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東野圭吾×阿部寛 『新参者・加賀恭一郎 ~眠りの森』(2014年版)

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■東野圭吾×阿部寛 新春ドラマスペシャル『新参者・加賀恭一郎 ~眠りの森』(2014年版)
原作:東野圭吾

出演:
警視庁捜査一課加賀恭一郎:阿部寛
富井優司(主任):松尾貴史
真野剛(管理官):名高達男
高柳バレエ団浅岡未緒:石原さとみ
高柳亜希子:音月桂
斎藤葉瑠子:木南晴夏
森井靖子:大谷英子
紺野健彦:宮尾俊太郎(Kバレエカンパニー)
柳生講介:益子倭(Kバレエカンパニー)
梶田康成:平岳大
中野妙子:堀内敬子
高柳静子:草村礼子
石神井北警察署太田大作(強行犯係・刑事):柄本明
佐野誠(強行犯係・刑事):竹財輝之助
新井要事(強行犯係係長):小須田康人
その他加賀隆正:山﨑努
青木一弘:加藤虎ノ介
青木純子:弘中麻紀
風間利之:内田朝陽
ウエイトレス:トリンドル玲奈
宮本清美:映美くらら
山田(加賀の見合い相手):仲間由紀恵


「ドラマのマイベスト」内の「東野圭吾さん作品まとめ」に追加しました。



▼あらすじ(ネタバレ注意
バレエを観に来て思いきり寝てる加賀恭一郎と、注意する山田(加賀の見合い相手)

(『TRICK』が始まるのかと思ったw しかも山田って/爆

美しい黒鳥が出てきて急に目が冴える


見合いはその場で断られる(由紀恵ちゃんは、結局このシーンだけの友情出演なのねw


アキコ(プリマ):
ヒトはウソをつく ウソは魔法の呪文だ ウソは真実の影(腕の傷跡を見る


『白鳥の湖』で、アキコはオデット役、ミオは黒鳥役
「音と全然ズレてる! 音がとれないダンサーは最低だ!」とミオを厳しく怒る演出家・梶田康成



「ハルコが人を殺した」と電話が入る

高柳バレエ団に行くと所轄刑事・太田とかちあう


第一発見者は梶田 ハルコが見知らぬ男と倒れていた
正当防衛かどうか調べが始まり、被害者の写真を見せるが誰も知らないという

代表者・静子:バレエ団にとって財産はダンサーです
(こないだ観た『永遠の仔』に出ていた女優さんだ!


ハルコの事情聴取
事務所にいると背後から強盗に襲われて思わず殴って、自分も気絶したと供述

ハルコは免許取り立てで運転した際、右膝じん帯を怪我してブランクが3ヶ月あり、復帰したいと思っている

誰に聞いても「アキコさんは産まれながらの主役なんです」と言う


『眠りの森の美女』の主役もアキコ


ミオもアキコに憧れてバレエ団に入ったと話す

王子役はエース・紺野 柳生は期待の若手で青い鳥役



アキコ:
私たちはウソをついているんです ウソは魔法の呪文
自分に魔法をかけ、舞台という大きなウソをつくんです
ハルコちゃんを早く帰してください
ダンサーにとって踊れないのは死ぬことと同じなんです

ハルコは留置所でも練習を欠かさない
指紋はハルコのもののみ
殴ったのは1回 2回殴ると正当防衛にならない可能性が出て来る


ミオの部屋を調べにくる太田 彼も正当防衛説を疑っている
ハルコとミオはルームメイトだった

柳生とハルコは付き合っていた
柳生にアリバイを聞く 付き合いは認め、家にいたと話す

柳生:ダンサーの恋愛は難しいんですよ


普段は地味なのに踊ると変貌するミオ
アキコ:今までとは何かが違う 恋でもしたのかも

アキコに恋愛のことを聞くとはぐらかす

アキコ:
禁じてるわけじゃないけど、梶田先生は妊娠、子育てなどは弊害だと思ってるので


事件の日、喫茶店に被害者が来て、朝から夕方までバレエ団の入り口を見張っていたと証言する店員
太田をコーヒーに誘って、クリームソーダを頼む加賀

(分かるけどねw

太田:
一課の刑事に所轄の刑事がどれだけ気を遣うか分かってんのか?!
オレは今月いっぱいで定年 一課の刑事嫌いなんだよ

加賀:分かってます


遺体にすがる恋人 被害者の名前は風間だと分かる
美大を出た後、画家を目指していた 2年前はNYにいた

風間の部屋にはバレエのチケットとパンフレットがある
バレエに興味がないのに『白鳥の湖』を観ていた


バレエ団に聞くと、誰も風間を知らないという

リハを見に行く加賀
配役を決めてるのは梶田
ヤスコは最近、本番でミスが多くて役をおろされた

講師:
“梶田規格”っていう無理なダイエットをしたせいよ
個性や内面なんて関係ない 梶田にとってアキコは完璧な人形なんです


ヤスコにも事情を聞く 風間を知っている様子


ミオは子どもの頃から暗くイジメられていた
そんな時、ハルコがバレエに誘ってくれた
ミオ:私に魔法をかけてくれたんです


バレエ団には、2年に一度NY研修があり、毎回2人だけが行く


アキコを訪ねてバーに聞く

アキコ:私はカラッポの人形だから完璧に踊れたのかも、今までは
加賀:剣道の無心の一撃みたいなものですか?

