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SONGS 中島みゆき~歌姫の21世紀

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SONGS 中島みゆき~歌姫の21世紀

中学時代はユーミンばかり、高校時代は中島みゆきさんばかりを聴いていた
そんな同じ時代を代表して、トップで素晴らしい作品を産み続ける2人のシンガーソングライターを
今回、同じ番組で続けてOAされることは嬉しいかぎり

SONGS 松任谷由実~宇宙がつなぐ 歌と記憶~

私的には、初期の曲が好きだけれども、ドラマ主題歌などを手がけ、
どんどんメジャーになっても変わらない感動の名曲ばかりを今回、年代順に紹介

自身がすべてプロデュースして、演じ、歌う「夜会」も憧れのチケット
今ごろ調べたら、年末ギリのイメージだったけど、
2016/11/17(木) ~ 2016/12/17(土)なんだ/驚

「夜会」
中島みゆきの舞台 1989年に開始。一人で脚本・作詞・作曲・歌・主演を務める


VOL.19 「橋の下のアルカディア」
この記事を書いた時点で、イープラは、2016/12/07(水) 20:00開演の立ち見が△以外、すべて売り切れ!
ぴあは、2016/11/17(木)のS席が奇跡的に△以外、すべて売り切れてるけど
2016/11/17(木)から3回目の一般発売って、こんなに分けて売ってるのか

S席 1枚 20,000円 A席 18,000円! 立ち見でやっと8000円
席より立ち見をオススメしている方もいた

“TBS赤坂ACTシアターの立ち見は1F後方だから
 目の高さが舞台上と近いため、臨場感なら1階の座席に優ると思う”とのこと。なるほど


VOL.18「橋の下のアルカディア」 劇場版

DVD


VOL.19と同じタイトルだけど再演なのか 相当素晴らしい作品なんだね
もう歌手も越えて、舞台の人のようなクリエイティヴさ


来年のツアー予定ももうびっしり! 松本にも来るんだv

「中島みゆきリスペクトライブ 2017 歌縁-うたえにし-」
オーチャードホール(東京都)はすでに予定枚数終了


ナレーションの満島ひかりさんはCMで♪ファイト を歌った


みゆきさんは、今回初めて自分の歌の創作ノートを明かした



みゆきさんの語り:


たまにはベスト~!と真っ向から名乗ってみるのもどうかしら
という話がまとまりまして

で、どれを!?と考えても、あんま自分では一応どの曲も
それなりに良いわと思っていますので選べなくって

何を基準に絞ったかというと、私がライナーノーツを書きやすそうーな曲という基準で
ええ、実はそんな訳で決まりました
えへへへw こんな感じです

(あの『オールナイト・ニッポン』の口調で


2000年にスタートした『プロジェクトX』 ♪地上の星



2002年紅白初出場


総勢100人のスタッフとともに向かったのは黒部ダム
昭和30年、電力供給のため、秘境の地底で戦った男たちに敬意を表してここで歌うことを決めた(これは寒そうだったなあ!

 

 



ライナーノーツより:

「無名の人々に光を当ててください」

というのがNHKからの唯一の注文でした

分厚い企画書には、懸命に生きた無名の人々の記録
目を凝らして気づいたのは、この人々に「光を当てる」なんて出来ないということでした
光を放っているのは、まさに、この人々自身だったからです
心から敬意を込めて「地上の星」と名づけました

 


出ちゃった有働アナ!


生演奏だったのか/驚
 




2003年 「Dr.コトー診療所」 ♪銀の龍の背に乗って


ライナーノーツより:
医者という仕事は、なんという心細い仕事だろうと痛々しく思うことがあるのです
たった一人で命と対面する重責の孤独
せめてもの援護をしてくれるようにと、命の水の化身であるところの龍に頼みごとをしたかったのです

 


2006年 TOKIOに♪宙船(そらふね)を提供


ライナーノーツより:
お話をいただいた時には、期待が盛り上がってしまいまして、
到底自分では歌えなさそうな勢いの「がっつり系」に仕上がってしまいました
私は自分のコンサートで歌おうとして、早口部分で挫折しました




2011年 東日本大震災
 

日本中が立ちすくんだ災害の翌年、♪倒木の敗者復活戦 を発表


ライナーノーツより:
あまりにも悲惨だった東日本大震災は、私の作品においても
発表を控えたり、表現を変更せざるを得ない事態がいくつか起きた

そんな中で、逆にこの曲の「倒木の」が「東北の」と聞き取れるとして
受け入れていただく結果になったのも、大震災の影響の1つであったと思われるが
それはそれで否定するまでもないと考えている

 




2014年「夜会」India Goose
 

ライナーノーツより:
ヒマラヤの高峰には、吹きおろす風に向かって、ひたすら飛び続けるうちに
運が良ければ煽られて、つまり「すっ飛ばされて」ようやく峰を越えて行ける
小さな渡り鳥たちが羽ばたき続けているそうな
てんでサマにならない、そんな飛び方だって、美しい渡り鳥だと思います




2015年 ♪Why & No


みゆきさんの語り:
言いたい放題、とんでもなくずぶとい人間と見えるタイプです
でも実際はとんでもなくアガリ性です
即座に何か言い返すなんてことが出来たなら、人生ずいぶん違っていたでしょう

言えなかったから
でも言えばよかったから
後になって書く

言えなかったのが、自分のせいだということを、書く
結局、ええカッコしいだから、言えなかったのだということを、書く

 

 


2014年 朝ドラ『マッサン』 ♪麦の唄


12年ぶりに紅白出場 どちらも鮮明に覚えている



そして今月、21世紀の軌跡を封じ込めたアルバムを発売する

中島みゆき・21世紀ベストセレクション『前途』



みゆきさんの語り:
前途洋々とか前途多難とかいう風に使われますが、地球環境やら、世界経済やら、民族問題やらを考えると
人類はなかなかの前途多難とも見えますし、とはいえ、それらの問題にも打つ手が何もないわけではない考えると
人類はなかなかの前途洋々とも見えるではございませんか?
どちらにしても、過ぎた時へは戻れないことだけはみんなに平等なんですよね




あの~余談ですけど、私はなにをやってもトロい性質(たち)でして
あれもしよ~これもしよ~と思いながら、毎日、間に合わなかった用事が残るんです

これが日を追うごとにうず高く積もっていきまして、先へ進めば進むほど、なぜか忙しくなっていく
つまり私の人生は、前途多忙、と、こーゆーことになっとるわけでございます

お付き合いいただきましてありがとうございました では、またいつかどこかで
中島みゆきでした





♪麦の唄 初公開のライヴ映像でラスト

「中島みゆき Concert「一会」2015~2016」


黒い衣装から2人の黒子さんが脱がせて、金色のドレスになる
 



最後に美しい一礼をして堂々と立ち去っていく やっぱかっけー






デビュー当時は低い声で静かに歌うフォーク調から、
年々、高音と張りが出て、声がパワフルになっていくっていうのも凄い

ユーミンとみゆきさん

性格も表現スタイルも真逆のように見えるけれども、
それぞれの感性で、大勢に伝えたいと思っているヴィジョンのベクトルは似ているのではないかと思う

ラヴソングを歌っていられた時代から、どんどん周囲も高速に変化して、歌う題材も変化してゆく
まだまだこれからもずっと想像(創造)して、私たちに見せてほしい



【ブログ内関連記事】
中島みゆきさんがゲスト@SONGS



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