あまりにも良さげな試合で、後でじっくり見ようと思っていたら、結果が目に入っちゃった
まあ、フェデラー相手に、勝つ予想は難しいけど。
■R.フェデラー(スイス)×マーカス・ウィリス(イギリス 初出場 サウスポー)
772位vs3位。こんなにランキングに差のある対戦は見たことない
2回戦に進出した選手の中で最下位。これも大した記録。
太ももやヒザの怪我もあって、プレイヤーを諦めて、テニスコーチをしていたが、
彼女に「もう少しやってみなよ」と言われてチャレンジしたら、
7回の予選を勝ち抜いて、ウィンブルドンのセンターコートでプレーする夢が叶ったって、映画みたいなストーリー。
左がその恋人で、隣りにいる豊満な胸の女性は妹さんなのか。どおりでのめって応援していると思った。
とにかく地元の声援がすごい
会場から歌声が上がり笑顔で応えて、この場を心から楽しんでいる様子がイイ。
対戦するフェデラーも笑顔、主審も笑顔、こんなに穏やかに、にこやかに始まる試合って見たことない
今回第3シード、ランキング3位のフェデラーのこれまでの記録を見ると惚れ惚れする。
過去7回のウィンブルドン優勝は、ピート、ウィリアム・レンショーと並ぶ最多タイの記録。
練習中も楽しくて仕方ないようなウィリス。25歳ってまだ若いじゃん。辞めるのが早すぎたんじゃない?
アナ「まだ笑顔です」
辻野:
世界ランキング2000人中で700位台は、低いようで、高い。ヨーロッパは層が厚いので、力のある証。
私も指導している選手が700位近くなので、教え子にも思わず“自分にも出来るぞ”と便りを送ってしまいました(便りってw
【第1セット】
●第1ゲーム
1ポイント入るごとに声援が沸いて、また笑顔のW。キープして1-0
●第2ゲーム
最初のサーヴィスゲームはさすがに緊張の面持ち。スライス、ボレーが得意だそう。
ドロップショット決まった。ダブルフォルト。
まだファーストサーヴが入らず、いきなりブレイクピンチ。ボレーでデュース。いいね! 面白い試合。
緩急をつけたがネット。サーヴ&ボレーもイイ。バックはスライス、フォアはトップスピンを使い分けるのは相手もやりづらい。
サーヴィスエース。前に出たフェデラー、ブレイクされて2-0
●第3ゲーム
サーヴィスエースだと思って歩きかけたら、大きくフォルトで苦笑。
次のショットにフェデラーがチャレンジしてIN。バックのハイボレーから背中打ちと楽しんでいるようなフェデラー。
1ポイント積むごとに手を高く上げるW その都度、感激するファミリーボックス。
サウスポーのバックがほぼスライスなのはフェデラーはやりづらそう。3-0
せっかく本戦に来たら、もうフェデラーって辛いよね。
「ウィンブルドンのセンターコートで緊張するのは当然ですから、いろいろなことは出来ないですから、
自分のプレーをすること。相手はなんといってもフェデラーですからね」
●第4ゲーム
フォアの強打も打つ。「慣れてきて、ショットが伸びてきている」ダブルフォルト2本目。
サーヴ&ボレーはアウト。バックのスライスでフェデラーのバックに集めている感じ。
デュース。ネットでの攻防も見せ場がある。ファーストサーヴが入らない。またブレイクで4-0
●第5ゲーム
フェデラーのサーヴ&ボレーにパッシングショット決まった! 次はサーヴィスエース。連続。
今日はバックのハイボレーだらけのフェデラー。5-0
1ゲーム取りたいねえ!
