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『身体にやさしいインド』(講談社)

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『身体にやさしいインド』(講談社)
伊藤武/著 初版1994年 1500円

※2002.5~のノートよりメモを抜粋しました。
「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。


▼あらすじ(ネタバレ注意

以前読んだインド本の前作にあたると思われる

著者が実際に頭を剃って、行者(サドゥ)に間違われながら道場に入門して武芸を学んだり、
サドゥに弟子入り(?)して、ヨーガや哲学を学んだり、
インド食材でインド料理を作る

すっかり同化している体験談から浮かび上がる、インドの多様性は面白く、
その歴史の重み、深みにはビックリする

カレーだけじゃなくて、相撲やらのルーツもインドだって考えにも信憑性があって、これまたビックリ

「健康な体は、まず食べ物から」に納得

様々なスパイスは薬でもある

体を作る血肉のほかに風(気=プラーナ)の通り道も重要だとか


●アーユルヴェーダの本質「何を、いかに食べるか」
(ピッタ、血の気)、風(ヴァーダ、神経)、水(カパ)

下痢は急激な浄化作用 毒になるのは死んだ食べ物


●ベナレス
ベナレスで死に、焼かれ、聖河に投じられた者の魂は、天国での再生を約束される

インドは中国に次ぐ世界第2位の米生産国

「植物にも心(マナス)がある」と説くサドゥ


●健康
深い呼吸、旬の野菜、魚介類、麦飯、キクラゲやシイタケなどのキノコ類、海藻やコンニャク、
ゴボウ、大豆製品等の日本食(伝統食)を積極的にとること!

イラストも著者が描いたもの
怪しげなタッチが本の装幀とあいまって、インドっぽい魅力をさらにかもし出しているw


(リンク先の表紙は、それほど怪しげではないから、別のインド本と勘違い?




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