Quantcast
Channel: メランコリア
Viewing all articles
Browse latest Browse all 8633

野口聡一『ワンダフル・プラネット!』(集英社インターナショナル)

$
0
0
『ワンダフル・プラネット!』(集英社インターナショナル)
野口聡一/ツィート&メッセージ

わたしもツイッタでフォローしている野口さん
宇宙から“いまの地球”の姿を写して、アップしてくれる数々の写真にはいつも驚いている。
そんな中からピックアップしたのがこの1冊。

宇宙がSF小説や、映画だけでなく、身近な存在に思えてくると同時に、
昔から言われている自然破壊がほんとうに猛スピードで大規模にわたって進行している様子も、
こうして1枚の写真で突きつけられると、
ほんとうにこの先大丈夫なんだろうか?という焦燥感を感じた。


【内容抜粋メモ】

2009年12月21日〜2010年6月1日までの163日間、
国際宇宙ステーション(ISS)における宇宙生活の間に撮り続けた地球の姿。

国際宇宙ステーションは、地上400km上空を飛んでいる。
90分で地球を一周する早さだ。

今回の試みが新しかった点は、ツイッターという仕組みを介して、
地球の写真をリアルタイムで公開したことだ。



満月


毎日見ても、地球は新しい。
知らない景色をどんどん作り出し、僕に見せてくれる。
それは地球が“生きている”ということなんだ。


宇宙服を着て外へ出る。
そこには真っ暗な世界が広がっている。
感じたことのない静けさがある。

宇宙には空気がないし、寒い。
“生きていない世界”に僕はいるんだな、と思う。
五感が研ぎ澄まされて、僕は光を肌で感じ、音で寒さを感じた。



富士山


僕は間違いなく地球の一部だ。
地球から生みだされて、そこへ帰っていく。
あとかたもなく、地球に戻っていく存在だ。


●マダガスカルは燃えていた



この大規模な土壌流出は森林伐採が原因で進んだもので、
マダガスカルの自然や産業を脅かしている。


●アラル海



アラル海はかつて世界で4番目に大きな内陸湖だったが、
開発の結果、湖水が減少し、消滅の危機に直面している。

『砂上の船 水上の家 アラル海とツバルふたつの水物語』(ポプラ社)


 
キャット・アイランド@地中海/ドッグ・アイランド@南アフリカ



ゴールデン・ウィークの東京の夜



Viewing all articles
Browse latest Browse all 8633

Trending Articles