※「アート&イベント一覧」カテゴリーに追加しました
始まってからずっと行きたいと気にしてたけど、今日やっと機会がもてた
掃除やら終えて、遅めの朝食を食べて、12時頃だったろうか
外は雨だけれども、きっと混まないだろう
上野の国立科学博物館は初めて
しのばず口から出てすぐ
上野の森美術館では「モディリアーニ展」、
もう1つでは18C頃のパリの画家を集めた展覧会をやっている
科学館はさすがに古く、会場まで長々と歩かされて、中はさほど広くない
私はキンキラキンの純金ってやつを一度観てみたいと思って行ったけど、
半分は銅製の壷類、半分は金の装飾品
ほかは、銀、砒素(?)、合金だった
「金をより少なく、より美しく光る、金らしいものを」
彼らは当時どうやって合金の方法、高い技術を知っていたか
場所は南米ペルー
そばには地上絵で有名なナスカがある
たった数世紀栄えて滅びた未知の文明
それを発掘したのが日本人だというのを誇りに思った
既成の歴史を変えて、世界中の文献に新しい歴史を加える考古学者の最大の魅力はそこにあるのだろう
TBSがバックとあって、展覧会にもそこらじゅうに影響が見られた
テレビ画面がいたる所に設置され、それぞれのコーナーを映像で紹介する
とくに墓内部の様子を6層に分けた、立体的なCG映像での解説は分かりやすくてインパクトが強い
もっともショッキングだったのは、発掘された墓の主
シカンの高級貴族で、仮面に神の模様があり、僧侶の位かもしれないとのこと
いつの時代も、世界中で、坊さんは、神と一般市民の仲介役として、いい暮らしをしていたのね
それが逆さに埋葬され、他にも幼い子どもまで(生け贄か?)女性2人とともに埋められていたこと
観たら、一番間抜けに見えた
なにか酉の方角が神聖だかららしいけど、下向きなのは「死の世界」だからかしら?
僧侶なのに、死んでもまだ女と宝物を連れて、裕福に暮らしたいと思ったのかしら
女性2人は妻?
いやはや、出産のポーズで、おっぴろげな格好で、もう1人は助産婦のつもりらしい
「再生、復活」を意味しているそう
もしかして、夫が突然死んじゃって、奥さんはまだ死にたくなかったろうに
夫の寿命が、妻の寿命ってこと
無理やり死ななきゃならなくて、きっと死後の世界じゃろくな目に遭わないよ
奥さんの白骨が華奢なことから、労働には無縁の貴族階級同士の組み合わせみたい
金持ちの考えることは分からないわ
でも、キレイに残っている横たわる白骨
骨の仕組みがほんとに医務室にある模型と一緒で、つい見入っちゃった
私の骨もああなのね
腰骨が一番しっかりしていたな
(展覧会の室内のイラストが描いてある
出産ポーズの女性(30代)と、もう1人の女性の骨(深さは12m)
主人は中央で、あぐらをかいて、頭はむりやり180度横を向いている 西向き 逆さ 仮面をつけている
そのそばには、ビーズ その数と層の厚さはハンパじゃない 紫水晶や翡翠もある
網のような箱(?)の上には男の子(?)がいて、見張りのためか、膝を抱えている
左側には、珍品とされる「イモ貝」(?)
