■『色彩心理の世界』(PHP研究所)
末永蒼生/著 初版1998年 1600円
※2002.5~のノートよりメモを抜粋しました。
※「読書感想メモリスト2」カテゴリーに追加しました。
「色彩学校」を開いている著者
重要な作業の1つに「カラーヒストリー」がある
●「カラーヒストリー」
自分がこだわっていた色と、その時の環境、心情を思い出し、意識化することで
色が映し出す深層心理の移り変わりを知る
「苦手な色」が意外な昔のトラウマと結びついていたりする
とくに何の定理もない幼児の描く抽象画に使われる色は、顕著に、その時々の心情が現れる
【内容抜粋メモ】
●赤
生命力を奮い立たせようとするエネルギー
精神的脱皮の痛み
●黄
決断の時(黒との組み合わせ)差し迫った状況
光の暖かさ、明るさを求める心
難しい状況を抱えつつ、光を感じる道を進もうとする決意
希望、期待、甘えたい、淋しさ、喜び、至福、満足、出会い
喜びに満ちた感情、満たされることへの期待感
隠されていた真実に光を当てて認識する
●緑
自然の象徴 ヒーリング効果
光の波長の真ん中 バランス 安定
青+黄(対極色)の調和 優しさと厳しさ
●青
生死の間 死と再生の海・水をイメージ
喪失感を癒して、回復を促す色
●紫
心身の機能不全
赤+青の混在 感情の高揚と沈滞の融合
バランスをとろうとする欲求 自己治癒力
●ピンク
色のジェンダー的役割「女の子の色」→苦手意識を生む原因
幸福 甘さに敏感な女性脳 女性性のエネルギー色
<学校の制服の統一>
女は赤、男は青という社会的記号に使われる
色の背景に社会の仕組みが隠れている
●白
純粋 清潔 別離 転機
有彩色=喜怒哀楽が反映
無彩色(白黒)=感情の抑制 放棄 非日常 新生 極限の心理状態
ピカソ「色はある種の救いを意味する」
色は人間性(自由・感情・生命)と深く関わっていることを意味する
ゲーテはカラーセラピーを研究し、「若きウェルテルの悩み」でも使っている
ニュートンは、色の正体を解明
光は無色 各物体が必要な色を吸収して反射している
「光線治療器」
体調により必要な色が変わる
体内部にも色がある
光が体内まで作用する
「アートセラピー」
描く自己表現でストレス(感情の停滞=体調不良)を解消 長寿 病気回復 リハビリ効果
「イメージング」
想像=創造 気分を活性化
「快感原則」快感=右脳
人は常に心地よく感じる状態を求めている
ある色を選ぶ時、その色に快感を感じている
辛い時:辛い感情を吐き出す
嬉しい時:より増幅させる色に快感を感じる
心地よい色は、副作用のない安定剤
●心の老化を防ぐ効果
ボケは右脳の縮小
左脳は仕事一筋
●ミュージックセラピーetc=五感への刺激
●暮らしの中のアート
化粧 ウィンドーショッピング ガーデニング etc...
末永蒼生/著 初版1998年 1600円
※2002.5~のノートよりメモを抜粋しました。
※「読書感想メモリスト2」カテゴリーに追加しました。
「色彩学校」を開いている著者
重要な作業の1つに「カラーヒストリー」がある
●「カラーヒストリー」
自分がこだわっていた色と、その時の環境、心情を思い出し、意識化することで
色が映し出す深層心理の移り変わりを知る
「苦手な色」が意外な昔のトラウマと結びついていたりする
とくに何の定理もない幼児の描く抽象画に使われる色は、顕著に、その時々の心情が現れる
【内容抜粋メモ】
●赤
生命力を奮い立たせようとするエネルギー
精神的脱皮の痛み
●黄
決断の時(黒との組み合わせ)差し迫った状況
光の暖かさ、明るさを求める心
難しい状況を抱えつつ、光を感じる道を進もうとする決意
希望、期待、甘えたい、淋しさ、喜び、至福、満足、出会い
喜びに満ちた感情、満たされることへの期待感
隠されていた真実に光を当てて認識する
●緑
自然の象徴 ヒーリング効果
光の波長の真ん中 バランス 安定
青+黄(対極色)の調和 優しさと厳しさ
●青
生死の間 死と再生の海・水をイメージ
喪失感を癒して、回復を促す色
●紫
心身の機能不全
赤+青の混在 感情の高揚と沈滞の融合
バランスをとろうとする欲求 自己治癒力
●ピンク
色のジェンダー的役割「女の子の色」→苦手意識を生む原因
幸福 甘さに敏感な女性脳 女性性のエネルギー色
<学校の制服の統一>
女は赤、男は青という社会的記号に使われる
色の背景に社会の仕組みが隠れている
●白
純粋 清潔 別離 転機
有彩色=喜怒哀楽が反映
無彩色(白黒)=感情の抑制 放棄 非日常 新生 極限の心理状態
ピカソ「色はある種の救いを意味する」
色は人間性(自由・感情・生命)と深く関わっていることを意味する
ゲーテはカラーセラピーを研究し、「若きウェルテルの悩み」でも使っている
ニュートンは、色の正体を解明
光は無色 各物体が必要な色を吸収して反射している
「光線治療器」
体調により必要な色が変わる
体内部にも色がある
光が体内まで作用する
「アートセラピー」
描く自己表現でストレス(感情の停滞=体調不良)を解消 長寿 病気回復 リハビリ効果
「イメージング」
想像=創造 気分を活性化
「快感原則」快感=右脳
人は常に心地よく感じる状態を求めている
ある色を選ぶ時、その色に快感を感じている
辛い時:辛い感情を吐き出す
嬉しい時:より増幅させる色に快感を感じる
心地よい色は、副作用のない安定剤
●心の老化を防ぐ効果
ボケは右脳の縮小
左脳は仕事一筋
●ミュージックセラピーetc=五感への刺激
●暮らしの中のアート
化粧 ウィンドーショッピング ガーデニング etc...