い天気。毎年ややこしいイギリスの天気
11敗中のS。ベンチで首をかしげる
●第6ゲーム
サーヴは150km/hの錦織。錦織陣営はみんな白。チャンは乗り出している。若く見えるなあ/驚
左右に振って40-15 「試合が長引くこと」に唯一不安を示していた錦織。キープして4-2
●第7ゲーム
サーヴで40-0のS。ラブゲームキープ 4-3錦織
●第8ゲーム
錦織「攻撃的にならないといけない」辻野「なにか1つきっかけがあると優勝につながると思う」
ニューボール。
ダブルフォルト1回目。スピードなさすぎて、逆にタイミングが合わせずらいのかイライラして大声を出すS。
スピードはないけど、入る率は高い。ラリーになるとやはり錦織。5-3、イイね、早く勝ちたい
●第9ゲーム
Sはサーヴが決まればエースだが、確率はそう高くない。Sが先にドロップショット。
7本目のサーヴィスエースで5-4
●第10ゲーム
ベンチでゼリー系を飲む錦織。サーヴィングフォーザセット。
すぐに40-0でセットポイント。強打で6-4錦織。いい感じにとれた割りにうつむいてるね、脇腹平気?
【第2セット】
●第1ゲーム
サーヴ&ボレーに出たSも封じるリターン! 8本目のサーヴィスエース。
素晴らしいパッシングショット、口笛を吹きたくなる。ダブルフォルトでいきなりブレイク。
また大声を出すS。1-0
●第2ゲーム
Sがチャレンジしてアウト。ネットでポイント。ちゃんと形を作ってとれてる。
ネットにかけてブレイクバックされて1-1
●第3ゲーム
サーヴ&ボレーでポイントのS。せっかくのネットプレーで、ロブが決まらない!
バックのダウン・ザ・ラインは決まった。今度は錦織がチャレンジ。INで失敗。目の前だったのにね。1-2
●第4ゲーム
ダブルフォルトから。Sのイージーミスに助けられる。ラリーは錦織。40-15
大きくアウトで声が出る錦織。デュース2回目。アナの「にぎれてない」で『LIFE』思い出した
デュース3度目。なんとかキープ。2-2 190km/h超えるサーヴもあった。
●第5ゲーム
錦織のクセで、ミスってラケットを床に打ち付けても手に戻るのもスゴイよね。
サーヴ&ボレーを足元に落として抜いた錦織。下がると前に出るS。
果敢にネットで攻めるS。おお!すげーリターンエース!外側から入った。
デュース。もう1本リターン決まって、ブレイクチャンス。集中した顔。
また足元に落として、ガッツポーズ出た3-2v このセットも早く欲しいところ
ベンチではどことなく痛みがありそうな感じに見える
●第6ゲーム
攻める錦織。40-30 左右に振られたが見事なパッシングショット!! 4-2
●第7ゲーム
センターとワイドを使い分けて9本目のサーヴィスエース。15-40
ダブルフォルト3つ目。キープして4-3
「下位の選手に敗れなくなった」とも言われる錦織
カメラマンまでw ウィンブルドンにも日本人ファン多いね
地元のカメラマンが撮った映像をOAしているのか、
黒髪の観客を映すことが多いけど、日本人じゃない人も多いんだよねw
●第8ゲーム
初めてドロップショット見せた。初めてのサーヴィスエース。
アウトして40-30ブレイクピンチ。ワイドに出してウィナー。デュースからAd。キープして5-3
●第9ゲーム
リターンエースv 落ち着いたプレー。相手の動きもよく見えてる。
サーヴィスエースに頼るS。ネットインで30-40 今度は錦織のネットインでSが見逃したのがIN
セットポイント。ドロップショットに追いついたがロブが決まって笑顔が出たS
セットポイント2回目。何回かトスが乱れるS。セカンドサーヴ。ハンパなドロップショットで6-3錦織。39分