腕の傷のワケを聞くと

アキコ:
戒めなんです 趣味で料理をしていた時に切ってしまって
バレエ以外の余計なことをするなっていう戒め

アキコは4年前に1年間NYに行ったことがある
風間も1年間行っていたと話す加賀


柳生がハルコをかばったという線も考える


加賀と太田はコンビを組まされる


風間の恋人に話を聞くと、尊敬してる大学の先輩を頼って風間もNYに行っていた時期があるという
「日本を離れて追い詰めたら、オレにもいい絵が描けるのかな」と言っていた
加賀:“オレにも”?


風間の先輩・青木の姉を訪ねると「弟は病死しました 3日前にNYで」


太田にもオタクの息子がいると話す
太田:オレは息子のことも、あんたのこともこれっぽっちもわかんないよ!


ゲネプロでもピリピリした空気


梶田が急に倒れる 弁当につくしょうゆの容器の中に毒物を入れ
上着に仕掛けて、イスに座った時に刺さった
梶田は死亡 殺人事件として捜査が始まる


2時間後には本番

アキコ:
今夜は予定通り上演します 私たちはどんなに大切な人が死んでも観客が待っているんです

開演時間を遅らせ、実況検分する条件を出す加賀

太田:あのバレエ団、みんなグルになってなんか隠してる


梶田の死因は、急性ニコチン中毒

ミオが倒れ、病院で「貧血だといわれました」と言う
アキコ:次まで1週間だから気をつけて


ヤスコはサンドイッチをバクバク食べる
講師:急に食べると体がビックリしちゃうわよ



雨で帰る途中、ミオはまた倒れ、加賀がクルマで送る
車中でも具合が悪くなり、途中で降りる

加賀:
あなたが怖いのは魔法が解けて、現実に戻ることでしょう
あなたの黒鳥には迫力があった あなたの何が生み出しているのか

ミオ:
黒鳥は男性を誘惑する役だから 私なりに研究したんです


凶器はサンドアートについてくる注射器 砂の落ちる速さを変える道具

(雑貨屋さんで観て感動したけど、そんな物騒なものをつけちゃダメでしょ


父から留守電があり、つっけんどんに返事をかえす加賀
太田に誘われて飲みに行く

太田:
あんた、オヤジとうまくいってないのか?
家に帰らず、女房はひと言も喋らない
この仕事にはよくあることだよ

加賀:
警察官は結婚したほうがいいと言われて見合いしましたが断られました

太田:
オレも結婚すれば安定して仕事ができるって言われて・・・
オレたちもバレリーナと同じだな

加賀:
そうやって家庭をダメにした刑事を1人知っていますよ(父のこと?


一度も休んだことがないヤスコが無断で稽古を休んでいて、連絡もつかないと慌てる講師ら

自宅に行くとサンドアートの同じ針で自殺している
部屋にはNYの写真がある

太田:梶田殺して、自殺か?


死因は同じニコチン中毒
風間の事件とは無関係と決め付ける監理官

ヤスコの隣りの部屋の男性は、男とケンカしていた声を聞いた
NY警察からは、風間の部屋にはアジア人がよく来てたという曖昧な情報だけ

加賀:私がNYに行けば何か分かるかもしれません


税金の無駄遣いだと言われ

太田:
私、所轄40年 捜査とは足を棒にして見て、聞くことです
この加賀刑事は、いろんなところまで行って、聞かなくてもいいことまで聞きます!(皮肉?w

太田の熱弁で、海外ロケ!


画廊、バレエ関連いろいろ聞いて回る加賀
梶田は2年前ではなく、3年前に刑事と一緒に来た ヤスコとアキコのため

風間は怒鳴っていたのではなく、頭を下げていたこと、
梶田の死後、ヤスコの部屋から夜、女性の声もしていたと分かる


NYの当時の刑事にも聞く 日本人の男が刺された
「刺したのは娼婦だ」と男が言って、2人のダンサーの容疑は晴れた
刺されたのは青木(風間の尊敬する先輩

おばちゃんにも事情聴取
「青木には恋人がいた 彼女は来ず、ベッドで死んでいた 恋人の名前はヤスコ」

遺品の中にバレリーナの絵がある 風間もこの絵を観たと断定



1人で練習するアキコを訪ね、帰国直前に、青木が刺殺された話をする
ダンサーの恋愛に厳しい梶田は、2人を連れて帰国した 犯人は見つからなかった

太田:
風間は青木にヤスコを会わせたかったのでは?
あのバレエ一味は何かを守っている 一番守りたいのはアキコ

加賀:彼女は逃げも隠れもしません プリマですから


稽古中にまた貧血で倒れたミオ

イチゴをもって自宅を訪ねる加賀
ミオ:少しだけ一緒にいてくれませんか?

