■“親が心配”~お金編~@あさイチ
ゲスト:
マキタスポーツさん(タレント)
虻川美穂子さん(タレント)
街頭インタビュー:
「年金しか収入源がないから心配」
「入院したら急に費用がかかるから心配」
「詐欺や、通販、やたら贈り物をしたりしてしまうのが心配」
●親の無駄遣い
50代女性の体験談:
80代専業主婦の母が投資信託で多額の損失を出し、本人も自分も気づいていなかった
親は月々の年金で暮らしている 近所に住んでいる娘は月に1回訪ねていた
ある日、証券会社から電話があり 部屋の中を探すと、契約した投資信託の書類が出てきて、
金額は500万円ほど+手数料は16万円 母親は内容を理解していなかった
父はお金の管理は母任せ 母と証券会社は40年前からの付き合いだった
最初は、数年に一度、少額の国債を買うところからはじまり
10年前から投資信託をやたら勧められた
「そこで、毎月お金が受け取れる投資信託があります」
契約をしてしまった決め手は、営業マンへの信頼
とにかく「いい人なんだ」と言うばかり
解約手続きをしようと娘は母と証券会社に行った
他にもいくつかあり、合計1200万円!
明細書を見せてもらい売買が続いている そんなに必要なものかと驚いた
内容はアメリカの不動産を証券化したものなど 損得が全然分からないので聞くと
損した金額は2700万円だった
老後資金は4000万円ほどあったが1200万円まで減っていた
気づけなかった仕組み
毎月「分配金」が振り込まれるタイプで元本を取り崩されていても「利益」だと勘違いしてしまった
営業「高齢者の方の取引ではサインをいただいて、後日改めて電話で意思確認をし、録音しています」
●この取引に問題はないのか専門家に聞く
明細書を見せると「相当ひどくやられているなという印象 頻繁な売り買い 手数料を稼がれている」
売り買いのたびに発生する手数料
専門家:
この中に必然性のないものが多く見られる
2700万円の損失のうち、700万円以上は手数料だった
「回転売買」と業界では言われている営業に付き合ってしまったとみられる
違法性を問うのは難しい
今は母は損したことを理解している 夜は眠れず、ゴハンも食べられない状態
国民生活センターには「投資信託の相談は多い」
年間の相談件数は1000件のうち、高齢者の割合は7割
7月に注意喚起を行った
「経済的虐待」
「高齢者虐待防止法」
高齢者の財産を不当に処分したり、不当な利益をあげると虐待になる
例:親の財産を取り上げて、勝手に子どもが使う
不当というには「ケースバイケース」
親の意向、子どもがどういう経緯で預かっているか、どれだけの金額を親に使わせないようにしているか、など
例えば、親が「どうしても30万円の毛皮のコートが欲しい」というのは止められない
何がムダかという定義は難しい
Q:親にお金の状況を聞けますか? 街頭インタビュー
【子ども世代】
男性:詳しくは聞いてない もらう側の立場からはなかなか言いにくい
女性:そんなに財産のことを気にしているのかしら、と母に思われるのは嫌
女性:下手な聞き方をして誤解されても困る 先が長くないと思っているのでは、と思われるんじゃないかとか
Q:もし子どもからお金のことを聞かれたら? 街頭インタビュー
【親世代】
男性:そりゃ、教えますよ 嫌な感じはしない
女性:一人で住んでいるので、何かあった時あれだから、聞かれたら教えるけど、直接聞かれたことは今のところない
妻:聞かれたら教えてあげようかなと思う
夫:聞かれたら教えるけれども、あえて自分から言う必要もないかなと思っている
マキタ:
私は両親が亡くなっているけれども、預貯金に関して全然分からなかったことに関して後悔しかない
経済的、心理的にも寂しい状態のまま送らざるを得なかった
親は商売をやってて、不良在庫が残っていて、それは負債になるので、僕は不満があったが
親から相談されたらなんとかできたのに言わない、僕も「なんとかしろよ」とは面倒くさくて言わなかった
「親が処理すべきでしょ」って気持ちもあった
弁護士:
親が子どもに心配をかけたくない気持ちと、親の財産をオープンにすることによって相続の前哨戦、
子どもの間で争いが起こってほしくないという不安
●「住宅ローン破綻」
40代主婦の例:
5年前、久しぶりに父から電話があり、住宅ローンの支払いが滞り、家が競売にかけられるかもしれないから
それを避けるために家を買い取ってほしい、と言われた
まず驚きと、なぜそうなったか、なぜもっと早く言ってくれなかったのかと思った
大手メーカーに勤務していた父 自宅は2500万円を30年ローンで借りて建てた
しばらくは問題なかったが、定年間近の59歳の時、長男が突然会社をやめて実家で暮らすようになった
かつて高級とりで、親の財産をあっという間に使ってしまった
妻が脳出血で倒れて入院
若い頃から病弱だったため、手厚い医療保険に入れず、医療費の負担が高額に
数ヵ月後、妻は退院したが、後遺症が残り介護が必要になり、家をあけられなくなり
定年後の再就職を断念
娘に「1万円貸してほしい」と時々電話がきていたため、親の生活が楽ではないと前々から気づいていたが
自分も子どもの教育費に悩んでいたので、踏み込んで聞くことはなかった
親を助ける余裕がなく、聞かずに済むなら聞きたくなかった
住宅ローンは残り650万円になったところで支払えなくなった
消費者金融から借金し、自宅は手放した
父が夜学をして建てた家だから想いがつまっているので辛い
Q:なぜ把握しておいたほうがいいのか?
