■大河ドラマ「おんな城主 直虎」第6回~10回
第1回~5回
第6回 初恋の別れ道
亀は直親(なおちか)と名を改める 小野玄蕃、奥山孫一郎を紹介される
直親は次郎の還俗を迫る まずは今川に謝るのが先だと言う政次(鶴)
とわは複雑な事情を話す(寺は去る者は追わないから還俗は本来カンタンなのか
和尚は逸話を話す
昔、道威に中と伯という大臣がいて、争い、どちらを追い出すか決めるために
2つの饅頭を差し出した
中は残りの半分を腹の空かせた子どもにあげ、
伯は食べずにとっておいてカビさせた
答えは中じゃない 伯を選んだ理由とは?
直盛の兄に駿府に探りに行かせる 兵の数が追いつかない状況を知り戦が近いと予測
次郎の還俗は難しいと説得する父に「とわのことはもう二度と口にしない」と約束するが祖父に相談する
「死んで一緒になるしかない 死ぬのはおとわだけだ 死んだことにし、別人として生きるのはよくある話
川名ならバレることはない 父母には数年言わずにいる」
それを陰で聞く傑山は和尚に伝える
「最後はあやつの決めることじゃ」
おとわは入水と見せかけるために遺書を書くが、里や寺、親との別れが辛くなり
饅頭の答えを考える
「直親、おとわは死ねぬわ 直親と私は2つの饅頭なのじゃ
1つを残せば、なにかあった時とっておける 井伊のためには死ぬわけにはいかぬ」
「一生日の目を見ることはないのかもしれないかもしれないのだぞ」
「われがカビた饅頭になることこそ、井伊が安定することであろう
葬らねばならぬのは、私の心じゃ」
母「今すぐとは言えぬが還俗させると父も言ってくれました」
直親「あの方は、誰より井伊を思う竜宮小僧ですから」
奥山の娘しのをすすめられ引き受ける直親
「政次もそろそろ身を固めたらどうだ いくら待とうとおとわはそなたのものにはならんぞ」
瀬名の周りはどんどん結婚し、出遅れる
雀の世話をしている竹千代(阿部ちゃん一体いくつの設定じゃ?w
いつの間にか雀を飼い慣らしていて「ウソでしょ?!」w
(彼女が結婚するとしたら、前回の大河の斉藤由貴さん役か?
*
第7回 検地がやってきた
今川からの咎めはなく、代わりに川名の検地を命ずるが、「隠し里」があるため祖父はまた激怒
直親は隠し里を見せてもらう 馬も通れぬ場所を抜けると見渡すかぎり広い畑に出る
もしもの時、井伊の民が暮らす場所 文字通り最後の砦
直親は「井伊は今度の検地が初めてだから、隠し里を隠し通そう」と提案し
おとわに「検地に来る者の弱味が知りたいから瀬名に頼んでほしい」と言う
次郎に会ったことにこだわるしの 新婚なのに留守ばかりで悩む
検地は「指出(さしだし、土地の広さ、村人の人数などが書いてある書)」を出す
それをもとに苦役や軍役を課す
次郎「この話、政次が役人に話せばすべて終わりではないのか?」
直親「政次は私と同じところがある 決して己の父親のようにはならぬと そこに賭けてみようと思う」
直親は目付け役の政次に川名は別にした指出を渡す
「今川もまた小野を駒としか思っておらぬ その生きづらさはオレにははかりかねる
もし鶴が加担したくないと思うならこの冊子差し出してくれ
もし人肌脱いでくれるというのならこのまま破り捨ててくれ
オレは鶴の決めたほうに従う」
玄蕃「小野をあのように思いやってくださった方は初めてではございませぬか?」
政次「オレの了見を見越して、最後はオレに決めよと言い放ちおった 無性に腹が立つ!」
玄蕃「ナオチカさまは兄上を信じておられるのだと思いますよ 竹馬の友とは良きものにございますな!」
政次「隠し里は破り捨てました」
直親「但馬、恩に着る」
井戸の前で隠し里の指出を胸にしまう政次の様子が変だと感づく次郎
検地の岩松が来て、指出を確認する
領内の絵図と照らし合わせて、実際に縄で田畑を測り、細かい修正をさせる 「明日は川名に行く」
政次「あれでは誤魔化しきれぬかもしれぬ」
次郎は政次に土下座をして頼む
「亀の役に立ちたくて」
「では、還俗してオレと一緒になるか? オレももうといっぱぐれは願い下げでな」(遠回しな告白?!