同じサウスポーだった坂井さん。その利点は、回転が逆になること、
アドバンテージサイドのサーヴィスゲームでワイドにきれるスライスサーヴが相手のバックにくるのが大事な場面で効いてくる。
まだファーストサーヴが40%のW
●第6ゲーム
やっとサーヴィスエース入って、両手を上げて声援に応える。フェデラーにとっちゃとんでもないアウェーだねw
決め球がまだ決まらない。いい形で40-30 大きくアウトしてデュース。
果敢に前に出て攻めるがセットポイント。ワイドのサーヴィスエース。
「ボディのサーヴを使ってもいい」2度目のセットポイント。
6-0フェデラー 25分。なんとか1ゲーム欲しい!
トップ選手との差って何だろうね
【第2セット】
●第1ゲーム
サーヴィスエースであっという間に40-0でどよめく会場。ラブゲームキープ 1-0
●第2ゲーム
ニューボール。なにか手立てはないか。名前のせいか、ブルース・ウィリスの笑い方にちょっと似てる。
サーヴにチャレンジしてギリIN成功!また大声援!
次のサーヴはアウトで、ラインパーソンに手を上げると、この表情/爆
なんて楽しい試合なの
ボディのサーヴが決まって、40-0チャンス到来。回りこんでネット。プレッシャーをかける。
ボレーで1本返される。初めてゲームを取って、大声援
●第3ゲーム
ファミリーボックスはポイントのたびに立ち上がってるw 見事なサーヴ&ボレーのフェデラー。
ほんとにアウトだった?とでも言いたげな表情豊かな人w このお茶目さが厳しいツアーの連戦向きじゃなかったのかな
主審まで笑ってるし! 2-1
ん?トレーナーを呼んで肩をマッサージしてもらっているW
「プレ予選からだと7試合やっている。予選の決勝が5セットマッチ、本戦の1回戦も5セットマッチ、
普通に考えれば、疲労はそうとうたまっているはず」
それを見せないで、この明るい表情してるってスゲーなあ! 時々顔を歪めている。
●第4ゲーム
今日ゲームが行われているのは、屋根のあるセンターコートだけ。
ラブゲームキープのチャンス。またバックボレー
坂井「フェデラーの美しいプレー、ウィリスの変則的な(w)プレー、このコントラストが素晴らしいですね」
フォルトにフェデラーがチャレンジしてINでやり直し。サーヴィスエースでキープ! 2-2
●第5ゲーム
今度はフェデラーにラブゲームキープのチャンス。ミスで1本助かる。30-40まではいくんだけどなあ。3-2
フェデラーもヒザの手術、背中、胃腸炎(!)で欠場したりしている。年齢的にもいろいろ出るよね
2人の打つポジションが比べられてた。フェデラーのほうが前で先に攻撃を仕掛けている
●第6ゲーム
バックを攻めて長いラリーはW ファーストサーヴ62%に戻した。
ダブルフォルト。ブレイクピンチをしのいでデュース。
兄弟も来ていて、まさにファミリーボックス!
2人とも白で、ハチマキしてるから、どっちがどっちか分からなくなる
デュース2回目。甘くなるとフェデラーの強烈なストロークが来る。ブレイクして4-2
●第7ゲーム
サーヴィスエースが続いて、40-0 強烈なサーヴもあるんだなあフェデラーは。5-2
ベンチに座るたびに何か食べている。全仏では背中を痛めた。
●第8ゲーム
サーヴィスエース6本目。すっかり集中した表情。組み立てがよくキープして、5-3
●第9ゲーム
チャレンジはアウト。セットポイント。サーヴ&ボレーに出て、パッシングショットはアウトにチャレンジして失敗。
6-3でフェデラー。
これが初戦なら、この試合ももうちょっと違ったかなあ?
