■『ミッドナイト・イーグル』(2007)
原作:高嶋哲夫
監督:成島出
出演:
西崎優二(戦場カメラマン):大沢たかお
有沢慶子(週刊「WISE」記者):竹内結子
落合信一郎(東洋新聞記者):玉木宏
佐伯昭彦(自衛隊三等陸佐):吉田栄作
冬木利光(内閣危機管理監):袴田吉彦
青木誠(週刊「WISE」カメラマン):坂本爽
チヘ:金子さやか
平田俊夫(工作員):波岡一喜
西崎志津子(優二の妻、慶子の姉):相築あきこ
西崎優(優二の息子):佐原弘起
朝倉(西崎との無線交信相手の青年):濱田岳
片山晋作(内閣官房副長官):橋爪淳
自衛隊統幕長:佐々木勝彦
陸幕長:浜田晃
海幕長:立花一男
空幕長:秋間登
町医者:重松収
斉藤健介(自衛隊三等陸佐):大森南朋
宮田忠夫(週刊「WISE」編集長):石黒賢
渡良瀬隆文(内閣総理大臣):藤竜也
▼あらすじ(ネタバレ注意
西崎優二(戦場カメラマン)が食べ物を渡した少年は、目の前であっけなく爆死する
それから、一人ずっと山にこもっている
妻子の写真はあるが一人暮らし
戦闘機が上空を通過し、慌ててカメラのシャッターを切る
その後、墜落 2機が確認して戻る
総理に緊急事態が伝えられる
後輩で記者の落合に聞くと北アルプスを飛んでいたのは自衛隊訓練機だと言われるが疑うユウジ
有沢慶子(週刊「WISE」記者・ユウジの亡妻の妹)は、軍用トラックが何台も走るのを見る
ケイコは姉の遺した息子・西崎優と暮らしている
ユウジはいつもユウにいろんな写真を渡している
夜中、ユウジのところに落合が来て「俺が先輩を雇います」
総理大臣と陸軍との会議
落下地点は見岳沢
松本のレンジャーを加えて、工作員がいるかもしれないので2班に分ける
到着には2日半かかる 立川基地で待機させる
総理:外部に情報が漏れるのだけは注意してください
(長野の美しい山にこんな物騒なモノを墜落させないでおくれよ
ケイコのところに落下した飛行物体の写真分析をもちこむ落合
街中パトカーだらけ どこも通行止め
滝沢口に回るしかないと、クルマを下りて、ユウジと落合は雪山を登りはじめる
吹雪は1週間は続く見込み
同じルートを自衛隊も登っている
ユウジ:白迷彩に完全武装、これは尋常じゃない 下りよう
と言うが、1人でも冬山を登るという落合
落合:
横田に東洋人が2人侵入し、1人は射殺され、1人は逃亡中
これらは全部つながってます
ケイコはカメラマン青木と合流
青木:これは、ただの不審者じゃないな
編集長はケイコと青木に病院に向かわせる
病院には、血だらけの外国人患者であふれている
医師にワイロを渡して情報を探る
医師:あの侵入者は長くはもたないぞ
痛み止めのモルヒネを持っていくケイコ
出てきたのは女性 負傷した男にいきなり撃たれる
青木:日本語が分かんないんじゃ?
ケイコ:病院に連れていこう 女は妊娠してるのではと気づく
ユウジらのテントに銃弾が撃ち込まれる
「自衛隊じゃない 日本語じゃなかった」
会議
工作員6人が入山した 総理は目的を聞くが誰も答えない
無線も通じない
落合:
一生に一度の大スクープかもしれないんですよ!
戦場からおかしくなって戻ってきて、山に篭っているうちにシズコさんが亡くなって・・・
ユウジ:危ないものには近寄らないことにしたんだ
シズコが亡くなった時のことを思い出すユウジ
ケイコ:
人殺し・・・
姉は病気のことを隠していた
夫を誇らしいと思って、またカメラマンに戻るのをずっと待ってた
ケイコらは、ホテルに男女をかくまう 素早く男の写真を撮る青木
ケイコも仕事上、なかなか家に戻れず、ユウは一人でご飯の用意をしたりしている
落合からケイコ宛に速達が届く ユウジの撮った飛行機の写真が入ってた
会議
「米軍はどうなってるんだ!」
「あてにならないということですね」
総理:我々の手で解決しなければならん!