瀬名からやっと文が来る
岩松は変わり者で変わり者同士馬が合うので、竹千代に聞いたら、
岩松が好きなのは、算術と亡くなられた奥さんとのこと
(いい人だなあ! 遠距離の手紙交換だけの付き合いなのに、ここまでしてくれるなんて
岩松は奥へと入り隠れ里を見つけてしまう
直親「この里は井伊のものではございませぬ 帰還したばかりで」と但馬を責める
但馬「ここはかつて南朝?の巫女が隠れてお住まいになられていたところなので
井伊の領地にありながら、井伊の領地にあらずという扱いにございます」
岩松「心得申した」
次郎「瀬名さまから、こたびは岩松の奥方さまの月命日であると伺いまして、ご供養に経などをあげさせていただこうかと」
すっかり気をよくする岩松
井戸で隠し里の指出を返す政次
「これをどう使うつもりだった?」
「答えは直親さまがお決めくださいませ」
「怒っておるのか?」
「信じてるか信じていないかではなく、信じておるフリをされるのは気分が良いものではありませぬ」
「井伊を守るのは、おとわのためと思うてはくれないのか?
井伊のためにすべてを捨てたのはおとわだ おとわのために共にこの国を守っていこうと思ってもらえぬか?」
「お前のそういうところが好かぬ」
そばに次郎がいるのは、しのに酷だから夫婦で山向こうの祝田(ほうだ)村へ移れという父母
父「さっさと子を作れば、お前としのの間にも別の絆ができることになる」
玄蕃は、しのの妹なつを嫁に迎える 小野の親族を取り込む父の策
今川では松平をとりこむ縁組として元信(いつの間に名を変えた?w)と瀬名が結婚
*
幼い頃の家康像が、今川の地、静岡の駅前にある/驚 8歳からこの地で暮らした
竹千代の屋敷があったと言われる華陽院 浅間神社で元服 取り仕切ったのは今川義元
第8回 赤ちゃんはまだか
しのと結婚して4年 まだ子に恵まれず辛い日々を送る(子どもを産むだけの機械だねえ
結婚後もまだ文をくれる瀬名
2年目に長男・竹千代、またお腹には赤ちゃんがいる
今川の勢いの情報も書いてくれる
元信は口数少なく、暇さえあれば一人で延々と碁をして(戦の練習にもなるしね)
己が己に負けて癇癪を起こしているとかw
祝田の直親の居館 精をつけるためドジョウばかり食べる2人
しの「子が出来ねば私はお払い箱、大手を振って、別のお方と一緒になれますものね」
子を授かる漢方を取り寄せる次郎
ジャコウは唐のもので高い 駿府にならあるかもしれないから、鼓を売って政次に買ってきてほしいと頼む次郎
「本当に売っていいのですか?」
「本来、無一物じゃしの」
「そのクスリ、己でも使ってみてはいかがですか?
直親さまのお子を孕めば、問答無用で奥方の座につけるのではないか?」
なつには子が産まれた
三河を手中におさめた今川は尾張侵略に本腰を入れるため、家督を氏真に譲ったが、政に興味のない氏真
元信は三河の生まれ 戦が上手くて父に気に入られていると褒められて、どんどん後ろに下がる阿部ちゃんww
関口氏経から井伊に槍を春までに200本作るよう命じられる
いよいよ織田攻めかと相談する直盛ら
初陣に心躍る直親「武勇の井伊と言われた家柄でもございますし」
父「直親には留守居をしてもらいたい 大事な跡取りにもしものことがあってはの」
政次「跡継ぎがない状態で戦に出ることはならぬということです」
直親に側女(そばめ)の話も持ち上がる
母も嫡男を産めなかったため、しのの辛さがよく分かる
「なれど、これは武家のおなごであれば受け入れなければならぬこと」
政次が戻り、駿府の土産にジャコウを持ってくる
(政次は、次郎の鼓は売ってないんじゃないかなあ
母に「自分で渡したほうがいい」と言われて、しのに持っていくがしのは断る
「次郎どのは私に子が授からねばよいと思っている 子が出来ぬよう呪うておるのでは?!」
「恥を知れ! 今日のこと父母に話す」と振り払ったところに直親が来て、乱暴したと言う
(尼とゆっても心は乱れるのね
直親「側女を持とうと思うております 今度は落ち着いたおなごを」と父母に希望する
母「出戻りだがさっぱりしたコで、あのコに決めようと思います」
中野「戦は仕度で勝敗の8割が決まりまする」
直親「良い仕度を安く済ませることがいいのですね」
しのは父・朝利から
「これ以上待てぬとのおおせじゃ 側女は奥山の遠縁で若いが夫を亡くしての出戻りらしい
前の嫁ぎ先で子を2人も産んだそうじゃ 正室はそなたじゃ! 毅然とせねば見限られるぞ!」
しのはすべて次郎のせいにし、「御恨み申し上げます」と書き置きを残して姿を消す
井戸で自害しようとして迷っているところを止める次郎
「私がおとわ様だったらと誰もが思うておる それでも子が出来れば変わると
1日中子を作ることばかり考えて されど一人も恵まれず 他に誰を恨めばいいのですか」
「そこまで言うなら還俗しよう はよう自害されよ」
「私は必ず子を産んでみせまする! そなたを還俗させはしませぬ!」
次郎は直親にも責任があるという
「子は2人で作るものであろう? なぜ共に悲しんでやらぬのだ!
