■ドキュメンタリー映画『DAVID BOWIE is』@Bunkamura ル・シネマ(2017.4.6 ネタバレ注意
2017/3/18(土)~ 4/10(月)
Bunkamura ル・シネマ
※4/6(木)の17:00の回は予告編なし、19:30の回は休映
“2013年3月23日から英国ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館 (V&A)で開催された、
デヴィッド・ボウイの50年に及ぶ音楽活動の集大成的な大回顧展「デヴィッド・ボウイ・イズ」
V&A博物館シアター・アンド・パーフォーマンス部の学芸員ヴィクトリア・ブロークスとジェフリー・マーシュが監修し、
ボウイの創作過程を探るだけでなく、50 年にわたるボウイのスタイルの変遷を詳らかに辿った。
南部ブリクストン生まれのデヴィッド・ボーイの幼少期の写真から、直筆の歌詞、オリジナル衣装、
ファッション、写真、映像、音楽ビデオ、セットデザイン、ボウイ所有の楽器、
ならびにアルバムアートワークを含む300点以上の貴重な品々が一挙公開された。”
監督:ハミッシュ・ハミルトン(BAFTA受賞監督)
司会:ヴィクトリア・ブロークス、ジェフリー・マーシュ
キャスト:
デヴィッド・ボウイ、ヴィクトリア・ブロークス、ジェフリー・マーシュ、山本寛斎
作品情報98分/英語(日本語字幕付)/イギリス
「デヴィッド・ボウイ・イズ」日本最終上映!
***
DAVID BOWIE is@寺田倉庫G1ビル(2017.3.22 ネタバレ注意)
今までずっと映画のほうの画像を貼っていたことに今ごろ気づいて修正しました
今回、映画を観て、書いたメモの内容にも所々間違いがあることにも気づいた/謝
ジギーのラストステージの最後は“We love you.”てゆったのか
回顧展は、とにかく展示数が多かったから、体力等も考慮して
サラっと流したところも、今回ちゃんと説明してくれて
最初は行くのに迷ってたけれども、これはこれで観に行ってよかった
また、たくさんの名曲も改めて大きなスクリーンで聴けたし
今後、DVDでの発売もなくて、「日本最終上映」なんて銘を打たれたら、観なきゃ後悔しそうだし
6日は17時~の上映のみ 予告なしだから、クリニックの後に行ってきた
お客さんは主に女性で、空いている席のほうが多かったから
後ろの端を選べて、ゆっくり観れてよかった
Bunkamuraと東急は数箇所でつながっているらしいけど
行きも帰りも迷って遠回りになってしまった
20度を超える夏のような1日で、長袖シャツ1枚でちょうどよかった
トイレでまた防犯ブザーが誤作動で鳴ってしまい
スタッフの女性が駆けつけてくれて「何もなくて良かったです」と親切
申し訳ありません/謝×5000
その後も劇場内で鳴ってしまううのではとヒヤヒヤ
持っているほうが危険な防犯ブザーってなんだ!? もう持ち歩くのやめよう
劇場の端にボウイの本やポストカード等、ちょっとしたグッズが置いてあった
【内容抜粋メモ】
この映画を撮ったのは、ボウイの死の前か?
とても歴史の深い建物で開催されたんだな
流行りの「マネキンチャレンジ」をしているお客さんたちの映像が面白い
現地の感想、感慨深さは、日本人ファンの感覚と比べたら相当違うんだと感じる
観に来ている人たちも、けっこう奇抜なファッションで、展覧会自体を最大限に楽しんでいる
イギリスアクセントの強い男女2人のプレゼンターが
交互に回顧展を順序立てて紹介していく
お客さんを会場の1ヶ所に集めて、中央のひとつ上がった壇上で
山本寛斎さんら、ボウイつながりのアーティストを数人呼び
それぞれが語るショーも所々に挟んでいる
実際、山本さんのスピーチは、英語がつたないながら、
本人からあふれるパッションが伝わって、一番感動した
山本:
夜中の12時に電話で起こされて、
「今すぐNYに来てくれ とんでもないことが起こっているぞ!」
と言われ、その後5時間も説得されて
私は、すべてのスケジュールを変更してNYへ飛んだ
コンサート会場へ行き、最前列に座って観たら
ボウイが私が“女性用”に作った衣装を着て(エナメルの有名なやつ
天井から大きなミラーボールと一緒におりてきた
この衣装は歌舞伎の「引き抜き」と呼ばれるものと同じで左右に分かれるように出来ている
左右に分けると、黒いシンプルな衣装にかわる
私はそれを観て、感動し、涙があふれた
当時、私は英語が話せず、言葉でのやりとりは出来なかったが
互いに影響を受け合い、2人の間に魂のつながり(united)を感じた
***
貴重なボウイの幼少期が見れて驚いたファン
テレビで当時観た衣装が、こんなに間近で見れて感慨ひとしおのファン
「名曲をヘッドフォンで聴きながら、直筆の歌詞が見れるなんて!
