■『ハロー?』(NHK出版)
ヨースタイン・ゴルデル/著 レイダー・シェルセン/絵 池田香代子/訳
初版1997年 1600円
※2002.5~のノートよりメモを抜粋しました。
※「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。
まず絵がなんともいえない独特さで、美しい装幀が気に入った
ちょっとしたファンタジーかと思いきや、書いたのはあの『ソフィーの世界』の作家で
平易な文章と設定なのに、内容は深い哲学
▼あらすじ(ネタバレ注意
ヨアキム少年にもうすぐ弟が生まれるという前の晩
いきなり空から降ってきた別の惑星人のミカ
とても似ていて、ちょっと違う2人の考える生物?が
それぞれの星に生きる生き物や現象のことを話すうちに
生命とは?
宇宙とは?
という大きな問いにまで発展する
「問いは答えより大切」
いい質問をした時は、おじぎをするミカ
すぐ泣いて、首のうしろを撫でると落ち着く
「なにも ありふれた つまらないものなどない」
どんな小さなことにも疑問を持ち、
小さな自然科学者のヨアキムは丁寧に教えていく
小さな有機体から進化してヒトになったこと
ミカは、恐竜みたいな生き物から進化したらしく、卵から産まれた(!)
「2人は高い山の上で出会った
これまでどういう過去があったなんて忘れてもいいことで
これから同じ方向に向かっていくことが大切」
面倒を見に来た叔母の目を盗みながら、夜まで語り明かした2人
一緒に眠って、目覚めた時、ヨアキムには弟ミカエルがいた
この物語は、もっとずっと後 ヨアキムの姪に充てて書いたもの
姪のカミラにも弟か妹が生まれそうなのだ
フシギなのは、どっちが本当は夢を見ていて、どっちが目覚めていたのか?
よく分からないが、このくだりには何かとても大切なことが隠れている気がする
ヨースタイン・ゴルデル/著 レイダー・シェルセン/絵 池田香代子/訳
初版1997年 1600円
※2002.5~のノートよりメモを抜粋しました。
※「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。
まず絵がなんともいえない独特さで、美しい装幀が気に入った
ちょっとしたファンタジーかと思いきや、書いたのはあの『ソフィーの世界』の作家で
平易な文章と設定なのに、内容は深い哲学
▼あらすじ(ネタバレ注意
ヨアキム少年にもうすぐ弟が生まれるという前の晩
いきなり空から降ってきた別の惑星人のミカ
とても似ていて、ちょっと違う2人の考える生物?が
それぞれの星に生きる生き物や現象のことを話すうちに
生命とは?
宇宙とは?
という大きな問いにまで発展する
「問いは答えより大切」
いい質問をした時は、おじぎをするミカ
すぐ泣いて、首のうしろを撫でると落ち着く
「なにも ありふれた つまらないものなどない」
どんな小さなことにも疑問を持ち、
小さな自然科学者のヨアキムは丁寧に教えていく
小さな有機体から進化してヒトになったこと
ミカは、恐竜みたいな生き物から進化したらしく、卵から産まれた(!)
「2人は高い山の上で出会った
これまでどういう過去があったなんて忘れてもいいことで
これから同じ方向に向かっていくことが大切」
面倒を見に来た叔母の目を盗みながら、夜まで語り明かした2人
一緒に眠って、目覚めた時、ヨアキムには弟ミカエルがいた
この物語は、もっとずっと後 ヨアキムの姪に充てて書いたもの
姪のカミラにも弟か妹が生まれそうなのだ
フシギなのは、どっちが本当は夢を見ていて、どっちが目覚めていたのか?
よく分からないが、このくだりには何かとても大切なことが隠れている気がする