過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part3からのつづき。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『イヴ』(1991)
監督:ダンカン・ギビンズ 出演:レネ・ソーテンダイク、グレゴリー・ハインズ ほか
働く女性のプレッシャー、日々の何気ないセクハラって男性にはわかんないだろーな。
「女が性の意識に目覚め、感情的にも豊かでかつ知的能力を発揮しようとするなら、
さまざまな障害や社会の変化のあり方について敏感でなければならない。
でないと昔ながらの“女らしさ”の型にはめられたまま生きることになる。
ノーマルな“女らしさ”とは、実は束縛された女の姿でしかない」
ルイーズ・J・カプラン
■『裸の銃を持つ逃亡者』(1998)
監督:パット・フロスト 出演:レスリー・ニールセン ほか
ブッ飛ばしまくりの今シリーズ。「本気で他の作品をパクってます」てテロップ通り、
話の内容なんてどーでも「あ、このシーンは!」と見抜けた時が楽しい。
(途中寝ボケてて覚えてない)
『ミッション・インポシブル』のパクリも笑えた。コードに絡まって落ち、
お菓子とかがポケットから出て非常線にひっかかりそうになるw
ヒット作があるほど、それをパクるニールセン軍団がいる。
■『あなたが欲しい』(1998)
監督:マイケル・ウィンターボトム 出演:レイチェル・ワイズ ほか
例の問題作『日陰のふたり』を撮った監督なら納得。
男女のドロドロした、ままならない関係がすきなんだな、この監督。
死体遺棄や、それを手伝ったら罪じゃないの? フシギな法律。
田舎町にレイチェルみたいな官能的な美人がいたら
殺人事件になるような男女のもつれが起こってもフシギじゃないな
女の子がその性を解放して力づくで男に迫られずに若い時間を楽しむって不可能なのかな?
それぞれワケありのキャスティングが魅力的。
近くに海があるとあっさり殺されて、捨てられる心配があるね。
でも縛って落とすだけじゃ、どっかで見つかるよな『ツイン・ピークス』みたく。
■『サイモン・バーチ』(1998)
監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン 出演:ジョセフ・マゼロ ほか
“神さまは人間に生きる目的、産まれた理由に意味を与えた”
私たちはそれぞれ影響し合って幸福を目指して生きている。
『ガープの世界』の著者は、確か『ホテル・ニュー・ハンプシャー』と同じ人じゃなかったっけ?
ユーモアを交えて「人生は不公平だ。けど、それでも続いてゆく」っていう温かく見つめるまなざしが一貫している。
小さな名優の誕生。ジョー役も美少年。J.キャリーのゲスト出演に驚いた。
いろんな傷を乗り越えて、すべてが淡い思い出の記憶になってゆく。
心の友を持った少年期とは、どれほど尊いものか。
1日1日の記憶は呼び戻せなくても、自分の心と体の中のどこかにちゃんと残っていて、
後で助けとなり、癒しとなり、前進する元気になるものなんだ。
■『この森で、天使はバスを降りた』(1996)
監督:リー・デヴィッド・ズロートフ 出演:アリソン・エリオット ほか
ベトナム戦争や、性犯罪、かたくなな小さな町の住民の誤解は、アメリカの影を反映している一方、
懸賞金で一儲けするアメリカン・ドリーム、誰にでも気安く声をかけるPの奔放さはアメリカの光の部分でもある。
森、川、滝、草原という自然と、そこに住む人々。心を癒す人間ドラマ。
『メビウス』とはうってかわったドラマティックな演技に注目の女優。
■『STUDIO 54』(1998)
監督:マーク・クリストファー 出演:ライアン・フィリップ、マイク・マイヤーズ、サルマ・ハエック ほか
あんなに金がうなるほどあってもSの楽しみは、酒、ドラッグ、
そして何より成功と、客が喜び、満足することだったのだろう。
ラストのスナップには、アンディはもちろん、スタローン、D.ロス、ライザ・ミネリほか、
よく知らないモデルとかの面々が勢ぞろい。
ヒッピーやファンク、サイケの全盛期'70〜'80って
アメリカ人には本当に特別の思い入れ、郷愁があるんだろうね。
■『ラスト・ウェディング』(1996)
監督:グレーム・ラティガン 出演:ジャック・トンプソン、ジャクリーン・マッケンジー ほか
久々熱い涙がボロボロこぼれた作品
“死”をテーマにしてるのに湿っぽくならないのは
アメリカ特有のあっけらかんとした明るさ、ポジティヴな国民性か?