なんともいい笑顔が映った。子どもの生徒に人気があるだろうなあ
何度もファミリーボックスが映って、明るい2人の美人。
【第3セット】
●第1ゲーム
前に出してパッシングショットがようやく決まった。サーヴィスエースは7本で並んだ。
ネットの攻防戦でも上手いフェデラー、簡単に渡さないのはさすが。キープして1-0 初めて先行。
●第2ゲーム
決め球が入らないのが残念。フェデラーのドロップショットはネット。キープして1-1
リストの柔らかさの魅力があるW
「このウィンブルドンで調子を戻したいというフェデラーの集中力が高い」
●第3ゲーム
フリーポイントで取れるようになってきたW フリーポイント連続で40-15 キープして2-1
「Wもジュニア時代、世界ランキング15位、ウィンブルドンJr.も3回戦までいっているので、
試合が進むごとに自分の持ち味を出し始めている。第3セットになってもプレーの質が落ちないのは素晴らしい」
●第4ゲーム
バックのハイボレーが返ったのに、スライスで返して1ポイントは素晴らしい!
アンフォーストエラーが多いのかな。ラリーで押されているのか? キープして2-2
「フェデラーも当然、2週間戦うために、3セットで取りたい。どこでギアを上げるか注目」
●第5ゲーム
センターのサーヴも決まってきたW ダブルフォルトにチャレンジしてINだったが、
ポイントのやり直しになりブーイング。フェデラーも困り顔。
サーヴィスエース決めて40-0でラブゲームキープ。
こういう時にフリーポイントが取れるのは大きな強みv
「こういう少し変則的なプレーと、ビッグサーヴを持ってる選手とやるのは難しい」
テニス仲間がものすごい歓声をあおって、ゲーム間には歌ってるw
●第6ゲーム
WがチャレンジしてまたIN。なんだかコールがWに対して厳しいんじゃないの?
フェデラーの表情も厳しくなってる。今度はフェデラーの甘い球を攻め込むW
デュース。フォアのダウン・ザ・ラインはギリ! キープして3-3
「フェデラーの試合前インタビューで、“これまでの中でも難しい試合になるだろう
地元の声援でリズムを狂わせる可能性がある”と言っていた」
●第7ゲーム
ネットで1ポイント。左右に振ってもう1本。サーヴィスエース。流れが来てるか?
ラブゲームキープが続いた。4-3で先行。ファミリーボックスに視線を送る。
●第8ゲーム
ドロップショットは甘くなったW 1セット返すところ見たいなあああああ!
サーヴィスエースで40-0 キープして4-4
●第9ゲーム
いい感じにゲームが詰まってきた。厳しいドロップショットにも追いつき、厳しく返す。
今度は見事なバックのダウン・ザ・ライン。0-40でブレイク 5-4 ギアを上げてきたか。
●第10ゲーム
サーヴィングフォーザマッチ。グランドスラム303勝のフェデラー。
さらに声援を贈る会場。選手には100倍くらいに響いているかもね
高いロブも難なく返すフェデラー。ボレーはミス。早く決めたいフェデラー。
サーヴィスエースで並ぶ。コートを縦横に走って、ついにマッチポイント。
セカンドサーヴ。最後はアウトで、6-4のストレート勝ち。
分かってはいたけど、もう少し観ていたかった。
ベンチでの悔しそうな表情は、ジョコビッチと対戦して負けた時の錦織を思い出す。
本気で勝とうとして挑戦して負けた悔いが残る表情。
「フェデラーもウィリスを讃えるコメントを出してますし、
最後、握手した時の表情、本当にフェデラーの人間力、
そしてサーヴィスの展開力を踏まえたプレー、本当に素晴らしかったですね」
森上「なにか、すごく温かい気持ちになったのと、この舞台を勝ち取ったのは彼自身ですから、彼を讃えたい」
これからの試合も出るよね? 彼女も猛プッシュしなきゃ!
*
■N.ジョコビッチ×アドリアン・マナリーノ(フランス)
上記の感動的ストーリーの後に見ると、より味気なく見えちゃうのはなぜ?
