「フォトハラスメント」の危険性＠ＺＩＰ！

＜街の声＞

２０代　女子大学生：
（ネットに）アップする時、（友だちに）大丈夫？とか聞くようにしている

２０代　女子大学生：
写ってると思ってないのに写っていたらイヤだなと思います

　


＜ネットセキュリティーに詳しい専門家に取材＞

東京・千代田区「ラック」　杉浦隆幸氏に、番組スタッフが撮った写メから
いっしょに写っている同僚のことを調べてもらったら、
約１０分で名前と住所、同僚、その家族写真までたどり着いた/怖



杉浦：投稿した人を中心に調べて、周りにいる人が特定できると思います

投稿した人のアカウント情報から、専用のツールを使って、Facebookを見つけ、写っている同僚を特定



（Facebookは、個人情報を自らさらけ出してるもんね
　本人はよくても、周りにはイヤだと思う人もいる
　スマホを持つ時点で、もう世界中にすべての情報が漏れると意識しないと


国立情報学研究所　越前功教授：
海外では個人の特定につながる「顔認識のスマホのアプリ」がある
撮った写真からロシアのＳＮＳのプロファイル写真の中でどれが一番近いか探す

　

（大体、アメリカかロシアな気がするのは偏見？
　衛星を無数に飛ばして、今や「ＧＰＳ」の冷戦時代のようだ


＜「顔認識」を防止するメガネ「プライバシーバイザー」＞

　

「プライバシーバイザー」


越前：
外光を反射するような塗料で反射コーティングされており
光をカメラ側に反射することで、顔の特徴を変更させて特徴を捉えさせなくする

　
（メガネの角度を変えないと認識表示は出るのか　鼻などのほかの特徴で認識する確率は？


どのみち、街中に防犯カメラもあるし、人の目＝スマホでの撮影もあるし、逃げられないのでは？

私は、こうした取材陣が街中にいて、突然カメラを向けてきたり
自分が映りこんでしまうことへの嫌悪感、恐怖も同じくらい気になる

ボカしているニュース映像もあれば、例えば台風で駅前が混雑している様子などでは
そのまま通勤客を映しているのもあって、芸能人や著名人に「肖像権」があるなら
私たちにも断る権利があるのでは？