よし、このままストレートで取りたいねえ
メディカルタイムアウト
錦織はトレーナーを呼んだ。この状態で2週間闘えるかも心配。
マッサージ中、笑顔も出た。最後はひねりを加えて仕上げてた。痛みに関しては一切口にしていない。
錦織「芝だとサーヴィスで強く打つ」
去年は、ウィンブルドン前に左のふくらはぎを痛めて棄権。
辻野「クレーから芝は大きく変わるから体に大きな負担がかかる」
「がんばれ~」という声もかかる。
【第3セット】
●第1ゲーム
絶妙なコースに入れる。このセットで取りたいもんねえ。40-0 難なくキープして1-0
風の音がマイクに入る
●第2ゲーム
リターンで低く構えて集中している表情がいつもいい顔してる
リターンエースきた! 逆をついて40-15 ブレイクチャンス
サーヴィスエース11本目。フリーポイントでデュース。早いリターン。面が合ってきてる。
Sのアンフォーストエラーでブレイク。2-0
●第3ゲーム
セカンドサーヴでもポイントを積み上げる。辻野「脇腹のことを考えて、サーヴを打つ回数自体減らしたい」
ブレイクピンチ。15-40 アウトでブレイクを許した。2-1
辻野「毎回言うけれども、トーナメントは1つずつ。錦織も次の対戦相手は知りませんてコメントが返ることが多い
目の前の試合の積み重ねが大事。僕らはフェデラーとかとの試合を観たいですけれどもねw」
●第4ゲーム
サーヴィスエースで40-0 ダブルフォルトは4つ目。錦織パッシングショット決まるも、
サーヴィスエース14本目でキープ 2-2
●第5ゲーム
ここでドロップショットかあ。全然予想してない時に来るねえ
サーヴィスの入りがよくて3-2
チャンコーチもスマホを見てるけど、SNSじゃないよねw
ネットで試合を観てるほかのサポーターとのやりとりも出来ちゃうね
●第6ゲーム
Sのボレーがやっと決まった。サーヴのポイントでキープ 3-3 確率は38%と低い
●第7ゲーム
ニューボール。強いサーヴ後の絶妙なドロップショット。アンフォーストエラーの多いS。
思わず股ショットになってミス。キープして4-3 あと2ゲーム!
●第8ゲーム
相変わらずパワーとサーヴ&ボレーを頑張るS。ダブルスにもエントリーしているそう。フリーポイントで4-4
●第9ゲーム
OH, BOY! サーヴしたら、ラケットがすっぽ抜けて飛んでった/驚 でもポイントは錦織でSもこの表情
ラケットをかえた錦織。手の汗で飛んだのかな?
バックボレー決まってキープ 5-4
●第10ゲーム
サーヴで左右に振るS。15-40 ギリ入って1本返した。攻めてアウト。5-5
●第11ゲーム
タイブレイクにはしたくない。2時間経過。強烈なフォア逆クロスのS。
15-40 ブレイクピンチ。1本助かった。ネットで1本。デュース
Sのチャレンジは失敗。キープして6-5 詰まってきた
●第12ゲーム
ダブルフォルト5本ずつ。逆に返して1ポイント、体浮いてた!
ダブルフォルト6本目で、マッチポイント。40-15 1本返された。サーヴでデュース
Sがネットにかけてマッチポイント3回目。足元に落として、7-5で取った。よーーーーーし!
5年連続初戦突破
【試合直後インタビュー】
Q:試合内容はどうだった?
まずはストレートで勝ててホッとしている。
彼もタフなプレイヤーなので、とくにサーヴが入った時になかなか取れなかったので
その相手にタイブレイクまでいかずに取れたのはよかった
Q:脇腹の影響は?
まだ少し痛みがあるので、痛みと戦いながらのウィンブルドンになると思うが
明日、どうなるかみて、たぶん大丈夫だと思います(心配だ・・・
Q:この後の戦いどうするか?