ジョコビッチの人間力も、フェデラーと同じだと思うのだけれど。
飛ばして見て、ジョコの2セットアップ、第3セット5-5 まだ1時間しか経ってない。
去年は27位までランキングを上げたマナリーノ。キープして6-5
ジョコビッチを左右に振っていい組み立てを見せる。どちらもハードヒット。
タイブレイク。
まず1本強打して動けないジョコ。
前に出る様子を見せるマナリーノ、粘って23回のラリーは今回の最長。
1ミニブレイクしたジョコ。
ネットに出たマナリーノにパッシングショット。4-2J
逆をついて5-2、Jアウトで5-3
ネットの攻防で、足を滑らせたJ! 5-4
強打してネットにかけたマナリーノ。マッチポイントはアウトしてガックリ。6-5
最後は7-6でジョコビッチのストレート勝ち。満面の笑顔のベッカー
また四方に両手をあげて観客に感謝を送ってる
20時を過ぎてもまだ明るいロンドンだが、これ以上外のコートの試合は行われないというアナウンスがあった
雨降ってたのに、外のコートには派手に水まいてる/驚
坂井:
ジョコビッチのコートカヴァリングの素晴らしさにウットリしましたね
赤土のフレンチオープンから3週間休んで、前哨戦も出ない中での試合
要所もおさえて、2週間を見据えた戦いだった
話の途中で映る、ウィンブルドンパーク内のいろんな所の風景を観ているだけでも雰囲気が伝わってきてイイ。
<フェデラー試合後のコメント>
ウィリスのストーリーに興味を持った。トップ50を相手にしているつもりで戦った。
この試合は私の記憶にも残ります。彼のいいポイントが印象に残っています。
リードを奪うためにすごく集中する必要がありました。
そして、第3セットでブレイクした時はホッとしました。
森上:
いつもなら、勝った試合後は、手をあげるところを、フェデラーはあげなかった。
ウィリスの舞台を讃えた、さすが人格者だと思いましたね
大会初日にジョコビッチより、フェデラーより話題をさらったマーカス・ウィリス
“「毎週こんなふうにうまくはいかないと理解しなきゃいけない。ツアーの真実は厳しいものだ。
僕はランキング100位以内を目指している。そのためにはハードワークが必要だし、かなりレベルアップしなければならない」”
“次の対戦相手はウィンブルドン史上最多タイの7度の優勝を誇る、あのフェデラーだ。
「彼は芝生の上でもプレーできるのかい?」とウィリスはポーカーフェイスで冗談を言っていた。
それから、「スタジアム付きのコートでプレーするのは、若い頃からの夢だった。
テニスの試合に勝つために、あのコートに立つんだ。たぶん負けるだろうけど、いや、どうかな?」。”
フェデラー 完全アウェーも“シンデレラボーイ”ウィリスに快勝
“今日のセンターコートは特別な場所だった。いつもとは異なる経験ができた。
マーカスはコートにアグレッシブで素晴らしいエネルギーを持ち込んでくれた。
よく戦ったと思うし、これからジャンプアップしていってほしい。
まだ2回戦とはいえ、(自らの)コンディションは良好、芝には気を付けたい。”
世界772位ウィリスの夢物語、フェデラーに完敗し幕
“フェデラーのイニシャルが入った「RF」のロゴ入りシャツを着たウィリス”(そーだったの?面白い人だなあ!
