■『おとなになる本』(径書房)
原題 Self-Direction Manual
パット・パルマー/著 eq Press/訳 広瀬弦/絵
初版1994年(1996年 14刷) 1500円
※2000.9~のノートよりメモを抜粋しました。
※「読書感想メモリスト2」カテゴリーに追加しました。
【内容抜粋メモ】
●「Self-Direction」=自己決定
『自分を好きになる本(Liking Myself)』の続編 邦題がぴったり
前作で自分を見つめ直し、今作で自分の中に“自分を変える力がある”と気づかせる
自分の現在地を探して、行きたい方向が自由に選べる、それが“大人”
そして、他者、周囲、ひいては社会とつながり、その中の自分に価値を見出し
満足する生活を送る、夢の実現を目指す
2冊とも基本中の基本
自分に焦点を合わせて、自分自身に戻ることで、
混乱した情況からの解決をうながしてくれる
今も、これからも参考になる2冊
「どこかにある正しい道を見つける」となると焦るばかりで、とっかかりがないけど、
「自分の未来を良くしたきゃ、自分を知って、自分の選びたい道を選べばいい」
であればできそう
●そこには「~しなければいけない」ということはない
相手に選択させて、いい結果を期待し、裏切られて傷つくこともない
自分で選んだ道なら、失敗しても誰も恨まず
また別の道を選び直すことができる
いつも疑心暗鬼にさせるのは、社会的要因、友だち、恋人ではなく
自分の中のマイナスなキャラクター(人格)
選ぶ道を誤らせたり、進む心を阻んだり、いい面を評価しなかったり
「世の中こうなんだから仕方ない」
「自分はそれだけの人間なんだ」
「これ以上、自分の能力、可能性は伸びない」
というマイナスの思い込みが、自分をその通りの結果に導き
「やっぱり」と安心して、慰めるのは、悲しいこと
●KEEP POSITIVE
欠点もちゃんと見えている上で
「でも、自分にはこれができる」
「世の中も、自分もいい方向に変えられる」
「失敗しても、次のチャンスがある」
と思うほうが楽しくて、健康的
そうしている自分は魅力的に見え、周りの関係にも影響する
ところで私が望むのは?
自分のしあわせ
周囲のしあわせ
いろいろな所を旅する
本を読む
音楽を聴く
映画を観る
常に新しい知識を学ぶ
身近な人たちとのいい関係
なるべく側にいて、支え合い、一緒にいろんな経験をする
こうしてみると、平凡だけど、どれもとってもステキなことだ
●自分の現在地を知る=自分を知る
どんな時に楽しくて、満たされているか、リラックスするか?
なにを大切にしているか?
将来はどうなっているか?
●自分を1番傷つけるのは自分
「理想主義者」理想の姿を要求ばかり
「批評家」マイナス部分を誇張して否定ばかり
「悲劇の主人公」
“運が悪かった”などの言い訳を用意するのは、問題解決できないと断定しているから
「夢想家」別に本当の私がいる、と現実から引き離す
これらをコントロールするのは自分
●自信を取り戻す
良いところを見つけて、自分を励ます
マイナスを無視すると、無理している分、余計に大きく見える
マイナスは、自分の個性的な魅力
●解決する力は自分の中にある
自分を尊重する:ありのままの自分を受け入れ、自分を大切にする
自分を信頼する:自分の力を信じる
問題にぶつかったら、慌てて結論を出そうとせずにリラックス
楽しいことを考えて、自分の中の元気エネルギーが自然と出てくる
●気持ちを素直に伝える
相手に察してくれと期待しても裏切られる
悪いほうに決めてかかって話すので、悪い結果で返ってくる そうさせているのは自分
●自分を犠牲にする→相手に期待する→イライラと無力感がつのるのみ
誰かに愛され、認められることで、自分の価値を見出していると
自分を愛していないため、相手も信じられず、試しては、不安になる繰り返し
●自分で選び、自分で決断する
自分の中に良い方向へ導こうとする力がある
頭・心・体すべてが「イエス」という時を待つ=良い選択
●分からない時=「やりたくないこと」をハッキリさせる
その中で「やらなきゃならないこと」と「やらずに済むこと」を分ける
「やらずに済むこと」はやらない
●自由に生きる
他人の正しい、立派な意見も、望まないなら従う必要はない
私たちは、自分らしく、楽しく生きるために生きている
自由は、自分の意志で、自分の道を選択した時に生まれる
そうすればするほど、自由は増えて、後からついてくる
「あなたは、自分の選んだ人生を 力強く歩いていく
あなたは、自分の人生を 自分の意志で選びとり
自分の力で築いていく
あなたはもう大人なんだ」
*
子どもの頃、「学校に早く行け」と急かされ、宿題を出され、テストで試され、
「テレビは見るな」「夜早く寝なきゃいけない」「お菓子は食べちゃいけない」と言われ
親の家に住み、親の金で生き、時間も行動も制限されていたことから思うと
今、朝から晩まで自分で働かなきゃ、食べ物も家も手に入らないことを除けば
あとは自分で選択できる
「自分で稼がなければいけない」て決まりはないんだから別の道を選ぶこともできる
「子どもの頃は自由でよかった」とよく言われるけれども
「今のほうがよっぽど自由だ」と言えるかもしれない
もし、その自分の毎日の生活、人生がつまらなくて、
思い描いていたものと違って、不満だとしたら
その原因は自分の選択にあるということだ
と同時に「いつでも満足な状態に変えられる」ということ
どう変えたいのか?
今から真っ白なキャンバスに戻して描くつもりで始めたら、すごくドキドキする
自分のしたいことは何だろう?