なぜしのどのは、かように一人なのじゃ!
そなたの女房なのだから、そなたがなんとかせよ」
直親は「あと1年待ってほしい」と父母に頼む
しの「もし1年で出来なければ里に戻ります それが井伊の御ためかと」
母「1つだけ約束をしてほしい 二度と私の娘を襲わないでくださいませ」
世継ぎ観音を作る和尚「あの運慶・快慶にも見劣りはせぬといわれたほどじゃぞ」
手がすごい震えてる えっと・・・お酒の飲みすぎ? なんかショウガみたいだしw
寺では子宝祈願が行われた
父に褒められ「竜宮小僧とはそういうものにございましょう」
「おとわは、いつかもし・・・」と言いかけてやめる父
5月、尾張への出陣の命令がくる 勝ち戦と意気揚々の直盛
(なんか二度と会えないような雰囲気じゃない?
金ピカの阿部ちゃんw ロボ?
*
世界遺産でもある富士山の景勝地、三保松原
今川家が保護してきた寺、清見寺 公家を招き、絶景を楽しんだ
宮廷文化を受け継ぐ舞いを楽しんだ 今川義元はここから桶狭間に向かった
なんか義元さん自身も、武家というよりは、公家寄りっぽいもんね
第9回 桶狭間に死す
今川勢2万5000人 誰もが楽勝と思っていた矢先、敵陣が急襲してくる
義元公もあっけなく討ち死に 分からんものよのぅ
井伊家にも大敗の知らせが入り、屋敷はまたたく間に怪我人でごった返す
外科手術も痛み止めもない中、刺さった矢を素手で抜くなんて、なんて野蛮な時代だ まあ、今も同じか
奥山が戻る なんと、玄蕃も戦死「見事な戦いっぷりじゃった」
悲しみを必死に隠す政次
今川館の氏真も父の死を知る 松平は命からがら落ちのびた
「大師さまに代わってお下知を!」と言われうろたえ
「そちたちの良いようにせよ」と逃げる
尾張の大高城でも碁をしている元信
「ここを出て岡崎へ戻るのはどうだろう またとない好機なのでは?」
元信は三河・岡崎城に戻る 「戻れてしまったのう!」
奥山「地獄のようじゃった 雨上がりに急に攻められ敵味方も分からぬ有様で そこからは総崩れで」
父は首だけで戻ってくる
劣勢が明らかとなり、孫一郎と山中に入り自害
「わしの首を掲げ、お前は織田のフリをし戦場を抜けよ」
若者の家臣のために自分の首を持ち帰らせるって・・・なんと
でも、史実って分からないからなあ ドラマでもあるし、どこまで本当なのやら
髭を整える母
井戸で泣く次郎「あの時、もしも、何だったのですか? いつか何なのですか?」
16名の葬儀を行い、井伊にとって大打撃だった
祖父が「直親に家督を譲ろう」というと、首を持ち帰った孫一郎が遺言をもってきたという
「殿が今際の際に仰せられたのは、この後は井伊家を中野殿に任せるとのことで」
政次「三河が大いに乱れるのは明らか 唯一の嫡男を矢面に立たせたくなかったのでは?
