■「親が心配~母が家事をしなくなったのは病のサイン?」@あさイチ
“ある日気づいたら、料理上手だった母がレトルトのおかずばかり出すようになっていた。
きれい好きだったのに、掃除が行き届かなくなってきた・・・。
「しっかりやっていた家事の、質や量が低下してきた」ことの背後に、
「生活不活発病」とよばれる病が隠されていることがあります。”
●「生活不活発病」
動かないことで全身の機能が衰え、要介護、寝たきりになる可能性もある
(私? 今の若い世代も昔に比べたら動いていないのでは?
被災者だけじゃなく、日常生活でもなりうる
「料理がおっくう」「膝が痛い」などは、歳をとると必ずなるけど、「歳だから仕方ない」ではなく
早めに見つけて対策をとることで改善できる
例:「得意の料理をあまりしなくなった」→「生活不活発病」の入り口
料理好きな母がここ1、2年でしなくなったと帰省した時に気づいた息子さん
既製品が嫌いだったのに、冷蔵庫の野菜類が減って、冷凍食品の品揃えが増えた
(先日は、冷凍食品特集だったのにね お店で調理品が売られてたら、買うよな
「料理の主導権を手放す」
以前は、お嫁さんに台所で手伝わさせるより自分で全部やっていたが、最近は「自由に使って」と言われるようになった
家族では聞きづらいので理由を聞いてみた
「子どもがいる時は毎日“今日のおかず何種類入ってる?”とか数えたりして楽しかったけれども、
夫と2人になったらそんなことが全然なくなった」
夫婦2人になったのは30年ほど前
息子が心配なここ1、2年のことには自覚がない
取材時の食事も市販のお弁当だった
●クルマで1時間ほどに住む姉の証言「動きづらくなる」
(私、ほぼ当てはまりますが?
これらの状況が重なると「生活不活発病」を疑ってみる
専門家が見るポイント
生活全般が不活発になっているか
1日、1年の流れ
病院で診てもらっても、病気はない
家族の目でチェックするのがポイント
専門家が母の生活をチェックしに伺った
「以前と比べてやらなくなったこと、やっても質が落ちたこと」
想像でも「この可能性はあるかな」という点
●息子さんに聞く
「母の好きな旅行の話が減った」
以前は、年に何度も国内外の旅行に行っていたが、その話が減った 行く回数が激減したから
以前は、月に1度、東京の息子宅に遊びに来て、1日に3件ほど美術館巡りをしていたが、そういう日程を組まなくなった
今は2ヶ月に1度程度、美術館巡りも減った(静岡から2ヶ月に1度はすごいなあ ウチは引越しの手伝いの時しか来なかった
出かけるには「準備」「片付け」などが前後に必要
全体的な活動量が減るということ
●なぜ減ったのか?
息子は4年前から2年半の海外赴任していた そこから来る回数が減り、東京に戻ってからも減ったと気づいた
母に聞く時の「聞き方」に注意
思い出せなかったり、心配をかけまいとする
●具体的に質問する
「日中はどういう生活をしていますか? 朝起きてから夜寝るまで」
「淡々とやってます、家の仕事を 洗濯、掃除して・・・」
ポイント1:1日の時間の過ごし方を順番に聞く
●それをさらに詳しく聞く
「散歩は週に何日ぐらい?」
「今週は一度もしませんでした あまり(主人が)嫌がるとムリに連れていくわけにもいかないから」
理由は、5年前、夫が脳卒中で倒れたため
「主人が大きな病気をしてからは、外に出られません なにかあったら責任があるから
外に出る機会はほとんどなくなった」
息子:部屋でテレビを見ることも減った→家の中での活動量も低下
今は、ダイニングルームで過ごす時間が増えた
●老化との違い
歳をとると動きづらくなるが、体は動かさないと鈍る
お年寄りほど、体を動かさないと鈍りやすく、若い頃と違って改善しにくい
この例の場合、自分の原因ではなく、病気でもないのに不活発になった
ほんの少しのきっかけで動きづらくなり、それが「悪循環」になる
自分で意識するのは難しい
今は最初の段階
早く気づければ、動ける状態を延ばすこともできるし、ガクッと動けなくなることを防げる
専門家:
脳卒中や骨折だとガクッとくる
この例の場合、70歳でもお若いのに、夫の脳卒中などで何度か小さく落ちている
それをなだらかなスロープにするよう心がけること
ヤナギー:その段階で「生活不活発病」という病気だと本人に言うと本人を追い込むのでは?
