■SONGS 松任谷由実~宇宙がつなぐ 歌と記憶~
中学時代はユーミンばかり、高校時代は中島みゆきさんばかりを聴いていた
そんな同じ時代を代表して、トップで素晴らしい作品を産み続ける2人のシンガーソングライターを
今回、同じ番組で続けてOAされることは嬉しいかぎり
新譜『宇宙図書館』をメインに番組が進行
これまで宇宙に関する曲をたくさん書いてきたユーミンが
なぜ再び、今、宇宙と向き合うのか
ソユーズ打ち上げ
2日後、宇宙ステーションに到着 クルーの1人・大西卓哉宇宙飛行士がユーミンと交信した
大西さんは、毎日分刻みのスケジュールでさまざまなミッションをこなしている
10月7日 午後8時 NHKにユーミン到着 シャツにも星がいっぱい
「なんだか今日は、私がなぜ宇宙の歌が好きで、いろいろ作ってきたか 答えをもらえるような気もする」
さすが、ものすごい大掛かりなプロジェクト/驚
ISS(UTC)は午後0時
大西:
いつもスピーカー越しに声を聴いている由実さんと
今日はお話ができるということでとっても楽しみにしてきました
Y:大西さんは実際に宇宙に出て、どんな発見や気づきがありましたか?
(20分と限られてるから、あらかじめ聞きたい質問を書いてきたんだね
大西:
宇宙に出て、初めて気づくことはたくさんあると思う
私にとっては「人間の可能性」でした
地球と宇宙は全然違う世界 慣れ親しんできた「重力」がないので、環境の激変なんです
プカプカと浮いている自分を当たり前のように受け入れている自分に気づいた時、
人間の適応力の高さ、柔軟性、潜在的に持っている可能性をすごく感じました
Y:
私はこれまで宇宙をテーマにした歌を書く時に「漆黒の闇」「無限の空間」
そしてそこに「一筋の希望の光」というイメージを描いてきたんですけど
大西さんにとって宇宙ってどんなイメージですか?
大西:
私にとっては「未知の世界」ですね
宇宙には人間がまだ行ったことがない所、知らないことがいっぱいある
人間は新しいことを知りたい、行ったことがないところに行きたい
私たちが種として存続していく上で、そういう「探究心」はなくしちゃいけないのかなと思う
私にとって宇宙とはその「探究心の向かう先」です
同じことをユーミンも昔から感じていた
30歳に書いた歌は、宇宙飛行士の勇敢さを讃えた歌だった
♪VOYAGER
久しぶりに聴いた この曲も今度にカラオケで歌いたいな
相変わらずミニスカの美脚で攻めてるねv
CGなのか天の川銀河のようになるステージが美しい!
Q:宇宙でも人は音楽を求めるのか?
音楽を聴きながらキューポラで休憩する大西さん
大西:
宇宙でも地上で聴いていたのと同じような音楽を聴いています
映画のサントラが好きなんですけど、日本のポップミュージックも聴いてます
宇宙は人間は普通に生きていけない世界なので、このモジュールの中にも
私たちの命を守るための装置が24時間動いています
とっても無機的な音で満ちているんです(寂しいところだ・・・
地球で普通に感じる風の音、雨が窓を叩く音、雷などの自然の音がここにはまったくない
音楽もたしかに人が作った人工的なものですけれども、そこには作った人の血が通っている
なので、音楽というのは、宇宙ではとても生きているように感じます
私にとって音楽というのは、なくてはならない存在です
Y:
私の歌を宇宙で歌うとしたら、どんな歌が思い浮かびますか?w
(宇宙飛行士はユーミン聴くかなあ?w
大西:
♪瞳を閉じて のように、聴いているだけで、地球の自然、情景が思い浮かぶ曲ていうのは
自然に頭の中に流れてきますね
Y:
じゃ、ちょっと歌ってみますね その故郷を感じる♪瞳を閉じて(生歌は贅沢!
大西:
ありがとうございます とっても嬉しいです
まさかこの宇宙ステーションで、由実さんの声をライヴで聴くことができるとは思ってなかったです
由実さんの曲が本当に宇宙まで届いてました 感動的でした
Y:
地球にいるどなたかを思い浮かべるとしたら、どなたですか?
大西:
やっぱり家族ですね 大切な人に会えない寂しさっていうのはやっぱりありますね
幸い、宇宙にきて孤独を感じたりすることはありません
でも、「孤独を感じない」ということは「寂しさを感じない」ということではないんだなってことを感じます
大切な人に会うためにも、しっかり元気に帰りたいと思っています
交信終了
Y:
なんか涙出そうになりました
いくつかの答えにものすごくハートウォームな時間を持てました
昔から変わらないところに気づきます
言いたいことは一緒だったんだなっていうことを
♪不思議な体験
この歌大好き 学生の時、家でアルバムごと歌っていたことを思い出すし、今も聴く
交信から3週間後、大西さんは無事帰還
ユーミンは今、自分の過去の記憶と重ね合わせている
Y:
ものを作っていると、過去が未来だったりすることがあるんです
過去に触れたものが、これからやるべきことを教えてくれることがいっぱいある
そんな思いから新しい歌を作った それが♪宇宙図書館
大切な人を亡くす経験も増えた
そんな時、宇宙のように膨大な記憶が眠る図書館があれば
もう会えなくなった人ともきっとつながれる
Y:
私もいつか形をなくすかもしれないけれど、“想い”をすごく残したいです
それによって、つながっていられる
誰かと、みんなとつながっている そういう歌です
(同感 ブログやSNSもその道具
小さい頃、昔書いた詩のほうが、鋭かった
仕事や生活に追われて忘れていたことを、今また振り返って思い出しつつある途中
♪宇宙図書館(通して聴くのは今回初めて
中学時代はユーミンばかり、高校時代は中島みゆきさんばかりを聴いていた
そんな同じ時代を代表して、トップで素晴らしい作品を産み続ける2人のシンガーソングライターを
今回、同じ番組で続けてOAされることは嬉しいかぎり
新譜『宇宙図書館』をメインに番組が進行
これまで宇宙に関する曲をたくさん書いてきたユーミンが
なぜ再び、今、宇宙と向き合うのか
ソユーズ打ち上げ
2日後、宇宙ステーションに到着 クルーの1人・大西卓哉宇宙飛行士がユーミンと交信した
大西さんは、毎日分刻みのスケジュールでさまざまなミッションをこなしている
10月7日 午後8時 NHKにユーミン到着 シャツにも星がいっぱい
「なんだか今日は、私がなぜ宇宙の歌が好きで、いろいろ作ってきたか 答えをもらえるような気もする」
さすが、ものすごい大掛かりなプロジェクト/驚
ISS(UTC)は午後0時
大西:
いつもスピーカー越しに声を聴いている由実さんと
今日はお話ができるということでとっても楽しみにしてきました
Y:大西さんは実際に宇宙に出て、どんな発見や気づきがありましたか?
