クリニック（8.18）

朝から本降りの雨
途中、大きな雷も轟いて、何度も大雨警報がスマホに届いて、
この速報の嵐のほうが不安感を煽るんだ

クリニックでは１時間以上待たされるのは当たり前だから、
本橋成一さんの写真集をじっくり観ていたら、担当医に小沢昭一さんにやけに食いつかれた

「小沢さんは、金魚売りや、豆腐売りなんかの声や、叩き売りの口上を録音したりして、
　僕も昔、聞いたことあるんですよ！　ああ、こういう本も読むんですかあ！」

スミソニアンがフィールド・レコーディングをして、ネットで公開しているみたいなことを
小沢さんもやっていたのか/驚

消えゆく文化を後世に残す、それも、「芸術」なんて硬いものじゃなく、「暮らし」の記録ということに意義がある。


＊


担当医「マインドフルネスって知ってますか？」
「以前、話して、“それは最新ですよ”ってゆってましたよね？」
見たら2013-03-09で３年も前だから、忘れるのも仕方ないのか？

「瞑想に近いと思うんだよね」

うん、その話も「ヴィパッサナー瞑想」でしたねえ
患者数が多いと、パソにいろいろメモっても１人１人覚えていられるわけないんだ


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心と脳の白熱教室　第４回　あなたの性格は変えられるか
ぼんやりパワー＆ひざ痛＠あさイチ

『心をピュアにするヴィパッサナー瞑想入門』（春秋社）　その１
『心をピュアにするヴィパッサナー瞑想入門』（春秋社）　その２


こないだ婦人科の女医さんが冷たかったって話をしたら、
区の健康診断＋子宮がん検診 １回目(2016.8.3)

「乳がんや子宮がん検診は大事だけど、受ける年齢や、いろんな見解は、医師によって違うし、
　海外でもいろんな説があるから、患者さんがいろんな情報で混乱するのも分かります」

で、「認知行動療法」が保険診療になったニュースのことを確認してみたら、

「今、認知行動療法をやっているのは、「臨床心理士会」と、精神科医で、
「臨床心理士会」は医療機関ではなく、医師でもないから、自分はよく分からないが、
　まだまだやっている人は少ないし、自費で受けている人のほうが多いのが現状」

自費でいくらか聞いたら「１時間１万５０００円」　高っ
どのみち「臨床心理士」は医師ではないから、受けるとしても、それをやってるクリニックに通って
医師の指導のもとに行うことが条件になる

「私の知人でも、アメリカ留学して、１０年ほど学んでやってるから、それだけのお金がかかってしまうのは当然だと思いますよ」

いやいや、それじゃ全然、一般の人はいつまでたっても受けられなくて、広まらない。
“元を取ろう”って考えをやめて、学んだことを、悩んでいる人のために使ってなんぼの医療じゃないのかな？

「オススメするのは、カウンセリング同様、比較的安価でやっている教育機関
　研究目的で、大学の支援でやっているので、病院より安くできる
　『こころが晴れるノート』の著者・大野裕さんと、もう１人やっている人がいるので、ネットで検索してみては？」

「自分の普段いる病院でも“認知行動療法”は、まだ“入門編”として参加するセミナーのような形でしかない」

・・・まだまだ日本に広まるのは、あと１世紀ぐらい待たないとムリかもしれないな

『認知行動療法のすべてがわかる本』（講談社）
▼日本臨床心理士会のＨＰ