今、急に行きたくなってる南の島が舞台なのもイイ。
「奇跡は過去のもの。天使は信じる?」
「奇跡は毎日起きている。近づくほど見えてくる」
何事にも偶然などないのかも。完璧なパートナー探しをしている人にとっては、
まさにパズルのピースがピッタリはまったような1本。
「私は死にかけているんじゃない。(I'm not dieing. I'm living. I'm loving.)」
死の恐怖、不安すらも克服して、その後の1人の人生も満たすことのできるパートナーシップとは一体どこから生まれるのか?
それも単に運命からじゃないだろう。
自分が本気で望み、自分を本気で与えた時に初めて本気で愛されるもの。
私にそれができるだろうか??
■『一人で多声ライブ 完売伝説 ボイス・イリュージョン いっこく堂』
友だちオススメ。曰く「1人衛星中継は面白い!」それは残念ながら入ってなかったけど、
ビデオ発売するくらいだからきっと注目されてきてるんだろう(CMにも出てる?
ライヴ収録で出演は1人+いろんなキャラのマペットたちにそれぞれ特徴づけて紹介するVTR、
お台場(ぽい)背景にアメリカ進出の夢や、夢で本名じゃなく「いっこく堂!」と叫ぶ
親衛隊にちなんだ芸名にしたとかのインタビュー付き。
これはもう本人も言う通り、笑いの枠を超えた“芸”の世界。
腹話術っていう伝統芸+現代の要素を融合させたエンターテイメントだ。
(ネタ詳細は割愛)
■『NEPTUNE LIVE 1999』
久々見た3人のコントライヴ。ゴールデンタイム進出に、名倉っちはスキャンダルスクープまでされて、
すっかり芸能界にも馴染んできて(?)超多忙な中でのネタ作りは大変だろーに。
ネプのコントビデオって、笑いの後になんだかホッとするドラマがあるのがイイ
今回は1人コントも各々頑張ってるし、何度も見ると芸の細かさが意外。
(ネタ詳細は割愛)
いつもの♪チュールチュッチュ て歌も出るし、ホリケンの女の子役は本当にカワイイ
コントって俳優の素質もろもろがないと出来ない芸だよね。
■『スヌーピーとチャーリー〜ヨーロッパの旅』(1981)
原作:チャールズ・M・シュルツ 監督:ビル・メレンデス
「ピーナッツ」のビデオも10本近くあってアニメとして初めて観た。
吹替えだから本当のキャラの声が分からず残念だが、
スヌーピーは一応犬だから?あまり喋らず、声はミッキーと似てる。
運転したり、パスポートで当然のように通行できたり、大酒飲みだったり、
今までのイメージを大きくくつがえす単にカワイイだけじゃないことが判明!!
チャーリーだって結構しっかりしてて、のび太くんほどトホホな子じゃないし。
今作はヨーロッパ旅行とあって米と欧の文化の違いも含めて一緒に旅行気分も楽しめる。
なぜスヌーピーがVIP扱いなのか、酒場でルートビアを何杯飲んでも金をとられないのか不明??