貴族らはこれらの貿易ルートをもち、動かしていた
こんな模型が展示されていて一目瞭然
その隣りは、ミイラにされて埋葬された主人の頭蓋骨と骨格から予想されるモンタージュ
みんな「あまりハンサムじゃないね」て
他の冠をつけた上半身のマネキンや、
合金作りをしている、火に空気を吹き込む褐色の肌、
前だけ布1枚で隠した男性のマネキンは、それぞれ整った顔立ちに作られていた
体型は日本人に近かったらしいけど、、きっと全然違ってたと思うよ
あとは生け贄の女性が身につけていたキラキラの装飾品
王冠、耳輪、鼻輪(ほんと笑っちゃう)
そして、みんなが期待していた頭にかぶっていた仮面
コウモリが舌を出しているのが愛らしい
時にカエルやヘビなどに姿を変えたという「シカン神」とはどういうものだったのだろう
壷の取っ手の装飾も、人面のほかに、猿や、子犬が4匹も乳にしゃぶりついている犬、
シャム双生児などなど 動物が多い
今でこそ1つ1つの細かい装飾は、照明に照らされて、あたかも古代に作られた時のままの輝きを見せているけど
腐って、泥まみれ、青くサビついた1つ1つを洗浄していく気の遠くなるような
細かく、長い時間のかかる作業の様子も観て
この1つ1つの輝きは、そんな多くの無名のスタッフの情熱や執念の賜物
みんな、先日放映したシカン発掘のテレビ番組の話をしていた
見逃したのが本当に残念
*
ついでに、常設展のほうもちょっと覗いてきた
今流行りの恐竜の骨の模型があって、みんなデカイ!
変な動物もいっぱい!
とくにライオンとオオカミを掛け合わせたみたいなのがクジラの祖先だって、あれは、絶対信じないもんね
あんな凶暴そうなのが祖先なわけないもの!
人間の祖先、猿人はアフリカが起源(少なくとも発見された骨でいうと)で
アメリカは、新人類っていうのはなんとなく納得だけど、
日本人はその中間で、旧人が多いのか
けっこう日本も人間の歴史は古いのね、ヨーロッパと同じくらい
つい寄ってしまったミュージアムショップで見つけたクジラと、海の絵が入ったガラスのボールの美しさったら
安いのでも38000円 この値段でも欲しいと思った 高いのは6万円とかもっと
冷たいジュースを入れると絵が変わるっていうグラス500円でもよかったけど、
結局買ったのは、会場出口で300円のミニガイドブックだけ
ちょっと前なら2000円の厚いパンフレットのほうを買ったかも
雨がそぼ降る上野公園もなかなかよかった 落ち葉の濡れた香りがして
始まってからずっと行きたいと気にしてたけど、今日やっと機会がもてた
掃除やら終えて、遅めの朝食を食べて、12時頃だったろうか
外は雨だけれども、きっと混まないだろう
上野の国立科学博物館は初めて
しのばず口から出てすぐ
上野の森美術館では「モディリアーニ展」、
もう1つでは18C頃のパリの画家を集めた展覧会をやっている
科学館はさすがに古く、会場まで長々と歩かされて、中はさほど広くない
私はキンキラキンの純金ってやつを一度観てみたいと思って行ったけど、
半分は銅製の壷類、半分は金の装飾品
ほかは、銀、砒素(?)、合金だった
「金をより少なく、より美しく光る、金らしいものを」
彼らは当時どうやって合金の方法、高い技術を知っていたか
場所は南米ペルー
そばには地上絵で有名なナスカがある
たった数世紀栄えて滅びた未知の文明
それを発掘したのが日本人だというのを誇りに思った
既成の歴史を変えて、世界中の文献に新しい歴史を加える考古学者の最大の魅力はそこにあるのだろう
TBSがバックとあって、展覧会にもそこらじゅうに影響が見られた
テレビ画面がいたる所に設置され、それぞれのコーナーを映像で紹介する
とくに墓内部の様子を6層に分けた、立体的なCG映像での解説は分かりやすくてインパクトが強い
もっともショッキングだったのは、発掘された墓の主
シカンの高級貴族で、仮面に神の模様があり、僧侶の位かもしれないとのこと
いつの時代も、世界中で、坊さんは、神と一般市民の仲介役として、いい暮らしをしていたのね
それが逆さに埋葬され、他にも幼い子どもまで(生け贄か?)女性2人とともに埋められていたこと
観たら、一番間抜けに見えた
なにか酉の方角が神聖だかららしいけど、下向きなのは「死の世界」だからかしら?
僧侶なのに、死んでもまだ女と宝物を連れて、裕福に暮らしたいと思ったのかしら
女性2人は妻?