しっかり体調を戻して、いいテニスはしっかりできているので、
この芝でいいテニスをして、いけるところまでいきたいです。
ハイライトで冷静に見ると、落ち着いてコート全体が見えてて、攻守のバランスがとても良いことが分かる。
2回戦までは中1日。
次の対戦相手は、547位のフランス人、ベネトー、34歳のベテラン選手。オールラウンダー。
昨年6月以降、半年間、怪我があって、少しツアーから離れていた。
対戦成績は3-1錦織。これもイケる!!
<大会前のいきごみインタビュー>
Q:1年の中でウィンブルドンの位置づけは?
やっぱりまだ結果がそこまで出ていないので、ベスト8にもまだ入れてないので、
正直そこまで期待してないというかw(おいおいチャン怒るよw
自分の中で芝は難しい大会なので、いつかは8、4に入りたい
これからもうちょっと経験を積んで、試合に勝っていくことで自信をつけていくことが重要かなと思います
Q:芝でプレーする難しさは?
自分のプレースタイルの場合、基本的にリターンから組み立てていくことが多いので、
それが芝では難しかったり(ちゃんと出来てたよ)、もっとフットワークもなかなか粘ってプレーも出来ないので、
なるべく攻撃的なスタイルのほうを7~8割ぐらい、精神的にもっておかないといけないので、
うまくいろんな球も混ぜながら、でも基本的にはどんどん打っていくのが芝でいいテニスをする秘訣かなと思います
Q:アクリル板にちょっと書いていただきたいんですが、ウィンブルドンへのいきごみをしたためていただければと
頭をかきながら、考えつつ、ブツブツ言いながら書いてたw
Q:読んでいただけますでしょうか?
Q:そこに込めた想いというのは?
芝なので、基本的にはアグレッシヴにプレーしながらも、攻めすぎてミスしてもあれなので、
冷静に球をしっかり見極めて、その中で攻撃的にプレーできればいいかなと思います
全豪の前は「強気のプレーで!」と書いていた
坂井:
このコメントの中に錦織選手の進化を感じる。
昨年は攻めを主体としていたが、クレーコートシーズンに入ってからは、受けの中からの攻めの切り替えが光っている。
冷静という言葉からプレースタイルの変化が込められているのではないかと思う。
横でこのインタビューを聞いていた森上さん:
ほんとにいろんなことを感じ、考えながら、日々過ごしているんだなと感じた。
*
4時間枠でだいぶ時間が余っちゃったから、センターコートのオープニングマッチも放送。
生涯グランドスラムを達成したジョコビッチが、次は年間グランドスラムなるか(次々いろんな記録があるもんだねえ
ウィンブルドンは3連覇を狙う。
■N.ジョコビッチ×ジェームズ・ウォード(イギリス) 初の対戦
芝生がまっさらに生え揃った初日は気持ちがいい!
連続サーヴィスエースで相変わらず調子のいいディフェンディングチャンピオン。1分でラブゲームキープ。
地元の大声援を浴びるウォード。1回戦でセンターコートで、相手がジョコビッチって分かった時、どう思ったかねえ
緊張で全然サーヴが入らないウォード。可哀相になっちゃうよ。
デュースまで持ち込んだが、ブレイク。ぶっちゃけ、観客、本人も含めて、みんなジョコビッチが勝つと思ってるよね。
ちょい飛ばして、第1セットはジョコビッチ。
このままズルズルかと思ったら、第2セットはタイブレイクまで粘ったウォードだが、第2セットもジョコビッチ。
また飛ばして、第3セットもジョコビッチのサーヴィスエースで勝ち。
6-0 7-6 6-4 同じ2時間の試合でも、錦織のゲームと比べたら、全然面白くないんだよね・・・
最後に四方に向かって両手で感謝を送るパフォーマンスはずっとやり続けているのかな?