太田:
親の判断力が低下したりした時などに、介護資金が必要になる
その際、資金がどれだけあるか知らないと、施設を選ぶにしても困る
<FAX>
「親は老いてもプライドがあるため、子どもに相談しないが、
なにかトラブルになると泣きついてきて、交渉するのは子ども」
「父が大病した時、通帳を見たら残額がゼロだった
家賃、光熱費の滞納があり、借金があることも判明 同居する母も知らなかった」
太田:
医療費、介護費を軽減する方法もあるし、入院して個室にしたいと言われたら、民間保険に入ってたら対応できる
ヤナギー:聞き方が難しい
マキタ:
経験上、親のほうから言ってほしかった
立つ鳥あとにごさずっていう責任があると思う
自分の子どもにはオープンに言っている じゃなきゃディスカッションができない
ヤナギー:
パソコンに全部書き出してある USBに入れて、引き出しに入れて、管理人にゆってたことがある
封をして、僕になにかあった時に開けてくれといってある
虻川:封を開けられたら嫌だっていうのはどういう気持ちからですか?
ヤナギー:
全部あけっぴろげにされてしまうのが嫌
でも、「父ちゃんのパソコンの暗証番号なんだっけ?」て言われて意味がないw
有働:負債やローンを親がゆってくれるかなあ?
●突然の親の病気
例:フリーライターのナガミネさんは3年前、母をがんで亡くした
病気で倒れるまで、親のお金を気にしたことはなかった
ナガミネさん:
親のお金は親のもの 年金がちゃんと入っていればとくに心配していなかった
初めて気になったのは、母が亡くなる1年前 がんが見つかったのがきっかけ
初期のがんのため、手術して退院し回復
今後、何があるか分からないという不安が芽生えた
「今後何かあった時のために通帳の場所を教えてもらってもいいかな?」(こう言う勇気がないよね、なかなか
「いいわよ」と気軽にこたえてくれた 「父のもまとめて入れておくから」
これで安心かと思いきや、確認が不十分だったと後で気づいた
本人ではないと、印鑑があっても、委任状がないと家族でも預金はおろせない(お金をおろすたびに各銀行に対して委任状が必要
(死亡通知があっても銀行教えてくれないのか?
ナガミネさん:
暗証番号を聞いたほうがいいよなあ、というぼんやりした思いはあったが
親が元気だったから先送りしていた
1年後 母の食道がんが悪化 転移もあり、ステージ4と判明
入院費、治療費をナガミネさんが負担
+父は認知症で施設に入ることになり、100万円以上がまとまって必要になった
暗証番号が分からずおろせなかった
ナガミネさん:
それまでは自分のお金を切り崩していたけれども、これがずっと続くのは怖いと思った
やっぱり親のお金をなんとかしないとと思い、母の見舞いのたびに暗証番号を教えてもらとうと思ったが聞けなかった
母に死の宣告をするような気がして、聞く勇気がなかった
病状が悪化し、会話も困難になり、ついに「暗証番号を教えて」と聞いたが
それは今でもトラウマになっている 失敗した行動だと思っている
弁護士:
本人確認がうるさくなって、銀行に行けない時に、子どもと親の間で「財産管理契約」というのを結んでおいて
認知症になった時のためには「任意後見契約」もある
「財産管理契約」委任状がいくつか集まったようなもの
「任意後見契約」判断力がなくなったらあなたにこれをお願いしたいという契約
親も年金、生活費をシュミレーションしておくことは有益
(みんな、こういう知識を知らないまま、不安はありつつ、親はいつまでも健康でいてほしいって希望的観測でいるんだよね
<FAX>
「親に聞いても“なんとかなる”の一点張り 蓄えもなさそうで心配」
「郵便物や電話の履歴をチェックするしかない」(投資やらのことか?