いやはや、出産のポーズで、おっぴろげな格好で、もう1人は助産婦のつもりらしい
「再生、復活」を意味しているそう
もしかして、夫が突然死んじゃって、奥さんはまだ死にたくなかったろうに
夫の寿命が、妻の寿命ってこと
無理やり死ななきゃならなくて、きっと死後の世界じゃろくな目に遭わないよ
奥さんの白骨が華奢なことから、労働には無縁の貴族階級同士の組み合わせみたい
金持ちの考えることは分からないわ
でも、キレイに残っている横たわる白骨
骨の仕組みがほんとに医務室にある模型と一緒で、つい見入っちゃった
私の骨もああなのね
腰骨が一番しっかりしていたな
(展覧会の室内のイラストが描いてある
出産ポーズの女性(30代)と、もう1人の女性の骨(深さは12m)
主人は中央で、あぐらをかいて、頭はむりやり180度横を向いている 西向き 逆さ 仮面をつけている
そのそばには、ビーズ その数と層の厚さはハンパじゃない 紫水晶や翡翠もある
網のような箱(?)の上には男の子(?)がいて、見張りのためか、膝を抱えている
左側には、珍品とされる「イモ貝」(?)
貴族らはこれらの貿易ルートをもち、動かしていた
こんな模型が展示されていて一目瞭然
その隣りは、ミイラにされて埋葬された主人の頭蓋骨と骨格から予想されるモンタージュ
みんな「あまりハンサムじゃないね」て
他の冠をつけた上半身のマネキンや、
合金作りをしている、火に空気を吹き込む褐色の肌、
前だけ布1枚で隠した男性のマネキンは、それぞれ整った顔立ちに作られていた
体型は日本人に近かったらしいけど、、きっと全然違ってたと思うよ
あとは生け贄の女性が身につけていたキラキラの装飾品
王冠、耳輪、鼻輪(ほんと笑っちゃう)
そして、みんなが期待していた頭にかぶっていた仮面
コウモリが舌を出しているのが愛らしい
時にカエルやヘビなどに姿を変えたという「シカン神」とはどういうものだったのだろう
壷の取っ手の装飾も、人面のほかに、猿や、子犬が4匹も乳にしゃぶりついている犬、
シャム双生児などなど 動物が多い
今でこそ1つ1つの細かい装飾は、照明に照らされて、あたかも古代に作られた時のままの輝きを見せているけど
腐って、泥まみれ、青くサビついた1つ1つを洗浄していく気の遠くなるような
細かく、長い時間のかかる作業の様子も観て
この1つ1つの輝きは、そんな多くの無名のスタッフの情熱や執念の賜物
みんな、先日放映したシカン発掘のテレビ番組の話をしていた
見逃したのが本当に残念
*
ついでに、常設展のほうもちょっと覗いてきた
今流行りの恐竜の骨の模型があって、みんなデカイ!
変な動物もいっぱい!
とくにライオンとオオカミを掛け合わせたみたいなのがクジラの祖先だって、あれは、絶対信じないもんね
あんな凶暴そうなのが祖先なわけないもの!
人間の祖先、猿人はアフリカが起源(少なくとも発見された骨でいうと)で
アメリカは、新人類っていうのはなんとなく納得だけど、
日本人はその中間で、旧人が多いのか
けっこう日本も人間の歴史は古いのね、ヨーロッパと同じくらい
つい寄ってしまったミュージアムショップで見つけたクジラと、海の絵が入ったガラスのボールの美しさったら
安いのでも38000円 この値段でも欲しいと思った 高いのは6万円とかもっと
冷たいジュースを入れると絵が変わるっていうグラス500円でもよかったけど、
結局買ったのは、会場出口で300円のミニガイドブックだけ
ちょっと前なら2000円の厚いパンフレットのほうを買ったかも
雨がそぼ降る上野公園もなかなかよかった 落ち葉の濡れた香りがして