所々、線を引いて修正してあるのをみると、彼も我々と同じなんだ、と思ったよ
字はちょっと子どもっぽいけどw」と興奮して話すファン
ボウイの育った戦後混乱期
食事や衣料品の配給札が展示されていた通り、60年代頃まではまだ戦後を引きずっていた
リトル・リチャード、エルヴィスに衝撃を受けた少年ボウイは
エンンターテナーになることを決意する
学校での成績表に書かれた担任のコメントは
「目立ちたがり それを生かして続けていけば、才能が開花するでしょう」(いい教師だねv
専門学校に進み、美術や演劇を学び、バンドを組み、パントマイムを習った
●1stアルバムは「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」発売日とかぶった
(初期のアルバムも好きで時々聴く
それを皮肉って、ビートルズのパネルとの2ショット写真もあるw
●アポロ月面着陸にインスパイアされた♪Space Oddity
月面から撮った写真から、地球が青いと知った世界の人々
それまでは緑色だと思われていた(驚
ボウイはそれを歌詞に入れた
“Planet Earth is blue, And there's nothing I can do”
(地球は青いが、僕に出来ることは何もない)
男性:
イギリスの郊外で「公務員になれ」と言われて育った同じ世代の若者で
こうして体制、性、道徳に縛られず、自由に表現できるスターが出るんだ、と示してくれた
最後のブースで流れていたライヴ映像の1つは、9.11の慈善イベントだったのか?
前列に警官がたくさんいて、とても楽しんでいた
「昔の曲はもう二度と歌わない」と言ったラストツアーを私は観に行ったけれども、
ここでは♪ヒーローズ を歌っていた
エンドロールには♪FAME が流れていた
***
私が今回、一番耳に残ったのは
「グーグルなどでボウイの画像を検索すると、千も万も出てくるが
そのどれ1つとってもカッコ悪い写真がない」
犬と一緒に撮った『Diamond Dogs』の写真撮影でのエピソード
撮影が始まってすぐに犬が突然ジャンプした
カメラマン:
犬がフレームから外れたのでは?と見てみたら
突然のことにも関わらず、ボウイはビクともせずカメラを見つめている
奇跡的な1枚が撮れていたんだ
ほんとに、言われてみれば、イケてない写真、画像を見たことない!
それほど最初から音楽+映像の融合を考えていたということ
私の好きな♪Sound + Vision も流れていた
その他:
絵コンテ、映画(『ラビリンス』の1シーン 『戦メリ』はなし
『LOW』ではシンセを使って、レコード会社に理解されずウケがよくなかった
ティルダ・スウィントンは、ボウイとMVで共演したのか!?