“「何言ってるんだって思うだろうけど、負けてがっかりだ」と話した。”
(やっぱり、そりゃ負けたらガッカリするよ。でも相手はフェデラーだからね
“F「すごく新鮮だったよ。最初から、これまで経験してきたウィンブルドンの試合とはまったく別物になると思っていた。
マーカスには何も失うものがなかった。コートへ出て楽しめばよかったし、彼は素晴らしかったと思う」”
世界772位の無名選手がウィンブルドンで快進撃、2回戦の相手フェデラーも称賛
“ウィンブルドンで通算7度の優勝を誇るフェデラーは、資金を募るために「クラウドファンディング」を立ち上げて
話題になっていたウィリスの存在を知っていたと明かし、今大会のおとぎ話の一つとして称賛している。”
“F「すごく面白い試合になる。それに彼のサーブやボレーはすごく気に入っているんだ。素晴らしいショットを打っていた。
彼の戦いぶりは今のコンディションと完全に適応している」”
まあ、フェデラー相手に、勝つ予想は難しいけど。
■R.フェデラー(スイス)×マーカス・ウィリス(イギリス 初出場 サウスポー)
772位vs3位。こんなにランキングに差のある対戦は見たことない
2回戦に進出した選手の中で最下位。これも大した記録。
太ももやヒザの怪我もあって、プレイヤーを諦めて、テニスコーチをしていたが、
彼女に「もう少しやってみなよ」と言われてチャレンジしたら、
7回の予選を勝ち抜いて、ウィンブルドンのセンターコートでプレーする夢が叶ったって、映画みたいなストーリー。
左がその恋人で、隣りにいる豊満な胸の女性は妹さんなのか。どおりでのめって応援していると思った。
とにかく地元の声援がすごい
会場から歌声が上がり笑顔で応えて、この場を心から楽しんでいる様子がイイ。
対戦するフェデラーも笑顔、主審も笑顔、こんなに穏やかに、にこやかに始まる試合って見たことない
今回第3シード、ランキング3位のフェデラーのこれまでの記録を見ると惚れ惚れする。
過去7回のウィンブルドン優勝は、ピート、ウィリアム・レンショーと並ぶ最多タイの記録。
練習中も楽しくて仕方ないようなウィリス。25歳ってまだ若いじゃん。辞めるのが早すぎたんじゃない?
アナ「まだ笑顔です」
辻野:
世界ランキング2000人中で700位台は、低いようで、高い。ヨーロッパは層が厚いので、力のある証。
私も指導している選手が700位近くなので、教え子にも思わず“自分にも出来るぞ”と便りを送ってしまいました(便りってw
【第1セット】
●第1ゲーム
1ポイント入るごとに声援が沸いて、また笑顔のW。キープして1-0
●第2ゲーム
最初のサーヴィスゲームはさすがに緊張の面持ち。スライス、ボレーが得意だそう。
ドロップショット決まった。ダブルフォルト。
まだファーストサーヴが入らず、いきなりブレイクピンチ。ボレーでデュース。いいね! 面白い試合。
緩急をつけたがネット。サーヴ&ボレーもイイ。バックはスライス、フォアはトップスピンを使い分けるのは相手もやりづらい。
サーヴィスエース。前に出たフェデラー、ブレイクされて2-0
●第3ゲーム
サーヴィスエースだと思って歩きかけたら、大きくフォルトで苦笑。
次のショットにフェデラーがチャレンジしてIN。バックのハイボレーから背中打ちと楽しんでいるようなフェデラー。
1ポイント積むごとに手を高く上げるW その都度、感激するファミリーボックス。
サウスポーのバックがほぼスライスなのはフェデラーはやりづらそう。3-0
せっかく本戦に来たら、もうフェデラーって辛いよね。
「ウィンブルドンのセンターコートで緊張するのは当然ですから、いろいろなことは出来ないですから、
自分のプレーをすること。相手はなんといってもフェデラーですからね」
●第4ゲーム
フォアの強打も打つ。「慣れてきて、ショットが伸びてきている」ダブルフォルト2本目。
サーヴ&ボレーはアウト。バックのスライスでフェデラーのバックに集めている感じ。
デュース。ネットでの攻防も見せ場がある。ファーストサーヴが入らない。またブレイクで4-0
●第5ゲーム
フェデラーのサーヴ&ボレーにパッシングショット決まった! 次はサーヴィスエース。連続。
今日はバックのハイボレーだらけのフェデラー。5-0
1ゲーム取りたいねえ!
同じサウスポーだった坂井さん。その利点は、回転が逆になること、
アドバンテージサイドのサーヴィスゲームでワイドにきれるスライスサーヴが相手のバックにくるのが大事な場面で効いてくる。
まだファーストサーヴが40%のW
●第6ゲーム
やっとサーヴィスエース入って、両手を上げて声援に応える。フェデラーにとっちゃとんでもないアウェーだねw
決め球がまだ決まらない。いい形で40-30 大きくアウトしてデュース。
果敢に前に出て攻めるがセットポイント。ワイドのサーヴィスエース。
「ボディのサーヴを使ってもいい」2度目のセットポイント。
6-0フェデラー 25分。なんとか1ゲーム欲しい!
