『大空港2013』（2013）

■『大空港2013』（2013）

“長野・松本空港で、カメラを一度も止めずに撮影された群像コメディ。
　竹内結子ら豪華キャストによる演技の応酬と、空港内を走り回る彼女たちを追うカメラワークが圧巻！”

監督・脚本：三谷幸喜

出演：
大河内千草（グランドスタッフ） - 竹内結子
田野倉守男（父親） - 香川照之
田野倉美代子（守男の妻） - 神野三鈴
田野倉真弓（守男の娘） - 石橋杏奈
田野倉睦夫（守男の息子） - 池松壮亮
鶴橋蔵之介（美代子の兄） - 生瀬勝久
鶴橋清正（蔵之介と美代子の父） - 綾田俊樹
村木繁（大河内の上司） - 甲本雅裕
砂田かおる（大河内の友人・空港案内係） - 青木さやか
国木田修（偽パイロット） - オダギリジョー
倉科百合子（謎の女） - 戸田恵梨香
犬山寅男（謎の男） - 梶原善

『大空港2013』（ウィキ参照
“本作は撮影のために松本空港の開業時間前2時間を貸し切りにして、9日間に渡って撮影された。
　最初の3日間でリハーサルを行い、残りの6日間は毎朝撮影を行なう。”
（なんだ、「カメラを一度も止めずに」てゆっても、そういうことか
　空港をそんなに長時間貸し切れないもんねえ

“空港内は、カメラマンが映り込みやすい場所も多く、大きなカメラ機材をもっての移動が困難な場所も多い。
　そのため、たった4人のスタッフだけを連れて、撮影を行なった。”


９．１５までの「U-NEXT」シリーズ。
竹内結子さんが好きなので検索したら、三谷幸喜作品、しかも長野が舞台ってことで観てみたｖ


▼あらすじ（ネタバレ注意

関東で天候悪化のため着陸不可能となり、搭乗客案内を千草に任せる主任・村木
１時間ほどで飛べる　食事無料サービス券をあげることでクレームを防ぐ作戦
千草は主任に猛烈プロポーズされている　断わるがけっこうしつこいｗ



レンタカーの案内サービス？のカオルは久々のトラブルを楽しみにしてる（青木さやかさんの役どころも面白い
千草「プロポーズのことを相談したい　職場結婚はいや」「前の職場もそれで辞めたんだっけね」

早速客が絡んでくる　祖母の法事で長野に来た田野倉一家
小さなレストランしか休憩場所がない「なにぶん、田舎の空港なものでｗ」
（東京までタクシーで行けば３時間ほどなんだ

職員はエスカレーターではなく、階段を使う
羽田便じゃないのに食事券をもらおうとする男


（え、レストランこんな小さいの？

ウェイトレスに２０分待ちと言われて、とりあえず予約し、サバを読んで「１５分」と伝える（なるほど

田野倉守男（父親）が仕事で使うから部屋を借りたいと言い出す
どうやら愛人ユリコもついてきた様子
特別室に案内する（もしかして隣接するホテルもなし？



主任がつきまとうｗｗ
「車内恋愛は絶対ダメなんです」
「オレ、今の仕事辞めてもいいぜえええええ！」て変なポーズの甲本さん面白すぎｗｗ



奥さんは浮気に気づいていて、３階デッキに行くと、
パイロットの扮装をした男が知り合いだという。「後輩の橘くん？」



「下の名前で呼んでもいいですか？」「ミヨコです」
喋り方が学生みたいで可笑しいｗ


鶴橋蔵之介（ミヨコの兄）は「今週中に６０万欲しい」と頼む
「プラネタリウムが子どもからの夢だったんだ！」
「電球で星空を作るって計画が杜撰すぎない？」爆


レストランの席が空いたと、主人を呼びに行く
レストランの絶品のオススメはとんかつラーメン

「オレはこれまで虫歯になったことがない　半年前に初めて歯医者に行って、彼女はその時の歯科衛生士なんだ」

蔵之介はモリオにも金の無心「ほんとに面倒くさい人だな」

搭乗券をまだ探してる男ｗ

長男ミツオはひたすら「ヤベー！」と焦りまくっている

長女マユミ（アンナちゃん！）は、変わり者の義兄は大好きだけど、父（コンサル弁護士）には反抗的
マユミはカレシがここに来てると明かして、両親に会わせる予定



そのカレシは、ずっと搭乗券を探してた男ｗ　犬山（通称ポチくん　千草の驚きっぷりが爆
犬山は４６歳でバツサン、マユミは２１歳　ネカフェでバイトしてた時１日マンガ読んでて知り合った
「これから紹介するのはいいタイミングじゃない」とアドバイスする千草