「親は90代で認知症が進み心配 最近はとくに疑い深くなり、
子どもが自分のお金を狙っていると思い始めている感じで怖くて何も聞けない」
有働:コミュニケーションが上手く取れてない場合のいい聞き方ってあるんですか?
太田:
思い切って心配だって親に言ってもいいと思う
子どものほうも民間法規を見直して、それを親御さんに言って
「お父さん、お母さんはどんなの入ってる?」ていうところから
ゆっくりコミュニケーションを重ねていけばいいのではないか
一方的に聞くのではなく、対話ですから
(そっか、自分の経済状況だって言いづらいんだもの、同じだよな
ヤナギー:妙に遠回しに言われるとなんか勘ぐってしまう
マキタ:
親子決算報告会みたいなのを年1でやりませんか?
太田:
お金のことだけじゃなく、延命治療のこととか、いろんな話をしてほしい
延命治療はイヤ!そのとき家族は?@あさイチ
有働:認知症が始まっている場合はどうしたらいい?
布施:
認知症でしょ?というと、親から反感を受ける場合もあるので難しい
親子の関係にもよる 親の目線を分かってあげる
ヤナギー:
これだけ買っちゃった無線機を、将来どうするかをゆっとかなきゃいけないのかなって思った どこの誰に売ってとか
(私の実家の大型スーパー状態なのはどうしたら・・・考えたくない
<FAX>
「義理の親が亡くなって聞きづらい」
(うん、娘の言うことよりもテレビの言うことならなんでも信じるからね
(「終活ノート」が図書館の貸し出しカウンターにあって気になってるんだよね 自分も書きたいし、親にも書いてほしい
専門家:そのまま引き出せなかったら、相続までいってしまうこともある
有働:何も聞いていなかった場合、まず最初にすることは何ですか?
まず、銀行に死亡届けを出す→資産を確認して→分ける・負債を払う
ゲスト:
マキタスポーツさん(タレント)
虻川美穂子さん(タレント)
街頭インタビュー:
「年金しか収入源がないから心配」
「入院したら急に費用がかかるから心配」
「詐欺や、通販、やたら贈り物をしたりしてしまうのが心配」
●親の無駄遣い
50代女性の体験談:
80代専業主婦の母が投資信託で多額の損失を出し、本人も自分も気づいていなかった
親は月々の年金で暮らしている 近所に住んでいる娘は月に1回訪ねていた
ある日、証券会社から電話があり 部屋の中を探すと、契約した投資信託の書類が出てきて、
金額は500万円ほど+手数料は16万円 母親は内容を理解していなかった
父はお金の管理は母任せ 母と証券会社は40年前からの付き合いだった
最初は、数年に一度、少額の国債を買うところからはじまり
10年前から投資信託をやたら勧められた
「そこで、毎月お金が受け取れる投資信託があります」
契約をしてしまった決め手は、営業マンへの信頼
とにかく「いい人なんだ」と言うばかり
解約手続きをしようと娘は母と証券会社に行った
他にもいくつかあり、合計1200万円!