戦に詳しい中野さまにお任せするのはもっとも理に叶う」
祖父「お前の力不足ではない 直盛の性分なんじゃ」
直親は悔しいながらも受け入れる
奥山は直親に「殿は誰かに入れ知恵されていたのでは?」と、また政次が責められる
討ち死にした家臣の家族に文を書く母
「皆、父上のためにお働きくださったのですから、お悔やみを言うのは私しかおらぬではないですか」
政次はなつに奥山から引き取りたいと文が来たと告げる
小野の人質にされるかもしれないと疑ってのこと
だが、千賀の文には「できれば留まってほしい」と書いてあったから留まりたいと言うなつ
亥之助(いのすけ 息子)が弟の小さい頃に瓜二つなため喜ぶ政次
さらに激怒する奥山「守らねばならん」
再び佐名を訪ねる和尚
今、家中を仕切っているのは朝比奈泰朝(今川家の重臣) 弔い合戦はムリ
「この先なにかあったら瀬名たちを井伊でかくまって欲しい!」と涙ながらに兄に頼む
母はとわ宛にも文を書いていた
「父は優しく、とわは父に似ている とわが側にいてくれることがなにより有り難い
父は何度もゆっていた
“今日、村で次郎が働いているのを見かけた また美しゅうなっとっての 一体誰に似たのかのう
いつかもし世がおさまったら、辻が花でも着せてやりたいのう 美しいぞ、きっと”
(あの日の「いつかもし」の意味が分かる
最後はいつも涙目で“あの月とどっちが美しいかのう”と言っていた
この手紙がそなたをただの娘に戻せることを祈りつつ」
(昔は、親子関係でも敬語で話していたのはステキだな
直親としのが来て、跡継ぎができたことを報告
「この子は殿の生まれ変わりではないかと」ついに泣ける千賀
奥山は政次を呼んで飲み交わす 人質の話を持ち出すと
キリっと変わって、切り替えすあたり、さすが
しかし、奥山は乱心して政次に斬りかかる
傷を負った政次はとわのもとに行き「奥山殿を斬ってしまった」
*
直盛は今川勢の最前線で戦った 直盛は菩提寺の龍潭寺におさめられた
第10回 走れ竜宮小僧
皆は政次を探し「成敗する」と騒ぐ
政次は次郎にワケを話すと直親に正直に話せというが
「オレは義理の父と言えども、またあいつの父を殺してしまった」
「これは竜宮小僧の務めじゃ」とかくまう
小野の名代としてなつが来て事情を話す(なつに頼んだのは次郎
「井伊と小野のつなぎ役を頼まれた役目を果たさせてくれ」と頼む
母も「子ども亥之助のことを考えて欲しい」と頼む
直親「刀傷は伯父のもの、低いところに傷があったので、政次は身の守るために斬ったのだ」
井戸で政次と直親 「オレは信じたぞ鶴 これで検地の借りは返したぞ」(なんと因果な・・・
落ち込む次郎に、昊天は
「日々是好日 良い日も悪い日もかけがえのない1日です 振り返ればどれも」
次郎は祖父に「政次は奥山の恨みが怖くて写経をしている」と言い
政次には「奥山殿の霊が本堂をうろついておられた」と言って写経をすすめる
次郎のおかげで周りも穏やかになる
しのにようやく子どもが産まれた 直平に「虎松(後の直政)」と名づけられる
政次も祝いに来て、祝いの品として、直満の領地をすべて虎松に返上するという書状を渡す
(そこまでの権限があったの?
井戸でお礼をしていると鈴の音が聞こえる 井戸に水が湧いていて井伊を甦らせると喜ぶ次郎
直親「おとわに報いるにはどうすればよい? おとわの望みは何じゃ?」
次郎「今日のような日が日々であるよう 喜びが続くよう井伊を守ってほしい」
松平が織田と手を結び、牛久保城を攻撃していると氏真にしらせが入る
反旗を翻した松平は、三河をほぼ制圧 さすが阿部ちゃん てか城多くない?
氏真「松平の人質を皆殺しにせよ!」と命じ、駿府に残る瀬名らに危険が迫る
「瀬名さまから1年も音沙汰がない」と和尚に迫る次郎「また佐名さまを見捨てるおつもりか?!」
和尚「あくまでわしの親戚として救ってほしい 瀬名は次郎の唯一の女の友であるし」と直親に頼む
次郎は先に駿府に行き佐名に会う こんなに白髪になって/驚
瀬名は今川に幽閉され、いつ殺されるか分からないと泣いて助けを求める佐名
次郎は寿桂尼に会うが「助けられない」と言われてねばる
寿桂尼「では岡崎に参り、元康が和睦に応じれば、褒美に瀬名と子の命は助けましょう」
次郎「では、私と瀬名さまとお子さまを岡崎まで送り届けてくださいませ」と条件を出す
ナガテル(寿桂尼の孫)自害というしらせが入る
瀬名とおとわは再会
「1年待っても来ないのは、殿に助けるつもりがないのだ」と諦めている瀬名
「明日、自害せよ」と氏真から命令がきて、「竹千代だけは助けてほしい」と泣いて頼む
次郎も幽閉され、身を案じる直親ら
次郎「ごねているうちに今川館は焼け落ちるかもしれぬぞ
私はそなたを生き延びさせたい たった一人の友であるのだから」
和尚もかけつける 「印籠を渡していない このままだと末代まで呪われますぞ!」と止める次郎
そこに馬が駆けこんでくる(後が気になる!
