■『話を聞かない男、地図が読めない女~男脳・女脳が「謎」を解く』(主婦の友社)
原題 Why Men Don't Listen and Women Can't Read Maps by Allan & Barbara Pease
アラン ピーズ, バーバラ ピーズ/著 藤井留美/訳
初版2000年(9刷) 1600円
※2000.9~のノートよりメモを抜粋しました。
※「読書感想メモリスト2」カテゴリーに追加しました。
【内容抜粋メモ】
派遣先のコからしきりにススメられた1冊
たしかに私は地図は苦手で方向音痴だけど、町歩きの達人Nさんは地図の達人でもある
とにかく男女平等をやっと声高に叫びはじめた時代(いつでも元の木阿弥に戻れる状態)
にまた逆行させるような今回の新説
「男女の脳の配線が違う」というのは科学者の間では以前から分かっていたらしいが
私たち女性にとっては抵抗があるかも
でも読んでみると、「空間能力」が足りないというだけで
意外に女性の秘められた能力は男性より優れているのでは?
例:
「左右視界」の広さ(男性は直線を遠くまで見える)
皮膚の感覚
聴覚
コミュニケーションの高さ
2つ以上のことを同時に進められる力
などの科学的事実に驚いた
でもやっぱり統計の話
例外もあるわけで、「そうも言えるけど、逆も言える」と考えると本書のように言い切れない
男も女も大した違いはないんじゃない?
人それぞれじゃんってのが読後の正直な感想
「男が“狩猟”の考え方、女が“家を守る”ようにホルモンは仕組まれているが
私たちが初めて仕組みから離れさせた世代」
男も女とのコミュニケーションを学び、女は男の特性を知ることで
互いに欠点・利点を認めて補い合い、理解する手助けとして読むなら面白い
「男女の“ジェンダー”は、育てられ方、社会環境で決まる」
現代の新しい概念をここで覆すのはもったいないが
本書では「後天的要素はほとんどない」と言い切る!
ほかにも
「生まれる前、男性ホルモンを浴びたか、浴びなかったかでゲイになる
つまり、本人の選択ではなく、遺伝子の問題」
というのも興味深い
別に仕事は理系、文系同じだけいくらでも選択肢があるわけだから
空間能力がなくても人生は困らなそーだ
その他
男は一度に1つのことしか出来ない
「脳梁」の接続は女のほうがよい
「月経前症候群(PMS)」について ほか
原題 Why Men Don't Listen and Women Can't Read Maps by Allan & Barbara Pease
アラン ピーズ, バーバラ ピーズ/著 藤井留美/訳
初版2000年(9刷) 1600円
※2000.9~のノートよりメモを抜粋しました。
※「読書感想メモリスト2」カテゴリーに追加しました。
【内容抜粋メモ】
派遣先のコからしきりにススメられた1冊
たしかに私は地図は苦手で方向音痴だけど、町歩きの達人Nさんは地図の達人でもある
とにかく男女平等をやっと声高に叫びはじめた時代(いつでも元の木阿弥に戻れる状態)
にまた逆行させるような今回の新説
「男女の脳の配線が違う」というのは科学者の間では以前から分かっていたらしいが
私たち女性にとっては抵抗があるかも
でも読んでみると、「空間能力」が足りないというだけで
意外に女性の秘められた能力は男性より優れているのでは?
例:
「左右視界」の広さ(男性は直線を遠くまで見える)
皮膚の感覚
聴覚
コミュニケーションの高さ
2つ以上のことを同時に進められる力
などの科学的事実に驚いた
でもやっぱり統計の話
例外もあるわけで、「そうも言えるけど、逆も言える」と考えると本書のように言い切れない
男も女も大した違いはないんじゃない?
人それぞれじゃんってのが読後の正直な感想
「男が“狩猟”の考え方、女が“家を守る”ようにホルモンは仕組まれているが
私たちが初めて仕組みから離れさせた世代」
男も女とのコミュニケーションを学び、女は男の特性を知ることで
互いに欠点・利点を認めて補い合い、理解する手助けとして読むなら面白い
「男女の“ジェンダー”は、育てられ方、社会環境で決まる」
現代の新しい概念をここで覆すのはもったいないが
本書では「後天的要素はほとんどない」と言い切る!
ほかにも
「生まれる前、男性ホルモンを浴びたか、浴びなかったかでゲイになる
つまり、本人の選択ではなく、遺伝子の問題」
というのも興味深い
別に仕事は理系、文系同じだけいくらでも選択肢があるわけだから
空間能力がなくても人生は困らなそーだ
その他
男は一度に1つのことしか出来ない
「脳梁」の接続は女のほうがよい
「月経前症候群(PMS)」について ほか