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Channel: メランコリア
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ドラマ『イノセント 愛という字』向田邦子(2012)

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原作:向田邦子 監督:森淳一

出演:
原田美枝子
村上淳
麻生祐未
光石研
桜井聖
堀之内隼人

9.15までの「U-NEXT」シリーズ。

以前、「きんぎょの夢」と「隣りの女」は観たな
『セーラー服と機関銃』に出てた光石研さんが旦那役ですv
原田さんいくつになってもキレイだなあ!


▼あらすじ(ネタバレ注意

会社員の夫に振り回される主婦のユウコ
ブラが破れたから新しいのを買いに行くが、なにか気後れがして下着屋を思わず出てしまう
喫茶では、若いコらの会話を聞く(化粧直しも世代的にはアウトか



ケータイをいきなり男にとられて追いかける
店には逆に男のケータイが残っていた

「総合病院まで届けてほしい」と電話をかけてくる強引なアラキ
胃カメラで気分が悪いと寝ているところを訪ねるユウコ

「本当に来るとは思いませんでした、勇気ありますね
 もう少し、いてもらえませんか?」

ポリープがいくつかあり、悪性か良性か後日知らせると医師に言われる

「無実か懲役か、はたまた死刑か 臆病なんです、僕
 なにかお礼させてください」

5分前に目覚ましを止めちゃうところで意気投合して、別れる


また遅くなるという夫の計画性のなさにウンザリするユウコ
大学生の息子のタカシには「ちゃんと食べてる?」と言ってうざがられる
(主婦ってほんと報われない・・・


アラキから電話がきて「今日の午後、知り合いのライヴに来られませんか?」
「誰かと待ち合わせするなんてすごくすごく久しぶりなんで
「それって終わってますよ 何事も終わってからのほうが面白い」

 

ロック系じゃなく、アンビエント系なのはいいチョイスだね
けっこう混んでるけど、1Fぽいしv


その後は、お酒か 飲める人は出会いの機会が多いよなあ

衣装のデザイナーだというアラキ
「よかったらアトリエのぞいていきませんか? 今なら誰もいないから」



「モデルさんて下着をつけないってホントですか?
 じゃあ、楽屋を裸同然で歩いてるっていうのも?」

「ホントです 華やかに見えても、裏側は修羅場です
 夏物も冬物も作ってます それまで僕がこの世にいられるか分かりませんけど・・・

 母親も僕が小学校の時にがんで亡くなってるんです
 残念ながらそういう家系なんです」
(母系から遺伝するのは息子さんも同じなのか?

ベルベット、オーガンジー、サテン、いろんな生地がある

「どれが好きですか? シフォンかあ」

 
(1枚の布で人を喜ばせることのできる仕事なんてステキだなあ

「なんか恥ずかしい」と脱ごうとするユウコに突然キス。なんだか手馴れた感じ


飲み会帰りで酔って帰ってくる夫

翌日、アラキと洋服店で選んでもらう

(デザイナーに選んでもらうってイイなあ! 着るものを毎回決めてほしい
 美枝子さんの着ている服は、主婦といえどもドラマだからシックでどれもステキ

あれ?ココって、以前行った、いろんな樹を植えた「代々木VILLAGE」では?驚





アラキにも妻がいる


「ご飯は?」
「食べてきた」
「女?」
「どうして?」
「別に」
(自由人の妻は肝が据わってるのか?


ユウコに電話するアラキの妻ハルミ
「今日これからお会いできないかしら?」

ハルミの経営してるお店に行くユウコ
アラキのこれまでの受賞作品を店に飾っている

 

「シフォン好き? そんな感じ 私はベルベットが好き
 責めてるんじゃないの お願いしたいことがあるのよ

 昔読んだ本にこういうのがあってね、電車に乗ると必ず辺りを見回して
 今、この瞬間にぶつかったら、誰と手をつないで逃げようか考える

 明日、あの人の検査結果が出るの
 で、こうしません? 何事もなかったらシフォンと逃げる
 でも、悪性のベルベットだったら、ここに留まる

 私たちもうとっくの昔に終わってるの
 でも、あの人も食べていかなきゃならないから、ズルズル私といる、ただそれだけ

 あの人逃げたがってる 病気はもちろん、妻とか、家とかそういうものから全部
 だから、もしあの人に未来があるなら、好きな女と自由に逃がしてあげたいなあって」

 
(ほんとの愛情ってこんな感じだよな 束縛や所有じゃなくて、相手のしあわせ


初めて目覚ましが鳴りっぱなしにするユウコ
「白だったらシフォン。黒だったらベルベット・・・」

こういう日にかぎって出かけない夫

「新築祝い買っといてよ 上司が家建てるって」
「上司って?」
「おまえの知らない人だよ」
「私も知らない人の好みなんて分からないわよ!」

初めて夫に反論する(本当の会話が足りないんだな

 

アラキに買ってもらったストールをつけるユウコ
「検査結果が出た 今から会えないかな?」
(ここは水道橋? 日本橋?



「結果は白 乾杯しよう!
 黒のほうがよかった? なんか暗い顔してる」


「大学の同期が六本木で大掛かりなコンクールをやる
 どの辺から道が分かれたのかな」



手に「彩」と書くユウコ
「今まで私の人生になかったもの あなたが教えてくれたもの
 草木から色をとるって意味だってテレビでゆってた」

「僕はコレかな」
ユウコの手に「愛」と書く

「出よう」


アトリエで抱き合うが、若いスタッフの先客がいた
ユウコは逃げだし、階段で泣く

「似合わないことしちゃったな
 夢見てたのかもしれない キレイな色に彩られた夢
 夢は夢でしかないの
 初めての世界だから新鮮に見えたのかもしれない」

「そうかもしれない 愛じゃなかったのかもしれない
 知ってますか? 愛っていう字は、心が切なく詰まって
 足がおぼつかない様子を表しているって
 喜びよりも、悲しみを与えるものだって」
(そんなの信じないな 愛にもいろいろあるから/涙

「帰ります。さよなら」
「さよなら 元気で」


店で待つハルミ

「病院、電話して聞いた 黒だったんだね。おかえり」
「ただいま」


家に帰ると夫は、息子と電話している

「そんな母さんがいるから、お前も俺もこうやって幸せでいられるんじゃないか
 お前の声聞くだけで安心するんだから、なるべくたくさん電話してこい」

(なぜそれを本人に言ってあげない? 言うと減るから?
 父と仲の良い息子っていいね



焼きそばか、男の料理の定番だなv
泣き出すユウコ

で、また洗濯とかの繰り返しか・・・なにが幸せなんだか
自分の好きなことをしているなら、それでいいのか

またブラのほつれを見つけるがそのまま干す



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