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『駄美術ギャラリー』(マガジンハウス)

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『駄美術ギャラリー』(マガジンハウス)
現代美術二等兵(ふじわら かつひと&籠谷 シェーン)/著

なにかで知ったのだけれども、私の区にはないから、他のとまとめて他館予約で借りてみた。
“駄美術”って、ダジャレ的な美術のことなのか?w

『VOW』やマニアパレルさんにも通じるものがあって、こういうの大好きv


【内容抜粋メモ】

<はじめに・・・「これは美術ではない!」>
作品発表を続けて約15年、そんな風に言われ続けてきた。

お菓子に高級な和菓子、スイーツがあり、対極に「駄菓子」がある。
美術にも、高尚で難解なのもあれば「駄美術」があってもいいんじゃないか?

技法、素材、スタイルなどにこだわらず、なんでもアリで作り続けたら、
ある時は賞賛され、ある時は「駄」作と呼ばれ、
そんな良し悪しは別にして、いいとこだけをチョイスした初の作品集です。


「マイナー動物ビスケット」

ウオンバット、カピバラ、ツパイ、オカピ、タスマニアデビル、ヤブイヌ


「ちょっと誰か・・・」



「ぼくにも、ユンケル」(サトちゃんシリーズ)



「お休みいただきました」(サトちゃんシリーズ)



「二等兵式電気スタンド」



「NOW PRINTING」



「ミニマル裁判」
 


「望郷模型」



「万能ねぎ」





「バーチャルスイミング」
 
(これ、イイなあww

 



<作品解説 内容抜粋メモ>

「かっとびハト車」
“信州の土産物の中でも有名なもののひとつ「鳩車」”て初めて知ったw


「手長ぼぼ」「ゴリぼぼ」
飛騨地方のお土産の定番「さるぼぼ」、も初聞き。


「ちょっと誰か・・・」
大学時代は木材屋で注文したりしてたが、卒業してからはすっかり東急ハンズ、
ここ最近は100円ショップに移行しつつある
今作は食玩のセミの幼虫フィギュアを使用。
150円でこんなクオリティのやつが手に入るんだからスゴイことです


「サトちゃんシリーズ」
サトちゃんは何度か進化していて、過去には「ロケットサトちゃん」「テレスターサトちゃん」などがある


「会社ピンバッジ」
美術には“純粋美術”と“商業美術”と大きく2つあって、
ざっくり言うと前者は、油絵、彫刻など作家性に重きを置き、後者はデザイン全般を指している。


<現代美術二等兵ヒストリー 内容抜粋メモ>

1991
美術系大学卒業。就職するが、現代美術のつまらなさに「こんなもんなら俺らでもできる!
お金出してギャラリー借りたら即作家や!」と画廊の予約をする(やっぱ大阪出身だったかw

1992 「大蔵SHOW」と銘打ち、長きにわたる展覧会ロードがスタート

(中略)

1999 『たけしの誰でもピカソ』のアートバトルコーナーに応募して、優勝。以後、約3ヶ月周期で出場する

2002 展覧会「やいやい言うな娯楽じゃボケ!」を開催
その過激な名前のために新聞掲載を見送られるが、10周年記念展も開催

2003 遅ればせながら時代の流れに乗ろうとHP開設(これかな?

2004 なんとなく「Design-Festa vol.19」に参加。ぜひ「GEISAI #6」にもという声に乗ってエントリー
そこで審査員特別賞(なんとFPMの田中さんの賞)+スカウト審査員賞を受賞

2005 田中知之氏プロデュースのギャラリー[equal]でも個展をする



<あとがき 内容抜粋メモ>
現代美術二等兵というのはユニット名です。
それぞれが作って展覧会時に持ち寄っています。

2人とも特別なアトリエがあるわけではなく、フツーの家のリビングで、
ネコに邪魔されたりしながら、日々制作を続けています。

これからもカタイことは考えないでぜひ楽しんでください。
そして言ってみてください「バカだなあ。」と。



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