トップ選手との差って何だろうね
【第2セット】
●第1ゲーム
サーヴィスエースであっという間に40-0でどよめく会場。ラブゲームキープ 1-0
●第2ゲーム
ニューボール。なにか手立てはないか。名前のせいか、ブルース・ウィリスの笑い方にちょっと似てる。
サーヴにチャレンジしてギリIN成功!また大声援!
次のサーヴはアウトで、ラインパーソンに手を上げると、この表情/爆
なんて楽しい試合なの
ボディのサーヴが決まって、40-0チャンス到来。回りこんでネット。プレッシャーをかける。
ボレーで1本返される。初めてゲームを取って、大声援
●第3ゲーム
ファミリーボックスはポイントのたびに立ち上がってるw 見事なサーヴ&ボレーのフェデラー。
ほんとにアウトだった?とでも言いたげな表情豊かな人w このお茶目さが厳しいツアーの連戦向きじゃなかったのかな
主審まで笑ってるし! 2-1
ん?トレーナーを呼んで肩をマッサージしてもらっているW
「プレ予選からだと7試合やっている。予選の決勝が5セットマッチ、本戦の1回戦も5セットマッチ、
普通に考えれば、疲労はそうとうたまっているはず」
それを見せないで、この明るい表情してるってスゲーなあ! 時々顔を歪めている。
●第4ゲーム
今日ゲームが行われているのは、屋根のあるセンターコートだけ。
ラブゲームキープのチャンス。またバックボレー
坂井「フェデラーの美しいプレー、ウィリスの変則的な(w)プレー、このコントラストが素晴らしいですね」
フォルトにフェデラーがチャレンジしてINでやり直し。サーヴィスエースでキープ! 2-2
●第5ゲーム
今度はフェデラーにラブゲームキープのチャンス。ミスで1本助かる。30-40まではいくんだけどなあ。3-2
フェデラーもヒザの手術、背中、胃腸炎(!)で欠場したりしている。年齢的にもいろいろ出るよね
2人の打つポジションが比べられてた。フェデラーのほうが前で先に攻撃を仕掛けている
●第6ゲーム
バックを攻めて長いラリーはW ファーストサーヴ62%に戻した。
ダブルフォルト。ブレイクピンチをしのいでデュース。
兄弟も来ていて、まさにファミリーボックス!
2人とも白で、ハチマキしてるから、どっちがどっちか分からなくなる
デュース2回目。甘くなるとフェデラーの強烈なストロークが来る。ブレイクして4-2
●第7ゲーム
サーヴィスエースが続いて、40-0 強烈なサーヴもあるんだなあフェデラーは。5-2
ベンチに座るたびに何か食べている。全仏では背中を痛めた。
●第8ゲーム
サーヴィスエース6本目。すっかり集中した表情。組み立てがよくキープして、5-3
●第9ゲーム
チャレンジはアウト。セットポイント。サーヴ&ボレーに出て、パッシングショットはアウトにチャレンジして失敗。
6-3でフェデラー。
これが初戦なら、この試合ももうちょっと違ったかなあ?
なんともいい笑顔が映った。子どもの生徒に人気があるだろうなあ
何度もファミリーボックスが映って、明るい2人の美人。
【第3セット】
●第1ゲーム
前に出してパッシングショットがようやく決まった。サーヴィスエースは7本で並んだ。
ネットの攻防戦でも上手いフェデラー、簡単に渡さないのはさすが。キープして1-0 初めて先行。
●第2ゲーム
決め球が入らないのが残念。フェデラーのドロップショットはネット。キープして1-1
リストの柔らかさの魅力があるW
「このウィンブルドンで調子を戻したいというフェデラーの集中力が高い」
●第3ゲーム
フリーポイントで取れるようになってきたW フリーポイント連続で40-15 キープして2-1
「Wもジュニア時代、世界ランキング15位、ウィンブルドンJr.も3回戦までいっているので、
試合が進むごとに自分の持ち味を出し始めている。第3セットになってもプレーの質が落ちないのは素晴らしい」
●第4ゲーム
バックのハイボレーが返ったのに、スライスで返して1ポイントは素晴らしい!
