『角川映画祭』@角川シネマ新宿 アンコール上映決定! 12/10~12/22
【ブログ内関連記事】
角川映画の40年@東京国立近代美術館フィルムセンター(2016.9.17)
アンコール上映決定ということで、前回観れなかった作品を観に行ってきたv
日曜15時~だったけれども、今回も高齢者層が多く、30人くらいかな
空席が目立つのは残念だけれども、ゆったり観れるのは有り難い
こないだのUPLINKくらいが丁度いいかもしれないけど、
映画内容のスケールがデカいから、そんなに近くでは観たくないし
一番後ろの通路側でちょうどよかったv
『聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅』(ネタバレ注意)@渋谷アップリンク(2016.11.22)
まず、エレベーター4Fに上がったら、そこに森雅之さん出演の『雨月物語』の写真がドーーーン!
「溝口健二&増村保造映画祭」12.23~1.26が上映されるとのことで、こちらも気になる
『雨月物語』
そして、前回とまたちょっと違った角川関連の展示がされていて、上映前にひと通りざっと見た
スケキヨさまもまだまだ元気に鎮座していらっしゃいました
10前入場で、もぎりの際に今回は、全員に当時のチラシがもらえたv
(写真は後日入れます
鑑賞マナーの後に予告編もなしですぐに上映
■『里見八犬伝』(1983)@角川シネマ新宿(ネタバレ注意
原作:鎌田敏夫 製作:角川春樹 監督:深作欣二 脚本:鎌田敏夫、深作欣二(136分)
出演:
薬師丸ひろ子:静姫
真田広之 犬江新兵衛
千葉真一:犬山道節
寺田農:犬村大角
志穂美悦子:犬坂毛野
京本政樹:犬塚信乃
大葉健二:犬飼現八
福原拓也:犬川荘助
苅谷俊介:犬田小文吾
目黒祐樹:蟇田素藤
夏木マリ:玉梓
萩原流行:妖之介
浜田明:悪四郎
ヨネヤマママコ:船虫
汐路章:幻人
岡田奈々:浜路
太田資正:成田三樹夫
太田正春:高柳良一
声の出演: 松坂慶子 伏姫の声
主題歌:
♪八剣士のテーマ (White Light)/ジョン・オバニオン
♪里見八犬伝
(あらすじは割愛)
さすが深作監督
名作って、何年経っても、何回観ても感動するものなんだなあ!
しかも、また大型スクリーンで堪能出来る日が来るなんてねえ
当時、新しい試みと謳っていた「SFX」も、今観ると円谷的に味わい深い
映画に感動して、原作も読んだから、なおさら、映像におさまりきらなかった
それぞれの長く孤独な宿命も思い出すと、途中何度も泣いてしまってヤバかった
オバニオンさんのエンディング曲も延々と耳に残る
外国人の歌を邦画に使うのも、あまりなかったような気もするし
そして、角川秘蔵っ子アイドル、ひろ子ちゃんと真田さんのラヴシーンが貴重すぎる!
改めて観たら顔のアップでほとんどイメージ映像なんだけど
当時の自分にしてはけっこーな衝撃だった思いが甦る
なんといっても見所は見事な「殺陣」
アクションスターの千葉さんを筆頭に、真田さん、八剣士の中では紅一点の志穂美悦子さんなどは
キレッキレの動きで、ワイヤーアクションなどいらないほど軽やか
八剣士の宿命の中でもとくに好きなのは、萩原流行さんと志穂美悦子さんの2人の出会い
今作を観て、初めて流行さんを知って、魅力にハマった
なんとも中世的でなまめかしく、ヘビを妖しくまといながら誘う
天涯孤独を貫いてきた毛野と、死によってしか結ばれない運命が悲しすぎる
毛野が壁に右へ左へと苦しむシーン
その壁には、なんとクリムトの「接吻」が描かれていたことに気づいた!
「誰からも愛されず、誰も愛さず」
そんな1つ1つのシーンと、セリフが頭の中に残っていて反復しながら観ていた
当時買ったパンフレットには、撮影の苦労話も載っていて、
ラストの馬で駆けながら手をつなぐシーンはとても難しかったと書いてあった記憶があるけど
広い荒原を見事な笑顔で駆ける姿は爽快
観た角川のパンフレットは全部買って、残していたけれども
引越しの際にBOOK-OFFに持っていったら、
買取すらなく「引き取り」になってショック大だったけど
今回も店頭でパンフレットの販売もあったけど、私はコレクターではないから買わなかった
その他にも、若さを取り戻すために血の風呂に入る夏木マリさんの妖艶なヌードシーン、
ヨネヤマママコさんが顔を裂いて、怪虫に変身するシーン、
若い娘の柔肌を剥ぐ幻人の「それが幻人の幻人たる所以」てセリフは
当時、一緒に観に行った親友との間でしばらく流行ったよね?爆
もう言い出したらキリがない
冒頭から『乱』でも始まるんじゃないかって勢いのオドロオドロしさ満載だし、
八剣士が揃っていく過程、ダンジョンのような要塞に入り、
1人ずつ倒れていくシーンにいちいち涙して、
『インディジョーンズ』ばりの巨岩がゴロゴロ転がってきたり
最後の最後には、成田三樹夫さんと高柳良一くんまで出てくる豪華キャスト
はぁ・・・観に行ってよかった
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角川映画の40年@東京国立近代美術館フィルムセンター(2016.9.17)
アンコール上映決定ということで、前回観れなかった作品を観に行ってきたv
日曜15時~だったけれども、今回も高齢者層が多く、30人くらいかな
空席が目立つのは残念だけれども、ゆったり観れるのは有り難い
こないだのUPLINKくらいが丁度いいかもしれないけど、
映画内容のスケールがデカいから、そんなに近くでは観たくないし
一番後ろの通路側でちょうどよかったv
『聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅』(ネタバレ注意)@渋谷アップリンク(2016.11.22)
まず、エレベーター4Fに上がったら、そこに森雅之さん出演の『雨月物語』の写真がドーーーン!