明細書を見せてもらい売買が続いている そんなに必要なものかと驚いた
内容はアメリカの不動産を証券化したものなど 損得が全然分からないので聞くと
損した金額は2700万円だった
老後資金は4000万円ほどあったが1200万円まで減っていた
気づけなかった仕組み
毎月「分配金」が振り込まれるタイプで元本を取り崩されていても「利益」だと勘違いしてしまった
営業「高齢者の方の取引ではサインをいただいて、後日改めて電話で意思確認をし、録音しています」
●この取引に問題はないのか専門家に聞く
明細書を見せると「相当ひどくやられているなという印象 頻繁な売り買い 手数料を稼がれている」
売り買いのたびに発生する手数料
専門家:
この中に必然性のないものが多く見られる
2700万円の損失のうち、700万円以上は手数料だった
「回転売買」と業界では言われている営業に付き合ってしまったとみられる
違法性を問うのは難しい
今は母は損したことを理解している 夜は眠れず、ゴハンも食べられない状態
国民生活センターには「投資信託の相談は多い」
年間の相談件数は1000件のうち、高齢者の割合は7割
7月に注意喚起を行った
「経済的虐待」
「高齢者虐待防止法」
高齢者の財産を不当に処分したり、不当な利益をあげると虐待になる
例:親の財産を取り上げて、勝手に子どもが使う
不当というには「ケースバイケース」
親の意向、子どもがどういう経緯で預かっているか、どれだけの金額を親に使わせないようにしているか、など
例えば、親が「どうしても30万円の毛皮のコートが欲しい」というのは止められない
何がムダかという定義は難しい
Q:親にお金の状況を聞けますか? 街頭インタビュー
【子ども世代】
男性:詳しくは聞いてない もらう側の立場からはなかなか言いにくい
女性:そんなに財産のことを気にしているのかしら、と母に思われるのは嫌
女性:下手な聞き方をして誤解されても困る 先が長くないと思っているのでは、と思われるんじゃないかとか
Q:もし子どもからお金のことを聞かれたら? 街頭インタビュー
【親世代】
男性:そりゃ、教えますよ 嫌な感じはしない
女性:一人で住んでいるので、何かあった時あれだから、聞かれたら教えるけど、直接聞かれたことは今のところない
妻:聞かれたら教えてあげようかなと思う
夫:聞かれたら教えるけれども、あえて自分から言う必要もないかなと思っている
マキタ:
私は両親が亡くなっているけれども、預貯金に関して全然分からなかったことに関して後悔しかない
経済的、心理的にも寂しい状態のまま送らざるを得なかった
親は商売をやってて、不良在庫が残っていて、それは負債になるので、僕は不満があったが
親から相談されたらなんとかできたのに言わない、僕も「なんとかしろよ」とは面倒くさくて言わなかった
「親が処理すべきでしょ」って気持ちもあった
弁護士:
親が子どもに心配をかけたくない気持ちと、親の財産をオープンにすることによって相続の前哨戦、
子どもの間で争いが起こってほしくないという不安
●「住宅ローン破綻」
40代主婦の例:
5年前、久しぶりに父から電話があり、住宅ローンの支払いが滞り、家が競売にかけられるかもしれないから
それを避けるために家を買い取ってほしい、と言われた
まず驚きと、なぜそうなったか、なぜもっと早く言ってくれなかったのかと思った
大手メーカーに勤務していた父 自宅は2500万円を30年ローンで借りて建てた
しばらくは問題なかったが、定年間近の59歳の時、長男が突然会社をやめて実家で暮らすようになった
かつて高級とりで、親の財産をあっという間に使ってしまった
妻が脳出血で倒れて入院
若い頃から病弱だったため、手厚い医療保険に入れず、医療費の負担が高額に
数ヵ月後、妻は退院したが、後遺症が残り介護が必要になり、家をあけられなくなり
定年後の再就職を断念
娘に「1万円貸してほしい」と時々電話がきていたため、親の生活が楽ではないと前々から気づいていたが
自分も子どもの教育費に悩んでいたので、踏み込んで聞くことはなかった
親を助ける余裕がなく、聞かずに済むなら聞きたくなかった
住宅ローンは残り650万円になったところで支払えなくなった
消費者金融から借金し、自宅は手放した
父が夜学をして建てた家だから想いがつまっているので辛い
Q:なぜ把握しておいたほうがいいのか?
太田:
親の判断力が低下したりした時などに、介護資金が必要になる
その際、資金がどれだけあるか知らないと、施設を選ぶにしても困る
<FAX>
「親は老いてもプライドがあるため、子どもに相談しないが、
なにかトラブルになると泣きついてきて、交渉するのは子ども」
「父が大病した時、通帳を見たら残額がゼロだった
家賃、光熱費の滞納があり、借金があることも判明 同居する母も知らなかった」
太田:
医療費、介護費を軽減する方法もあるし、入院して個室にしたいと言われたら、民間保険に入ってたら対応できる
ヤナギー:聞き方が難しい
マキタ:
経験上、親のほうから言ってほしかった
立つ鳥あとにごさずっていう責任があると思う
自分の子どもにはオープンに言っている じゃなきゃディスカッションができない
ヤナギー:
パソコンに全部書き出してある USBに入れて、引き出しに入れて、管理人にゆってたことがある
封をして、僕になにかあった時に開けてくれといってある
虻川:封を開けられたら嫌だっていうのはどういう気持ちからですか?