アンフォーストエラーが多いのかな。ラリーで押されているのか? キープして2-2
「フェデラーも当然、2週間戦うために、3セットで取りたい。どこでギアを上げるか注目」
●第5ゲーム
センターのサーヴも決まってきたW ダブルフォルトにチャレンジしてINだったが、
ポイントのやり直しになりブーイング。フェデラーも困り顔。
サーヴィスエース決めて40-0でラブゲームキープ。
こういう時にフリーポイントが取れるのは大きな強みv
「こういう少し変則的なプレーと、ビッグサーヴを持ってる選手とやるのは難しい」
テニス仲間がものすごい歓声をあおって、ゲーム間には歌ってるw
●第6ゲーム
WがチャレンジしてまたIN。なんだかコールがWに対して厳しいんじゃないの?
フェデラーの表情も厳しくなってる。今度はフェデラーの甘い球を攻め込むW
デュース。フォアのダウン・ザ・ラインはギリ! キープして3-3
「フェデラーの試合前インタビューで、“これまでの中でも難しい試合になるだろう
地元の声援でリズムを狂わせる可能性がある”と言っていた」
●第7ゲーム
ネットで1ポイント。左右に振ってもう1本。サーヴィスエース。流れが来てるか?
ラブゲームキープが続いた。4-3で先行。ファミリーボックスに視線を送る。
●第8ゲーム
ドロップショットは甘くなったW 1セット返すところ見たいなあああああ!
サーヴィスエースで40-0 キープして4-4
●第9ゲーム
いい感じにゲームが詰まってきた。厳しいドロップショットにも追いつき、厳しく返す。
今度は見事なバックのダウン・ザ・ライン。0-40でブレイク 5-4 ギアを上げてきたか。
●第10ゲーム
サーヴィングフォーザマッチ。グランドスラム303勝のフェデラー。
さらに声援を贈る会場。選手には100倍くらいに響いているかもね
高いロブも難なく返すフェデラー。ボレーはミス。早く決めたいフェデラー。
サーヴィスエースで並ぶ。コートを縦横に走って、ついにマッチポイント。
セカンドサーヴ。最後はアウトで、6-4のストレート勝ち。
分かってはいたけど、もう少し観ていたかった。
ベンチでの悔しそうな表情は、ジョコビッチと対戦して負けた時の錦織を思い出す。
本気で勝とうとして挑戦して負けた悔いが残る表情。
「フェデラーもウィリスを讃えるコメントを出してますし、
最後、握手した時の表情、本当にフェデラーの人間力、
そしてサーヴィスの展開力を踏まえたプレー、本当に素晴らしかったですね」
森上「なにか、すごく温かい気持ちになったのと、この舞台を勝ち取ったのは彼自身ですから、彼を讃えたい」
これからの試合も出るよね? 彼女も猛プッシュしなきゃ!
*
■N.ジョコビッチ×アドリアン・マナリーノ(フランス)
上記の感動的ストーリーの後に見ると、より味気なく見えちゃうのはなぜ?
