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ホンモノそっくり 『クローン文化財』の展覧会開幕@あさイチ

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ホンモノそっくり 『クローン文化財』の展覧会開幕@あさイチ

ゲスト:光浦靖子さん(オアシズ)、村上知子さん(森三中)
VTRゲスト:宮廻正明東京芸術大学教授
リポーター:佐々木彩アナウンサー

“東京・上野にある美術館で、先日、国宝&世界遺産級のお宝が一堂に会する展覧絵画始まりました。
 といっても実はこれ、高精細印刷や3Dプリンターなど最新のデジタル技術を使い、
 凹凸など細かい点まで忠実に復元した「クローン文化財」なんです。

 手がけたのは東京芸術大学。全36点の展示品は、国宝・法隆寺釈迦三尊像や、
 タリバンに破壊され今は見ることができない世界遺産・バーミヤン仏像の天井壁画、
 そして中国が誇る敦煌莫高窟など、本来は現地へ行かないと見られない貴重な文化財ばかり。

 クローン文化財はどのように作られているのか(実は職人技も必要なんです!)、
 そして展覧会のみどころについてお伝えしました。”


「素心伝心 クローン文化財 失われた刻の再生」@東京芸術大学大学美術館

会期:2017年9月23日(土)~10月26日(木)
午前10時~午後5時(金曜は午後8時まで開館)
休館日:月曜日(10月9日は開館)

※触れるのは一部で、今回の釈迦三尊像は取材のため特別に触らせてもらった


かつて荒らされた、または破壊された文化財を3Dプリンターで復元

 




<つくられた過程>

本物の国宝をもとに等身大のコピーを作成
今回の復元作業には3年を費やした

本物/クローン

 

 

鋳造
 

研磨


経年劣化で剥げ落ちた部分はちゃんとつけ直した
※国宝は欠落しても直すことができない

本物により近づけるために、法隆寺の埃まで取り寄せたそう!



展示では法隆寺のお経をスピーカーから流し、お香も焚いて
一般では見られない法隆寺の内部も再現した



Q:拝んでもご利益はある?




●破壊されたバーミアンの遺跡


当時、旧タリバン政権により破壊されたバーミアンの壁画も復元され
日本に住むアフガニスタン人にも観てもらったところ
「現地に来たようで感動した」との声があった

 

***

番組でも言っていたように、今回は1400年の質感を再現したけれども
造られた当時の金箔でキラキラの仏像によみがえらせることも出来るし
イノッチの言う通り「ここまで職人さんたちが3年もかけたなら、もう立派な芸術品」

3Dプリンター画期的/驚
インスタでは、手足をなくした動物のために、それに代わるものを作って
自由に走り回れるようになった犬や馬などの動画も観た
使い方によって、あらゆる可能性を秘めていることが分かった


・・・とはいえ、上野の展示会はすべからく混雑必至なため、観に行くことは叶わないから残念

なぜ、なんでも上野?
お金をかけた分、元をとるために大勢集客するあまり、入場だけで数時間待ちとか
中に入っても人の頭を見に行くようなもので、芸術鑑賞とは程遠い

毎回素晴らしい企画展を催しているのに惜しいなあ



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