*
愛知県岡崎市は後の家康誕生の地として知られる
坂谷邸で生まれたが6歳で織田家、今川家の人質として少年期を過ごした
再び岡崎に戻ったのは19歳の時(阿部ちゃん10代を演ってたのかw
松平家の菩提寺「大樹寺」 桶狭間で敗れてここで自害しようとしたが
寺の住職の説得で思いとどまった
本堂の経文は穢れなきよう生きようという意味で後に流れ旗にも記している
第1回~5回
第6回 初恋の別れ道
亀は直親(なおちか)と名を改める 小野玄蕃、奥山孫一郎を紹介される
直親は次郎の還俗を迫る まずは今川に謝るのが先だと言う政次(鶴)
とわは複雑な事情を話す(寺は去る者は追わないから還俗は本来カンタンなのか
和尚は逸話を話す
昔、道威に中と伯という大臣がいて、争い、どちらを追い出すか決めるために
2つの饅頭を差し出した
中は残りの半分を腹の空かせた子どもにあげ、
伯は食べずにとっておいてカビさせた
答えは中じゃない 伯を選んだ理由とは?
直盛の兄に駿府に探りに行かせる 兵の数が追いつかない状況を知り戦が近いと予測
次郎の還俗は難しいと説得する父に「とわのことはもう二度と口にしない」と約束するが祖父に相談する
「死んで一緒になるしかない 死ぬのはおとわだけだ 死んだことにし、別人として生きるのはよくある話
川名ならバレることはない 父母には数年言わずにいる」
それを陰で聞く傑山は和尚に伝える
「最後はあやつの決めることじゃ」
おとわは入水と見せかけるために遺書を書くが、里や寺、親との別れが辛くなり
饅頭の答えを考える
「直親、おとわは死ねぬわ 直親と私は2つの饅頭なのじゃ
1つを残せば、なにかあった時とっておける 井伊のためには死ぬわけにはいかぬ」
「一生日の目を見ることはないのかもしれないかもしれないのだぞ」
「われがカビた饅頭になることこそ、井伊が安定することであろう
葬らねばならぬのは、私の心じゃ」
母「今すぐとは言えぬが還俗させると父も言ってくれました」
直親「あの方は、誰より井伊を思う竜宮小僧ですから」
奥山の娘しのをすすめられ引き受ける直親
「政次もそろそろ身を固めたらどうだ いくら待とうとおとわはそなたのものにはならんぞ」
瀬名の周りはどんどん結婚し、出遅れる
雀の世話をしている竹千代(阿部ちゃん一体いくつの設定じゃ?w
いつの間にか雀を飼い慣らしていて「ウソでしょ?!」w
(彼女が結婚するとしたら、前回の大河の斉藤由貴さん役か?
*
第7回 検地がやってきた
今川からの咎めはなく、代わりに川名の検地を命ずるが、「隠し里」があるため祖父はまた激怒
直親は隠し里を見せてもらう 馬も通れぬ場所を抜けると見渡すかぎり広い畑に出る
もしもの時、井伊の民が暮らす場所 文字通り最後の砦
直親は「井伊は今度の検地が初めてだから、隠し里を隠し通そう」と提案し
おとわに「検地に来る者の弱味が知りたいから瀬名に頼んでほしい」と言う
次郎に会ったことにこだわるしの 新婚なのに留守ばかりで悩む
検地は「指出(さしだし、土地の広さ、村人の人数などが書いてある書)」を出す
それをもとに苦役や軍役を課す
次郎「この話、政次が役人に話せばすべて終わりではないのか?」
直親「政次は私と同じところがある 決して己の父親のようにはならぬと そこに賭けてみようと思う」
直親は目付け役の政次に川名は別にした指出を渡す
「今川もまた小野を駒としか思っておらぬ その生きづらさはオレにははかりかねる
もし鶴が加担したくないと思うならこの冊子差し出してくれ
もし人肌脱いでくれるというのならこのまま破り捨ててくれ
オレは鶴の決めたほうに従う」
玄蕃「小野をあのように思いやってくださった方は初めてではございませぬか?」
政次「オレの了見を見越して、最後はオレに決めよと言い放ちおった 無性に腹が立つ!」
玄蕃「ナオチカさまは兄上を信じておられるのだと思いますよ 竹馬の友とは良きものにございますな!」
政次「隠し里は破り捨てました」
直親「但馬、恩に着る」
井戸の前で隠し里の指出を胸にしまう政次の様子が変だと感づく次郎
検地の岩松が来て、指出を確認する
領内の絵図と照らし合わせて、実際に縄で田畑を測り、細かい修正をさせる 「明日は川名に行く」
政次「あれでは誤魔化しきれぬかもしれぬ」
次郎は政次に土下座をして頼む
「亀の役に立ちたくて」
「では、還俗してオレと一緒になるか? オレももうといっぱぐれは願い下げでな」(遠回しな告白?!