処方箋を見つける加賀


なにか話してくれと言われ、黒鳥の話をする

加賀:
私は、剣道の全日本で優勝している 連戦連勝
だが、最後の試合相手の殺気がすごごくて1本とられて負傷までした
彼はもう病気で亡くなりました 大会前に余命を宣告されていたそうです
「最後にもう一度加賀と戦う」と言っていた
同じような殺気をあなたの黒鳥からも感じたんです

ミオ:『眠りの森の美女』ぜひ観に来てくださいね


外はまた雨 
ミオが倒れた日も雨で、ひらめく



加賀は父に電話する 「聞きたいことがあります」



本番当日 アキコの楽屋に行く加賀


加賀:
最後に魔法がとける瞬間を観に来ました
あなたたちから目を離しませんよ

絵を見せると動揺する

加賀:
青木は恋人を描いた ヤスコではなくアキコさんだったんです
ターンする方向が左回り それは大変珍しい

アキコ:青木さんの恋人は私です

帰国が迫り、「バレエならNYでもできるだろ? 君がいなきゃ絵が描けなくなる!」と追い詰められて、
もみあって腕に傷ができた その後、もみあって刺してしまった

アキコは逃げて、梶田に助けを求め、梶田は警察に青木の恋人はヤスコだとウソをついた
梶田から「もし聞かれたらヤスコだと言ってください」と言われて
青木も恋人はヤスコだと言ってアキコをかばった

風間はヤスコを訪ね、「青木を訪ねてください!」と頼んだ
ヤスコ:恋人はアキコさんです どうして私だと思ったんですか?
ヤスコもすべてを知った


事件当日、事務所にいたのはアキコ 風間が来て、
「死ぬ前にもう一度会ってください! あなたは彼を捨てて、バレエを選んだ」



ミオが呼びに来る 「アキコさん出番です」

アキコ:
あと2時間だけ待ってください
今夜だけは踊らせてください 魔法がとけたらすべてお話します
私はずっと舞台の上にいます プリマですから

ミオ:私の『眠りの森の美女』ちゃんと観てくださいね


客席で観劇する加賀と太田

 

加賀:
最高の舞台を見せるとミオと約束したんでしょう
彼女はこの謎を解く最後のピースだったんです

ミオはヤスコの部屋を訪ねた
ヤスコは梶田が好きだったと話す
梶田はアキコさんを守るために、ヤスコをスキャンダルの主役にした

ヤスコ:私は永遠にプリマになれない! 人生がすべて否定されたのよ
(梶田殺しはヤスコ

ミオ:
自首しないでください 『眠りの森の美女』が終わるまでは この舞台が最後だから

ミオは、雨が降ると耳鳴りがする病気 いつか完全に聞こえなくなるかもしれない
ハルコの運転事故がきっかけ これまでずっと曲のテンポを体に覚えさせていた(驚



事件当日、風間を殴ったのはミオ ハルコも見た
アキコになにかあれば最後の舞台がなくなると、ミオはアキコに事情を話す

ハルコ:
私がやったことにする 犯人は強盗で、正当防衛にする
私はミオちゃんの一番大切なものを奪ってしまったんです
私はバレエ人生を奪ってしまった!

アキコ:
中止にはさせない 今から私たちは魔法がかかるの ウソをつき通すの
私はプリマとして最高の演技をする あなたも最高のフロリダ姫を見せなさい



観客の拍手はまったく聞こえていないミオ
アンコールの舞台挨拶にミオがいない

屋上から飛び降りようとするミオを止める加賀

ミオ:魔法とけちゃいました

加賀:
魔法は解けません あなたの踊りは永遠の記憶に残る
あなたは記憶の中で踊り続けるんだ

ミオ:今、私になにか話しかけてますか? 私に何か話しかけて!

 




アキコが警察に来る
加賀:ミオちゃんのフロリダ姫も、あなたのオーロラ姫も最高でした
アキコ:よかった ありがとうございました


また父に電話
加賀:あなたから教えてもらった情報が役に立ちました
父:他に用がないなら切る 話すのは捜査のことばかりだな お前もオレも


太田:
前に息子の話したろ 昨夜、飲みに行った
パソコンで作ったゲームが賞とってさ 話すことも何もないから寿司をつまんだ
親子なんてそんなもんだ あんたのオヤジさんには散々無駄足踏まされたよ

加賀:長い間、お疲れさまでした


加賀にはもう次の事件の電話がくる

(まだまだ続くのかな、このシリーズ





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