落合は工作員に攻撃され、雪崩が起きて、命綱を投げるユウジ
落合はかつて山岳部にいたユウジの後輩でユウジに憧れて記者になった 今は松本支局にいる
落合:
オレ、1回逃げてるんです おっかけてたネタとめられて、上司ぶん殴って
また逃げて帰るんだ オレにはお似合いですけどね
取材を続ける決意をするユウジ
工作員の女の名はチヘ
ケイコの電話番号を教えて、ケータイを渡す
ケイコ:絶対外に出ないで待ってて
無線が見知らぬ男に通じる
ユウジ:
穂高にいる 2月2日航空機の墜落を見た
武装集団に追われている ケイコに伝えてくれ!
墜落したのはステルス爆撃機
編集長:
問題はこいつが何を積んでたかだ
ことによっては東アジアがすごいことになる
福生の山中で2人工作員が死んでる
武装集団と自衛隊が遭遇 自衛隊員に「逃げろ!」と叫ぶユウジ
撃ち合いになる両者 その間に逃げるユウジら
戦場の記憶がフラッシュバックする
寸前で助けてくれた自衛隊員とともに進む
サエキ:
自衛隊三等陸佐(陸自の最強部隊)の佐伯昭彦だ
ユウジさんだな 山を下りてもらいたい 国家機密だ
無線は傍受されていた
サエキは首のあたりを撃たれている 注射はやっぱりモルヒネ?
1人で行こうとして、
ユウジ:冬山をなめちゃダメだ 力を貸そうって言ってるんだ
青木:高2の夏休みにユウジさんの写真集見て、バイトしてカメラ買いました
ケイコ:それを撮ったユウジはとっくの昔にいなくなった
家に着くと見知らぬ男が待っている 「ユウジって男知ってますか?」
無線を拾った朝倉が録音を聞かせる
その音源を編集長にも音を聞かせる
総理の耳にユウジらのことも伝わる
別の自衛隊部隊も武装集団に全員殺された
冬木利光(内閣危機管理監):周辺住民へ避難命令を出してください!
「搭載されているものの正体が漏れれば、国民がパニック状態に陥る 外国交渉もまったく意味がなくなる」
ケイコらが向かうと男女工作員は逃げた後
チヘのケータイにはGPSがついていて追跡する
港でクルマを見つけて倉庫に入ると、2人は工作員に拘束されている
青木は倉庫に火をつけ、工作員をひきつけている間に2人を助ける
持っていた銃を撃つケイコ
男:
オレはもうムリだ行ってくれ この仕事を最後に国に帰るつもりだった
横田の機体に爆薬を仕掛けて墜落させた
祖国の上を見えない爆撃機が飛んでいたから
チヘと出会って、上官も殺した
このペンダントで救える チヘと子ども、お前たちの国も・・・
チヘからペンダントを預かるケイコ
米軍のステルス機、通称“ミッドナイト・イーグル”に工作員が爆薬を仕掛けた
狙いは核 横田には核爆弾が積まれてた
落合:オレが東京で追いかけて、潰されたネタです!
起爆される恐れがある 北アルプスの雪が一気に溶け
放射性物質は東日本だけでなく、全国に広がる恐れがある
落合:100万単位の死者が出る
(総理が国民の味方のいい人みたいに描かれているけど、何も知らされていない傀儡ってことか?