瀬名からやっと文が来る
岩松は変わり者で変わり者同士馬が合うので、竹千代に聞いたら、
岩松が好きなのは、算術と亡くなられた奥さんとのこと
(いい人だなあ! 遠距離の手紙交換だけの付き合いなのに、ここまでしてくれるなんて
岩松は奥へと入り隠れ里を見つけてしまう
直親「この里は井伊のものではございませぬ 帰還したばかりで」と但馬を責める
但馬「ここはかつて南朝?の巫女が隠れてお住まいになられていたところなので
井伊の領地にありながら、井伊の領地にあらずという扱いにございます」
岩松「心得申した」
次郎「瀬名さまから、こたびは岩松の奥方さまの月命日であると伺いまして、ご供養に経などをあげさせていただこうかと」
すっかり気をよくする岩松
井戸で隠し里の指出を返す政次
「これをどう使うつもりだった?」
「答えは直親さまがお決めくださいませ」
「怒っておるのか?」
「信じてるか信じていないかではなく、信じておるフリをされるのは気分が良いものではありませぬ」
「井伊を守るのは、おとわのためと思うてはくれないのか?
井伊のためにすべてを捨てたのはおとわだ おとわのために共にこの国を守っていこうと思ってもらえぬか?」
「お前のそういうところが好かぬ」
そばに次郎がいるのは、しのに酷だから夫婦で山向こうの祝田(ほうだ)村へ移れという父母
父「さっさと子を作れば、お前としのの間にも別の絆ができることになる」
玄蕃は、しのの妹なつを嫁に迎える 小野の親族を取り込む父の策
今川では松平をとりこむ縁組として元信(いつの間に名を変えた?w)と瀬名が結婚
*
幼い頃の家康像が、今川の地、静岡の駅前にある/驚 8歳からこの地で暮らした
竹千代の屋敷があったと言われる華陽院 浅間神社で元服 取り仕切ったのは今川義元
第8回 赤ちゃんはまだか
しのと結婚して4年 まだ子に恵まれず辛い日々を送る(子どもを産むだけの機械だねえ
結婚後もまだ文をくれる瀬名
2年目に長男・竹千代、またお腹には赤ちゃんがいる
今川の勢いの情報も書いてくれる
元信は口数少なく、暇さえあれば一人で延々と碁をして(戦の練習にもなるしね)
己が己に負けて癇癪を起こしているとかw
祝田の直親の居館 精をつけるためドジョウばかり食べる2人
しの「子が出来ねば私はお払い箱、大手を振って、別のお方と一緒になれますものね」
子を授かる漢方を取り寄せる次郎
ジャコウは唐のもので高い 駿府にならあるかもしれないから、鼓を売って政次に買ってきてほしいと頼む次郎
「本当に売っていいのですか?」
「本来、無一物じゃしの」
「そのクスリ、己でも使ってみてはいかがですか?
直親さまのお子を孕めば、問答無用で奥方の座につけるのではないか?」
なつには子が産まれた
三河を手中におさめた今川は尾張侵略に本腰を入れるため、家督を氏真に譲ったが、政に興味のない氏真
元信は三河の生まれ 戦が上手くて父に気に入られていると褒められて、どんどん後ろに下がる阿部ちゃんww
関口氏経から井伊に槍を春までに200本作るよう命じられる
いよいよ織田攻めかと相談する直盛ら
初陣に心躍る直親「武勇の井伊と言われた家柄でもございますし」
父「直親には留守居をしてもらいたい 大事な跡取りにもしものことがあってはの」
政次「跡継ぎがない状態で戦に出ることはならぬということです」
直親に側女(そばめ)の話も持ち上がる
母も嫡男を産めなかったため、しのの辛さがよく分かる
「なれど、これは武家のおなごであれば受け入れなければならぬこと」
政次が戻り、駿府の土産にジャコウを持ってくる
(政次は、次郎の鼓は売ってないんじゃないかなあ
母に「自分で渡したほうがいい」と言われて、しのに持っていくがしのは断る
「次郎どのは私に子が授からねばよいと思っている 子が出来ぬよう呪うておるのでは?!」
「恥を知れ! 今日のこと父母に話す」と振り払ったところに直親が来て、乱暴したと言う
(尼とゆっても心は乱れるのね
直親「側女を持とうと思うております 今度は落ち着いたおなごを」と父母に希望する
母「出戻りだがさっぱりしたコで、あのコに決めようと思います」
中野「戦は仕度で勝敗の8割が決まりまする」
直親「良い仕度を安く済ませることがいいのですね」
しのは父・朝利から
「これ以上待てぬとのおおせじゃ 側女は奥山の遠縁で若いが夫を亡くしての出戻りらしい
前の嫁ぎ先で子を2人も産んだそうじゃ 正室はそなたじゃ! 毅然とせねば見限られるぞ!」
しのはすべて次郎のせいにし、「御恨み申し上げます」と書き置きを残して姿を消す
井戸で自害しようとして迷っているところを止める次郎
「私がおとわ様だったらと誰もが思うておる それでも子が出来れば変わると
1日中子を作ることばかり考えて されど一人も恵まれず 他に誰を恨めばいいのですか」
「そこまで言うなら還俗しよう はよう自害されよ」
「私は必ず子を産んでみせまする! そなたを還俗させはしませぬ!」
次郎は直親にも責任があるという
「子は2人で作るものであろう? なぜ共に悲しんでやらぬのだ!
