■『くまのアーネストおじさん ふたりの おきゃくさま』(BL出版)
ガブリエル・バンサン/さく もりひさし/訳
※「作家別」カテゴリーに追加しました。
“バンサンは、このシリーズで愛の深さ、他人に尽くす喜び、
気取らない素朴な生活などを表現したかったという。”
▼あらすじ(ネタバレ注意
アーネストとの旅行の準備にはしゃぐセレスティーヌ
だが、アメリカからペチュラ叔母さんが今夜7時に着くという手紙を読んで
「旅行なんてやめだ 叔母さん、お土産どっさり持ってくる ほ、ほ、ほい」
ずっと踊り続けて、迎える準備をするアーネストに戸惑うセレスティーヌ
ア「アメリカから来るんだもの、きっとお金持ちだよ」
セ「食事の仕度は、やっぱり私がしなくちゃ
でも、なんだかベチュラが好きになれない・・・」
ア「叔母さん、分かってくれるかなあ 僕が暮らしに困っているってことを
お金を貸してくれるだろうか」
(自分でトリミング?
ご馳走が出来上がり、19時を過ぎても叔母さんが来ないので
セレスティーヌはボレロを呼び、3人でご馳走を食べ始めると
遅れて叔母さんが着く
「ボレロ、さ、早く裏の窓から出て行って」
1本電車を乗り過ごして、疲れたから、「なんでもいいから食べさせて」とペチュラ
実は、彼女も一文無しで、アーネストに助けてもらいに来たのだという
叔母が帰った後、2人は改めて旅行に出かける
***
ボレロは、なんだか追い出された感じだったのに、全然気にせず、
後で「あんなご馳走、これまで食べたことなかったよ」と
セレスティーヌにプレゼントを渡して「いい旅行をしておいで」と見送るいい人
訳者のもりさんは「あとがき」で、セレスティーヌとボレロが初対面のように書いているけど
「ボレロ」と呼びかけていることや、その前にも何度か登場していることを知らないのかな?
でも、全作、もりさんが訳しているから、出版のタイミングの問題か?
アーネストはいつもお金に困っているんだな
風来坊のうちは良かったろうけど、
セレスティーヌのために職につかなきゃと思っているのが伝わる
アーネストたちは、アメリカに住んでいると思ってたけど違うんだ
じゃあどこだろう? バンサンの住むベルギー?
叔母さんまで一文無しって、アーネストの家系は
みんな自由人で、陽気で、楽観主義者なのかも
バイオリンを弾いたりして、手にいろんな職を持っているし
なにより、お金がなくても、セレスティーヌと毎瞬、毎瞬、思い切り楽しんでいるのがイイ
豪華なおもてなしの料理の材料を買ったり、
旅行するお金があるのはフシギ
セレスティーヌのテーブルセッティングは手馴れたもの/驚
家事は女の仕事、みたいなセリフがあって、
母親がいなくても他の大人を見ていると、そう思ってしまうのかな
時代のせいか
ガブリエル・バンサン/さく もりひさし/訳
※「作家別」カテゴリーに追加しました。
“バンサンは、このシリーズで愛の深さ、他人に尽くす喜び、
気取らない素朴な生活などを表現したかったという。”
▼あらすじ(ネタバレ注意
アーネストとの旅行の準備にはしゃぐセレスティーヌ
だが、アメリカからペチュラ叔母さんが今夜7時に着くという手紙を読んで
「旅行なんてやめだ 叔母さん、お土産どっさり持ってくる ほ、ほ、ほい」
ずっと踊り続けて、迎える準備をするアーネストに戸惑うセレスティーヌ
ア「アメリカから来るんだもの、きっとお金持ちだよ」
セ「食事の仕度は、やっぱり私がしなくちゃ
でも、なんだかベチュラが好きになれない・・・」
ア「叔母さん、分かってくれるかなあ 僕が暮らしに困っているってことを
お金を貸してくれるだろうか」
(自分でトリミング?
ご馳走が出来上がり、19時を過ぎても叔母さんが来ないので
セレスティーヌはボレロを呼び、3人でご馳走を食べ始めると
遅れて叔母さんが着く
「ボレロ、さ、早く裏の窓から出て行って」
1本電車を乗り過ごして、疲れたから、「なんでもいいから食べさせて」とペチュラ
実は、彼女も一文無しで、アーネストに助けてもらいに来たのだという
叔母が帰った後、2人は改めて旅行に出かける
***
ボレロは、なんだか追い出された感じだったのに、全然気にせず、
後で「あんなご馳走、これまで食べたことなかったよ」と
セレスティーヌにプレゼントを渡して「いい旅行をしておいで」と見送るいい人
訳者のもりさんは「あとがき」で、セレスティーヌとボレロが初対面のように書いているけど
「ボレロ」と呼びかけていることや、その前にも何度か登場していることを知らないのかな?
でも、全作、もりさんが訳しているから、出版のタイミングの問題か?
アーネストはいつもお金に困っているんだな
風来坊のうちは良かったろうけど、
セレスティーヌのために職につかなきゃと思っているのが伝わる
アーネストたちは、アメリカに住んでいると思ってたけど違うんだ
じゃあどこだろう? バンサンの住むベルギー?
叔母さんまで一文無しって、アーネストの家系は
みんな自由人で、陽気で、楽観主義者なのかも
バイオリンを弾いたりして、手にいろんな職を持っているし
なにより、お金がなくても、セレスティーヌと毎瞬、毎瞬、思い切り楽しんでいるのがイイ
豪華なおもてなしの料理の材料を買ったり、
旅行するお金があるのはフシギ
セレスティーヌのテーブルセッティングは手馴れたもの/驚
家事は女の仕事、みたいなセリフがあって、
母親がいなくても他の大人を見ていると、そう思ってしまうのかな
時代のせいか