男は自爆死、チヘを連れて逃げるケイコら
ユウジらは2班の死体を見つける
ユウジ:
オレは世界中の戦場をイヤというほど見てきた
軍隊のナパームが見境なく殺していく
必死に生きようとする子どもたちの命を一瞬で奪う、それが戦争だ
この国には戦争も軍隊も絶対あってはならない
サエキ:我々は軍隊ではない 自衛隊だ
(自衛隊員もほどよくカッコよく描かれている気がする
屋上でへたりこむ総理
ケイコの身元も分かる
3人は墜落現場に着き、すぐさま写真を撮るユウジ
工作員らが雪に隠れていて、迷わず撃ち殺すサエキ
自衛隊仲間も大勢死んでいる
ステルス機の内部に入ると、時限爆弾のタイマーが時を刻んでいるのを見つける
(以前観た映画『ホワイトアウト』(2000)を思い出す
ケイコは家に戻るとすぐに青木から「逃げろ! 奴らだ!」と言われ、ユウを連れ出す
来たのは編集長と公安部
編集長:あの子(チヘ)は青木と一緒に病院に行った
サエキ:特殊爆弾の起爆装置が稼動している 2時間半後だ
ユウジ:墜落させたのはこのためか
装置を取り外そうとするが、パスワードが解除されてる 「君たちは逃げろ」
無線するユウジ またあの青年と、傍受している自衛隊にも通じる
サエキ:連隊本部の移動通信班だ
ケイコとユウは総理に会う
総理:工作員からパスワードのことを聞いてないでしょうか?
ペンダントを渡し、すぐ解析に回す
総理:ここで知りえたことは他言しないで頂きたい
ケイコ:真実を伝えるのが私たちの仕事です
総理:
すべての真実が国民の幸せと安全につながるとは限りません
公になったら東アジア全体の安定に大きな危機をもたらす
国民を守るのが私たちの義務です
ケイコ:
このような状況になるまで米軍の行動を黙認し、隠し通してきたのもそのためですか?
総理:
残念ながら、我々にも知らされていないことが少なからずありました
サエキから総理に無線が入る
「第1、第2版とも全滅 解除コードは解析中」
西崎と落合を呼ぶ総理
総理:このような事態に巻き込み申し訳ない
ユウジ:自分たちの意思で来ました
ケイコらとも話させる
ケイコ:
チップも手に入れました 解除コードが入っているはずです
戻ってください ユウが待ってます
10分きって無線と同時にパスワードが解読され、伝えてタイマーが止まる
サエキ:優秀な妹さんのお蔭だ
ユウジ:唯一ミスをしました 自分の姉きをオレに紹介した
自衛隊ヘリが吹雪をおして迎えに行こうとすると、もう一度起爆させるために工作員らが戻ってきた
室内にカメラがあると教えられ、総理らとつながる
総理:増援部隊到着まで守り抜いてもらいたい
サエキ:死守します
(自衛隊といっても、命をお上のために捨てる覚悟は、昔の兵隊と同じだ
ようやく緊急避難命令を出す総理
ユウジ:このお宝を奴らに渡すわけにはいかないな
銃を握るユウジ 青木も銃をとる
敵はロケット砲も持っているが明け方にしか使えない
落合:なんで自衛官になったんですか?
サエキ:
間違いなかったと分かったのは、西崎さんの写真を見て
誰もこんな目にあわせたくないと思った
どうして3年前から作品を発表しなくなったんですか?
ユウジ:
ある日、目の前でつきつけられた
シャッターを切ることで、たった1つの命も救えない
女房の気持ちにも気づけず、息子の一番大切なものまで奪ってしまった
ヘリの音が聞こえる
サエキ:
この天候じゃ墜落するぞ 戻れ!
もうこれ以上仲間が死ぬのを見たくないんだ 斉藤、帰ってくれ
斉藤:全機 撤退!