無限の可能性を1つ1つ実現していこう
まずは、自分を知ることから
その自分を信じて、第一歩を踏み出すことから
原題 Self-Direction Manual
パット・パルマー/著 eq Press/訳 広瀬弦/絵
初版1994年(1996年 14刷) 1500円
※2000.9~のノートよりメモを抜粋しました。
※「読書感想メモリスト2」カテゴリーに追加しました。
【内容抜粋メモ】
●「Self-Direction」=自己決定
『自分を好きになる本(Liking Myself)』の続編 邦題がぴったり
前作で自分を見つめ直し、今作で自分の中に“自分を変える力がある”と気づかせる
自分の現在地を探して、行きたい方向が自由に選べる、それが“大人”
そして、他者、周囲、ひいては社会とつながり、その中の自分に価値を見出し
満足する生活を送る、夢の実現を目指す
2冊とも基本中の基本
自分に焦点を合わせて、自分自身に戻ることで、
混乱した情況からの解決をうながしてくれる
今も、これからも参考になる2冊
「どこかにある正しい道を見つける」となると焦るばかりで、とっかかりがないけど、
「自分の未来を良くしたきゃ、自分を知って、自分の選びたい道を選べばいい」
であればできそう
●そこには「~しなければいけない」ということはない
相手に選択させて、いい結果を期待し、裏切られて傷つくこともない
自分で選んだ道なら、失敗しても誰も恨まず
また別の道を選び直すことができる
いつも疑心暗鬼にさせるのは、社会的要因、友だち、恋人ではなく
自分の中のマイナスなキャラクター(人格)
選ぶ道を誤らせたり、進む心を阻んだり、いい面を評価しなかったり
「世の中こうなんだから仕方ない」
「自分はそれだけの人間なんだ」
「これ以上、自分の能力、可能性は伸びない」
というマイナスの思い込みが、自分をその通りの結果に導き
「やっぱり」と安心して、慰めるのは、悲しいこと
●KEEP POSITIVE
欠点もちゃんと見えている上で
「でも、自分にはこれができる」
「世の中も、自分もいい方向に変えられる」
「失敗しても、次のチャンスがある」
と思うほうが楽しくて、健康的
そうしている自分は魅力的に見え、周りの関係にも影響する
ところで私が望むのは?
自分のしあわせ
周囲のしあわせ
いろいろな所を旅する
本を読む
音楽を聴く
映画を観る
常に新しい知識を学ぶ
身近な人たちとのいい関係
なるべく側にいて、支え合い、一緒にいろんな経験をする
こうしてみると、平凡だけど、どれもとってもステキなことだ
●自分の現在地を知る=自分を知る
どんな時に楽しくて、満たされているか、リラックスするか?
なにを大切にしているか?
将来はどうなっているか?
●自分を1番傷つけるのは自分
「理想主義者」理想の姿を要求ばかり
「批評家」マイナス部分を誇張して否定ばかり
「悲劇の主人公」
“運が悪かった”などの言い訳を用意するのは、問題解決できないと断定しているから
「夢想家」別に本当の私がいる、と現実から引き離す
これらをコントロールするのは自分
●自信を取り戻す
良いところを見つけて、自分を励ます
マイナスを無視すると、無理している分、余計に大きく見える
マイナスは、自分の個性的な魅力
●解決する力は自分の中にある
自分を尊重する:ありのままの自分を受け入れ、自分を大切にする
自分を信頼する:自分の力を信じる
問題にぶつかったら、慌てて結論を出そうとせずにリラックス
楽しいことを考えて、自分の中の元気エネルギーが自然と出てくる
●気持ちを素直に伝える
相手に察してくれと期待しても裏切られる
悪いほうに決めてかかって話すので、悪い結果で返ってくる そうさせているのは自分
●自分を犠牲にする→相手に期待する→イライラと無力感がつのるのみ
誰かに愛され、認められることで、自分の価値を見出していると
自分を愛していないため、相手も信じられず、試しては、不安になる繰り返し
●自分で選び、自分で決断する
自分の中に良い方向へ導こうとする力がある
頭・心・体すべてが「イエス」という時を待つ=良い選択
●分からない時=「やりたくないこと」をハッキリさせる
その中で「やらなきゃならないこと」と「やらずに済むこと」を分ける
「やらずに済むこと」はやらない
●自由に生きる
他人の正しい、立派な意見も、望まないなら従う必要はない
私たちは、自分らしく、楽しく生きるために生きている
自由は、自分の意志で、自分の道を選択した時に生まれる
そうすればするほど、自由は増えて、後からついてくる
「あなたは、自分の選んだ人生を 力強く歩いていく
あなたは、自分の人生を 自分の意志で選びとり
自分の力で築いていく
あなたはもう大人なんだ」
*
子どもの頃、「学校に早く行け」と急かされ、宿題を出され、テストで試され、
「テレビは見るな」「夜早く寝なきゃいけない」「お菓子は食べちゃいけない」と言われ
親の家に住み、親の金で生き、時間も行動も制限されていたことから思うと
今、朝から晩まで自分で働かなきゃ、食べ物も家も手に入らないことを除けば
あとは自分で選択できる
「自分で稼がなければいけない」て決まりはないんだから別の道を選ぶこともできる
「子どもの頃は自由でよかった」とよく言われるけれども
「今のほうがよっぽど自由だ」と言えるかもしれない
もし、その自分の毎日の生活、人生がつまらなくて、
思い描いていたものと違って、不満だとしたら
その原因は自分の選択にあるということだ
と同時に「いつでも満足な状態に変えられる」ということ
どう変えたいのか?
今から真っ白なキャンバスに戻して描くつもりで始めたら、すごくドキドキする
自分のしたいことは何だろう?
無限の可能性を1つ1つ実現していこう
まずは、自分を知ることから
その自分を信じて、第一歩を踏み出すことから