専門家:
診断することが重要ではなくて、もっと早めに知ってもらう 周りも意識しておく
対策:楽しく、やりがいのある活動を増やす
(それがインドアの場合はどうしたらいいのかねえ?
例の家族の場合:
ふるまってくれたお椀が値打ちものなので、よい器がほかにもたくさんあるはず
母は食器が大好きで、お気に入りの器で料理をふるまうのが楽しみ
専門家:
年に1度出していたものを出せば、それに見合った料理を作ろうという気持ちになる
すると周りの季節感に気づいたり、出かけることにもつながる
声かけ
息子:
以前、母のケータイをバックアップして写真を見ていたら、花の写真が多いことに気づいた(この世代の代表的な趣味だね
庭で咲かせるのも好きだし、生け花も以前やっていました
孫といっしょに出かけて、花の名前を聞いたら、後にキンモクセイの花が届いた(ステキ
今後は、孫を通じて庭仕事を楽しんでもらおうと思う
(今は木ばかりなのね
孫の運動会に招待したら、1人で始発に乗って駆けつけてくれ、競技にも参加
母がけっこう歩けるのを知り、あんまり年相応なんて勝手に決めつけてはいけないなと反省した息子さん
専門家:
ほんのちょっとしたことで低下もするし、向上、予防もできる
専門家より、家族のほうが元の状態、何に興味があるか知ってるし、低下にも早く気づけるし、
改善するにも、どういう性格だから、こういうやり方がいいんじゃないかっていうのも分かりやすい
FAX:すでに生活不活発病になっている場合はどうしたらいい?
専門家:
過度な負担をかけるのはいけないので、かかりつけの医師などに相談が必要
急にたくさんのことをいっぺんにやるのではなく、休み休み、少しずつ、回数を増やす
これは親と遠くに住んでいる方でもできる「遠隔介護用法」と呼んでいる
みんな「介護」で心配するが、その前段階で工夫すると、いっしょに楽しみを味わえる
最近はネットで近所にどういう催しがあるかが分かるので教えてあげたり
季節が大事 「あの辺の桜はキレイだよね」という話題をなげかけるなど
●環境を整える
家事がおっくうになった母親(63 児童館で働いている)が心配な娘
料理はできあいが多くなった
母「一生懸命働いて帰ると、何かする気力が落ちている気がする」
いつもの家事を楽しくする極意
カウンターの上のモノがやる気をそぐ要因となる
視界に入らない場所に移すと、気が散らずに集中し、体の動きも少なくて済み、
カウンター上を掃除する回数は増える
こういうピンクのチェックのビニルシート敷きがち! 以前よりマメに掃除をするようになる・・・はず
床に置くとよけるのが面倒で、移動が面倒になる
(実家の階段は「ひな壇だ」と長年自覚してて危険だとは言ってるけど改善しないな
極意2:「ゴールデンゾーン」だけを使う
高齢者がラクに作業したり、モノの出し入れができる範囲
手の届かないゾーンはないものと考える(!