落合:1人頭10人てとこか
ユウジはカメラの前に行く
ユウジ:
総理、我々は長くはもたない
民間人の我々がいるため、サエキさんも迷っているが
ナパーム弾を投下してください 唯一の方法です
【ナパーム弾】
焼夷弾の一種で、ベトナム戦争ではゲリラが潜むジャングルを焼き払うのに使った(沖縄戦でも使ったね
大型だと幅1km、長さ2kmのすべての生物は酸欠状態で死亡する
軍:
イーグルに積まれた爆弾は900度の熱に10時間耐えられます
起爆することはありません
「ナパームは1996年の国連で禁止になっているはず 日本には存在しない」
「米軍のトマホークならナパームと同程度の装着が可能です」
ユウジは落合に自分の撮ったフィルムを渡す
「コレ持って逃げろ! 2時間なら逃げ切れるかもしれない ジャーナリストだろ?」
落合は後ろから来た工作員に撃たれる
落合:
オレ、引き返さなかったですよね、今度は
フィルムを落合に握らせる
ユウジ:
落合は死にました
この国がどうなろうと知ったこっちゃない だが父親として息子の命くらい守らせてくれ
「トマホーク、発射準備完了です」
総理:
政治家の最大の公務は戦争を防ぐことです
坊主、この顔を覚えておいてくれ 悪いのは全部このおっちゃんや
(その割に、民間人が頼んだみたいな設定になってるが
トマホーク発射 約10分で到着
(早いなあ 沖縄基地は要らないのでは?
サエキにも妻がいて、来月子どもが生まれる
サエキ:じゃあ、向こうで
こんな時にもサエキの写真を撮る 「笑えよ」
カメラのところに来るユウジ
「ユウを向かえに行けなくなった すまない
ケイコお姉ちゃんと仲良くするんだぞ」
「パパ、星の写真ありがと 今度、いつ会える?」
「パパはずっとお前のそばにいるさ」
(こんなに正確に目標地点まで短時間で飛んでくるものかね/驚
父母の写真に手を合わせてから家を出るユウ
青木はチヘを飛行場から見送る(罪には問われないの?
*
結局、ユウジの撮った写真も燃えちゃったから、証拠はなくなったわけだ
ケイコらの雑誌でも取り上げなかったのか? ユウジの写真は載ってたけど、単なる死亡記事?
航空自衛隊も映画製作に協力していた いろいろ細かい点を直されたか?
宇宙人総理のほうがずっと地球のためになるな
そもそも核兵器が元凶だ
原作:高嶋哲夫
監督:成島出
出演:
西崎優二(戦場カメラマン):大沢たかお
有沢慶子(週刊「WISE」記者):竹内結子
落合信一郎(東洋新聞記者):玉木宏
佐伯昭彦(自衛隊三等陸佐):吉田栄作
冬木利光(内閣危機管理監):袴田吉彦
青木誠(週刊「WISE」カメラマン):坂本爽
チヘ:金子さやか
平田俊夫(工作員):波岡一喜
西崎志津子(優二の妻、慶子の姉):相築あきこ
西崎優(優二の息子):佐原弘起
朝倉(西崎との無線交信相手の青年):濱田岳
片山晋作(内閣官房副長官):橋爪淳
自衛隊統幕長:佐々木勝彦
陸幕長:浜田晃
海幕長:立花一男
空幕長:秋間登
町医者:重松収
斉藤健介(自衛隊三等陸佐):大森南朋
宮田忠夫(週刊「WISE」編集長):石黒賢
渡良瀬隆文(内閣総理大臣):藤竜也
▼あらすじ(ネタバレ注意
西崎優二(戦場カメラマン)が食べ物を渡した少年は、目の前であっけなく爆死する
それから、一人ずっと山にこもっている
妻子の写真はあるが一人暮らし
戦闘機が上空を通過し、慌ててカメラのシャッターを切る
その後、墜落 2機が確認して戻る
総理に緊急事態が伝えられる
後輩で記者の落合に聞くと北アルプスを飛んでいたのは自衛隊訓練機だと言われるが疑うユウジ
有沢慶子(週刊「WISE」記者・ユウジの亡妻の妹)は、軍用トラックが何台も走るのを見る
