大物プロデューサーのセクハラ騒動と、ハリウッド文芸映画の衰退“2008年のリーマン・ショック、そしてこの前後以降のDVDからストリーミング配信への移行、
あるいはシネコンの集客力の鈍化など、文芸作品を取り巻く環境は厳しくなっていきました。
兄弟のうちで文芸映画を担当していたハービーを、エンタメ中心のビジネスを率いていたボブが
「事件を理由に追放した」という見方もできると思います。”
それと、セクハラ犯罪は別にしてほしいな
『イングリッシュ・ペイシェント』も『恋におちたシェイクスピア』など
どれも素晴らしい映画だけに残念なニュース
映画製作に数千億かけたり、大物俳優の出演料に数億円かけるような映画ビジネスから、
ヒマな時に気軽に観れる大衆芸術に戻すとか
低予算でもいい作品は山ほどあるし
＜日本にいるアメリカ人にインタビュー＞
５０代男性：
とても驚いた 大物プロデューサーですから
私も身近に３件のセクハラ被害を知っています
いずれも男性上司から、女性に対するセクハラでした
上司の１人は解雇され、残る２人は左遷されました
ハリウッドで働いていた２０代女性：
短い間、ハリウッドのエンタメ業界で働いていたことがありますがセクハラは多いです
男女ともに関係を要求され、「断れば、数ヵ月後にクビになるぞ」と言われる
私も含めて、同僚の女性社員たちがセクハラを受けていた
「君はキレイだね こんな風に座るともっといいよ」とか
数人で告発したら、その上司は解雇された
３０代女性：
（友人が）学生の頃にセクハラに遭いました
大学にカウンセリングのシステムがありましたが、
心の傷は完全に癒えるものではありません
ハラスメントを受けたと感じたら、匿名で告発できるシステムがあります
勇気をもってこれを活用して、告発するかは個人次第ですが
＜セクハラに関する研修をしている企業もある＞
５０代女性：
内容を理解したか確認するために、研修後に試験を受けます
合格点に満たなかった場合は、再度の研修と試験を受けます
こうした対策は年々増えているそう
２０代女性：
アンジェリーナ・ジョリーのような有名な方が告発したことは
立場が弱い女性にも告発する勇気を与えてくれたと思う