高いモノを取り出す際、だんだん危険をはらんでくる
バランスを崩すことをムリして続けるよりは、ラクに出せる方法で家事を長く続けるほうを選ぶ
このビフォー&アフターが気持ちいいんだよね
主婦:
邪魔になるモノがないから、心理的にアップする、やってやろうって気になる
井田さんの母親も最近、家事をやりにくくなっているなと感じて工夫を考えた
例:ごみ袋を小さくして、こまめに出す
<FAX>
「家事が好きな人の能力が衰えたらという話だが、もともと家事が好きじゃない場合、どこで分かりますか?」
専門家:
今回は分かりやすい例を取り上げたが、お仕事をされている人なら、その動作が難しくなってきたとか
趣味の動作など、いろんなことで以前とは違って疲れやすいなどの点を見るとよい
「男性が定年退職などで生活不活発病になることはない?」
専門家:
生活不活発病の大きな原因は「することがなくなる」こと 定年なんてまさにそう
ヤナギー:定年になったら、やりたいこといっぱいある
専門家:そういう人はいい
「40代後半ですが、最近の私がそうです」「これがただのグータラなのか分からない」
専門家:
何歳でもなる 小さなお子さんでもなる(やっぱり?
やっと歩き始めた子どもが病気などして動かなくなると、子どもの寝たきりになったりする
ただし、高齢者ほどなりやすく、一度なると改善しにくいから改善しましょうということ
なぜグータラに一見みえるのか、なぜやらなくなったのか、やろうとしないのかを分析してほしい
専門家:
年齢を重ねるということが、どうしてもネガティヴなイメージを持ちがちだが、
実は経験をたくさん重ねていて、それを発揮していただくためには
予防・改善できるので「生活不活発病」などになってはいられないと考えていただきたい
ただ、特別な運動をしなければいけないとかと思うのは間違い
やりたいこと、楽しいことを見つけて、自然と体も頭も動かすこと
本人、家族、社会全体で工夫できればいいなと思う
瀬田アナ:
今回、敢えて家事にした理由は、キヨさんが料理好きだったから注目したが
大事なのは、好きなことをやる回数が減ったというのがポイントになる
専門家:
今日は、体の動きが悪くなったという例を取り上げたが
「生活不活発病」になることで、全身の機能が低下するので心への影響もある
一見、認知症の症状が出たり、うつ的な傾向が見られたりすることがある
逆に、認知症やうつ病になって、「生活不活発病」が重なることもある
「生活不活発病」は改善・予防ができるので、認知症やうつ病の症状が軽減されることにもつながる
“ある日気づいたら、料理上手だった母がレトルトのおかずばかり出すようになっていた。
きれい好きだったのに、掃除が行き届かなくなってきた・・・。
「しっかりやっていた家事の、質や量が低下してきた」ことの背後に、
「生活不活発病」とよばれる病が隠されていることがあります。”
●「生活不活発病」
動かないことで全身の機能が衰え、要介護、寝たきりになる可能性もある
(私? 今の若い世代も昔に比べたら動いていないのでは?
被災者だけじゃなく、日常生活でもなりうる
「料理がおっくう」「膝が痛い」などは、歳をとると必ずなるけど、「歳だから仕方ない」ではなく
早めに見つけて対策をとることで改善できる
例:「得意の料理をあまりしなくなった」→「生活不活発病」の入り口
料理好きな母がここ1、2年でしなくなったと帰省した時に気づいた息子さん
既製品が嫌いだったのに、冷蔵庫の野菜類が減って、冷凍食品の品揃えが増えた
(先日は、冷凍食品特集だったのにね お店で調理品が売られてたら、買うよな
「料理の主導権を手放す」
以前は、お嫁さんに台所で手伝わさせるより自分で全部やっていたが、最近は「自由に使って」と言われるようになった
家族では聞きづらいので理由を聞いてみた
「子どもがいる時は毎日“今日のおかず何種類入ってる?”とか数えたりして楽しかったけれども、
夫と2人になったらそんなことが全然なくなった」
夫婦2人になったのは30年ほど前
息子が心配なここ1、2年のことには自覚がない
取材時の食事も市販のお弁当だった
●クルマで1時間ほどに住む姉の証言「動きづらくなる」
(私、ほぼ当てはまりますが?