ケイコは姉の遺した息子・西崎優と暮らしている
ユウジはいつもユウにいろんな写真を渡している
夜中、ユウジのところに落合が来て「俺が先輩を雇います」
総理大臣と陸軍との会議
落下地点は見岳沢
松本のレンジャーを加えて、工作員がいるかもしれないので2班に分ける
到着には2日半かかる 立川基地で待機させる
総理:外部に情報が漏れるのだけは注意してください
(長野の美しい山にこんな物騒なモノを墜落させないでおくれよ
ケイコのところに落下した飛行物体の写真分析をもちこむ落合
街中パトカーだらけ どこも通行止め
滝沢口に回るしかないと、クルマを下りて、ユウジと落合は雪山を登りはじめる
吹雪は1週間は続く見込み
同じルートを自衛隊も登っている
ユウジ:白迷彩に完全武装、これは尋常じゃない 下りよう
と言うが、1人でも冬山を登るという落合
落合:
横田に東洋人が2人侵入し、1人は射殺され、1人は逃亡中
これらは全部つながってます
ケイコはカメラマン青木と合流
青木:これは、ただの不審者じゃないな
編集長はケイコと青木に病院に向かわせる
病院には、血だらけの外国人患者であふれている
医師にワイロを渡して情報を探る
医師:あの侵入者は長くはもたないぞ
痛み止めのモルヒネを持っていくケイコ
出てきたのは女性 負傷した男にいきなり撃たれる
青木:日本語が分かんないんじゃ?
ケイコ:病院に連れていこう 女は妊娠してるのではと気づく
ユウジらのテントに銃弾が撃ち込まれる
「自衛隊じゃない 日本語じゃなかった」
会議
工作員6人が入山した 総理は目的を聞くが誰も答えない
無線も通じない
落合:
一生に一度の大スクープかもしれないんですよ!
戦場からおかしくなって戻ってきて、山に篭っているうちにシズコさんが亡くなって・・・
ユウジ:危ないものには近寄らないことにしたんだ
シズコが亡くなった時のことを思い出すユウジ
ケイコ:
人殺し・・・
姉は病気のことを隠していた
夫を誇らしいと思って、またカメラマンに戻るのをずっと待ってた
ケイコらは、ホテルに男女をかくまう 素早く男の写真を撮る青木
ケイコも仕事上、なかなか家に戻れず、ユウは一人でご飯の用意をしたりしている
落合からケイコ宛に速達が届く ユウジの撮った飛行機の写真が入ってた
会議
「米軍はどうなってるんだ!」
「あてにならないということですね」
総理:我々の手で解決しなければならん!
落合は工作員に攻撃され、雪崩が起きて、命綱を投げるユウジ
落合はかつて山岳部にいたユウジの後輩でユウジに憧れて記者になった 今は松本支局にいる
落合:
オレ、1回逃げてるんです おっかけてたネタとめられて、上司ぶん殴って
また逃げて帰るんだ オレにはお似合いですけどね
取材を続ける決意をするユウジ
工作員の女の名はチヘ
ケイコの電話番号を教えて、ケータイを渡す
ケイコ:絶対外に出ないで待ってて
無線が見知らぬ男に通じる
ユウジ:
穂高にいる 2月2日航空機の墜落を見た
武装集団に追われている ケイコに伝えてくれ!
墜落したのはステルス爆撃機
編集長:
問題はこいつが何を積んでたかだ
ことによっては東アジアがすごいことになる
福生の山中で2人工作員が死んでる
武装集団と自衛隊が遭遇 自衛隊員に「逃げろ!」と叫ぶユウジ
撃ち合いになる両者 その間に逃げるユウジら
戦場の記憶がフラッシュバックする
寸前で助けてくれた自衛隊員とともに進む
サエキ:
自衛隊三等陸佐(陸自の最強部隊)の佐伯昭彦だ
ユウジさんだな 山を下りてもらいたい 国家機密だ
無線は傍受されていた
サエキは首のあたりを撃たれている 注射はやっぱりモルヒネ?
