■『ちいさなサンタさん』(佼成出版社)
葉祥明/絵・文
※葉祥明さんまとめ参照
Xmasにピッタリな可愛い絵本
葉祥明さんは、ブッダについても描いているけれども、こうしてXmasのことも描いている
どんな宗教も、言いたいことは同じなんだよというメッセージが伝わる
追。
これを書いたのは今年の9月23日
こないだ、また借りて、既視感を感じて、ブログ内を検索したらやっぱりあった→here
てことは、私は3回もこの絵本を借りたことになる
私の忘れっぽさも相当だけど、何年経っても、何度読んでも、いい本はやっぱりいい本なんだ
▼あらすじ(ネタバレ注意
今夜はクリスマスイヴ
少年は去年のXmasにサンタさんからもらったスノーボールを見つめるうちに
愛犬とともに、その世界に入りこんでしまう
家の中には立派なクリスマスツリーがあって
たくさんの子どもたちのカードがさがっている
けれども、そのどれもが悲しい、切実な願いばかりだった
助けてください 私は怖いです
戦争を止めてください
私をいじめないで
お腹がすいています
とっても寂しいの
家に帰りたい
1日中働いています
私には家がありません
家も学校もなくなってしまいました
病院も薬もここにはありません
動物を傷つけないで
大人たちはもっと子どもに優しくしてほしい
私の家族は、私を学校にやるお金がありません
私たちは疲れています
世界中のたくさんの子どもたちが苦しんでいることを知った少年は思う
「ボクがサンタさんになれたらなあ」
次の瞬間、少年はサンタクロースになり、外にはソリとトナカイがいて、プレゼントもある
「願いをこめればなんでも叶うんだ!」
みんな待ってて 今いくから
まわろう世界中を
東西南北、街も村も
助けを求めている子どもたちがいるところすべて
だれもがサンタクロースになれるんだ
心の底から願いさえすれば
【葉祥明さんによるあとがき 内容抜粋メモ】
ちいさなサンタは一体なにをプレゼントしたと思いますか?
実は、世界中の大人たちに、子どもの願いを届けようとしたのです
なぜなら、子どもを幸せにするのも不幸にするのも大人次第だからです
大人は、子どもを幸せにする義務があります
それは、自分の子どもばかりではなく、この世のすべての子どもに対してもそうなのです
しかし、今は、私たちはその義務を果しているとは言えません
逆に、相変わらず、競い合い、奪い合い、自然を破壊し、戦争を続けています
その犠牲の大半は、子ども、女性、動物たちです
心から願えば、この世界を愛で包むことができる
私はそう信じているのです。
葉祥明/絵・文
※葉祥明さんまとめ参照
Xmasにピッタリな可愛い絵本
葉祥明さんは、ブッダについても描いているけれども、こうしてXmasのことも描いている
どんな宗教も、言いたいことは同じなんだよというメッセージが伝わる
追。
これを書いたのは今年の9月23日
こないだ、また借りて、既視感を感じて、ブログ内を検索したらやっぱりあった→here
てことは、私は3回もこの絵本を借りたことになる
私の忘れっぽさも相当だけど、何年経っても、何度読んでも、いい本はやっぱりいい本なんだ
▼あらすじ(ネタバレ注意
今夜はクリスマスイヴ
少年は去年のXmasにサンタさんからもらったスノーボールを見つめるうちに
愛犬とともに、その世界に入りこんでしまう
家の中には立派なクリスマスツリーがあって
たくさんの子どもたちのカードがさがっている
けれども、そのどれもが悲しい、切実な願いばかりだった
助けてください 私は怖いです
戦争を止めてください
私をいじめないで
お腹がすいています
とっても寂しいの
家に帰りたい
1日中働いています
私には家がありません
家も学校もなくなってしまいました
病院も薬もここにはありません
動物を傷つけないで
大人たちはもっと子どもに優しくしてほしい
私の家族は、私を学校にやるお金がありません
私たちは疲れています
世界中のたくさんの子どもたちが苦しんでいることを知った少年は思う
「ボクがサンタさんになれたらなあ」
次の瞬間、少年はサンタクロースになり、外にはソリとトナカイがいて、プレゼントもある
「願いをこめればなんでも叶うんだ!」
みんな待ってて 今いくから
まわろう世界中を
東西南北、街も村も
助けを求めている子どもたちがいるところすべて
だれもがサンタクロースになれるんだ
心の底から願いさえすれば
【葉祥明さんによるあとがき 内容抜粋メモ】
ちいさなサンタは一体なにをプレゼントしたと思いますか?
実は、世界中の大人たちに、子どもの願いを届けようとしたのです
なぜなら、子どもを幸せにするのも不幸にするのも大人次第だからです
大人は、子どもを幸せにする義務があります
それは、自分の子どもばかりではなく、この世のすべての子どもに対してもそうなのです
しかし、今は、私たちはその義務を果しているとは言えません
逆に、相変わらず、競い合い、奪い合い、自然を破壊し、戦争を続けています
その犠牲の大半は、子ども、女性、動物たちです
心から願えば、この世界を愛で包むことができる
私はそう信じているのです。