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『モンスター図鑑 ドラキュラ』(ほるぷ出版)

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『モンスター図鑑 ドラキュラ』(ほるぷ出版)
原題 in the footsteps of DRACURA
ジム・パイプ/編 椎野淳/訳
初版1996年 1500円

※1996.12~のノートよりメモを抜粋しました。
「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。


【内容抜粋メモ】

ブラム・ストーカーの小説をもとに、豊富な絵と写真、記録等の資料を盛り込んで
ドラキュラに関する情報が一気に分かる新書
コッポラの同名映画まで入っていて、読めば、人気ホラーキャラクターの物知りになれるかも

『ドラキュラ』(1992)(劇場にて


ブラム・ストーカー
1847年生 「ドラキュラ」は1897年著
幼い頃は病弱で、母から伝染病の話を聞いたのがヒントになったらしい

今回、本書のは、きっと簡略化したものじゃないかしら?
ぜひこの原作を読んでみたい
ストーリーはコッポラが忠実に映画化したというが、今回ミナとのロマンスはない


串刺し公ヴラド
ルーマニアをトルコ軍から守った英雄
父が「ドラゴンの騎士団」の一員のため「ドラゴンの息子=ドラキュラ」と呼ばれた
敵兵の死体を杭に刺して、国境に並べた残酷な人物で有名だが、話の多くはトルコ軍の作り話?
彼を吸血鬼にしたてたのはストーカーらしい


流血の伯爵夫人:バートリ・エルジェベト(1560~1614)
若さと健康に血が効くと信じて、650人も殺して、血を飲み、血の風呂に入っていた
これは他の本でも取り上げられていたな


映画
最初のドラキュラ映画は『ノスフェラトゥ』(1922)で、ストーカーの妻が製作に反対した
『ドラキュラ』(1931)ハンガリー生まれのベラ・ルゴシ主演!
1950年にはクリストファー・リーが主演
新しいタイプは『ハンガー』(1983)、コッポラの1992年作品

おなじみの吸血鬼の特徴や、退治の仕方、その他の吸血動物の紹介もある





ドラキュラ・ヴァンパイア映画は、ほかにもたくさんあるよね
ホラー、オカルト映画も大好きで、けっこう観た 2016


【ブログ内関連記事】

『魔人ドラキュラ』(1931)
『バンパイア・イン・ベニス』(1988)(同上リンク
『ドラキュラ』(1979)
『咬みつきたい』(1991)(同上リンク
『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1994)
『アディクション』(1994)
『ヴァンパイア・イン・ブルックリン』(1995)
『レスリー・ニールセンのドラキュラ』(1996)
『アンディ・ウォーホルのドラキュラ』(1974)
『ヴァージニア』(1992)
『吸血鬼ドラキュラの花嫁』(1960)
『ブレイド』(1998)
『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(1996)
『TO DIE FOR』(1988)
『NEAR DARK』(1987)
(ジェニー・ライトがキレイで今作好きだな



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