1人で行こうとして、
ユウジ:冬山をなめちゃダメだ 力を貸そうって言ってるんだ
青木:高2の夏休みにユウジさんの写真集見て、バイトしてカメラ買いました
ケイコ:それを撮ったユウジはとっくの昔にいなくなった
家に着くと見知らぬ男が待っている 「ユウジって男知ってますか?」
無線を拾った朝倉が録音を聞かせる
その音源を編集長にも音を聞かせる
総理の耳にユウジらのことも伝わる
別の自衛隊部隊も武装集団に全員殺された
冬木利光(内閣危機管理監):周辺住民へ避難命令を出してください!
「搭載されているものの正体が漏れれば、国民がパニック状態に陥る 外国交渉もまったく意味がなくなる」
ケイコらが向かうと男女工作員は逃げた後
チヘのケータイにはGPSがついていて追跡する
港でクルマを見つけて倉庫に入ると、2人は工作員に拘束されている
青木は倉庫に火をつけ、工作員をひきつけている間に2人を助ける
持っていた銃を撃つケイコ
男:
オレはもうムリだ行ってくれ この仕事を最後に国に帰るつもりだった
横田の機体に爆薬を仕掛けて墜落させた
祖国の上を見えない爆撃機が飛んでいたから
チヘと出会って、上官も殺した
このペンダントで救える チヘと子ども、お前たちの国も・・・
チヘからペンダントを預かるケイコ
米軍のステルス機、通称“ミッドナイト・イーグル”に工作員が爆薬を仕掛けた
狙いは核 横田には核爆弾が積まれてた
落合:オレが東京で追いかけて、潰されたネタです!
起爆される恐れがある 北アルプスの雪が一気に溶け
放射性物質は東日本だけでなく、全国に広がる恐れがある
落合:100万単位の死者が出る
(総理が国民の味方のいい人みたいに描かれているけど、何も知らされていない傀儡ってことか?
男は自爆死、チヘを連れて逃げるケイコら
ユウジらは2班の死体を見つける
ユウジ:
オレは世界中の戦場をイヤというほど見てきた
軍隊のナパームが見境なく殺していく
必死に生きようとする子どもたちの命を一瞬で奪う、それが戦争だ
この国には戦争も軍隊も絶対あってはならない
サエキ:我々は軍隊ではない 自衛隊だ
(自衛隊員もほどよくカッコよく描かれている気がする
屋上でへたりこむ総理
ケイコの身元も分かる
3人は墜落現場に着き、すぐさま写真を撮るユウジ
工作員らが雪に隠れていて、迷わず撃ち殺すサエキ
自衛隊仲間も大勢死んでいる
ステルス機の内部に入ると、時限爆弾のタイマーが時を刻んでいるのを見つける
(以前観た映画『ホワイトアウト』(2000)を思い出す
ケイコは家に戻るとすぐに青木から「逃げろ! 奴らだ!」と言われ、ユウを連れ出す
来たのは編集長と公安部
編集長:あの子(チヘ)は青木と一緒に病院に行った
サエキ:特殊爆弾の起爆装置が稼動している 2時間半後だ
ユウジ:墜落させたのはこのためか
装置を取り外そうとするが、パスワードが解除されてる 「君たちは逃げろ」
無線するユウジ またあの青年と、傍受している自衛隊にも通じる
サエキ:連隊本部の移動通信班だ
ケイコとユウは総理に会う
総理:工作員からパスワードのことを聞いてないでしょうか?
ペンダントを渡し、すぐ解析に回す
総理:ここで知りえたことは他言しないで頂きたい
ケイコ:真実を伝えるのが私たちの仕事です
総理:
すべての真実が国民の幸せと安全につながるとは限りません
公になったら東アジア全体の安定に大きな危機をもたらす
国民を守るのが私たちの義務です
ケイコ:
このような状況になるまで米軍の行動を黙認し、隠し通してきたのもそのためですか?
