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Channel: メランコリア
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ドラマ『55歳からのハローライフ』 第1話『キャンピングカー』

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出演:
富裕太郎 - リリー・フランキー
富裕凪子 - 戸田恵子
富裕美貴 - 市川実日子
富裕進武 - 橋爪遼
仲西 - 小林高鹿
林 - 田山涼成
篠原 - 中村育二
駒野 - ピエール瀧
阿立 - 長谷川博己 ほか


「長谷川博己さん出演作まとめ」カテゴリーに追加しました。


松尾部長や、原田美枝子さん、小林薫さんとか見たくて、なぜか第2話から見て、1話を飛ばしてたことに気づいた
今回は、長谷川博己さんをチェックするために見てみた。市川実日子さんも好き


▼あらすじ(ネタバレ注意

コーヒーを淹れることにこだわりがある夫
キャンピングカーで妻と2人旅をするトミヒロのところに話を聞かせてくれと近づく男アダチ(長谷川)。

キャンピングカーを買うために早期待遇優遇制度で退職したトミヒロ。
キャンピングカーの金額と特別加算金が同じだったと聞いて、妻はビックリしあまり乗り気ではない



手付金を払ってから妻に相談するつもりだったが、

「息子と娘の結婚資金、年金暮らしでお金は必要でしょ
 長い休みはとりづらいのよ。友だちとの趣味もあるし」



学校時代の先輩・駒野(瀧さん!)に話すと、彼はカナダに行くという
離婚して、息子が不登校になり、上の子は海外で家族を持ったから、下の子を連れていくという

「会社の業績に人生を賭けてきた自分のほうが幻想に思えてくるんだ」

「問題は先例がないってことだな。退職はみんな未経験で迎えるんだ。迷うのは当然だよ、自分も家族も」


息子に相談する

「オレはなかなかステキなプランだと思うよ
 俺たちの結婚費用なんて心配するのはやめて欲しいよ
 お金のことならなんとかなるって」とテキトー


娘にも相談

「再就職したらいいんじゃないの。お金が足りない分稼いだらいいじゃん
 お母さんも家計が大変なんだから。
 旅行なんて忙しい時にたまに行くからいいんだよ」

「そういう正しいことばっかり言ってると彼氏に逃げられるぞ」

「自分の時間を自由に使ったら? 黄昏るには早いんじゃないのかな」


かつてのバイヤーの社長に再就職を相談する

「トミヒロさんみたいな営業マン、今いないですよ
 うちみたいな小さいところなら、ガンガン使えるのに」と持ち上げていたのに

「再就職考えてるんですよ。雇ってくれないかな。
 骨埋めるつもりで考えてるから。顧問でもいいんで」という話がマジと分かると

「現状をお分かりになっていらっしゃらない。ウチはもう新卒も雇ってない。
 人員整理しかない。もう鼻血も出ない感じで」と断られる




アダチ「ほんとはこんな旅したくなかったんじゃないんですか?」
トミヒロ「あんたなんでいんの? どこまでついてくるの?」


「不況でギリギリ」だと、どの会社に電話しても断られる。


また先輩に相談。

「それはお前が上から目線だったからだな
 俺たちには会社の力関係が染み付いてるんだよ
 小さい相手にはそれが伝わる。
 お前は辞めたんだから、ただの人なんだよ」


ネットでも調べる

隣りで柴犬を飼ってることも知らなかった
「キャンピングカーは延期だ」と妻に言う




履歴書を書いて、大勢の応募者とともに就活に行くと、みんな似たような男性ばかりで
1時間も待たされてから面接するのは、自分より若い男性社員

「セミナーの講師をされたことはありますか?」
「ブラインドタッチは出来ますか?」
「英語、中国語はできますか? 海外赴任の経験は?」
(派遣やバイトの条件にまで、“TOEIC○点以上”とかムリ書くところもあるしね。それって外国人では?て思う