とにかく2本足で歩くスーパードッグ。犬でもないのかも。
「なんであいつ何も喋らないんだ!?」とチャーリーが叫ぶ気持ちも分かる。
フシギなユーモアセンスで成立している世界だな。
part3からのつづき。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『イヴ』(1991)
監督:ダンカン・ギビンズ 出演:レネ・ソーテンダイク、グレゴリー・ハインズ ほか
働く女性のプレッシャー、日々の何気ないセクハラって男性にはわかんないだろーな。
「女が性の意識に目覚め、感情的にも豊かでかつ知的能力を発揮しようとするなら、
さまざまな障害や社会の変化のあり方について敏感でなければならない。
でないと昔ながらの“女らしさ”の型にはめられたまま生きることになる。
ノーマルな“女らしさ”とは、実は束縛された女の姿でしかない」
ルイーズ・J・カプラン
■『裸の銃を持つ逃亡者』(1998)
監督:パット・フロスト 出演:レスリー・ニールセン ほか
ブッ飛ばしまくりの今シリーズ。「本気で他の作品をパクってます」てテロップ通り、
話の内容なんてどーでも「あ、このシーンは!」と見抜けた時が楽しい。
(途中寝ボケてて覚えてない)
『ミッション・インポシブル』のパクリも笑えた。コードに絡まって落ち、
お菓子とかがポケットから出て非常線にひっかかりそうになるw
ヒット作があるほど、それをパクるニールセン軍団がいる。
■『あなたが欲しい』(1998)
監督:マイケル・ウィンターボトム 出演:レイチェル・ワイズ ほか
例の問題作『日陰のふたり』を撮った監督なら納得。
男女のドロドロした、ままならない関係がすきなんだな、この監督。
死体遺棄や、それを手伝ったら罪じゃないの? フシギな法律。
田舎町にレイチェルみたいな官能的な美人がいたら
殺人事件になるような男女のもつれが起こってもフシギじゃないな
女の子がその性を解放して力づくで男に迫られずに若い時間を楽しむって不可能なのかな?
それぞれワケありのキャスティングが魅力的。
近くに海があるとあっさり殺されて、捨てられる心配があるね。
でも縛って落とすだけじゃ、どっかで見つかるよな『ツイン・ピークス』みたく。
■『サイモン・バーチ』(1998)
監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン 出演:ジョセフ・マゼロ ほか
“神さまは人間に生きる目的、産まれた理由に意味を与えた”
私たちはそれぞれ影響し合って幸福を目指して生きている。
『ガープの世界』の著者は、確か『ホテル・ニュー・ハンプシャー』と同じ人じゃなかったっけ?
ユーモアを交えて「人生は不公平だ。けど、それでも続いてゆく」っていう温かく見つめるまなざしが一貫している。
小さな名優の誕生。ジョー役も美少年。J.キャリーのゲスト出演に驚いた。
いろんな傷を乗り越えて、すべてが淡い思い出の記憶になってゆく。
心の友を持った少年期とは、どれほど尊いものか。
1日1日の記憶は呼び戻せなくても、自分の心と体の中のどこかにちゃんと残っていて、
後で助けとなり、癒しとなり、前進する元気になるものなんだ。
■『この森で、天使はバスを降りた』(1996)
監督:リー・デヴィッド・ズロートフ 出演:アリソン・エリオット ほか
ベトナム戦争や、性犯罪、かたくなな小さな町の住民の誤解は、アメリカの影を反映している一方、
懸賞金で一儲けするアメリカン・ドリーム、誰にでも気安く声をかけるPの奔放さはアメリカの光の部分でもある。
森、川、滝、草原という自然と、そこに住む人々。心を癒す人間ドラマ。
『メビウス』とはうってかわったドラマティックな演技に注目の女優。
■『STUDIO 54』(1998)
監督:マーク・クリストファー 出演:ライアン・フィリップ、マイク・マイヤーズ、サルマ・ハエック ほか
あんなに金がうなるほどあってもSの楽しみは、酒、ドラッグ、
そして何より成功と、客が喜び、満足することだったのだろう。
ラストのスナップには、アンディはもちろん、スタローン、D.ロス、ライザ・ミネリほか、
よく知らないモデルとかの面々が勢ぞろい。
ヒッピーやファンク、サイケの全盛期'70〜'80って
アメリカ人には本当に特別の思い入れ、郷愁があるんだろうね。
■『ラスト・ウェディング』(1996)
監督:グレーム・ラティガン 出演:ジャック・トンプソン、ジャクリーン・マッケンジー ほか
久々熱い涙がボロボロこぼれた作品
“死”をテーマにしてるのに湿っぽくならないのは
アメリカ特有のあっけらかんとした明るさ、ポジティヴな国民性か?