これらの状況が重なると「生活不活発病」を疑ってみる
専門家が見るポイント
生活全般が不活発になっているか
1日、1年の流れ
病院で診てもらっても、病気はない
家族の目でチェックするのがポイント
専門家が母の生活をチェックしに伺った
「以前と比べてやらなくなったこと、やっても質が落ちたこと」
想像でも「この可能性はあるかな」という点
●息子さんに聞く
「母の好きな旅行の話が減った」
以前は、年に何度も国内外の旅行に行っていたが、その話が減った 行く回数が激減したから
以前は、月に1度、東京の息子宅に遊びに来て、1日に3件ほど美術館巡りをしていたが、そういう日程を組まなくなった
今は2ヶ月に1度程度、美術館巡りも減った(静岡から2ヶ月に1度はすごいなあ ウチは引越しの手伝いの時しか来なかった
出かけるには「準備」「片付け」などが前後に必要
全体的な活動量が減るということ
●なぜ減ったのか?
息子は4年前から2年半の海外赴任していた そこから来る回数が減り、東京に戻ってからも減ったと気づいた
母に聞く時の「聞き方」に注意
思い出せなかったり、心配をかけまいとする
●具体的に質問する
「日中はどういう生活をしていますか? 朝起きてから夜寝るまで」
「淡々とやってます、家の仕事を 洗濯、掃除して・・・」
ポイント1:1日の時間の過ごし方を順番に聞く
●それをさらに詳しく聞く
「散歩は週に何日ぐらい?」
「今週は一度もしませんでした あまり(主人が)嫌がるとムリに連れていくわけにもいかないから」
理由は、5年前、夫が脳卒中で倒れたため
「主人が大きな病気をしてからは、外に出られません なにかあったら責任があるから
外に出る機会はほとんどなくなった」
息子:部屋でテレビを見ることも減った→家の中での活動量も低下
今は、ダイニングルームで過ごす時間が増えた
●老化との違い
歳をとると動きづらくなるが、体は動かさないと鈍る
お年寄りほど、体を動かさないと鈍りやすく、若い頃と違って改善しにくい
この例の場合、自分の原因ではなく、病気でもないのに不活発になった
ほんの少しのきっかけで動きづらくなり、それが「悪循環」になる
自分で意識するのは難しい
今は最初の段階
早く気づければ、動ける状態を延ばすこともできるし、ガクッと動けなくなることを防げる
専門家:
脳卒中や骨折だとガクッとくる
この例の場合、70歳でもお若いのに、夫の脳卒中などで何度か小さく落ちている
それをなだらかなスロープにするよう心がけること
ヤナギー:その段階で「生活不活発病」という病気だと本人に言うと本人を追い込むのでは?
専門家:
診断することが重要ではなくて、もっと早めに知ってもらう 周りも意識しておく
対策:楽しく、やりがいのある活動を増やす
(それがインドアの場合はどうしたらいいのかねえ?
例の家族の場合:
ふるまってくれたお椀が値打ちものなので、よい器がほかにもたくさんあるはず
母は食器が大好きで、お気に入りの器で料理をふるまうのが楽しみ
専門家:
年に1度出していたものを出せば、それに見合った料理を作ろうという気持ちになる
すると周りの季節感に気づいたり、出かけることにもつながる
声かけ
息子:
以前、母のケータイをバックアップして写真を見ていたら、花の写真が多いことに気づいた(この世代の代表的な趣味だね
庭で咲かせるのも好きだし、生け花も以前やっていました
孫といっしょに出かけて、花の名前を聞いたら、後にキンモクセイの花が届いた(ステキ
今後は、孫を通じて庭仕事を楽しんでもらおうと思う
(今は木ばかりなのね
孫の運動会に招待したら、1人で始発に乗って駆けつけてくれ、競技にも参加
母がけっこう歩けるのを知り、あんまり年相応なんて勝手に決めつけてはいけないなと反省した息子さん
専門家:
ほんのちょっとしたことで低下もするし、向上、予防もできる
専門家より、家族のほうが元の状態、何に興味があるか知ってるし、低下にも早く気づけるし、
改善するにも、どういう性格だから、こういうやり方がいいんじゃないかっていうのも分かりやすい
FAX:すでに生活不活発病になっている場合はどうしたらいい?
