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Channel: メランコリア
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notes and movies(1999.1〜 part2)

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過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part1からのつづき。
若かりし頃のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


■『スウィートヒアアフター』(1997)
監督:アトム・エゴヤン 出演:イアン・ホルム ほか
戸田奈津子訳。友だちが劇場で観て良かったって言ってた作品。
静かで雪深い山奥の田舎町で起こった悲劇的なバス事故。
行き場所のない怒りと絶望、悲しみをバス会社に向け戦おうとする弁護士もまた、
麻薬中毒の娘を失う怒りと絶望の行く先を求めていた。

タイトルは訳によると「平穏な日々」。結局、時が解決するほかないんだ。
笛吹きの少年が町の子どもらを神隠しにしてしまう寓話が重要なキーとなっている。

ストーリーは事故前、事故後、訴訟前、訴訟後の時間が混在している。
誰の責任でもなく、誰も救われないまま事件は終わる。これが現実だ。
シリアスなストーリーでも美しい雪景色、山村の自然が私たちの心を癒してくれる。


■『ブルース・ブラザース2000』(1998)

監督:ジョン・ランディス 出演:ダン・エイクロイド、ジョン・グッドマン ほか
musicians:
アレサ・フランクリン、B.B.キング、ウィルソン・ピケット、Dr.ジョン、エリック・クラプトン、ジェームス・ブラウン、サム・ムーア、
エディ・フロイド、ジョニー・ラング、ブルース・トラヴェラー、ロニー・ブルックス、エリカ・ボドゥ、ボー・ディドリー、ココ・テイラー ほか

ブルースの伝道師D.エイクロイド率いる新しいBBバンドが帰ってきた!
初作の豪華キャストに加えて、さらにビックリ仰天な顔ぶれを集めた記録フィルムとしても貴重なジャムで気分爽快、元気になる。
B.B.キングの言った通り「ブルースは悲しくなるもんじゃない、気持ちよくするものさ」元気な面々を観れて感激。

アレサは♪RESPECT、JBの♪PLEASE PLEASE PLEASE のオマケまであり。久々本物のブルース聴いて、またハマりそう。
サム&デイヴのサムまで元気に歌ってんだもんな。
お約束の何十台もの車のクラッシュもある。こんなに壊しちゃっていいのかねぇ
J.グッドマンのシャウトもなかなか。急にベテランの中っで歌って踊るなんて緊張しただろうね。
バスター役の子どももただ者じゃないブルースハープに歌とダンス。パート3なんて続いてくのかな?


■『THE X-FILES SEASON 4』
監督:クリス・カーターほか 出演:デイヴィッド・ドゥカヴニー、ジリアン・アンダーソン ほか

【FILE No.415 Memento Mori】
久々シリーズの続き観たから前回のことも忘れてるんだけど。
アブダクト時に埋め込まれたチップとスカリーのガンは関係深いみたい。
さすがに冷静でタフな彼女もこの正念場にグラつき、思わずモルダー宛の日記調。
モルダーは諦めず、ますますパートナーのためUFOと政府陰謀説に挑んでいく。
またまたクローン登場。クローンらは宇宙人じゃなかったの?
その後が気になる。2人の親密度も額のキスとハグで一層強まった1本。


【FILE No.416 Unreqited】
目の前にいるのに見えない。そんな忍術を特訓で身につけられたら楽しい。
一過性の暗点ができるとかどうとか、医学でも一応説明がつくっていうから信憑性あり。
こういう最先端で突飛な発想と情報を本物っぽくドラマ化するのがX-FILEの魅力。
しかしスカリーの闘病はどうなった? 真相究明の途中じゃなかったの?
ここへきて「1話完結、どこからでも楽しめます」のうたい文句が突如復活か?