ジョコビッチはウィンブルドン15連勝という記録を作った。
坂井「ベッカーコーチの献身的なサポートが光ってた」
アナ「鮮やかなセンターコートいかがですか?」
森上「あれはディフェンディングチャンピオンの特権。
まだ誰も足を踏み入れていませんから、あすこでやるのは気持ちいいだろうなあと思いますねえ」
そいや、コーチになったマッケンローがファミリーボックスに映るのを早く見てみたいなあ!
<他の選手の結果>
ラオニッチ、女子はヴィーナスが勝った。あれ?ヴィーナスは第8シードなの?!
錦織が登場してから、女子をまったく放送しなくなったね。今、誰が女王なんだろ?
盛り上がったのは772位のイギリス選手ウィリズだったそう。
坂井:
先週までコーチをしていて、選手人生を諦めようとしていたが、
予選から勝ち上がって、1回戦に勝ったため、もしフェデラーが勝てば、
センターコートでフェデラーとあたるかもしれないという、すごいストーリー。
マレーマウントがすごい盛り上がっていました。
<日本人選手>
ダニエル、日比野選手はウィンブルドン初出場。錦織だけでなく、土居、奈良選手が勝った/祝
■奈良くるみ×M.ブレングル
もうすでにベースラインの芝が剥げてる/驚 脚の怪我を気にする場面もあった。
試合後インタビュー:
Q:3年連続の2回戦進出はどうですか?
今日はほんとにタフな試合でしたが、勝ててすごく嬉しいです
Q:ランキングが上の選手にどういう狙いでのぞんだ?
彼女もミスが少なく、フィジカルが強い選手なので、ロングラリーになるのを覚悟していました。
Q:ファイナルセットのブレイク合戦はどうでした?
あんまり気負うことなく、勝ちを意識せず、今自分がやらなきゃいけないことを頭の中で整理してできていた
Q:脚の痙攣で、試合後倒れこむシーンがありましたが、次の試合への影響は?
今日、しっかり回復させて、明日1日レストがあるので、万全の準備をして2回戦にのぞみたい
Q:次の試合は、シード選手をやぶったビット選手との対戦ですが
まだプレースタイルが分かっていない部分があるので、考えて、まずは自分のベストなプレーができるよう頑張りたい
■土居美咲×L.チリコ(アメリカ)
女子はハードコートみたいなラリー戦が多いな。51分での勝利って圧倒的/驚
試合後インタビュー:
Q:50分余りの見事な試合でした
最初から自分のプレーに徹して、それが最後まで継続できてよかったと思います(早口で自信に満ち溢れた受け答え
Q:いきなりの5ゲーム連取、入り方になにか意識することはあった?
緊張することは分かっていたので、それを受け入れてリラックスして、プレーできたらいいなと思っていました
Q:具体的によかったプレーは?
フォアがしっかりとコートの中に打てていたので、相手を動かすことができた
Q:表情も大変集中していましたが?
試合の最初から最後まで集中力を保って、戦い抜くことができました(男気感じる!
Q:ウィンブルドンは一番好きな大会と聞きましたが、いいスタートがきれたのでは?
芝のコートが好きで、ウィンブルドンも大好きなので、いい形で1回戦を終えてよかったです
Q:2回戦に向けては?
タフな戦いになると思いますが、チャレンジャーの気持ちで戦いたい
<ニュース>
錦織 左脇腹に不安「約束は出来ないです」
錦織 芝は「好きではない(笑)」
「自分の中でしっくりくるテニスが100パーセントは見えていない。まだモヤっとしたものがあります」
“もし今大会で8強入りすると、日本男子では1995年に準々決勝へ進出した松岡修造(日本)以来21年ぶりとなる。
(おお!先輩スゴイ記録保持者じゃないですか!
芝は他のサーフェスに比べて好きではないと話す錦織だが
「歴代の優勝を見てもA・アガシ(アメリカ)だったりL・ヒューイット(オーストラリア) だったり、
自分のスタイルに近い選手もいる」とコメントした。”
テニス365 / tennis365.net