カード、PCで文字を組み合わせることでスランプを乗り切った話
B:夢などに頼らなくても済んだ
プレゼンター:
一見、難解と思わせる歌詞でも、普遍的で、私たちが共感できるものがあるからこそ
皆がここまで長く彼を愛し続け、変化しつづけても、追いかけてきたのではないでしょうか
回顧展も、この映画も、ジギーを中心に、様々なキャラクターに変化したボウイに焦点を当てている感じ
2000年以降のアルバムに関しては、あまり取り上げていないんだね
[今回拾ったチラシ](インスタにもアップします
今回でさすがにボウイの回顧も終わりだろうと一区切りつけていたら
まだまだ写真展をやるのか 今年いっぱい続きそうな勢い
弥生ちゃんもいた
2017/3/18(土)~ 4/10(月)
Bunkamura ル・シネマ
※4/6(木)の17:00の回は予告編なし、19:30の回は休映
“2013年3月23日から英国ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館 (V&A)で開催された、
デヴィッド・ボウイの50年に及ぶ音楽活動の集大成的な大回顧展「デヴィッド・ボウイ・イズ」
V&A博物館シアター・アンド・パーフォーマンス部の学芸員ヴィクトリア・ブロークスとジェフリー・マーシュが監修し、
ボウイの創作過程を探るだけでなく、50 年にわたるボウイのスタイルの変遷を詳らかに辿った。
南部ブリクストン生まれのデヴィッド・ボーイの幼少期の写真から、直筆の歌詞、オリジナル衣装、
ファッション、写真、映像、音楽ビデオ、セットデザイン、ボウイ所有の楽器、
ならびにアルバムアートワークを含む300点以上の貴重な品々が一挙公開された。”
監督:ハミッシュ・ハミルトン(BAFTA受賞監督)
司会:ヴィクトリア・ブロークス、ジェフリー・マーシュ
キャスト:
デヴィッド・ボウイ、ヴィクトリア・ブロークス、ジェフリー・マーシュ、山本寛斎
作品情報98分/英語(日本語字幕付)/イギリス
「デヴィッド・ボウイ・イズ」日本最終上映!
***
DAVID BOWIE is@寺田倉庫G1ビル(2017.3.22 ネタバレ注意)
今までずっと映画のほうの画像を貼っていたことに今ごろ気づいて修正しました
今回、映画を観て、書いたメモの内容にも所々間違いがあることにも気づいた/謝
ジギーのラストステージの最後は“We love you.”てゆったのか
回顧展は、とにかく展示数が多かったから、体力等も考慮して
サラっと流したところも、今回ちゃんと説明してくれて
最初は行くのに迷ってたけれども、これはこれで観に行ってよかった
また、たくさんの名曲も改めて大きなスクリーンで聴けたし
今後、DVDでの発売もなくて、「日本最終上映」なんて銘を打たれたら、観なきゃ後悔しそうだし
6日は17時~の上映のみ 予告なしだから、クリニックの後に行ってきた
お客さんは主に女性で、空いている席のほうが多かったから
後ろの端を選べて、ゆっくり観れてよかった
Bunkamuraと東急は数箇所でつながっているらしいけど
行きも帰りも迷って遠回りになってしまった
20度を超える夏のような1日で、長袖シャツ1枚でちょうどよかった
トイレでまた防犯ブザーが誤作動で鳴ってしまい
スタッフの女性が駆けつけてくれて「何もなくて良かったです」と親切
申し訳ありません/謝×5000
その後も劇場内で鳴ってしまううのではとヒヤヒヤ
持っているほうが危険な防犯ブザーってなんだ!? もう持ち歩くのやめよう
劇場の端にボウイの本やポストカード等、ちょっとしたグッズが置いてあった
【内容抜粋メモ】
この映画を撮ったのは、ボウイの死の前か?
とても歴史の深い建物で開催されたんだな
流行りの「マネキンチャレンジ」をしているお客さんたちの映像が面白い
現地の感想、感慨深さは、日本人ファンの感覚と比べたら相当違うんだと感じる
観に来ている人たちも、けっこう奇抜なファッションで、展覧会自体を最大限に楽しんでいる
イギリスアクセントの強い男女2人のプレゼンターが
交互に回顧展を順序立てて紹介していく
お客さんを会場の1ヶ所に集めて、中央のひとつ上がった壇上で
山本寛斎さんら、ボウイつながりのアーティストを数人呼び
それぞれが語るショーも所々に挟んでいる
実際、山本さんのスピーチは、英語がつたないながら、
本人からあふれるパッションが伝わって、一番感動した
山本:
夜中の12時に電話で起こされて、
「今すぐNYに来てくれ とんでもないことが起こっているぞ!」
と言われ、その後5時間も説得されて
私は、すべてのスケジュールを変更してNYへ飛んだ
コンサート会場へ行き、最前列に座って観たら
ボウイが私が“女性用”に作った衣装を着て(エナメルの有名なやつ
天井から大きなミラーボールと一緒におりてきた
この衣装は歌舞伎の「引き抜き」と呼ばれるものと同じで左右に分かれるように出来ている
左右に分けると、黒いシンプルな衣装にかわる
私はそれを観て、感動し、涙があふれた
当時、私は英語が話せず、言葉でのやりとりは出来なかったが
互いに影響を受け合い、2人の間に魂のつながり(united)を感じた
***
貴重なボウイの幼少期が見れて驚いたファン
テレビで当時観た衣装が、こんなに間近で見れて感慨ひとしおのファン
「名曲をヘッドフォンで聴きながら、直筆の歌詞が見れるなんて!