今、急に行きたくなってる南の島が舞台なのもイイ。
「奇跡は過去のもの。天使は信じる?」
「奇跡は毎日起きている。近づくほど見えてくる」
何事にも偶然などないのかも。完璧なパートナー探しをしている人にとっては、
まさにパズルのピースがピッタリはまったような1本。
「私は死にかけているんじゃない。(I'm not dieing. I'm living. I'm loving.)」
死の恐怖、不安すらも克服して、その後の1人の人生も満たすことのできるパートナーシップとは一体どこから生まれるのか?
それも単に運命からじゃないだろう。
自分が本気で望み、自分を本気で与えた時に初めて本気で愛されるもの。
私にそれができるだろうか??
■『一人で多声ライブ 完売伝説 ボイス・イリュージョン いっこく堂』
友だちオススメ。曰く「1人衛星中継は面白い!」それは残念ながら入ってなかったけど、
ビデオ発売するくらいだからきっと注目されてきてるんだろう(CMにも出てる?
ライヴ収録で出演は1人+いろんなキャラのマペットたちにそれぞれ特徴づけて紹介するVTR、
お台場(ぽい)背景にアメリカ進出の夢や、夢で本名じゃなく「いっこく堂!」と叫ぶ
親衛隊にちなんだ芸名にしたとかのインタビュー付き。
これはもう本人も言う通り、笑いの枠を超えた“芸”の世界。
腹話術っていう伝統芸+現代の要素を融合させたエンターテイメントだ。
(ネタ詳細は割愛)
■『NEPTUNE LIVE 1999』
久々見た3人のコントライヴ。ゴールデンタイム進出に、名倉っちはスキャンダルスクープまでされて、
すっかり芸能界にも馴染んできて(?)超多忙な中でのネタ作りは大変だろーに。
ネプのコントビデオって、笑いの後になんだかホッとするドラマがあるのがイイ
今回は1人コントも各々頑張ってるし、何度も見ると芸の細かさが意外。
(ネタ詳細は割愛)
いつもの♪チュールチュッチュ て歌も出るし、ホリケンの女の子役は本当にカワイイ
コントって俳優の素質もろもろがないと出来ない芸だよね。
■『スヌーピーとチャーリー〜ヨーロッパの旅』(1981)
原作:チャールズ・M・シュルツ 監督:ビル・メレンデス
「ピーナッツ」のビデオも10本近くあってアニメとして初めて観た。
吹替えだから本当のキャラの声が分からず残念だが、
スヌーピーは一応犬だから?あまり喋らず、声はミッキーと似てる。
運転したり、パスポートで当然のように通行できたり、大酒飲みだったり、
今までのイメージを大きくくつがえす単にカワイイだけじゃないことが判明!!
チャーリーだって結構しっかりしてて、のび太くんほどトホホな子じゃないし。
今作はヨーロッパ旅行とあって米と欧の文化の違いも含めて一緒に旅行気分も楽しめる。
なぜスヌーピーがVIP扱いなのか、酒場でルートビアを何杯飲んでも金をとられないのか不明??
とにかく2本足で歩くスーパードッグ。犬でもないのかも。
「なんであいつ何も喋らないんだ!?」とチャーリーが叫ぶ気持ちも分かる。
フシギなユーモアセンスで成立している世界だな。