「溝口健二&増村保造映画祭」12.23~1.26が上映されるとのことで、こちらも気になる
『雨月物語』
そして、前回とまたちょっと違った角川関連の展示がされていて、上映前にひと通りざっと見た
スケキヨさまもまだまだ元気に鎮座していらっしゃいました
10前入場で、もぎりの際に今回は、全員に当時のチラシがもらえたv
(写真は後日入れます
鑑賞マナーの後に予告編もなしですぐに上映
■『里見八犬伝』(1983)@角川シネマ新宿(ネタバレ注意
原作:鎌田敏夫 製作:角川春樹 監督:深作欣二 脚本:鎌田敏夫、深作欣二(136分)
出演:
薬師丸ひろ子:静姫
真田広之 犬江新兵衛
千葉真一:犬山道節
寺田農:犬村大角
志穂美悦子:犬坂毛野
京本政樹:犬塚信乃
大葉健二:犬飼現八
福原拓也:犬川荘助
苅谷俊介:犬田小文吾
目黒祐樹:蟇田素藤
夏木マリ:玉梓
萩原流行:妖之介
浜田明:悪四郎
ヨネヤマママコ:船虫
汐路章:幻人
岡田奈々:浜路
太田資正:成田三樹夫
太田正春:高柳良一
声の出演: 松坂慶子 伏姫の声
主題歌:
♪八剣士のテーマ (White Light)/ジョン・オバニオン
♪里見八犬伝
(あらすじは割愛)
さすが深作監督
名作って、何年経っても、何回観ても感動するものなんだなあ!
しかも、また大型スクリーンで堪能出来る日が来るなんてねえ
当時、新しい試みと謳っていた「SFX」も、今観ると円谷的に味わい深い
映画に感動して、原作も読んだから、なおさら、映像におさまりきらなかった
それぞれの長く孤独な宿命も思い出すと、途中何度も泣いてしまってヤバかった
オバニオンさんのエンディング曲も延々と耳に残る
外国人の歌を邦画に使うのも、あまりなかったような気もするし
そして、角川秘蔵っ子アイドル、ひろ子ちゃんと真田さんのラヴシーンが貴重すぎる!
改めて観たら顔のアップでほとんどイメージ映像なんだけど
当時の自分にしてはけっこーな衝撃だった思いが甦る
なんといっても見所は見事な「殺陣」
アクションスターの千葉さんを筆頭に、真田さん、八剣士の中では紅一点の志穂美悦子さんなどは
キレッキレの動きで、ワイヤーアクションなどいらないほど軽やか
八剣士の宿命の中でもとくに好きなのは、萩原流行さんと志穂美悦子さんの2人の出会い
今作を観て、初めて流行さんを知って、魅力にハマった
なんとも中世的でなまめかしく、ヘビを妖しくまといながら誘う
天涯孤独を貫いてきた毛野と、死によってしか結ばれない運命が悲しすぎる
毛野が壁に右へ左へと苦しむシーン
その壁には、なんとクリムトの「接吻」が描かれていたことに気づいた!
「誰からも愛されず、誰も愛さず」
そんな1つ1つのシーンと、セリフが頭の中に残っていて反復しながら観ていた
当時買ったパンフレットには、撮影の苦労話も載っていて、
ラストの馬で駆けながら手をつなぐシーンはとても難しかったと書いてあった記憶があるけど
広い荒原を見事な笑顔で駆ける姿は爽快
観た角川のパンフレットは全部買って、残していたけれども
引越しの際にBOOK-OFFに持っていったら、
買取すらなく「引き取り」になってショック大だったけど
今回も店頭でパンフレットの販売もあったけど、私はコレクターではないから買わなかった
その他にも、若さを取り戻すために血の風呂に入る夏木マリさんの妖艶なヌードシーン、
ヨネヤマママコさんが顔を裂いて、怪虫に変身するシーン、
若い娘の柔肌を剥ぐ幻人の「それが幻人の幻人たる所以」てセリフは
当時、一緒に観に行った親友との間でしばらく流行ったよね?爆
もう言い出したらキリがない
冒頭から『乱』でも始まるんじゃないかって勢いのオドロオドロしさ満載だし、
八剣士が揃っていく過程、ダンジョンのような要塞に入り、
1人ずつ倒れていくシーンにいちいち涙して、
『インディジョーンズ』ばりの巨岩がゴロゴロ転がってきたり
最後の最後には、成田三樹夫さんと高柳良一くんまで出てくる豪華キャスト
はぁ・・・観に行ってよかった