専門家:
過度な負担をかけるのはいけないので、かかりつけの医師などに相談が必要
急にたくさんのことをいっぺんにやるのではなく、休み休み、少しずつ、回数を増やす
これは親と遠くに住んでいる方でもできる「遠隔介護用法」と呼んでいる
みんな「介護」で心配するが、その前段階で工夫すると、いっしょに楽しみを味わえる
最近はネットで近所にどういう催しがあるかが分かるので教えてあげたり
季節が大事 「あの辺の桜はキレイだよね」という話題をなげかけるなど
●環境を整える
家事がおっくうになった母親(63 児童館で働いている)が心配な娘
料理はできあいが多くなった
母「一生懸命働いて帰ると、何かする気力が落ちている気がする」
いつもの家事を楽しくする極意
カウンターの上のモノがやる気をそぐ要因となる
視界に入らない場所に移すと、気が散らずに集中し、体の動きも少なくて済み、
カウンター上を掃除する回数は増える
こういうピンクのチェックのビニルシート敷きがち! 以前よりマメに掃除をするようになる・・・はず
床に置くとよけるのが面倒で、移動が面倒になる
(実家の階段は「ひな壇だ」と長年自覚してて危険だとは言ってるけど改善しないな
極意2:「ゴールデンゾーン」だけを使う
高齢者がラクに作業したり、モノの出し入れができる範囲
手の届かないゾーンはないものと考える(!
高いモノを取り出す際、だんだん危険をはらんでくる
バランスを崩すことをムリして続けるよりは、ラクに出せる方法で家事を長く続けるほうを選ぶ
このビフォー&アフターが気持ちいいんだよね
主婦:
邪魔になるモノがないから、心理的にアップする、やってやろうって気になる
井田さんの母親も最近、家事をやりにくくなっているなと感じて工夫を考えた
例:ごみ袋を小さくして、こまめに出す
<FAX>
「家事が好きな人の能力が衰えたらという話だが、もともと家事が好きじゃない場合、どこで分かりますか?」
専門家:
今回は分かりやすい例を取り上げたが、お仕事をされている人なら、その動作が難しくなってきたとか
趣味の動作など、いろんなことで以前とは違って疲れやすいなどの点を見るとよい
「男性が定年退職などで生活不活発病になることはない?」
専門家:
生活不活発病の大きな原因は「することがなくなる」こと 定年なんてまさにそう
ヤナギー:定年になったら、やりたいこといっぱいある
専門家:そういう人はいい
「40代後半ですが、最近の私がそうです」「これがただのグータラなのか分からない」
専門家:
何歳でもなる 小さなお子さんでもなる(やっぱり?
やっと歩き始めた子どもが病気などして動かなくなると、子どもの寝たきりになったりする
ただし、高齢者ほどなりやすく、一度なると改善しにくいから改善しましょうということ
なぜグータラに一見みえるのか、なぜやらなくなったのか、やろうとしないのかを分析してほしい
専門家:
年齢を重ねるということが、どうしてもネガティヴなイメージを持ちがちだが、
実は経験をたくさん重ねていて、それを発揮していただくためには
予防・改善できるので「生活不活発病」などになってはいられないと考えていただきたい
ただ、特別な運動をしなければいけないとかと思うのは間違い
やりたいこと、楽しいことを見つけて、自然と体も頭も動かすこと
本人、家族、社会全体で工夫できればいいなと思う
瀬田アナ:
今回、敢えて家事にした理由は、キヨさんが料理好きだったから注目したが
大事なのは、好きなことをやる回数が減ったというのがポイントになる
専門家:
今日は、体の動きが悪くなったという例を取り上げたが
「生活不活発病」になることで、全身の機能が低下するので心への影響もある
一見、認知症の症状が出たり、うつ的な傾向が見られたりすることがある
逆に、認知症やうつ病になって、「生活不活発病」が重なることもある
「生活不活発病」は改善・予防ができるので、認知症やうつ病の症状が軽減されることにもつながる