「何がしたいのか、3つのテーマで自分史を書いてきてください」

就活のベテランにつかまる

「女性社員を使うのが上手い人は今売れ筋らしいですよー
 今、パートの女性を使う職場が多いから
 僕たちは妻1人使いこなせないから、ムリだよねえ

 大企業で活躍した人の同じニオイは分かりますよ
 若い相談員に“自分史を書き直せ”といわれた時は悔しくて涙が出ましたよ」


妻と温泉行ったりする夢を見る。
そこにもアダチが出てきて、慌てて逃げる




また先輩に相談。

「ハローワークまで行って分かったけど、資格って大きいよ。営業にはないからなあ、資格なんて」
(人事もよく分かってないからねえ。資格を持ってても、実績がなきゃ、仕事はみんな最初から覚えるわけだし

「お前、裸になるなよ
 俺たちは会社人間だったんだ
 会社から離れたら、裸になった気がして当然だよ
 大丈夫だよ」

「最近、よく大丈夫だって言われるよ」

「まずは、キャンピングカーのことから決めたらどうだ?」


妻にようやく相談すると

「私は気が進みません。自分の時間がなくなるのは、今困るんです。ごめんなさい」

「謝るなって。キャンピングカーはキャンセルしよう」

再就職の話をすると、

「ムリをしないでね」
「ムリをしないでさ、再就職先が見つかるかよ!!」と思わず大声を出す

娘にも「再就職頑張ってね」
息子にも「大丈夫、大丈夫」


急にノドの調子が悪くなる(だから、ココロと体はつながってるんだって
急に吐いて、胃カメラ検査をしたが、異常はなかった

妻「友だちが、“更年期とかの咽喉頭異常感じゃないか”って、漢方薬飲んでみて」
トミヒロ「これくらいのストレスで病気になってたら、とっくに死んでるよ」

霧の中でも吐いている
妻「キャンピングカーがあるのにおかしいじゃないの!」


コーヒーも飲めないと怒る
(仕事の鬼を長年しているうちに家族と心が離れちゃったパターンかな

犬の無駄吠えも気になって急にキレる

(無駄吠えは、犬じゃなくて、飼い主の問題です・・・
 こんなに早く壊れる?
 一心不乱に仕事してきた人ほど弱いのかな


妻「キャンピングカー、やっぱり買わない? 急に行きたくなっちゃったんだけど」

それを聞いて泣く


夢の中では、キャンピングカーをアダチに盗まれる


「すべてを賭けて買ったんだぞ!」

妻「あれがすべてなら、私は何なの!!
  結局、あなたは物やスタイルにしか、自分を持てないのよ
  これ以上、私はそれに付き合いきれない」

「オレはお前のために生きてきたろう!
 おれにはあれしか残ってないんだよ!」


心療内科を検索する夫。
(うん、専門家に相談するがよろしい



「先生、私はうつ病でしょうか」

「いえ、うつ病ではありません。トミヒロさんの目にはちゃんと力があります」

夢の中のアダチはクリニックの医師だった

「人間は気持ちが弱くなった時に想像に苦しめられることがあるんです」

「おかしくなったのは、再就職も、キャンピングカーも幻想だと分かったからでしょ?」

「私はそうは思いません。
 トミヒロさんが奥さんには奥さんの時間があると受け入れたからなんです
 人にはそれぞれ個人の時間というものがあり、他の人にはいじれないものです

 多くの人間はそれに気づくのが怖いので
 気づかないふりをして逃げますから不安定になることもないんです
 新しい人間関係を築くのは時間がかかりますし、とても勇気がいることなんですよ」

(こんなに精神科の医師が一方的に、一回で結論は出さないけどね




妻が絵を描いている姿を見て、急いで家に戻り、再びコーヒーを淹れる(美味しそうな音!
妻にコーヒーを差し入れる

「いろいろ迷惑かけて悪かったな」

「お互い様でしょ」

「時々来ていいか。こうやってコーヒー淹れて側にいてもいいかな
 こういう事から始めてもいいのかなって」

号泣する妻

「2人で夢をもつのはもっと先でいいよな」



そっか、隣りの柴さんが次の話につながるわけか。

土曜ドラマ「55歳からのハローライフ」第2回「ペットロス」
土曜ドラマ「55歳からのハローライフ」第3回「結婚相談所」
土曜ドラマ「55歳からのハローライフ」 第4回「トラベルヘルパー」
「55歳からのハローライフ」 最終回『空を飛ぶ夢をもう一度』



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