なぜしのどのは、かように一人なのじゃ!
そなたの女房なのだから、そなたがなんとかせよ」
直親は「あと1年待ってほしい」と父母に頼む
しの「もし1年で出来なければ里に戻ります それが井伊の御ためかと」
母「1つだけ約束をしてほしい 二度と私の娘を襲わないでくださいませ」
世継ぎ観音を作る和尚「あの運慶・快慶にも見劣りはせぬといわれたほどじゃぞ」
手がすごい震えてる えっと・・・お酒の飲みすぎ? なんかショウガみたいだしw
寺では子宝祈願が行われた
父に褒められ「竜宮小僧とはそういうものにございましょう」
「おとわは、いつかもし・・・」と言いかけてやめる父
5月、尾張への出陣の命令がくる 勝ち戦と意気揚々の直盛
(なんか二度と会えないような雰囲気じゃない?
金ピカの阿部ちゃんw ロボ?
*
世界遺産でもある富士山の景勝地、三保松原
今川家が保護してきた寺、清見寺 公家を招き、絶景を楽しんだ
宮廷文化を受け継ぐ舞いを楽しんだ 今川義元はここから桶狭間に向かった
なんか義元さん自身も、武家というよりは、公家寄りっぽいもんね
第9回 桶狭間に死す
今川勢2万5000人 誰もが楽勝と思っていた矢先、敵陣が急襲してくる
義元公もあっけなく討ち死に 分からんものよのぅ
井伊家にも大敗の知らせが入り、屋敷はまたたく間に怪我人でごった返す
外科手術も痛み止めもない中、刺さった矢を素手で抜くなんて、なんて野蛮な時代だ まあ、今も同じか
奥山が戻る なんと、玄蕃も戦死「見事な戦いっぷりじゃった」
悲しみを必死に隠す政次
今川館の氏真も父の死を知る 松平は命からがら落ちのびた
「大師さまに代わってお下知を!」と言われうろたえ
「そちたちの良いようにせよ」と逃げる
尾張の大高城でも碁をしている元信
「ここを出て岡崎へ戻るのはどうだろう またとない好機なのでは?」
元信は三河・岡崎城に戻る 「戻れてしまったのう!」
奥山「地獄のようじゃった 雨上がりに急に攻められ敵味方も分からぬ有様で そこからは総崩れで」
父は首だけで戻ってくる
劣勢が明らかとなり、孫一郎と山中に入り自害
「わしの首を掲げ、お前は織田のフリをし戦場を抜けよ」
若者の家臣のために自分の首を持ち帰らせるって・・・なんと
でも、史実って分からないからなあ ドラマでもあるし、どこまで本当なのやら
髭を整える母
井戸で泣く次郎「あの時、もしも、何だったのですか? いつか何なのですか?」
16名の葬儀を行い、井伊にとって大打撃だった
祖父が「直親に家督を譲ろう」というと、首を持ち帰った孫一郎が遺言をもってきたという
「殿が今際の際に仰せられたのは、この後は井伊家を中野殿に任せるとのことで」
政次「三河が大いに乱れるのは明らか 唯一の嫡男を矢面に立たせたくなかったのでは?