ヤナギー:
全部あけっぴろげにされてしまうのが嫌
でも、「父ちゃんのパソコンの暗証番号なんだっけ?」て言われて意味がないw
有働:負債やローンを親がゆってくれるかなあ?
●突然の親の病気
例:フリーライターのナガミネさんは3年前、母をがんで亡くした
病気で倒れるまで、親のお金を気にしたことはなかった
ナガミネさん:
親のお金は親のもの 年金がちゃんと入っていればとくに心配していなかった
初めて気になったのは、母が亡くなる1年前 がんが見つかったのがきっかけ
初期のがんのため、手術して退院し回復
今後、何があるか分からないという不安が芽生えた
「今後何かあった時のために通帳の場所を教えてもらってもいいかな?」(こう言う勇気がないよね、なかなか
「いいわよ」と気軽にこたえてくれた 「父のもまとめて入れておくから」
これで安心かと思いきや、確認が不十分だったと後で気づいた
本人ではないと、印鑑があっても、委任状がないと家族でも預金はおろせない(お金をおろすたびに各銀行に対して委任状が必要
(死亡通知があっても銀行教えてくれないのか?
ナガミネさん:
暗証番号を聞いたほうがいいよなあ、というぼんやりした思いはあったが
親が元気だったから先送りしていた
1年後 母の食道がんが悪化 転移もあり、ステージ4と判明
入院費、治療費をナガミネさんが負担
+父は認知症で施設に入ることになり、100万円以上がまとまって必要になった
暗証番号が分からずおろせなかった
ナガミネさん:
それまでは自分のお金を切り崩していたけれども、これがずっと続くのは怖いと思った
やっぱり親のお金をなんとかしないとと思い、母の見舞いのたびに暗証番号を教えてもらとうと思ったが聞けなかった
母に死の宣告をするような気がして、聞く勇気がなかった
病状が悪化し、会話も困難になり、ついに「暗証番号を教えて」と聞いたが
それは今でもトラウマになっている 失敗した行動だと思っている
弁護士:
本人確認がうるさくなって、銀行に行けない時に、子どもと親の間で「財産管理契約」というのを結んでおいて
認知症になった時のためには「任意後見契約」もある
「財産管理契約」委任状がいくつか集まったようなもの
「任意後見契約」判断力がなくなったらあなたにこれをお願いしたいという契約
親も年金、生活費をシュミレーションしておくことは有益
(みんな、こういう知識を知らないまま、不安はありつつ、親はいつまでも健康でいてほしいって希望的観測でいるんだよね
<FAX>
「親に聞いても“なんとかなる”の一点張り 蓄えもなさそうで心配」
「郵便物や電話の履歴をチェックするしかない」(投資やらのことか?
「親は90代で認知症が進み心配 最近はとくに疑い深くなり、
子どもが自分のお金を狙っていると思い始めている感じで怖くて何も聞けない」
有働:コミュニケーションが上手く取れてない場合のいい聞き方ってあるんですか?
太田:
思い切って心配だって親に言ってもいいと思う
子どものほうも民間法規を見直して、それを親御さんに言って
「お父さん、お母さんはどんなの入ってる?」ていうところから
ゆっくりコミュニケーションを重ねていけばいいのではないか
一方的に聞くのではなく、対話ですから
(そっか、自分の経済状況だって言いづらいんだもの、同じだよな
ヤナギー:妙に遠回しに言われるとなんか勘ぐってしまう
マキタ:
親子決算報告会みたいなのを年1でやりませんか?
太田:
お金のことだけじゃなく、延命治療のこととか、いろんな話をしてほしい
延命治療はイヤ!そのとき家族は?@あさイチ
有働:認知症が始まっている場合はどうしたらいい?
布施:
認知症でしょ?というと、親から反感を受ける場合もあるので難しい
親子の関係にもよる 親の目線を分かってあげる
ヤナギー:
これだけ買っちゃった無線機を、将来どうするかをゆっとかなきゃいけないのかなって思った どこの誰に売ってとか
(私の実家の大型スーパー状態なのはどうしたら・・・考えたくない
<FAX>
「義理の親が亡くなって聞きづらい」
(うん、娘の言うことよりもテレビの言うことならなんでも信じるからね
(「終活ノート」が図書館の貸し出しカウンターにあって気になってるんだよね 自分も書きたいし、親にも書いてほしい
専門家:そのまま引き出せなかったら、相続までいってしまうこともある
有働:何も聞いていなかった場合、まず最初にすることは何ですか?
まず、銀行に死亡届けを出す→資産を確認して→分ける・負債を払う