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Channel: メランコリア
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『地球、最後の男 LOVE』(2011)

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監督・脚本・撮影:ウィリアム・ユーバンク

出演:
ガンナー・ライト
アンバー・チルダーズ
ほか

「GYAO!」で10月11日まで無料配信中


▼あらすじ(ネタバレ注意

荒れ果てた戦場 死体の山

“オレにとって悪魔の音とは、敵の命を奪うと決断した大軍の生み出す音だ
 それは何度も続く”



爆撃に脅える地下にいる兵士たち

マクレーン:
不死身の男リーか 君に任務がある
コロラド流域で巨大物体が発見された
それを調べるのは君が適任だ

馬で出るリー

地下から出てぐちゃぐちゃになって戦う兵士たち







“すべては目的のため
 我々にはなにかが欠けている
 なぜ正義の名のもと 息をしようともがくのか
 行き先は同じなのに”

長い旅の末に砂漠の中で彼が見たものは?


宇宙の映像





32デルタ(宇宙船)にケンブリッジから連絡が来る
リー:ISSのポンプが半分の圧しかない
ファイルエラーも出る

通信終了





空き時間は運動したり、読書したり
(1人でこんな閉鎖空間にいるのは耐えられない!


寝ていると異音で目覚める 音は止まる
運動中も異音がする


兄からメッセージ 「甥が生まれた 早く会わせたいよ」

また異音 Kから連絡もこなくなる
リー:無線障害を拾ったか?!



老人:
人は人を必要とする
だから私は自分を語り部と信じている
多くを見て、多くを経験した
何も伝えなければ、誰も学ばず、知らずに終わる
おかしな世界になるよw


分厚い説明書はロシア語
いろいろ試して、何度も連絡を試みるがつながらない

「ヒューストンから録音メッセージだ 今はこの方法しかない
 マズいことが起きた 君を軌道から戻そうにも出来る人間がいない すまない」

リー:
ストレス実験や、隔離テストならすぐ中止しろ!
孤独で、ストレスも限界だ!
オレの声も聞こえているはずだ 何があったか教えろ!



データには
乗務員:リー
任務期間:不明

ISS内の環境も維持が危険な状態


男性の録画ビデオ



「我々、社会的生物は、他人との対話が必要だ
 生きるために 関わらないと、現実感が捻じ曲がる」


ロケット発射の夢



(立って歩いたり、フツーに水飲んでるけど、一定の重力が保たれているの? 映画の都合?

なにもやる気がしなくなる ヒゲものばしっぱなし 破壊行動 家族写真を見る
リー:話し相手は写真だけ ここは最低だ




地球が真っ暗になる 幻覚? 夢?

煙の充満でで飛び起きる マスク着用 煙を吸引
さすがに緊急時の行動速い!

家に帰った想像を始める 逃避か
兄からの録画映像も消える

リー:電力を作る 基地が壊れたからだ
妻?:あなたは壊れたと思う?




宇宙服を着て作業していたら日誌を見つけた

リー・ブリッグス大尉の日誌 第22コネティカット 第7歩兵師団
1864年 冒頭の映画の? 「南北戦争」か?


男性の録画ビデオ



「できることは計画して、試行錯誤しても人間は無力だ 確実なものなんてない
 何が大事かというと、他の誰かの愛を経験した時、満ち足りる」


ISSはゴミだらけ

女性:四季なんてない ただ時間だけ

歌う(さすがにお酒はないのか

日誌:
何度戦っても慣れることはない
間違いなく心を狂わせる
一度に7万人の戦死者
坑道は墓だ 逃げ場がない


絵を描く(上手いな
自分対自分でカードでゲーム





リー:
地球とは350キロ離れている
最初の宇宙ステーション
その後の進歩でさらに地球から離れていく
(モールス信号とかは?


誰かと話し始める

リー:なんて長い日誌だ ただ向こう側に何を見たのかを書けよ!

廃墟のような室内

リー:
一生置き去りにはしないさ
怖いかって? 生きるのは怖いさ


遺書を書く

連絡が途絶えたのは2039年
軌道上に残されて6年が経過(そんなに!?

任務はとっくに終わり、生命維持装置を延ばし
交信を確認して、体調の変化を警戒するくらいだ

決意は決まった 持ち場を離れるんだ
ここのシステムにはもう頼れない
帰還の旅へ出るほうが酸素不足で死ぬよりもいい

ここより地球で眠りにつきたい
伝言を手にしたものにこれを広めることを委ねる
リー 2046年


宇宙服を着て、ロープを外そうとするが出来ない


ブレーキがきかなかった話をする男(闘病の経験談?):
人の記憶に残るには諦めずに努力を続けることだ
受け入れるんじゃない 戦うんだ



(食べ物にそんなに備蓄があるのか?
 6年もあれば、ロケットで助けられるのでは?


体中に何か書いてある 髪も伸びっぱなし
やっと受信データが来たけど、これも幻覚?

声がして慌てて外を見たり “time to go...(もう行かなくちゃ)”




ダクトみたいな所に来る
どこかのビルにつながっている

(人の想像力って生命を助ける仕組みなのね

部屋にはロケットの写真
ビデオにあった部屋もある
プラネタリウム
古風なホテルでベルを鳴らすが誰もいない



エレベーターに乗ると真っ白い部屋
目録に自分の名前もあり、パソコンに入力すると周囲の機械が動き出す



ドアを開けると、テレビのバラエティショーに自分が出ている



Q:20年ぶりの宇宙飛行ですが気分はどうです?
リー:選ばれて光栄です 私が代表として・・・
(過去の記憶か?

古い本を見つける


“語り手 あなた自身”


この景色が日誌の男が見たものか?




「君が最後だ みんな消えた 君の気持ちは分かる
 結びつきは人にとって最も大事なもの 不可欠だ

 君が見ているのは断片だ
 記憶のコレクション、人類が存在した記念の品」

「楽しい記憶を大事にして進むんだ 人生は続くから」

「君の行動は他人の行動に影響を与えるかもしれない」

「今に会えるよ リー」


ドアから出ると、ものすごいGの夢から覚め、星の中



光の中に人々の記憶が詰まってる






女性の声:
生命体を検出 位置を確認
今夜は素晴らしい人類との接触実験でした
共生の関係です 人類、機械、あなたとの

人間の脳は多種の結びつきに優れ、各々が記憶で事件なのです
今夜の記憶は1人だけではなく、数千の人々の記憶に残る

目を閉じて、ここに戻るのです
孤独ではない みんなが感じるもの 愛です

***

後半はMVのような映像美 音楽、効果音も含めて

魂も宇宙もすべて愛でつながっている
自死を選ぶより全然いいエンディング

SFでは10年後、20年後がまるで違った未来のように描かれることが多いけど
現実はそう速くは動かないようだ 『2001年宇宙の旅』にも追いついていないし
でも、ヒトが想像できることは、すべて実現可能という言葉もある

宇宙で通信が途切れてしまう設定はよくあるけれども、ちょっと違った視点で描いていている作品
観た人がどうとでも受け取れるスペースがある

邦題から察すると、彼が戻れないのは、人類が絶滅してしまったからか?
「生命体を検出」てメッセージが本物なら、
新たな宇宙知的生命体とのファーストコンタクトの話になるし




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