所々、線を引いて修正してあるのをみると、彼も我々と同じなんだ、と思ったよ
字はちょっと子どもっぽいけどw」と興奮して話すファン
ボウイの育った戦後混乱期
食事や衣料品の配給札が展示されていた通り、60年代頃まではまだ戦後を引きずっていた
リトル・リチャード、エルヴィスに衝撃を受けた少年ボウイは
エンンターテナーになることを決意する
学校での成績表に書かれた担任のコメントは
「目立ちたがり それを生かして続けていけば、才能が開花するでしょう」(いい教師だねv
専門学校に進み、美術や演劇を学び、バンドを組み、パントマイムを習った
●1stアルバムは「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」発売日とかぶった
(初期のアルバムも好きで時々聴く
それを皮肉って、ビートルズのパネルとの2ショット写真もあるw
●アポロ月面着陸にインスパイアされた♪Space Oddity
月面から撮った写真から、地球が青いと知った世界の人々
それまでは緑色だと思われていた(驚
ボウイはそれを歌詞に入れた
“Planet Earth is blue, And there's nothing I can do”
(地球は青いが、僕に出来ることは何もない)
男性:
イギリスの郊外で「公務員になれ」と言われて育った同じ世代の若者で
こうして体制、性、道徳に縛られず、自由に表現できるスターが出るんだ、と示してくれた
最後のブースで流れていたライヴ映像の1つは、9.11の慈善イベントだったのか?
前列に警官がたくさんいて、とても楽しんでいた
「昔の曲はもう二度と歌わない」と言ったラストツアーを私は観に行ったけれども、
ここでは♪ヒーローズ を歌っていた
エンドロールには♪FAME が流れていた
***
私が今回、一番耳に残ったのは
「グーグルなどでボウイの画像を検索すると、千も万も出てくるが
そのどれ1つとってもカッコ悪い写真がない」
犬と一緒に撮った『Diamond Dogs』の写真撮影でのエピソード
撮影が始まってすぐに犬が突然ジャンプした
カメラマン:
犬がフレームから外れたのでは?と見てみたら
突然のことにも関わらず、ボウイはビクともせずカメラを見つめている
奇跡的な1枚が撮れていたんだ
ほんとに、言われてみれば、イケてない写真、画像を見たことない!
それほど最初から音楽+映像の融合を考えていたということ
私の好きな♪Sound + Vision も流れていた
その他:
絵コンテ、映画(『ラビリンス』の1シーン 『戦メリ』はなし
『LOW』ではシンセを使って、レコード会社に理解されずウケがよくなかった
ティルダ・スウィントンは、ボウイとMVで共演したのか!?
カード、PCで文字を組み合わせることでスランプを乗り切った話
B:夢などに頼らなくても済んだ
プレゼンター:
一見、難解と思わせる歌詞でも、普遍的で、私たちが共感できるものがあるからこそ
皆がここまで長く彼を愛し続け、変化しつづけても、追いかけてきたのではないでしょうか
回顧展も、この映画も、ジギーを中心に、様々なキャラクターに変化したボウイに焦点を当てている感じ
2000年以降のアルバムに関しては、あまり取り上げていないんだね
[今回拾ったチラシ](インスタにもアップします
今回でさすがにボウイの回顧も終わりだろうと一区切りつけていたら
まだまだ写真展をやるのか 今年いっぱい続きそうな勢い
弥生ちゃんもいた