総理:
残念ながら、我々にも知らされていないことが少なからずありました
サエキから総理に無線が入る
「第1、第2版とも全滅 解除コードは解析中」
西崎と落合を呼ぶ総理
総理:このような事態に巻き込み申し訳ない
ユウジ:自分たちの意思で来ました
ケイコらとも話させる
ケイコ:
チップも手に入れました 解除コードが入っているはずです
戻ってください ユウが待ってます
10分きって無線と同時にパスワードが解読され、伝えてタイマーが止まる
サエキ:優秀な妹さんのお蔭だ
ユウジ:唯一ミスをしました 自分の姉きをオレに紹介した
自衛隊ヘリが吹雪をおして迎えに行こうとすると、もう一度起爆させるために工作員らが戻ってきた
室内にカメラがあると教えられ、総理らとつながる
総理:増援部隊到着まで守り抜いてもらいたい
サエキ:死守します
(自衛隊といっても、命をお上のために捨てる覚悟は、昔の兵隊と同じだ
ようやく緊急避難命令を出す総理
ユウジ:このお宝を奴らに渡すわけにはいかないな
銃を握るユウジ 青木も銃をとる
敵はロケット砲も持っているが明け方にしか使えない
落合:なんで自衛官になったんですか?
サエキ:
間違いなかったと分かったのは、西崎さんの写真を見て
誰もこんな目にあわせたくないと思った
どうして3年前から作品を発表しなくなったんですか?
ユウジ:
ある日、目の前でつきつけられた
シャッターを切ることで、たった1つの命も救えない
女房の気持ちにも気づけず、息子の一番大切なものまで奪ってしまった
ヘリの音が聞こえる
サエキ:
この天候じゃ墜落するぞ 戻れ!
もうこれ以上仲間が死ぬのを見たくないんだ 斉藤、帰ってくれ
斉藤:全機 撤退!
落合:1人頭10人てとこか
ユウジはカメラの前に行く
ユウジ:
総理、我々は長くはもたない
民間人の我々がいるため、サエキさんも迷っているが
ナパーム弾を投下してください 唯一の方法です
【ナパーム弾】
焼夷弾の一種で、ベトナム戦争ではゲリラが潜むジャングルを焼き払うのに使った(沖縄戦でも使ったね
大型だと幅1km、長さ2kmのすべての生物は酸欠状態で死亡する
軍:
イーグルに積まれた爆弾は900度の熱に10時間耐えられます
起爆することはありません
「ナパームは1996年の国連で禁止になっているはず 日本には存在しない」
「米軍のトマホークならナパームと同程度の装着が可能です」
ユウジは落合に自分の撮ったフィルムを渡す
「コレ持って逃げろ! 2時間なら逃げ切れるかもしれない ジャーナリストだろ?」
落合は後ろから来た工作員に撃たれる
落合:
オレ、引き返さなかったですよね、今度は
フィルムを落合に握らせる
ユウジ:
落合は死にました
この国がどうなろうと知ったこっちゃない だが父親として息子の命くらい守らせてくれ
「トマホーク、発射準備完了です」
総理:
政治家の最大の公務は戦争を防ぐことです
坊主、この顔を覚えておいてくれ 悪いのは全部このおっちゃんや
(その割に、民間人が頼んだみたいな設定になってるが
トマホーク発射 約10分で到着
(早いなあ 沖縄基地は要らないのでは?
サエキにも妻がいて、来月子どもが生まれる
サエキ:じゃあ、向こうで
こんな時にもサエキの写真を撮る 「笑えよ」
カメラのところに来るユウジ
「ユウを向かえに行けなくなった すまない
ケイコお姉ちゃんと仲良くするんだぞ」
「パパ、星の写真ありがと 今度、いつ会える?」
「パパはずっとお前のそばにいるさ」
(こんなに正確に目標地点まで短時間で飛んでくるものかね/驚
父母の写真に手を合わせてから家を出るユウ
青木はチヘを飛行場から見送る(罪には問われないの?
*
結局、ユウジの撮った写真も燃えちゃったから、証拠はなくなったわけだ
ケイコらの雑誌でも取り上げなかったのか? ユウジの写真は載ってたけど、単なる死亡記事?
航空自衛隊も映画製作に協力していた いろいろ細かい点を直されたか?
宇宙人総理のほうがずっと地球のためになるな
そもそも核兵器が元凶だ