ユリコ「タノクラ呼んできてくれる？」

ミツオ「何ゆってんだお前殺されてーのか！？　ブツはどーしたああああ！！」

キスしてといわれ、「裏の公園ならほとんど人が来ませんよ」と教える千草



蔵之介がタバコを吸いに来る
「東京に戻ってもいいことなんて一つもない」
「ご家族は？」
「にゃんこは家族って言っていいのかな？」
「にゃんこは違いますね」

「結局オレの全盛期は小学６年生だ　金が欲しいなあ！」
彼が風俗関係のルポライターと聞いて「騙されたと思って、裏の公園行ってみたら？」とすすめる千草


ミヨコはメモを見て、橘と外で会う


「強引すぎる男は嫌いですか？　昨日、財布を盗まれて、旅行会社に今日中に手付金を振り込まないと」と嘘泣き
「いくら必要なの？」
「２０万２０００円」
「微妙な額・・・大丈夫、お香典があります」

ミヨコに彼はニセパイロットで有名な詐欺師だと教える
カオリ「私も前に２０万２０００円とられたことがあるの」
すっかり騙されている奥さん



そろそろ出発する飛行機

ユリコには伊那のパワスポを教える
「いい写真撮れた」と感謝する蔵之介
名前や、歯科医だとも教える千草って・・・


お金をもって待つ妻
「あの人が橘じゃないってことは知ってるわ
　結婚して２２年　家族のためだけに生きてきた　東京に帰ればいつもの暮らしが待ってる
　私だって一度くらいバカしたいわ　でもこれでおしまい」


客のお見送りに行く千草

モリオに写真を見せて、お金を振り込む約束をさせる蔵之介

主任のアナウンスで、再び出発が遅れるとのこと（声が“プラス車掌”みたいになってる/爆


またぶちキレるミツオ

ユリコは喜ぶ

（こっちと電話できるんだ/驚

祖父から大事な話があるという


「ツネコとは見合い結婚だった　私は乗り気じゃなかった
　男性に興味があると知ったのは１０歳の時だった
　誰にも話せなかった　私は男の人が好き
　今日からはオープンな感じでいきます」
といきなりゲイのカミングアウト


「ついでに私からも報告があります　私もカミングアウトします！
　私、この人と結婚するの」（アンナちゃん『ＬＩＦＥ』見てるみたい



大反対する両親
「２人の仲を認めてやれ」とまた写真で脅す蔵之介
「メモリーカードは湿り気に弱いんだぞ！　あ、湿った！」




また主任からアナウンス
「羽田行きふぁ～天候は回復しました、がぁ～、羽田空港混雑のため欠航させていただきます」

大ショックの一家に「とにかく移動しましょう」
（電車だと３時間　高速バスでも３時間ちょっとなの？

ポチとマユミにはもう子どもができた「これで５人目」
千草「絶対言わないほうがいいと思います！」


ミツオに「今夜なんの用事があるんだ？」と迫ると
「今日６時から劇団のオーディションがあるんだ　オレ、役者になるから
　大学は１年前から行ってない　第一次審査受かって、今日二次審査なんだ」

蔵之介「今からオレがオーディションやってやるよ　オレ昔役者演ってたんだよ　子役だけどね（爆！
　　　『中学生日記』にも２回出たことがある！　人生はすべて舞台だ！　ここで見てやる」



“ブツは～”ってセリフだったんだ　“エイドリアーン！”
「こんな感じです」
「合格！　芝居的にはまだまだだが、集中力があった　役者で一番大事なのは集中力だからな」


ポチ「ヘリコプターって手がありますよ　オレよく使ってるから　６０万くらいだよ」
犬山は、オフィリエートマーケティング？で超金持ちだと判明
「金持ちってだけで判断されるのはなんかやじゃないですかあ」


家族の前にユリコが出てきちゃう
慌てて誤魔化すモリオに、またキスしたいというユリコ

「どこかありますか？」
「そちらに授乳室が」ｗｗ


添乗員？に変身したつもりのクニキダがまた現れる


ヘリ到着（５人乗りなんだ
ポチくんにプラネタリウムを打診する兄
「いいんじゃないですか」
「運が向いてきたああああ！」


ユリコ「次会う時はもう他人」と別れる
千草「案外あっさりなんですね」

ユリコ「どっちみちあの人は戻ってくるし」
すっごい走ってくるモリオｗ

「あの男のどこに惚れたの？」
「あなたに見せてあげたいな　田野倉が歯茎に麻酔注射されてる顔
　ああいうのに弱いのよ　苦しんでる男の顔？　だからイジメたくなっちゃうのかなあ」


エレベに乗っちゃう千草はクニキダとバッタリ
「みんな秘密を抱えてるけど、あの人たちは家庭も守りたいからうそをついてる
　家族っていいなって思っちゃった　プロポーズ受けてみようかな」

主任はカオリにプロポーズしてた


千草「誰でもいいのかよおおおおおおおお！！」ｗｗ

＊

これを“カメラを一度も止めずに撮影”ってすごすぎる
カメラマンも、途中でつまづいたりできないね

松本空港はたぶん行ったことないけど、いいところだなあ　盆地だしｖ
いい感じのジャズピアノが最後に流れるなんて、ウッディみたい

終わった後にオススメで出てきたのは『地の塩』ほか　これも長野が舞台なのか　勉強になる