ジョコビッチの人間力も、フェデラーと同じだと思うのだけれど。
飛ばして見て、ジョコの2セットアップ、第3セット5-5 まだ1時間しか経ってない。
去年は27位までランキングを上げたマナリーノ。キープして6-5
ジョコビッチを左右に振っていい組み立てを見せる。どちらもハードヒット。
タイブレイク。
まず1本強打して動けないジョコ。
前に出る様子を見せるマナリーノ、粘って23回のラリーは今回の最長。
1ミニブレイクしたジョコ。
ネットに出たマナリーノにパッシングショット。4-2J
逆をついて5-2、Jアウトで5-3
ネットの攻防で、足を滑らせたJ! 5-4
強打してネットにかけたマナリーノ。マッチポイントはアウトしてガックリ。6-5
最後は7-6でジョコビッチのストレート勝ち。満面の笑顔のベッカー
また四方に両手をあげて観客に感謝を送ってる
20時を過ぎてもまだ明るいロンドンだが、これ以上外のコートの試合は行われないというアナウンスがあった
雨降ってたのに、外のコートには派手に水まいてる/驚
坂井:
ジョコビッチのコートカヴァリングの素晴らしさにウットリしましたね
赤土のフレンチオープンから3週間休んで、前哨戦も出ない中での試合
要所もおさえて、2週間を見据えた戦いだった
話の途中で映る、ウィンブルドンパーク内のいろんな所の風景を観ているだけでも雰囲気が伝わってきてイイ。
<フェデラー試合後のコメント>
ウィリスのストーリーに興味を持った。トップ50を相手にしているつもりで戦った。
この試合は私の記憶にも残ります。彼のいいポイントが印象に残っています。
リードを奪うためにすごく集中する必要がありました。
そして、第3セットでブレイクした時はホッとしました。
森上:
いつもなら、勝った試合後は、手をあげるところを、フェデラーはあげなかった。
ウィリスの舞台を讃えた、さすが人格者だと思いましたね
大会初日にジョコビッチより、フェデラーより話題をさらったマーカス・ウィリス
“「毎週こんなふうにうまくはいかないと理解しなきゃいけない。ツアーの真実は厳しいものだ。
僕はランキング100位以内を目指している。そのためにはハードワークが必要だし、かなりレベルアップしなければならない」”
“次の対戦相手はウィンブルドン史上最多タイの7度の優勝を誇る、あのフェデラーだ。
「彼は芝生の上でもプレーできるのかい?」とウィリスはポーカーフェイスで冗談を言っていた。
それから、「スタジアム付きのコートでプレーするのは、若い頃からの夢だった。
テニスの試合に勝つために、あのコートに立つんだ。たぶん負けるだろうけど、いや、どうかな?」。”
フェデラー 完全アウェーも“シンデレラボーイ”ウィリスに快勝
“今日のセンターコートは特別な場所だった。いつもとは異なる経験ができた。
マーカスはコートにアグレッシブで素晴らしいエネルギーを持ち込んでくれた。
よく戦ったと思うし、これからジャンプアップしていってほしい。
まだ2回戦とはいえ、(自らの)コンディションは良好、芝には気を付けたい。”
世界772位ウィリスの夢物語、フェデラーに完敗し幕
“フェデラーのイニシャルが入った「RF」のロゴ入りシャツを着たウィリス”(そーだったの?面白い人だなあ!
“「何言ってるんだって思うだろうけど、負けてがっかりだ」と話した。”
(やっぱり、そりゃ負けたらガッカリするよ。でも相手はフェデラーだからね
“F「すごく新鮮だったよ。最初から、これまで経験してきたウィンブルドンの試合とはまったく別物になると思っていた。
マーカスには何も失うものがなかった。コートへ出て楽しめばよかったし、彼は素晴らしかったと思う」”
世界772位の無名選手がウィンブルドンで快進撃、2回戦の相手フェデラーも称賛
“ウィンブルドンで通算7度の優勝を誇るフェデラーは、資金を募るために「クラウドファンディング」を立ち上げて
話題になっていたウィリスの存在を知っていたと明かし、今大会のおとぎ話の一つとして称賛している。”
“F「すごく面白い試合になる。それに彼のサーブやボレーはすごく気に入っているんだ。素晴らしいショットを打っていた。
彼の戦いぶりは今のコンディションと完全に適応している」”