戦に詳しい中野さまにお任せするのはもっとも理に叶う」
祖父「お前の力不足ではない 直盛の性分なんじゃ」
直親は悔しいながらも受け入れる
奥山は直親に「殿は誰かに入れ知恵されていたのでは?」と、また政次が責められる
討ち死にした家臣の家族に文を書く母
「皆、父上のためにお働きくださったのですから、お悔やみを言うのは私しかおらぬではないですか」
政次はなつに奥山から引き取りたいと文が来たと告げる
小野の人質にされるかもしれないと疑ってのこと
だが、千賀の文には「できれば留まってほしい」と書いてあったから留まりたいと言うなつ
亥之助(いのすけ 息子)が弟の小さい頃に瓜二つなため喜ぶ政次
さらに激怒する奥山「守らねばならん」
再び佐名を訪ねる和尚
今、家中を仕切っているのは朝比奈泰朝(今川家の重臣) 弔い合戦はムリ
「この先なにかあったら瀬名たちを井伊でかくまって欲しい!」と涙ながらに兄に頼む
母はとわ宛にも文を書いていた
「父は優しく、とわは父に似ている とわが側にいてくれることがなにより有り難い
父は何度もゆっていた
“今日、村で次郎が働いているのを見かけた また美しゅうなっとっての 一体誰に似たのかのう
いつかもし世がおさまったら、辻が花でも着せてやりたいのう 美しいぞ、きっと”
(あの日の「いつかもし」の意味が分かる
最後はいつも涙目で“あの月とどっちが美しいかのう”と言っていた
この手紙がそなたをただの娘に戻せることを祈りつつ」
(昔は、親子関係でも敬語で話していたのはステキだな
直親としのが来て、跡継ぎができたことを報告
「この子は殿の生まれ変わりではないかと」ついに泣ける千賀
奥山は政次を呼んで飲み交わす 人質の話を持ち出すと
キリっと変わって、切り替えすあたり、さすが
しかし、奥山は乱心して政次に斬りかかる
傷を負った政次はとわのもとに行き「奥山殿を斬ってしまった」
*
直盛は今川勢の最前線で戦った 直盛は菩提寺の龍潭寺におさめられた
第10回 走れ竜宮小僧
皆は政次を探し「成敗する」と騒ぐ
政次は次郎にワケを話すと直親に正直に話せというが
「オレは義理の父と言えども、またあいつの父を殺してしまった」
「これは竜宮小僧の務めじゃ」とかくまう
小野の名代としてなつが来て事情を話す(なつに頼んだのは次郎
「井伊と小野のつなぎ役を頼まれた役目を果たさせてくれ」と頼む
母も「子ども亥之助のことを考えて欲しい」と頼む
直親「刀傷は伯父のもの、低いところに傷があったので、政次は身の守るために斬ったのだ」
井戸で政次と直親 「オレは信じたぞ鶴 これで検地の借りは返したぞ」(なんと因果な・・・
落ち込む次郎に、昊天は
「日々是好日 良い日も悪い日もかけがえのない1日です 振り返ればどれも」
次郎は祖父に「政次は奥山の恨みが怖くて写経をしている」と言い
政次には「奥山殿の霊が本堂をうろついておられた」と言って写経をすすめる
次郎のおかげで周りも穏やかになる
しのにようやく子どもが産まれた 直平に「虎松(後の直政)」と名づけられる
政次も祝いに来て、祝いの品として、直満の領地をすべて虎松に返上するという書状を渡す
(そこまでの権限があったの?
井戸でお礼をしていると鈴の音が聞こえる 井戸に水が湧いていて井伊を甦らせると喜ぶ次郎
直親「おとわに報いるにはどうすればよい? おとわの望みは何じゃ?」
次郎「今日のような日が日々であるよう 喜びが続くよう井伊を守ってほしい」
松平が織田と手を結び、牛久保城を攻撃していると氏真にしらせが入る
反旗を翻した松平は、三河をほぼ制圧 さすが阿部ちゃん てか城多くない?
氏真「松平の人質を皆殺しにせよ!」と命じ、駿府に残る瀬名らに危険が迫る
「瀬名さまから1年も音沙汰がない」と和尚に迫る次郎「また佐名さまを見捨てるおつもりか?!」
和尚「あくまでわしの親戚として救ってほしい 瀬名は次郎の唯一の女の友であるし」と直親に頼む
次郎は先に駿府に行き佐名に会う こんなに白髪になって/驚
瀬名は今川に幽閉され、いつ殺されるか分からないと泣いて助けを求める佐名
次郎は寿桂尼に会うが「助けられない」と言われてねばる
寿桂尼「では岡崎に参り、元康が和睦に応じれば、褒美に瀬名と子の命は助けましょう」
次郎「では、私と瀬名さまとお子さまを岡崎まで送り届けてくださいませ」と条件を出す
ナガテル(寿桂尼の孫)自害というしらせが入る
瀬名とおとわは再会
「1年待っても来ないのは、殿に助けるつもりがないのだ」と諦めている瀬名
「明日、自害せよ」と氏真から命令がきて、「竹千代だけは助けてほしい」と泣いて頼む
次郎も幽閉され、身を案じる直親ら
次郎「ごねているうちに今川館は焼け落ちるかもしれぬぞ
私はそなたを生き延びさせたい たった一人の友であるのだから」
和尚もかけつける 「印籠を渡していない このままだと末代まで呪われますぞ!」と止める次郎
そこに馬が駆けこんでくる(後が気になる!
*
愛知県岡崎市は後の家康誕生の地として知られる
坂谷邸で生まれたが6歳で織田家、今川家の人質として少年期を過ごした
再び岡崎に戻ったのは19歳の時(阿部ちゃん10代を演ってたのかw
松平家の菩提寺「大樹寺」 桶狭間で敗れてここで自害しようとしたが
寺の住職の説得で思いとどまった
本堂の経文は穢れなきよう生きようという意味で後に流れ旗にも記している