【FILE No.419 Synchrony】
なかなかおもしろいタイムトラベルの話。あの現実派のスカリーでさえ23の卒論で「理論上可能だ」と書いたらしい。
「人体は重力等の変化に耐えられない」と思ってるけど。
「未来は変えられない。いくつ宇宙が存在しても、そこから生まれる結果は1つだ」
誰か阻止してもやっぱり「時間を自由に旅したい」ていう人の好奇心と欲望は止められない。
でも、こうして見るとあまり楽しいことじゃなそうだって一瞬寒気を覚えるエピソード。


【FILE No.420 Small Potatoes】

4シーズン中1番笑えるユニークなエピソード。
最初はいつもの宇宙人説かと思いきや、ドゥカブニーが別キャラになってスカリーを口説く!?
ある町で可愛いシッポの生えた赤ちゃんが5人も生まれて「モンキーベイビー」と話題になる。稀に実在するっていうからビックリ。

自分の部屋で「FBIだ」と手帳を出す練習や、例の『タクシードライバー』の「僕かい?」ていう
誰もが真似するデ・ニーロ大先輩の名シーンを再現してるのが爆笑のなりきぶり。
「I'm damned good lookin'(オレってイイ男だぜ)」て自分で言うのは恥ずかしかっただろうね!
でも本当にモルダーはストイックすぎ。部屋の留守電のセクシーボイスは誰だったの?
今回ばかりは気まずいスカリー。モルダーさえプッシュすればスカリーもまんざらじゃないのが今回証明された。


【FILE No.421 Zero Sum】
スカリーが一度も出てこない。ジリアンはほかのオファーで忙しかったか?
代わりにMr.X死後、モルダーに情報提供してくれてた女性が頻繁に出てくる。彼女もスモーキングマンの手下?!
スキナーがスカリーのためとはいえ証拠隠滅に手を貸すことといい、シリーズ後半にして大展開を見せる1作。
しかもキラービーが怖い。『リング』も天然痘だったね。『ザ・ムーヴィ』にも再出する人気キャラか。
のたうちまわる保母やブツブツの死体がリアルで久々ゾッとさせられた。


【FILE No.422 Elegy】
どんどん2人はヤバイぬかるみにハマってゆく。シーズン4ファイナルも厳しそう。
「真実から目を背けるのは、自分からも背けること。君の不安と恐怖は、僕自身のものでもあるんだ」
まさに2人は仕事仲間以上、恋人以上のソウルメイト化してるのがよく分かる。
再発、転移の不安。スカリーのその後はどうなるのか? ノドを切られた少女らの霊はブキミ。
超自然に断固NOとしてきたスカリーも、ここまで見せられたら自信失くすよな。


【FILE No.423 Demons】
久々妹の件で動き出したモルダー。いきなり血だらけでモーテルにいて2日間の記憶がないというショッキングな出だしのサスペンス。
時々よみがえる両親のケンカと、若きスモーキングマンの姿に怖がるサマンサのフラッシュバックの
粗くストップモーションのかかった映像の演出が『ツイン・ピークス』のトリップワールドのようで迫力あり。
なにか分かりそうで新事実は出ないまま。


【FILE No.424 Gethsemane】
キーワードは"BELIEVE THE LIE"(偽りを信じよ)シーズン4のラスト。そして5へ向けてとんでもないことになってきた。
モルダーが自殺?!するわけないよな。キーワードがコレだし、じゃスカリーが偽証か、なんのために?
スカリーのがんが自分のせいと分かって死んだと見せかけて勝負に出たのかも。
あんまり危険すぎるとシリーズが続かなくなっちゃうからほどほどにしなきゃ。

宇宙人死体がこれまたリアルで、このまま「私はUFOを見た」に送ったら信じる人が増えるよ、きっと。
こだわりの感じられるフィギュアの1つ。
モルダーがショックを受けたとしても衝動で自殺するようなヤワじゃない。これはシーズン5までおあずけ。
S.キングの脚本なんか面白そうだな。がん患者演技のせいかスカリー痩せてない? 兄が登場。全然似てない。


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