(20分と限られてるから、あらかじめ聞きたい質問を書いてきたんだね
大西:
宇宙に出て、初めて気づくことはたくさんあると思う
私にとっては「人間の可能性」でした
地球と宇宙は全然違う世界 慣れ親しんできた「重力」がないので、環境の激変なんです
プカプカと浮いている自分を当たり前のように受け入れている自分に気づいた時、
人間の適応力の高さ、柔軟性、潜在的に持っている可能性をすごく感じました
Y:
私はこれまで宇宙をテーマにした歌を書く時に「漆黒の闇」「無限の空間」
そしてそこに「一筋の希望の光」というイメージを描いてきたんですけど
大西さんにとって宇宙ってどんなイメージですか?
大西:
私にとっては「未知の世界」ですね
宇宙には人間がまだ行ったことがない所、知らないことがいっぱいある
人間は新しいことを知りたい、行ったことがないところに行きたい
私たちが種として存続していく上で、そういう「探究心」はなくしちゃいけないのかなと思う
私にとって宇宙とはその「探究心の向かう先」です
同じことをユーミンも昔から感じていた
30歳に書いた歌は、宇宙飛行士の勇敢さを讃えた歌だった
♪VOYAGER
久しぶりに聴いた この曲も今度にカラオケで歌いたいな
相変わらずミニスカの美脚で攻めてるねv
CGなのか天の川銀河のようになるステージが美しい!
Q:宇宙でも人は音楽を求めるのか?
音楽を聴きながらキューポラで休憩する大西さん
大西:
宇宙でも地上で聴いていたのと同じような音楽を聴いています
映画のサントラが好きなんですけど、日本のポップミュージックも聴いてます
宇宙は人間は普通に生きていけない世界なので、このモジュールの中にも
私たちの命を守るための装置が24時間動いています
とっても無機的な音で満ちているんです(寂しいところだ・・・
地球で普通に感じる風の音、雨が窓を叩く音、雷などの自然の音がここにはまったくない
音楽もたしかに人が作った人工的なものですけれども、そこには作った人の血が通っている
なので、音楽というのは、宇宙ではとても生きているように感じます
私にとって音楽というのは、なくてはならない存在です
Y:
私の歌を宇宙で歌うとしたら、どんな歌が思い浮かびますか?w
(宇宙飛行士はユーミン聴くかなあ?w
大西:
♪瞳を閉じて のように、聴いているだけで、地球の自然、情景が思い浮かぶ曲ていうのは
自然に頭の中に流れてきますね
Y:
じゃ、ちょっと歌ってみますね その故郷を感じる♪瞳を閉じて(生歌は贅沢!
大西:
ありがとうございます とっても嬉しいです
まさかこの宇宙ステーションで、由実さんの声をライヴで聴くことができるとは思ってなかったです
由実さんの曲が本当に宇宙まで届いてました 感動的でした
Y:
地球にいるどなたかを思い浮かべるとしたら、どなたですか?
大西:
やっぱり家族ですね 大切な人に会えない寂しさっていうのはやっぱりありますね
幸い、宇宙にきて孤独を感じたりすることはありません
でも、「孤独を感じない」ということは「寂しさを感じない」ということではないんだなってことを感じます
大切な人に会うためにも、しっかり元気に帰りたいと思っています
交信終了
Y:
なんか涙出そうになりました
いくつかの答えにものすごくハートウォームな時間を持てました
昔から変わらないところに気づきます
言いたいことは一緒だったんだなっていうことを
♪不思議な体験
この歌大好き 学生の時、家でアルバムごと歌っていたことを思い出すし、今も聴く
交信から3週間後、大西さんは無事帰還
ユーミンは今、自分の過去の記憶と重ね合わせている
Y:
ものを作っていると、過去が未来だったりすることがあるんです
過去に触れたものが、これからやるべきことを教えてくれることがいっぱいある
そんな思いから新しい歌を作った それが♪宇宙図書館
大切な人を亡くす経験も増えた
そんな時、宇宙のように膨大な記憶が眠る図書館があれば
もう会えなくなった人ともきっとつながれる
Y:
私もいつか形をなくすかもしれないけれど、“想い”をすごく残したいです
それによって、つながっていられる
誰かと、みんなとつながっている そういう歌です
(同感 ブログやSNSもその道具
小さい頃、昔書いた詩のほうが、鋭かった
仕事や生活に追われて忘れていたことを、今また振り返って思い出しつつある途中
♪宇宙図書館(通して聴くのは今回初めて